いつか会えることを願って

瑠渡

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カマラン国へ2年生から留学することになり、尚、勉強に必死になった。

そんな中、イリオス殿下から手紙が届き、お茶を一緒にしましょうと書いてあった。

私もフーミリア様の祖国へ行かれることとか殿下と話したいと思っていたので王宮へ行くことにした。


「やあ、シェリー嬢
なかなか話が出来ないで久しぶりになってしまったね。
まずは、留学が決まり喜ばしいことだ。おめでとう」

「殿下。ありがとうございます。
留学先を聞きまして、どうしても行きとうございました。

それより殿下、ご婚約が決まりおめでとうございます」

「あぁ、ありがとう」

「カマラン国の王女殿下と聞きましたが……」

「そうなんだよ。まだ王女とは会ってはいないのだが、姿絵と内要書を見ると、この国に来て王妃としてやっていけると判断した。やはり……政略とは恋とか置いといて、まぁ、そう言うものだ。」

「殿下………好きな方がいらっしゃったのですね」

「いや……」



「まぁ、シェリー嬢が婚約者になってくれるのが僕は1番だったのだけどね」そう言いながらウインクされた。

お茶目だ。「殿下は心にもないことを」

「いや、本気だったよ。だが、シェリー嬢には僕に気持ちはないとわかってたしね」

「私は働く女性になるかもしれません。フーミリア様のことがあって、幼いとき時からあまり結婚には自信持てそうになくて」

「シェリー嬢なら、そういうと思った。だがきっと、シェリー嬢が信じられる人が現れるよ」

「今日は長く話せて私はとても嬉しかったです。殿下お誘いありがとうございました。」そう言ってカーテシーをし、帰ろうとしたとき。

殿下が後ろから優しく抱くつく形になった

「!!!!殿下……」

「少しこのままで………僕は君に恋をしていた。忘れる為に他の令嬢と仲良くするふりまでしたけど無理だった………少しこのままでいてくれ」

「殿下……前世を思い出しさえしなければ、私はきっと恋に臆病にならなかったかもしれません。こんなに素敵な殿下と会える機会がありましたのに。」

殿下はゆっくり私から手を離した。

「もう大丈夫だ。僕は国王になる男だ。ちゃんとしなきゃな。
シェリー、ありがとう。」


「殿下、どうか幸せになって下さい」

殿下と私はこの時の事を忘れないだろう。

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