私には勿体ない人

瑠渡

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もう嫌だ。絶対に断る!!


「お父様、私は楽しい学園生活ではなく、カーク様の婚約者になってから……」かくかく然々と申した。

さぁー、どーだ!お父様


「旦那様、カーク様がいらっしゃいました」

おっ、きたな!カーク


「お久しぶりです。クララもいたのか!
クララ、もっとうまくやれよ
俺の婚約者は大変だぞって言ってあったじゃねーか」


「はぁ?あんたがばらすからでしょ!もうとても嫌だ。解消しましょ!」


「…………それは無理。
すみません、話があります。クララは下がって」

「ふんっ………もぉー」



バタンっ


なんなのあいつ。公爵家にとって、私なんてどうでも良い婚約だと思うのに。








「すまんな、カーク君
クララはまだ思い出せないのだよ」

「仕方ありません。僕のせいでもあるんで」

「相当ショックだったからな。
君に裏切られたと思ったんだろうね。まさか、君との記憶を無くすとは……」



「………すみません」



「思い出すまで待つとしよう」


「はい」


いつかクララは僕の事を思い出してくれるのだろうか………


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