聖癒の聖女は覚えていない

せろり茶

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~10話~

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テセウス様と二人、額をくっ付けあって笑って。

チュッと軽くテセウス様の頬へキスをしてみた。

私からの...初めてのキス。

照れくさくて、なんだか胸の中が甘酸っぱくて、アセロルの実を噛んだときのように、どこかがきゅんっとして、顔を隠すようにテセウス様の胸元へおでこをスリスリとくっ付ける。


私の髪の中へテセウス様は指を埋めて、ちょっとだけくしゃくしゃと撫でて。

掬い上げる様に私をテセウス様のお腹の上へと乗せながら、ご自身は仰向けに寝転がる。


あっという間に私がテセウス様を跨がるような体勢にされて、下から嬉しそうに笑いながらも、ギラつく瞳が私を映す。

「エミーリアが気持ちいい様に...私の上で踊ってみせて?」

ねっとりと囁かれる言葉にジュン...ッと濡れ出るのが、解る。


濡れ出る瞬間にヒクッと中が蠢いて小さくイッてしまったから。


自分のハァハァと妖しく乱れていく吐息に煽られる。

腰を少しだけ、テセウス様のお腹に擦り付けるように動かすとヌチュ...と粘液が触れる音が肌の隙間から鳴って。


「んっ...んぅッ...んっふぁっぁッ...ぁッ...んぅぅん...ンッ...ひぅっ...あっあっあっあっ...」

刺激を求めて腰が下がると、硬く滾ったテセウス様の太い肉棒がチュルンッと股座に滑って。


ヌチュっ...ヌチュっ...ヌチュっ...ヌチュヌチュヌチュ...

私のエッチな愛液がテセウス様のイキり立ったオチンポに絡みつきながら、花弁の様なそこが、熱いそれを咥え込もうと絡まって。

何度もそこを擦り付けた。


「ぅッぁっんあっあっあっっ!いいっ気持ちいいっこれッ...気持ち...いっ...あっあっ」

グチュグチュと卑猥な音が鳴ると気持ちいい場所に入り込みそうで、もどかしいのに、テセウス様の先端が私の陰核...クリトリスに擦れては離れてを繰り返すとゾクゾクするほど気持ちいい。


「エミーリア...エミーリアああっいいッいいッ!」


テセウス様が大きく呻く。


「テセウス様っテセウス様っ気持ちいい?気持ちいい?エミーリアでッ...気持ちいい?」


夢中になりながら、腰を揺らしてテセウス様のオチンポを私のエッチなお汁で塗れ刺せていくのがとてもとても気持ちいい。


「いいッいいよエミーリア...エミーリアの素股気持ちいいですよ!上手に踊れてますよ...っ!!」


ゆさゆさと腰を揺らしながら、テセウス様のを擦り付けてはヌチュヌチュと卑猥な音をさせて、キュンキュン中が動いて『早くちょうだいっ』て催促しているみたいで...。

勝手にクパクパと膣口がヒクついては熱いオチンポを食みながら、奥に入れたいって焦れていく。


「あっあっあっあっあああっんんんっひんッ...くぅぅんっあああ!、欲しいっテセウス様欲しいですっ」


「何が欲しい?何が?...言ってごらんエミーリア...ぅっ...くっ!」


テセウス様の両手が私の乳房を目一杯寄せて、私の尖りきって真っ赤な乳首同士を擦り合わせてくる。クニュクニュと潰れる胸の柔肉が、スリスリと合わされる乳首がじんじんと痺れて、気持ち良さを子宮に届かせて、ギュッと中の奥が絞られる位にひくついて、一瞬息が止まりそうなくらい気持ちいいのが全身を駆け巡る。


「ぁッあっんんお゛ッ...お゛ッお゛ッぐ...っ..!気持ちいッ...気持ちいいーーっイッちゃうからぁ~テセウス様っイッちゃうからっダメっダメぇ...!」


はくはくと呼吸を求めて唇がわななく。

言葉とは裏腹に腰が揺れて自分からテセウス様のを気持ちいい場所へと宛がい、グチュグチュ音を響かせながら擦り付けてピクピクと痙攣して...。

もっと擦れて欲しいのに、チュルンッと逃げては立ち上がっていくテセウス様の...。それを追いかけるように跨がって揺すっては回す様に腰がかくかくと動く。勝手に動いてしまうのを自分では止められないし、ゾクゾクビリビリする快感を追うのに必死で、止めたくない。


「テセ...ウスしゃまっテセウスしゃまっエミーリアの中にッ...中にくだしゃい...んぁあっあっぁッんんーーッ擦っちゃうのっ腰が...擦れて...気持ちイッ...んやぁーッ...あっあっ!あっ!あっ!あんっ!」


「エミーリア...乳首舐めて?自分で舐められるでしょ?エミーリア...」

テセウス様が腰を揺すった瞬間にミチミチっと入り口にオチンポの先端が嵌まって。

下からひとつドンッと突き上げられて、奥まで一気にキタ...っ...!


