聖癒の聖女は覚えていない

せろり茶

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~9話と10話の間の話~ 【執事ニイゾノ視点】

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祝福の光に包まれた瞬間の幸福と興奮は、筆舌に尽くしがたい程だった。


光に包まれた瞬間に流れ込んでくるのは聖女の清らかさで、それは、この世間知らずなお嬢ちゃんを支えて行かねばならぬと、俺の中で強く決意させる程の衝動だった。


長年、王族専門の執事をしてきた。

私の家系は東方の小国からの移民が基なのだが、その頃から王族専門の執事を多く輩出している家系だ。

忠実・誠実・堅実である事を良しとする家訓。

そして幼い頃から執事になるべく学ぶ。

神の選別でも大体が執事になるように選ばれるのだから、魂に刻まれた我一族の血質なのだろう。


離宮へと聖女付きの執事にと勅命を受けて。

数ヵ月の苦渋は如何ともし難い苦痛であったが。

こうして聖女様と対面し、誤解であるとお言葉を頂戴して...祝福を受けた瞬間に判ったのだ。

聖女様にはなんの思惑も無かったのだと。

心からの謝罪は、俺の数ヵ月蔑ろにされた皹割れた心を癒してくれた。

これは祝福の光に包まれた者しか解らない感覚だろう。


胸に沸き上がった暖かい光。

聖女様のお付きであることが、類い稀な誉れであると魂から歓喜する。


明日の朝からは俺がお側に仕え、采配を振る。

聖女様にご不自由があってはならない。

聖殿の秘匿する聖女様のお役目は、愛交によるお力の発露が基本であると教皇様から秘かにお聞きしている。

このお力は強力なもので、記録にある初代聖女様をも凌駕するのではないか、とまで仰っていた。


聖女様の御体に愛交による生命の源を貯め、神力として発動するのだとも、これから教育されていくのだとも、聞かされているが。

コンラッド教師がこれから知識としてお教えするのだろうな。それをお側でご不自由なきようにもせねばならぬ。


従士に抱きかかえられながら自室へとお戻りになる聖女様の横を歩きながら、その妖艶なまでに整った身体とアンバランスな程に純真可憐なお顔を、失礼のない程度に観察する。

小さな表情から、動作の前の些細な筋肉の動きから主の望みを汲むのが執事である。

早く聖女様の機微に聡い執事になるべく、聖女様の表情や、醸し出される雰囲気を少しでも覚えようと微に入り細に入り観察をする。


「明日からよろしくお願いいたします、ニイゾノさん。」

照れた様に笑う聖女様と、就寝前の挨拶をして下がる。

こんなささやかな挨拶すら、主の素直さを感じられて仕える者としては幸福である。

どんな高飛車な女だとずっと勘違いしてきた時間が勿体無い程に可愛らしいお方だ。



侍女達を使用人棟へと連れながら、明日の朝から切り替えるようにと指示をだして、俺も部屋へ戻ろうとして、ハッと我に返った。

しまった!

今までは従士どもが起こしていたのだ。

聖女様が起きるタイミングをお聞きするべきだった。朝の紅茶のお好みもあるだろう。

まだ起きてらっしゃるだろうか?

急いで聖女様の部屋へと戻る。

今までの遅れを...聖女様との距離も縮めたいところである。



ノックをする。「聖女様、ニイゾノでございます。明日のお支度のご予定をお聞きしたく...」

扉へと声を掛けるが、中に起きてらっしゃる気配は有れどもご返答はない。

湯を使ってらっしゃるのかもしれない。

聖女様のお部屋の横にある我々侍従しか知らぬ秘密の控え室でご様子を伺おうか...?

