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第12話 ギルドマスターと対峙
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テクテク歩いてそのまま大きな広場に着く。
数人の男性が木剣で戦っていた。
「ここはギルドの訓練場だ、ここなら皆も見られる。ボスを倒した方法を教えてもらうぞ?」
ギロリとおっさんがボクを睨む。もちろん目を逸らす。
……詰め寄ってきた?!
「もし嘘だったら先に言っとけよ?罪は軽い――」
「はい、倒してません」
「ゼラっ!!」
怒られた。どっちでもいいじゃんね?アサンのおじさんが耳打ちする。
「もし倒し方分かればあのお菓子持って帰れるよ、うちで卸してる商品だからね。あと、またダンジョン行けるぞ?何せ1階の覇者様だからな」
ふむふむ。
「ど、どうすればわかるんでしょうか?」
「なに簡単だ。この俺を倒して見せればいい」
後ろから来た男性に長い棒を受け取って…剣だ?!
「こう見えて昔は冒険者稼業だったもんでな、腕には多少自信があるんだ」
変に光る剣はゆらめいて見えた。
「アサン、倒すってどうやるんだ??」
「まぁ、ハルとボクがよく取っ組み合いしてボクが負けてたじゃん…あれだよあれ」
「あぁ泣いたら負けか」
「言うな~!!」
「ははは!いいねぇ泣かせてみろや、ゼラ」
「おっし!行きます!」
いっぱい殴れば泣くってことだよな。
訓練場いっぱいに魔力を流しておっさんから距離を取りつつ土で作った手と腕を出現させて殴りに向かう。
「ん、なんだそりゃ?!」
土で出来た拳がおっさんを殴ろうと迫る。
何個も何個も。
ただ到着するのに少し時間がかかる。
「こんなもん!!」
ぶんっ!
一振りでボクの作った土パンチはバラバラと崩れていく。
すごぉ。
でもね、それ関係ないから。
「っぐあ?!」
おっさんの真下から突き上げる拳はさっきより早く硬く顎を捉えて打ち上げる。
宙に浮いたおっさんは頭から落ちるがすぐ立とうとする。
ハルの戦法で「一気に叩く」を実際にやってみる。
左右の腕というよりは体が動かないようにする腕と顔を殴る複数の土拳。
周りで戦っていた人たちは訓練場から逃げていった。
「泣いたぁ?」
顔を覗き込むが微動だにしないおっさん。
「もう!ストップで!!」
さっきの男性が声をかける。
「でも泣いてないよ?」
「ねぇ?」と振り返るとアサンが「やりすぎだ」と叫ぶ。
おっさんを拘束してた土を退かして傷を治す。
なんか言われても嫌だもんね。
まだ全部治してないのに目を開けるおっさん。
体力すごいなぁ。
「このガキ!!」
「わわっ」掴みかかろうとするから咄嗟に避ける。
まだ続いてるようだ。
剣を握り直して雰囲気を変えるおっさん。
「今度はこっちから行く――」
ひゅんっと姿が消えた。
そう、落とし穴だ。軽く10mは下に落ちた。
さっきまで隣にいた人が四つん這いで無事か確認していた。「もう勝負つきましたー」おっさんに伝えしばらくしても反撃がないのでそっと近づく。
「上げますね」
ズズズと地上までおっさんを土ごと持ち上げると気を失ってるようだった。「また治療かよ…」と小言を言って治していく。周りはザワザワしているが傷が治った頃に静かになった。
「よしっと」
立ち上がり男性に声をかける。
「次はどうすればいいの??」
「バカ!こっち来いゼラ」
なんだと!ボクがバカならアサンだって!!顔を膨らましアサンへ近づく。
「ゼラ、すごいな。土魔法ってここまで自由だとは…」
「農家にピッタリ?」
「いや……万能だろう」
何もなかったかのように訓練場の広場で大の字で寝てるおっさんとその体を揺する男性2人しかいない。
さっきの土拳も落とし穴もなく来た時と同じ地面があるだけだ。
「父さんと母さん用にお菓子持って帰ってもいい?」
「いいぞ、アサンの言っていたことが真実ならゼラは命の恩人だからね」
「おぉ、信じてもらえたよ~」
「ぜぇぇらぁー!!」
ビクゥ!!と振り返るとおっさんが怒っていた。
「なぜ?」というがアサンとおじさんが頭を抱える。
「……どうやった??」
「さっき見たでしょ?」
「違う、俺の知ってる土魔法はこんなことはできないはずだ!」
怒気を強めて言ってくる。
おっかねぇ。
アサンの後ろに隠れると剣を隣の男性に渡してボクに近づいてくる。
「土魔法は魔力がごっそり抜かれる。それは扱う場所や広さが関係するからだがお前のは…どこまで広げられる?」
「えっと、知らない」
「は?」
「し、知らないです」
「違う、どういう意味だってことだ」
「できるってだけ??」
「な、んだと?」
「??」
アサンが物凄い形相のおっさんにビビってジタバタ逃げようとするがそうはさせない!ボクだって恐いもん。
アサンシールドフルパワー!!!!
