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第23話 ギルドに報告
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「いらっしゃいませ、ご依頼ですか?買取ですか?」
「「「 買取です! 」」」
「!……では、この番号札を持ってあちらの受付へお進みください」
案内された場所で待っているとリターナさんも隣へ座ってきた。
「アンタたち別々で受け取るの?合わせる?」
「あ、そっか!」
「一緒でいいぜ?そこから分ければいいし」
「そうだね、今回は2階層までだったしそこまでレアなの出ないもんね」
「ゼラもそれでいい?」
「ボクは父さんに魔石少しあげたいんだ。2人で分けてよ」
「いやいや、おじさんに渡す分は抜きでいいぜ?全部じゃないんだろ?」
「うん」
「その他ってのを合わせて渡そう」
「決まりだね」
「じゃあほら呼ばれそうよ」
収納魔法を持ってるボクが代表して受付に呼ばれて個室に入る。中にはくたびれたおっさんが座っていた。
「えっと買取?」
「はい、収納魔法にしまってましてちょっと多いのでここだと…」
「あ~魔法使いさんでしたか。奥に解体場があるからそこの方が広いかな?」
「はい、そこでお願いします」
「そんなに多いの?」「えぇ、まぁ」
ヒソヒソと話すボクとリターナさんだったがすぐに解体場へ着いたので話はおしまい。
「こちらに」
「はい、ではー」
ちまちまと魔石をくっつけ続けたゼラの魔石が解体場の一部を覆う。足の踏み場がない。
あとはアサンとハルの分。
「一応コレで全部です」
「ちょっと!なんで魔石が全部大きいのよ?!」
「そういうもんです」
「何がっ?!」
「ぁ~、これはー・・」バタンッ。
……倒れた。
「おっさんが倒れたっ!」
「なんなのよ!!」
「だれかー」
騒いでいるとマッチョなおじさんが頭を掻きながら近づいてくる。
「どうしたんで?」
「おっさんが倒れちゃったんだ」
「おりょ、ワッツがなんで寝てんだ??それにこの魔石の量…」
「これ全部お願いしたいです」
「う~ん、無理だな。預かり証だけ渡してこれだと明後日?くらいにきてくれるか?今日中はできん」
「全然大丈夫です」
「私、眩暈がするわ」
「そりゃ大変だ、戻りましょ」
「誰のせいよ!」
「く、苦し」
首が絞まる~。
「受付でこれ渡せば預かり証をくれるはずだ。持ってきたのはここから……ここまでだな?」
「ですです」
「まったく、ダンジョンに籠るのはいいが無理すんなよ?」
「あはは」
番号札をもらって受付に渡すとギルドカードと一緒に預かり証という札をもらった。
失くしたら受け取りに時間がかかるから絶対なくすな!と念を押される。むしろギルドマスターに預けとくって言ったら慌ててギルドマスターを連れてきた。
「ほらな?リターナ、言った通りだろ?」
「えぇ」
ため息をするリターナさんはどっと疲れているようだった。
「おっさん!預かり証無くすと大変なんだって、だからお願いします」
「ギルマスと呼べ!わかったよ、引き渡す日は…明後日??くっくっく、どんだけ持ってきたんだ?」
「ワッツって人が魔石の量見て倒れてたわ」
「そうかそうか、あいつもたまには仕事しないとなぁ」
うわぁ、悪人の顔になった…。
「じゃあまた!忙しいんだ、ボク」
「ちょっと!まだ言うことあるでしょうが!!」
首根っこを掴まれるボク。「ぐぇ」変な声出ちゃったよ。
「ギルマス、ちょっと話したいことがあるわ」
「ん、内密か?わかったよ、ほらほら見物人は散った散った」
ガヤガヤしてた皆が離れて奥の部屋へ通される。前もここに来たような?