湯から上がられた辺りで声を掛ける事にしよう。


聖女様の自室へと至る扉の横に、壁にしか見えぬ隠し扉がある。

これは大抵の貴族の主の部屋ならば用意されている執事か家令にしか伝わらぬ秘室。

小さな小部屋である。

まぁ...中の様子が直ぐにわかる様に...と、用意されている部屋だ。

良く言えば主の望みを直ぐに叶えるための部屋とも、悪く言えば覗き部屋ともいう。


そっとからくりを開けて、小部屋に入る。

暫く開けてなかったから、空気が籠っているようだが、問題はない。


壁に仕掛けられた穴から中の様子が伝わってくる。

湯を使ってらっしゃる様だ。音を拾うだけに留めるか。大人であると言えどもうら若き女性だものな。

覗き穴のレンズは閉じたままで要るべきだろう。

小部屋の椅子に腰掛け、備え付けのテーブルにだらしないが頬杖をつく。

女性の湯は基本的に長い。暫く待つだろう。


ん...? 浴室から話し声が聞こえる...?

ボソボソと聞こえるのは...神父長官の声...か?


耳を集中させると、


『ちゃんと広げて?大事なところ...見え...んよ。ああ、大事なところでは......ですか?言葉にしてみましょうか......さぁどこを洗うのか言ってみて?』


『ぅぁぁ...ぁの...ぁ...ぉ...まん...こです...』


『....真っ赤で.....ではどうぞ。見ていてあげますから。』




?!!


これは...?!


これは、神父長官がすでに聖女様を教育しているのか...?

あの純真な聖女様を...まさか聖殿の傀儡に統べく...?


赦せぬ。


只でさえ妙に神父長官は聖女様との距離が近いのだ。

あんな純真無垢な聖女様を傀儡にしようなどと...。

まさか神殿と聖殿のパワーバランスを転覆させようなどとしていないだろうか?


噂では神父長官の懐刀であるガイルス考古学神官を神殿へと派遣しているとも聞く。


俺は、静かに覗き穴を開けた。

スルッと壁にスライドする蓋。

部屋に音は漏れないとは判ってはいるが、慎重に開ける。


浴室内が湯煙に紛れてうっすらと白い。



凝らす視界に飛び込んできたのは

聖女様の痴態としか言えぬ淫靡な光景だった。


全裸の神父長官の前で大きく拡げられた下肢。

聖女自らの手が秘裂を撫で上げ擦り、快感に震えるお姿と、それを更に高めんとする神父長官の手技。


甘やかな喘ぎ声に、股間がカッと熱くなる。


大きな胸がブルンブルンと揺れ動きながら、白い喉が仰け反り、ヂュポヂュポと粘液がかき混ぜられる音が水音となって響いている。

『あっあっあっ...んんっ』

聖女様の甘い喘ぎが耳に響いて脳髄を染め上げていく。


もどかしい。

背徳だとも思うが...ヌチュヌチュと鳴り響く淫水の粘つく音が俺の男としての煩悩を焼き付くしていく。


急いで逸物を取り出す。

前を寛げてクンナリと垂れたままのそれを擦る。

ここ何年も全く芯が立たぬそれ。

ずっと諦めていた熱が、久々に集まる感覚。

腰に熱は滾っているのに芯が通らぬそれを必死に擦る。

溢れる程の先走りがヌチャヌチャと潤滑油となり、弛く立ってきた...?


カリ首を包む様に手のひらで摩擦して、先走りを塗り込めながら裏筋を中心に刺激する。

俺の視線は聖女様の痴態へと固定したままだ。


『あっあっあっ...ああッ!!んんっいぃっ気持ちッぃいーーッ気持ちいッ気持ちいいのッテセウスさまぁぁッいいのっいいのっ!』


一際甲高い声で聖女様がよがり乱れる。

びくびくと痙攣しながら達した様だ。

振り乱した髪が踊り、巨大なウォーターメロンの様な円やかな乳房がブルンブルンと動くのから目が離せない。


『乳首......固く立って......ガチガチに立って...触ってごらんなさい。ほら、......と...ね?』


ボソボソと響く神父長官の声が聖女様の手を導いて、自分で乳首を刺激させようとしている。


俺は荒くなる鼻息でレンズか曇らないように気を付けながら、二人の淫靡な光景を覗き続けた。


聖女様は、真っ赤に染まって羞恥に堪えながら己の乳房を持ち上げ捏ねる。

柔らかそうな白い乳房が指の重さで歪み、朱く色付いた乳首の尖りきった頂へと触れる手つきのたどたどしさが、膣口をかき混ぜる指の、まだ慣れていない手つきと相俟って、一から教えて俺の色に染めたい欲望を覚え、俺の好みからはまだ程遠い若い小娘であるのに、見ているだけであの痴態は興奮する。