「今回は訓練場であなたを倒せればお話を認めてくれるということでしたがいかがでしたかな?」
アサンのおじさんが前に出てくれる。
目と目が合う。
一瞬の沈黙と「以上をもちまして確認事項を終了いたします」と隣にいた男性の宣言によって空気が軽くなった。
「現マスターが一方的だったがいいのか?」
男性に詰め寄るおっさん。肩が少し落ちている。
「油断したのは俺か…すまなかった。フロアはまた閉鎖とする」
「「 えぇ 」」
ボクとアサンは同時に声が出た。その声に驚くおっさん。
「せっかくスライム倒せるようになったのに」
「せっかくこの子と強くなろうとしたのに」
「この子らも危険でしたが無事ですし、マスターの許可制にしてもらえば良いではないですか?」
「うーん、許可制か。こちらで今回みたいに力量を測れば……いや」
「それなら2人は冒険者登録すればいい。1階だけじゃつまらないだろ?無理しなきゃ強くなれるぞ?いい稼ぎにもなるし、どうだろうか?」
「ぁ、じゃあハルもいいですか?」
「いいね、ボクらだけだと拗ねるもんね」
「ちょ、ちょっとアサン。冒険者になるのか?」
「冒険者になると商店って出来ないの?」
「いや、そんな縛りはないぞ?むしろ歓迎だ。冒険者で稼げないと生活できないからな」
「だってさ、父さん」
「よ、よし…それなら」
若干の汗を拭きつつ了承をするおじさん。
「それじゃあそのハルってのも連れてきてくれ。ギルド登録を済ませれば今日からでも潜れるぞ」
「潜る?」
「ダンジョンは地下に地下に進んでいくから潜るって言うんだ」
「「 なるほど~ 」」
「じゃあ、今日は悪かったな。ゼラ、アサン」
「全然!また来ます~」
「それでは、開放フロアの件はくれぐれもよろしくお願いしますね」
「報告感謝する、ルイス殿」
「では」
手を振り別れる。アサンとボクはハルを誘いにいくとまた空き地で素振りをしていた。
「ハル~」
「ハルってダンジョン行く?」
「よお、ダンジョンいいねぇ行くか」
「分かった~」
「ゼラ端折りすぎ!あのねハル――」
ハルが居ないので2人でダンジョンへ行きスライムを倒していたらボスと遭遇、なんとか倒せたことを親に伝えたら怒られてギルドマスターへ報告。子供にボスは倒せないと嘘を疑われてゼラが無事勝利。ボスが居たのが真実になって1階の開放を取りやめるそう。でもボクら3人は冒険者になればダンジョンにこれまでと同じく入れることになったことを身振り手振りでボクも頑張って伝えた。
途中から「座れ!邪魔!」って言われたけどね。
……解せん。
「それでハルも親に許可もらう?」
「いや、全然大丈夫だと思うぞ?むしろ強くなれって言われてるし」
「そうか、なら良かった」
「じゃあ早速!」
「「 ゼラは? 」」
「ボクもいいんじゃない?」
一応聞いてからってことでハルも家に帰りボクらも家に戻ることに。ボクは池の果樹園を見に行くと少し芽が出てた。……早くない?「またね」と声をかけて家路につく。
「なんて言おうかなぁ…」
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「ここはギルドの訓練場だ、ここなら皆も見られる。ボスを倒した方法を教えてもらうぞ?」
ギロリとおっさんがボクを睨む。もちろん目を逸らす。
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「もし嘘だったら先に言っとけよ?罪は軽い――」
「はい、倒してません」
「ゼラっ!!」
怒られた。どっちでもいいじゃんね?アサンのおじさんが耳打ちする。
「もし倒し方分かればあのお菓子持って帰れるよ、うちで卸してる商品だからね。あと、またダンジョン行けるぞ?何せ1階の覇者様だからな」
ふむふむ。
「ど、どうすればわかるんでしょうか?」
「なに簡単だ。この俺を倒して見せればいい」
後ろから来た男性に長い棒を受け取って…剣だ?!