口許に寄せられた私の乳房に舌を目一杯伸ばす。

チロッチロッと舌先が届いて、倒錯した快感に蕩けていく。

「舐めるのも上手ですよ...ああ...中が絞まって...ッ...! いいよいいッ...上手ですよッ!エミーリアっ!」

突然ズパンッズパンッと強すぎる程突き上げられて、奥に突かれる感覚が強すぎて、頭が空っぽになるくらい気持ちいいだけで占められていく。


いつの間にか自分で乳房を持ち上げて、乳首を伸ばした舌で必死に舐めて。


テセウス様の腰が突き上がりながら、不埒な両手が後ろからは尻奥をツンツンと突き、前からは固く立ち上がったクリトリスをヌルヌルとしごく。


ゴリゴリと膣口近くを抉られる。

ヌチヌチと陰核をしごかれる。

クプクプとお尻の奥を蠢く指が暴く。

全部の刺激に翻弄されて、甲高い声をあげ続けて。

何度も何度も高められて喘ぎが掠れて時々、喉奥から低い呻きまで出てしまって。


クルリ、と視界が反転して、天井を見上げる。

左足をテセウス様の肩に乗せられて、上から叩きつける様な圧挿で揺すられ。

激しい粘液の打ち付けられるグッチュッグッチュッグッチュッ..というエッチな音と重なってパンパンパンッ...と一定のリズムで肉杭に穿かれる淫壺。


「アアアアアッひっひっぅッ...あっ!あっ!あ゛っあ゛っああ...がッ...ひゅッ...!!ングッ...ンッンッンッんあっあんあっんぅあっあっあっ」

悶えて...身を捩るだけでも快感が上書きされて、どんどん高まって高く、突然空に放り出されるみたいな快感。

強すぎる快感に引っ張られすぎて、喘ぎ鳴きながら、その声にすら快感を覚えて身悶える。


言葉すら発っせなくなって、ひたすらひたすら揺すられて荒い呼吸と喘ぎ鳴く声だけが唇から漏れ、一際高く真っ白な快感の波に飲まれて。

テセウス様が「...中ッ...絞まって動いて...エミーリアエミーリアエミーリア...!!」


何度も名前を呼びながら白濁をドクドクと奥に打ち付ける。

太すぎる位に太く、硬くなった男根が膣道に絡み付いては引いて、圧して、押して、引いて...。


ギュッギュッと形を確かめる様に絡み付いていく私の中は、テセウス様の形を感じる位...。


気持ち良すぎて勝手に腰が揺らめいて、テセウス様の淫毛が肌に擦れて、その刺激でまた揺らめいて「もっとぉ...」って勝手に甘える言葉が

出てしまって。


再び中でテセウス様が太く、硬くなっていく。

そのまま最奥に届く様にぐりぐりと押し付けられて揺すられると、グップチュ...っと厭らしすぎる位卑猥な音が溢れて肌をゆっくり流れていく。


小さく呻くテセウス様の瞳が一瞬獰猛な色を張らんで、腰を掴む指が強くなる。

両足をぐいっとかつぎ上げられて、私の肩をテセウス様の股座へと押し込む様に強く引かれると、そのまま力強く抉られる。


「あまり可愛い事言われると...加減できなくなりますよ...ッ」


耳ともで囁かれる言葉にゾクゾクする。

首筋に強い痛みが走って、テセウス様にそこを噛まれた事にすら快感を感じる。

噛みながらネロリッと舐められ、またそこを強く吸い上げられ、チリッと痛みが走る。


テセウス様の印...増えた...。

嬉しい...と感じるのと、気持ちいいのとが交差して、溶ける様に快感に溺れていく。


気持ちいい気持ちいい気持ちいい...!!

頭の中で真っ白な光に飲み込まれて、それしか考えられない位に、与えられる力強い律動にだけ身体が全身の神経を集中させていく。


「もっと気持ち良くしてさしあげますよ、エミーリア。」


テセウス様の左手が、私のお臍の下...恥骨の側を腰を引いた瞬間にくいっと押した途端。


ギュギュギュ...と奥の...赤ちゃんのお部屋が窄路とはまた別の動きをしながら、絞まって動いてテセウス様の尖端にチュウチュウ吸い付いていくのがわかる。

そのままヴゥーーーッヴゥーンヴゥーーーッと振動する何が私の奥の部屋を暴れまわる。

肉杭に穿かれながら、それとは別の振動に

身体がついていけない程に感じすぎて。


「あ...ッ...ひゅ...ッ!!...ッ...!」


言葉にならない感覚に、全身がビクビクッと痺れながら、イッ...イクッ!