『んっ...あッんん...んぅッッ...ふぁっ...んっんっんっんっあっあっあっあっ!』

頤を上げながら、再び聖女様が絶頂したのを見て、更に陰茎を摩る。尻穴からゾクゾク痺れながら、熱量が陰茎へと一気にせり上がり、膨れ上がる予感がする。


『あっあっあっあっあああああんんんんっあっ!!あっ!!イクッイクッいっぱいイッちゃーーーぁぅッッ!』


高く啼いて絶頂をする聖女様を見ながら俺のモノが何年かぶりかの白濁を噴出した。

塊の様なドロリとした粘液がドクドクと脈打ちながら大量に吐き出され、腰が浮いてしまうほどの快楽に震える。


ドロリと垂れ流れる精子が手のひらに溜まって溢れそうで、思わず胸元のポケットチーフで拭った。ブルブルとした粘液は...まさに今吐き出したこの俺のものだ。

何年ぶりだ...。何年も立たぬ逸物に、諦めていた快感...。

あまりに久々に吐精したせいか、腰から下が痺れて脱力する。


ハァハァと荒い息を肩でいなし、まさか...これは聖女様の祝福のお陰か...と頭を過る。


再び覗き穴へと意識を持っていくと、湯船の縁に聖女様が掴まり、立ち姿で後ろから神父長官に突き上げられている所だった。


やはり、これは神父長官自らの閨儀の為の教育か...?

神殿から呼ばれたコンラッド教師の面子を潰すのが目的なのだろうか?


パンパンと激しく肉がぶつかり合う音に重なってグッチュグッチュと泡立つ様な淫水の音。

甲高く喘ぎ、時折掠れる甘ったるい聖女様の声と、振り乱れる髪が妖艶な肉体に広がり、厭らしく淫靡で、目が離せない。


再び逸物から亀頭が鎌首を持ち上げ始める。

おおお...!

本当に...本当に久しぶりの快感が腰を焼く。

まだ完全に立ち上がってはいないが、いわゆる半立ちではあるが...この感触が嬉しい。


乱れる聖女の赤く染まった肌が、大きめのプリッとした、丸みが桃のような尻肉が、大きく全く垂れ下がる事のない形よい乳房が、俺の男を掻き立てている。


どんな娼婦にも反応しなかった逸物がびくびくと震えながら滾る。


神父長官ではなく...俺が...この俺が執事として聖女に触れ、生命の源を、淫楽の限りを教えたい。


神父長官が後ろから聖女様の腕を引く様にして立ち姿で突き上げるのが激しく。

湯船の湯が波打って溢れる。

喘ぎ疲れたのか、聖女様がややくったりと力なく立つのをゆっくりと腰を引き、前に抱えるように抱き上げ直し、彼女の両足を腰に回しながら肉棒を突き立てて責める姿を...この俺ならどう動くか...と。


俺なら聖女様をどの様に責めるかと考えながら覗く。


ああ、そうだ。

そろそろ湯からあの二人は上がってくるだろう。

あんなに掠れた声になってしまった聖女様のために、冷たいお水をご用意しよう。


水が神父長官、果ては聖殿に対する防護線にもなるだろう。

神父長官への俺からの...執事が、聖女様へ神父長官の施している愛交行為に気がついているとのメッセージだ。


だが行為そのものを止めはしない。

神殿としても聖女様のご成長は慶びなのだから。

いずれは...俺も聖女様の閨儀のご準備に加えて貰いたいものだ。

聖女様の淫気に充てられて『男』を取り戻した事も、まさに役得だろう。


静かに覗き窓を閉じ、俺は小部屋を静かに出る。

さぁ、冷たいお水をご用意しよう。














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