「こう見えて昔は冒険者稼業だったもんでな、腕には多少自信があるんだ」
変に光る剣はゆらめいて見えた。
「アサン、倒すってどうやるんだ??」
「まぁ、ハルとボクがよく取っ組み合いしてボクが負けてたじゃん…あれだよあれ」
「あぁ泣いたら負けか」
「言うな~!!」
「ははは!いいねぇ泣かせてみろや、ゼラ」
「おっし!行きます!」
いっぱい殴れば泣くってことだよな。
訓練場いっぱいに魔力を流しておっさんから距離を取りつつ土で作った手と腕を出現させて殴りに向かう。
「ん、なんだそりゃ?!」
土で出来た拳がおっさんを殴ろうと迫る。
何個も何個も。
ただ到着するのに少し時間がかかる。
「こんなもん!!」
ぶんっ!
一振りでボクの作った土パンチはバラバラと崩れていく。
すごぉ。
でもね、それ関係ないから。
「っぐあ?!」
おっさんの真下から突き上げる拳はさっきより早く硬く顎を捉えて打ち上げる。
宙に浮いたおっさんは頭から落ちるがすぐ立とうとする。
ハルの戦法で「一気に叩く」を実際にやってみる。
左右の腕というよりは体が動かないようにする腕と顔を殴る複数の土拳。
周りで戦っていた人たちは訓練場から逃げていった。
「泣いたぁ?」
顔を覗き込むが微動だにしないおっさん。
「もう!ストップで!!」
さっきの男性が声をかける。
「でも泣いてないよ?」
「ねぇ?」と振り返るとアサンが「やりすぎだ」と叫ぶ。
おっさんを拘束してた土を退かして傷を治す。
なんか言われても嫌だもんね。
まだ全部治してないのに目を開けるおっさん。
体力すごいなぁ。
「このガキ!!」
「わわっ」掴みかかろうとするから咄嗟に避ける。
まだ続いてるようだ。
剣を握り直して雰囲気を変えるおっさん。
「今度はこっちから行く――」
ひゅんっと姿が消えた。
そう、落とし穴だ。軽く10mは下に落ちた。
さっきまで隣にいた人が四つん這いで無事か確認していた。「もう勝負つきましたー」おっさんに伝えしばらくしても反撃がないのでそっと近づく。
「上げますね」
ズズズと地上までおっさんを土ごと持ち上げると気を失ってるようだった。「また治療かよ…」と小言を言って治していく。周りはザワザワしているが傷が治った頃に静かになった。
「よしっと」
立ち上がり男性に声をかける。
「次はどうすればいいの??」
「バカ!こっち来いゼラ」
なんだと!ボクがバカならアサンだって!!顔を膨らましアサンへ近づく。
「ゼラ、すごいな。土魔法ってここまで自由だとは…」
「農家にピッタリ?」
「いや……万能だろう」
何もなかったかのように訓練場の広場で大の字で寝てるおっさんとその体を揺する男性2人しかいない。
さっきの土拳も落とし穴もなく来た時と同じ地面があるだけだ。
「父さんと母さん用にお菓子持って帰ってもいい?」
「いいぞ、アサンの言っていたことが真実ならゼラは命の恩人だからね」
「おぉ、信じてもらえたよ~」
「ぜぇぇらぁー!!」
ビクゥ!!と振り返るとおっさんが怒っていた。
「なぜ?」というがアサンとおじさんが頭を抱える。
「……どうやった??」
「さっき見たでしょ?」
「違う、俺の知ってる土魔法はこんなことはできないはずだ!」
怒気を強めて言ってくる。
おっかねぇ。
アサンの後ろに隠れると剣を隣の男性に渡してボクに近づいてくる。
「土魔法は魔力がごっそり抜かれる。それは扱う場所や広さが関係するからだがお前のは…どこまで広げられる?」
「えっと、知らない」
「は?」
「し、知らないです」
「違う、どういう意味だってことだ」
「できるってだけ??」
「な、んだと?」
「??」
アサンが物凄い形相のおっさんにビビってジタバタ逃げようとするがそうはさせない!ボクだって恐いもん。
アサンシールドフルパワー!!!!