イクッ...これ...ダメ...!!深い場所へ飛んで...堕ちてイッちゃう...。


肉を打つ音、淫らな水の音、官能を紡ぐ呼吸、シーツの乱れる微かな音

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー...ッ!!」


淫楽に弾け飛んだ。

「ロウタァの具合はいかがですか?」


そう囁く何時もとは違う獰猛な笑みと、爛々と光る瞳の前では何一つ隠せない。

高く達して私は果てた...。






ふ...っと薄らぼんやりと霞む目を開けた。

目を開けた意識があるのだから、眠ってしまったのだろうか?


「気が付きましたか?エミーリア。」

傍らには上半身裸のテセウス様が本を読んで座ってらした。

「あ...あの」

「疲れさせてしまいましたね。」

ごめんね、とおでこを撫でられるのがくすぐったい。


「...気持ち...良かっ...たです...。」

恥ずかしさに真っ赤に染まるのをわかってはいたけれど、伝えたかった。

だって、懸命に私を穿つテセウス様が男らしくて素敵だったのと、沢山沢山、私が気持ちいいようになさってくださったのだもの...。

愛を持って生命の源を与えてくださるテセウス様。

愛している。

私もテセウス様を気持ち良くして差し上げたいから...もっと精進しなければ!......決心しながらもなにを精進すればいいのか、一瞬悩みつつも。


「可愛い。エミーリア可愛いです。愛していますよ、エミーリア。」

チュッと優しく頬へキスをされて、照れくさいのと恥ずかしいのと......照れくさいのも恥ずかしいのも同じだわって自分の感情に少し笑ってしまいながらテセウス様にお返しのキスをする。


「大好きです。テセウス様。」

二人で薄掛けにくるまりながら、他愛ない話を小さな声でする。

こんな深夜?に、くすくす笑い合いながら語り合うのも、楽しい。


裸で肩を少し薄掛けが滑り落ちてしまっていたのが悪かったのか。

突如...膀胱が一杯になった感覚...。

うぁ......。お、御手洗いに行きたい...かも...。


唐突に沸き上がった難題。

ど、どう切り出そう...?

女の子が好きな人に御手洗い行きたいって言うの、すっごくすごくハードルが高いんだって、初めて知った...。


一度意識してしまうと、どんどん追い込まれていく私のお腹...。

モジモジと足先が擦り合わさったり、きゅっと小さく交差しながら、耐える。


「花籠を貰ってね、それで神官のナサニエル君がくしゃみが止まらなくなってしまってね...ん?どうしました?」


聖殿での日常のひとこまを話してくださっていたテセウス様が私の状態に気がついてしまう。


「あの...あのですね...お話の途中なのですが...ごめんなさい、お...手....」


「ああ。ごめんね、エミーリア。昨日は沢山紅茶を飲んでましたものね。」


察してくださってありがとうございます!

パッと見上げて、そのあとにテセウス様がにっこりと微笑むのを見て、何故だかギクリと固まった。


「じゃあ、一緒に行きましょう」


薄掛けが払われて、ヒヤリとする夜気に更に限界が近づいて慌てて「ひ、一人で大丈夫!!」

と寝台から降りようと背を向けた。


その背中にテセウス様の胸の暖かさを感じた時には、両腕と膝裏を通すように抱え上げられて持ち上げられていて...え?ええ??え?


ズンズンと歩くテセウス様から伝わる振動に大慌てで「ひ、ひとりで!ひ、ひとりで!できますから!」と片言で拒否をするのに。


「エミーリアの全部が見たいんですよ。」と背中にテセウス様が楽しげに笑っているのを感じる。

大きく広げられた股の間をひんやりとした夜気が撫でて、腕が取られているせいで隠すことも出来ない。

ひやっとする空気に、一生懸命股座が決壊しないように締める。


「や、やだ!やだ!テセウス様!やぁぁあぅッ!恥ずかしいッ恥ずかしいです!ダメです!