「俺の部屋だ」
「へぇ」
「いっぱしの冒険者でもなかなか入れないんだぜ?喜べ喜べ」
「はぁ、とりあえず手短に話すわね」
ため息混じりに伝えるリターナさん。扉を閉めて部屋のソファに座ると話し始める。
2階層で貴族を救助して今はルイス商店にいること。
その貴族がここの伯爵嫡男で本人は<元>と言っていて殺されそうになっていること。
先日のトレインがその原因かもしれないこと。
ボクは隣で聞いてたけど難しそうだから土魔法で作っておいたコップに池の水を三つ入れて置いた。
「ありがと」
リターナさんは説明し終えると水を飲んだ。
さっきまでの陽気な顔が一変暗くなるギルマス。
恐い顔がもっと恐い。赤ちゃんなら泣き出すな。
「むぅ。きな臭いと思っていたがやはりというか…」
「というと?」
「実は伯爵の方から通達があったんだ。例の事故、トレインでどれほどの被害かわからない、捜索部隊は領軍にて編成。昨日の夜捜索は完了、他に被害なしってな。だから今まで通りダンジョンは開けるように言われたんだ」
水を一気に飲み干し話を続けるギルマス。
「冒険者だと金がかかるからラッキーくらいに思っていたが今思うと死んだかどうかの確認したってところだよな」
「こっわ」
「うまく隠れてたのかしら?ゼラが見つけた時はどうだったの?」
「どうってガルンっておじいさんとリールがいてダクさんは倒れてたよ?隠れてたようには見えなかった」
「すると見逃されたか」
「そのままでも助からないと考えた…とかかしらね」
「今は無事なんだよな?伯爵に問いかけたところで答えは帰ってこないだろう」
「自分の子供なのにね」
「そうだな、身の振り方は本人に任せる。ギルドとしては救助に謝礼渡したいが伯爵に知られるとマズい」
「領主に目をつけられないようにしてくれたら嬉しいわね」
「だな」
「戻るんだろ?ちぃと残ってくれ、リール様に手紙を渡してほしい」
「はいはい」
「じゃあ先にアサン達と合流してる。待ちぼうけだし?」
「そうだった…」
「じゃあギルマス」
「おう、明後日な」
アサンとハルは暇だったのか外で待っていた。
ハルは両手で木箱を持ち上げていた。
「おまたせー」
「お、ゼラいくらになった??」
「それが、明後日だってさ」
「なんだよ、アサンに前借りして食いもんこんなに買ったのに~」
「何かレアなのあったの?」
「魔石の量が多すぎるって倒れた人いたわ」
「そそ、量が多いって~」
「そんな多かったか?」
「さぁ??」
「多いわよ!」「いってぇ」
リターナさんのツッコミが入る。ちょっと強いのが難点だな。
「それはもういいわ。一旦戻るんでしょ?」
「ゼラ、さっきやってた身体強化ってどうやるんだ?」
「いこういこう」
「ゼラ?」
完全にハルの言葉を流した。腕がつるとか千切れるとか言ってたけどそろそろ家でゆっくりしたい。そんな気持ちでいっぱいで上の空だった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます!
応援やしおりがとっても励みになりますので、
ぜひよろしくお願いします!
次回もお楽しみに!
ぜひチェックしてくださいね。
コメントやメッセージもお待ちしています。
皆さんの感想を読むのが楽しみです!
もし気に入っていただけたら、お友達にも教えてもらえると嬉しいです。
一緒に物語を盛り上げていきましょう!
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「いやいや、おじさんに渡す分は抜きでいいぜ?全部じゃないんだろ?」
「うん」
「その他ってのを合わせて渡そう」
「決まりだね」
「じゃあほら呼ばれそうよ」
収納魔法を持ってるボクが代表して受付に呼ばれて個室に入る。中にはくたびれたおっさんが座っていた。
「えっと買取?」
「はい、収納魔法にしまってましてちょっと多いのでここだと…」
「あ~魔法使いさんでしたか。奥に解体場があるからそこの方が広いかな?」
「はい、そこでお願いします」
「そんなに多いの?」「えぇ、まぁ」
ヒソヒソと話すボクとリターナさんだったがすぐに解体場へ着いたので話はおしまい。
「こちらに」
「はい、ではー」
ちまちまと魔石をくっつけ続けたゼラの魔石が解体場の一部を覆う。足の踏み場がない。
あとはアサンとハルの分。
「一応コレで全部です」
「ちょっと!なんで魔石が全部大きいのよ?!」
「そういうもんです」
「何がっ?!」
「ぁ~、これはー・・」バタンッ。
……倒れた。
「おっさんが倒れたっ!」
「なんなのよ!!」
「だれかー」
騒いでいるとマッチョなおじさんが頭を掻きながら近づいてくる。
「どうしたんで?」