「今回は訓練場であなたを倒せればお話を認めてくれるということでしたがいかがでしたかな?」
アサンのおじさんが前に出てくれる。
目と目が合う。
一瞬の沈黙と「以上をもちまして確認事項を終了いたします」と隣にいた男性の宣言によって空気が軽くなった。
「現マスターが一方的だったがいいのか?」
男性に詰め寄るおっさん。肩が少し落ちている。
「油断したのは俺か…すまなかった。フロアはまた閉鎖とする」
「「 えぇ 」」
ボクとアサンは同時に声が出た。その声に驚くおっさん。
「せっかくスライム倒せるようになったのに」
「せっかくこの子と強くなろうとしたのに」
「この子らも危険でしたが無事ですし、マスターの許可制にしてもらえば良いではないですか?」
「うーん、許可制か。こちらで今回みたいに力量を測れば……いや」
「それなら2人は冒険者登録すればいい。1階だけじゃつまらないだろ?無理しなきゃ強くなれるぞ?いい稼ぎにもなるし、どうだろうか?」
「ぁ、じゃあハルもいいですか?」
「いいね、ボクらだけだと拗ねるもんね」
「ちょ、ちょっとアサン。冒険者になるのか?」
「冒険者になると商店って出来ないの?」
「いや、そんな縛りはないぞ?むしろ歓迎だ。冒険者で稼げないと生活できないからな」
「だってさ、父さん」
「よ、よし…それなら」
若干の汗を拭きつつ了承をするおじさん。
「それじゃあそのハルってのも連れてきてくれ。ギルド登録を済ませれば今日からでも潜れるぞ」
「潜る?」
「ダンジョンは地下に地下に進んでいくから潜るって言うんだ」
「「 なるほど~ 」」
「じゃあ、今日は悪かったな。ゼラ、アサン」
「全然!また来ます~」
「それでは、開放フロアの件はくれぐれもよろしくお願いしますね」
「報告感謝する、ルイス殿」
「では」
手を振り別れる。アサンとボクはハルを誘いにいくとまた空き地で素振りをしていた。
「ハル~」
「ハルってダンジョン行く?」
「よお、ダンジョンいいねぇ行くか」
「分かった~」
「ゼラ端折りすぎ!あのねハル――」
ハルが居ないので2人でダンジョンへ行きスライムを倒していたらボスと遭遇、なんとか倒せたことを親に伝えたら怒られてギルドマスターへ報告。子供にボスは倒せないと嘘を疑われてゼラが無事勝利。ボスが居たのが真実になって1階の開放を取りやめるそう。でもボクら3人は冒険者になればダンジョンにこれまでと同じく入れることになったことを身振り手振りでボクも頑張って伝えた。
途中から「座れ!邪魔!」って言われたけどね。
……解せん。
「それでハルも親に許可もらう?」
「いや、全然大丈夫だと思うぞ?むしろ強くなれって言われてるし」
「そうか、なら良かった」
「じゃあ早速!」
「「 ゼラは? 」」
「ボクもいいんじゃない?」
一応聞いてからってことでハルも家に帰りボクらも家に戻ることに。ボクは池の果樹園を見に行くと少し芽が出てた。……早くない?「またね」と声をかけて家路につく。
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