器用に御手洗いの押戸を肩で開けて、テセウス様が便座へと私を持ち上げる。

「ふふふ...覚えてますか?小さなエミーリアを

こうして御手洗い、連れていった事。懐かしいですね。ほら、エミーリア。シーシーしましょう?」


「やだやだやだぁーっテセウス様っ、これダメです!!あっあっダメッ」


膝裏を通した手が、私の股間を撫でる。

浅い入り口をクチュクチュ音をさせながら、何度となく中の壁を撫で回して、恥ずかしい!恥ずかしい!って何度も繰り返し伝えたのに。


粘つくヌルヌルする私のエッチな音以外のサラサラした水の音ジュポジュポとし始めて。


「ダメダメダメダメダメッやぁぁ!!あぅっあぅぅっ出ちゃうッ出ちゃうのっテセウス様出ちゃうのぉーっダメぇぇぇぇッ...!!...あ...はぁ...ぁんんんんんんッ」


ちょろちょろ...と嫌な音がして。


プシュ...と一瞬吹き出したのも我慢して。


「おりこうさんですよ、エミーリア。ほらシーシーしましょうね?」


我慢の限界を迎えた...。




ご機嫌なテセウス様と裏腹に、恥ずかしさで小さく丸まった私を浴室で浄めてくださり、宥められながら眠いについた時には、もう羞恥で消え入りそうだったのは言うまでもなかった。





ノックの音と可愛らしい声が聞こえる。

目が覚めて、きちんと可愛らしいネグリジェを着ている事に安心し、これ...やっぱりテセウス様が着せてくださったのかな...と思いながら返事を返す。

隣にはもう、テセウス様はいらっしゃらない。

ベットサイドの小さなテーブルにメモ書きが置いてあるのを手に取る。

『また夜に...TS』

テセウス様の手紙。...うん。くすぐったいしあれこれ思い出すと恥ずかしい。


「お、おはようございます聖女さま!」

静かに扉が開いて、ワゴンを押しながら侍女さんが入ってくる。

上気した頬が可愛らしいのは、アメリアさんだ。


「おはようございます。アメリアさん。」

「わあ!もう、名前覚えてくださったんですね!嬉しいです。聖女さま!」

そう笑ってくれて、朝の紅茶をお持ちしました、と窓際のテーブルに促され座らされる。


テーブルにすぐに温かい紅茶が用意され、飲んでいる間にアメリアさんがてきぱきと動いて、ネグリジェの上から柔らかいガウンを羽織らされて。

窓を開けたり、着替えを用意してくれて、鏡台の前に調えてくれたり、お花は何が好みかを聞かれたり、あれこれと話し掛けてくれたりと、くるくると動いてまるで子リスみたいな可愛らしいアメリアさんを眺めていた。


「昨日は...祝福をありがとうございました聖女さま。」

エヘヘと笑うアメリアさん。

可愛らしい人だなぁって、ふふふと私もつられて笑ってしまう。

「こちらこそ...ありがとうございます。これからよろしくお願いいたしますね?アメリアさん。」


「はい!ありがとうございます!頑張りますねあたし!」

アメリアさんに鏡台の前に連れられ、優しく髪を梳かしてくれながら、器用に編み込んでいくのを鏡越しに眺める。


「聖女様の御髪おぐし、綺麗ですね。お一人でケアされていたのですか?」

「ええと、ウェスダーさんが梳かしてくれたり、ノースェンドさんが梳かしてくれたり...です。自分ではやらないでって言われて...。」


「へぇぇ。彼ら従士なのに器用なんですね!」

「ええ。サウスさんは『床屋さんの息子さん』って言ってましたよ。」


...。おかしい...?サウスさんとはお話したことが昨日までなかったはずなのに。

また記憶の混乱。


「そうなんですね。やっぱり聖女様の御付きになる従士はなんでも出来る人が付いてるんですね!他の従士だと筋肉達磨ばっかりですもん。」


「え?筋肉達磨?!」

アメリアさんの面白い言い回しに笑って、着替えを着せてもらうときに、一悶着が待っていた。


「聖女様、今日は授業がおありですよね?でしたらこんなお色は如何でしょう?」

と用意された下着は、背中側で編み上げられたりぼんを締めるコルセットと、サイドで結ぶパンティ...!?


え、下着...あるの?


ポカーンと下着を眺めている私を余所に、アメリアさんにてきぱきと身に付けられる。

下着の色と合わせました!と背中に沢山のクルミボタンが付いたワンピースは、白い丸襟が大きくて可愛い。

大きめのリボンを腰に巻いてサシェのように前に垂らす。

編み上げた纏め髪に小さな白いお花のかんざしを挿してもらい、軽く白粉と紅を点す。


「どう、でしょう?」

ちょっと不安げなアメリアさん。


「可愛いです。ありがとうございます。」

微笑んだところで、控えめなノックが鳴る。


下着...あったんだ...。

半ば茫然としながら、鏡を覗きこんでいる風に装う。

ノックに対応したのはアメリアさんで、彼女の後ろ...廊下にニイゾノさんがきっちりとテイルコートを着て立っていた。


「おはようございます。聖女エミーリア様。お食事のご用意が調いましてございます。」







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