「おっさんが倒れちゃったんだ」
「おりょ、ワッツがなんで寝てんだ??それにこの魔石の量…」
「これ全部お願いしたいです」
「う~ん、無理だな。預かり証だけ渡してこれだと明後日?くらいにきてくれるか?今日中はできん」
「全然大丈夫です」
「私、眩暈がするわ」
「そりゃ大変だ、戻りましょ」
「誰のせいよ!」
「く、苦し」
首が絞まる~。
「受付でこれ渡せば預かり証をくれるはずだ。持ってきたのはここから……ここまでだな?」
「ですです」
「まったく、ダンジョンに籠るのはいいが無理すんなよ?」
「あはは」
番号札をもらって受付に渡すとギルドカードと一緒に預かり証という札をもらった。
失くしたら受け取りに時間がかかるから絶対なくすな!と念を押される。むしろギルドマスターに預けとくって言ったら慌ててギルドマスターを連れてきた。
「ほらな?リターナ、言った通りだろ?」
「えぇ」
ため息をするリターナさんはどっと疲れているようだった。
「おっさん!預かり証無くすと大変なんだって、だからお願いします」
「ギルマスと呼べ!わかったよ、引き渡す日は…明後日??くっくっく、どんだけ持ってきたんだ?」
「ワッツって人が魔石の量見て倒れてたわ」
「そうかそうか、あいつもたまには仕事しないとなぁ」
うわぁ、悪人の顔になった…。
「じゃあまた!忙しいんだ、ボク」
「ちょっと!まだ言うことあるでしょうが!!」
首根っこを掴まれるボク。「ぐぇ」変な声出ちゃったよ。
「ギルマス、ちょっと話したいことがあるわ」
「ん、内密か?わかったよ、ほらほら見物人は散った散った」
ガヤガヤしてた皆が離れて奥の部屋へ通される。前もここに来たような?
「俺の部屋だ」
「へぇ」
「いっぱしの冒険者でもなかなか入れないんだぜ?喜べ喜べ」
「はぁ、とりあえず手短に話すわね」
ため息混じりに伝えるリターナさん。扉を閉めて部屋のソファに座ると話し始める。
2階層で貴族を救助して今はルイス商店にいること。
その貴族がここの伯爵嫡男で本人は<元>と言っていて殺されそうになっていること。
先日のトレインがその原因かもしれないこと。
ボクは隣で聞いてたけど難しそうだから土魔法で作っておいたコップに池の水を三つ入れて置いた。
「ありがと」
リターナさんは説明し終えると水を飲んだ。
さっきまでの陽気な顔が一変暗くなるギルマス。
恐い顔がもっと恐い。赤ちゃんなら泣き出すな。
「むぅ。きな臭いと思っていたがやはりというか…」
「というと?」
「実は伯爵の方から通達があったんだ。例の事故、トレインでどれほどの被害かわからない、捜索部隊は領軍にて編成。昨日の夜捜索は完了、他に被害なしってな。だから今まで通りダンジョンは開けるように言われたんだ」
水を一気に飲み干し話を続けるギルマス。
「冒険者だと金がかかるからラッキーくらいに思っていたが今思うと死んだかどうかの確認したってところだよな」
「こっわ」
「うまく隠れてたのかしら?ゼラが見つけた時はどうだったの?」
「どうってガルンっておじいさんとリールがいてダクさんは倒れてたよ?隠れてたようには見えなかった」
「すると見逃されたか」
「そのままでも助からないと考えた…とかかしらね」
「今は無事なんだよな?伯爵に問いかけたところで答えは帰ってこないだろう」
「自分の子供なのにね」
「そうだな、身の振り方は本人に任せる。ギルドとしては救助に謝礼渡したいが伯爵に知られるとマズい」
「領主に目をつけられないようにしてくれたら嬉しいわね」
「だな」
「戻るんだろ?ちぃと残ってくれ、リール様に手紙を渡してほしい」
「はいはい」
「じゃあ先にアサン達と合流してる。待ちぼうけだし?」
「そうだった…」
「じゃあギルマス」
「おう、明後日な」
アサンとハルは暇だったのか外で待っていた。
ハルは両手で木箱を持ち上げていた。
「おまたせー」
「お、ゼラいくらになった??」
「それが、明後日だってさ」
「なんだよ、アサンに前借りして食いもんこんなに買ったのに~」
「何かレアなのあったの?」
「魔石の量が多すぎるって倒れた人いたわ」
「そそ、量が多いって~」
「そんな多かったか?」
「さぁ??」
「多いわよ!」「いってぇ」
リターナさんのツッコミが入る。ちょっと強いのが難点だな。
「それはもういいわ。一旦戻るんでしょ?」
「ゼラ、さっきやってた身体強化ってどうやるんだ?」
「いこういこう」
「ゼラ?」
完全にハルの言葉を流した。腕がつるとか千切れるとか言ってたけどそろそろ家でゆっくりしたい。そんな気持ちでいっぱいで上の空だった。
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