14 / 24
お互いの想い
しおりを挟む
「マリエ嬢」
その声が聞こえた瞬間、私は動けなくなった
「ミョーイ君」
「久しぶりだね。元気にしてましたか?」
「ええ。ミョーイ君は?」
「元気ですよ。相変わらず勉強してから店の手伝いをして、品物をお客様にお届けしたり、忙しいです。」
「そうなんですね
「マリエ嬢もドレスの注文ありがとうございます。
その日は同級生のドレスを届けに行き、店に来ていただいたのにすみません。」
「いいえ」
「どうかしたのですか?さっきから一言しか話さなくて……あっ、すみません。僕が話しかけてはいけませんでしたか?
「…………」
「じゃあ……、行きますね」
部屋へ戻ろうとミョーイは歩きだした
「…………違うの。あの、私……
ミョーイ君に馴れ馴れしく話しかけたりしたこと、申し訳なく思っていて。
仲良くなれたと勝手に思っててごめんなさい。
これから気をつけるわ」
その言葉にミョーイが振り返った
「マリエ嬢………聞いてください
僕は平民です。だから、貴族様の方にはあまり馴れ馴れしくしては後が辛くなることがわかったのです。
だから、マリエ嬢のこと諦めようと」
「えっ、ミョーイ君?」
「でも僕はやはりマリエ嬢の姿を追ってしまう。でも、ダメなのはわかっています。だから逃げました」
「ねぇ、ミョーイ君聞いて!
私も同じ気持ちなの。
私と仲良くしてください。
私の父様は好きになった人と一緒になって欲しいと言う人なの。
貴族だろうと平民だろうと関係ないの。
だから……私」
そう言うマリエは顔が真っ赤だ
「ふっ、顔が真っ赤だよ」
「やだ」
「母さんに貴族様とは距離を置いて欲しいと言われたんだ。
でも、僕も正直でありたい。
マリエ嬢、僕は貴方が好きになったようだ」
「ミョーイ君、私も貴方が好きです」
「今日、帰り送って行っても良いかな?」
「ありがとうございます。嬉しいです」
2人は顔を見合わせながら微笑みあっていた。
その声が聞こえた瞬間、私は動けなくなった
「ミョーイ君」
「久しぶりだね。元気にしてましたか?」
「ええ。ミョーイ君は?」
「元気ですよ。相変わらず勉強してから店の手伝いをして、品物をお客様にお届けしたり、忙しいです。」
「そうなんですね
「マリエ嬢もドレスの注文ありがとうございます。
その日は同級生のドレスを届けに行き、店に来ていただいたのにすみません。」
「いいえ」
「どうかしたのですか?さっきから一言しか話さなくて……あっ、すみません。僕が話しかけてはいけませんでしたか?
「…………」
「じゃあ……、行きますね」
部屋へ戻ろうとミョーイは歩きだした
「…………違うの。あの、私……
ミョーイ君に馴れ馴れしく話しかけたりしたこと、申し訳なく思っていて。
仲良くなれたと勝手に思っててごめんなさい。
これから気をつけるわ」
その言葉にミョーイが振り返った
「マリエ嬢………聞いてください
僕は平民です。だから、貴族様の方にはあまり馴れ馴れしくしては後が辛くなることがわかったのです。
だから、マリエ嬢のこと諦めようと」
「えっ、ミョーイ君?」
「でも僕はやはりマリエ嬢の姿を追ってしまう。でも、ダメなのはわかっています。だから逃げました」
「ねぇ、ミョーイ君聞いて!
私も同じ気持ちなの。
私と仲良くしてください。
私の父様は好きになった人と一緒になって欲しいと言う人なの。
貴族だろうと平民だろうと関係ないの。
だから……私」
そう言うマリエは顔が真っ赤だ
「ふっ、顔が真っ赤だよ」
「やだ」
「母さんに貴族様とは距離を置いて欲しいと言われたんだ。
でも、僕も正直でありたい。
マリエ嬢、僕は貴方が好きになったようだ」
「ミョーイ君、私も貴方が好きです」
「今日、帰り送って行っても良いかな?」
「ありがとうございます。嬉しいです」
2人は顔を見合わせながら微笑みあっていた。
5
あなたにおすすめの小説
看病しに行ったら、当主の“眠り”になってしまった
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全36話⭐︎
倒れた当主を看病する役目を振られた使用人リィナは、彼の部屋へ通うことになる。
栄養、灯り、静かな時間、話し相手――“眠れる夜”を整えていく。そして、回復していく当主アレクシス。けれど彼は、ある夜そっと手を握り返し、低い声で囁く。
「責任、取って?」
噂が燃える屋敷で、ふたりが守るのは“枠(ルール)”。
手だけ、時間だけ、理由にしない――鍵はリィナが握ったまま。
けれど、守ろうとするほど情は育ち、合図の灯りはいつしか「帰る」ではなく「眠る」へ変わっていく。
看病から始まった優しい夜は、静かな執着に捕まっていく。
それでも、捕獲の鍵は彼ではなく――彼女の手にある。
王子様への置き手紙
あおき華
恋愛
フィオナは王太子ジェラルドの婚約者。王宮で暮らしながら王太子妃教育を受けていた。そんなある日、ジェラルドと侯爵家令嬢のマデリーンがキスをする所を目撃してしまう。ショックを受けたフィオナは自ら修道院に行くことを決意し、護衛騎士のエルマーとともに王宮を逃げ出した。置き手紙を読んだ皇太子が追いかけてくるとは思いもせずに⋯⋯
小説家になろうにも掲載しています。
義兄のために私ができること
しゃーりん
恋愛
姉が亡くなった。出産時の失血が原因だった。
しかも、子供は義兄の子ではないと罪の告白をして。
入り婿である義兄はどこまで知っている?
姉の子を跡継ぎにすべきか、自分が跡継ぎになるべきか、義兄を解放すべきか。
伯爵家のために、義兄のために最善の道を考え悩む令嬢のお話です。
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
王命での結婚がうまくいかなかったので公妾になりました。
しゃーりん
恋愛
婚約解消したばかりのルクレツィアに王命での結婚が舞い込んだ。
相手は10歳年上の公爵ユーグンド。
昔の恋人を探し求める公爵は有名で、国王陛下が公爵家の跡継ぎを危惧して王命を出したのだ。
しかし、公爵はルクレツィアと結婚しても興味の欠片も示さなかった。
それどころか、子供は養子をとる。邪魔をしなければ自由だと言う。
実家の跡継ぎも必要なルクレツィアは子供を産みたかった。
国王陛下に王命の取り消しをお願いすると三年後になると言われた。
無駄な三年を過ごしたくないルクレツィアは国王陛下に提案された公妾になって子供を産み、三年後に離婚するという計画に乗ったお話です。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
白い結婚は無理でした(涙)
詩森さよ(さよ吉)
恋愛
わたくし、フィリシアは没落しかけの伯爵家の娘でございます。
明らかに邪な結婚話しかない中で、公爵令息の愛人から契約結婚の話を持ち掛けられました。
白い結婚が認められるまでの3年間、お世話になるのでよい妻であろうと頑張ります。
小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しております。
現在、筆者は時間的かつ体力的にコメントなどの返信ができないため受け付けない設定にしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
【完結】お飾りの妻からの挑戦状
おのまとぺ
恋愛
公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。
「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」
しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲を巻き込んで、やがて誰も予想しなかった展開へ……
◇表紙はノーコピーライトガール様より拝借しています
◇全18話で完結予定
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる