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後編
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「ミルナまだ見つからないのか?」
「もう5年も経つ。どこへ行ってしまったんだ」
僕がミルナを傷つけてしまったから、ミルナの提案に乗った。
離縁←そんなこと、するわけがない!
でも僕のせいだ。僕がポコチンだから……
だからミルナに許してもらえるまで離れることにした。
離縁届なんて、破いて捨てた。
ミルナは受理されたと思ってるけど、公爵と話してそう決めてある。
気持ちが落ち着いたらミルナに会いに行って、話し合うつもりだった。
もう画家もやめた。浮気はしない!!そう誓うと決めてたのに。
なのに…ミルナが公爵家まで出ていってしまうなんて。
なぜか探しても探しても見つからない。
「ミルナごめん、愛してるんだ」
「シシちゃん、次はバターパン作るわよ。それ作ったら少し休憩してショーンを見てきたら?きっとアイと一緒よ」
「ありがとう」
あーあ、泥んこになってるわ。
私の息子、ショーンは誰が見てもシェードに似てる。
銀髪に二重で何より、目の下には黒子がある。
小さくしたセイデイいや、ほんとに、シェードに似ている。
だからこそ、船着き場で異国人が多く住む、ここに来た。そしてパン屋の厨房勤務だから、人に会う事もない。私の名前もシシにした。
絶対隠さなくては!だが、そろそろ勉学のために学園に通わさないと。
せめて、シェードと同じ菫色の目の色だけでもを変えられるか?
コンタクトでも入れさせようか……。
セイデイ、ほんとの名前はシェード.ア.フランシェロード。
この国の美貌の第二王子。
サラサラの銀髪に長い睫毛に綺麗な二重。そして目の下には黒子があり色気たっぷりな顔立ち。
画家としている時は、瞳も変えて髪色も黒に変えていた。
屋敷も画家の時だけ住んでいた場所なので、誰もほんとの彼を知らない。それは雇い人もだ。
私は1年しか一緒にいられなかったけれど。
考えながら歩いていたのがまずかった。
王家の影に見つかっていたのも気がつかなかった。
「もう5年も経つ。どこへ行ってしまったんだ」
僕がミルナを傷つけてしまったから、ミルナの提案に乗った。
離縁←そんなこと、するわけがない!
でも僕のせいだ。僕がポコチンだから……
だからミルナに許してもらえるまで離れることにした。
離縁届なんて、破いて捨てた。
ミルナは受理されたと思ってるけど、公爵と話してそう決めてある。
気持ちが落ち着いたらミルナに会いに行って、話し合うつもりだった。
もう画家もやめた。浮気はしない!!そう誓うと決めてたのに。
なのに…ミルナが公爵家まで出ていってしまうなんて。
なぜか探しても探しても見つからない。
「ミルナごめん、愛してるんだ」
「シシちゃん、次はバターパン作るわよ。それ作ったら少し休憩してショーンを見てきたら?きっとアイと一緒よ」
「ありがとう」
あーあ、泥んこになってるわ。
私の息子、ショーンは誰が見てもシェードに似てる。
銀髪に二重で何より、目の下には黒子がある。
小さくしたセイデイいや、ほんとに、シェードに似ている。
だからこそ、船着き場で異国人が多く住む、ここに来た。そしてパン屋の厨房勤務だから、人に会う事もない。私の名前もシシにした。
絶対隠さなくては!だが、そろそろ勉学のために学園に通わさないと。
せめて、シェードと同じ菫色の目の色だけでもを変えられるか?
コンタクトでも入れさせようか……。
セイデイ、ほんとの名前はシェード.ア.フランシェロード。
この国の美貌の第二王子。
サラサラの銀髪に長い睫毛に綺麗な二重。そして目の下には黒子があり色気たっぷりな顔立ち。
画家としている時は、瞳も変えて髪色も黒に変えていた。
屋敷も画家の時だけ住んでいた場所なので、誰もほんとの彼を知らない。それは雇い人もだ。
私は1年しか一緒にいられなかったけれど。
考えながら歩いていたのがまずかった。
王家の影に見つかっていたのも気がつかなかった。
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