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好きな人に誘われました。
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渋谷から電車に揺られ、1時間弱で優星のマンションに到着した。
その前にマンションの近くのコンビニに寄り、箱に入ったアイスを手土産に買った。
電車に揺られている間、美峰は優星に弟の話を聞かせてもらっていた。
「弟は明星って言います。俺が10歳の時両親が離婚して、15の時に親父と明星の母親が再婚しました。俺はもう思春期だったせい義理の母とほとんど会話はなかったけど、義理の母はとても優しい人でした。明星が産まれて俺達家族は本当に幸せでした」
電車の中で、低い良い声で優星は語る。美峰は黙って聞いていた。
「俺が大学2年の時、義理の母が病気で亡くなりました。母が亡くなってからはずっと明星の祖父母に夜まで明星を見ててもらってたんです。そして、大学4年の時、父も病気で亡くなりました。俺はもう今の銀行に内定をもらっていて、頼れる人は明星の祖父母だけだったので現在までお世話になってます。幸い自宅のマンションが祖父母の家にも近いので。車で15分ぐらいなんですよ」
優星がとても苦労したんだと知って、美峰はなんて言っていいか分からなかった。
「正直、明星の祖父母にもいつまでも頼ってられないんですけどね。でも、自分達が元気なうちは世話をしたいって言ってくれてます」
申し訳なさそうに優星は言う。
「……軽々しく言えないけど、大変だったんだね。でも、周りに協力してくれる人がいて良かったじゃない」
やっと美峰はそれだけ言えた。
「はい。凄く感謝してます。亡くなった両親のおかげです」
優星は美峰ににっこり笑った。
優星の笑顔は優しさに溢れていて、辛かった過去を微塵も感じさせなかった。
「あ!でもさ、何でその明星君が僕に会いたがってるの?」
ずっと引っかかっていたことを美峰は尋ねる。
優星は少しだけ顔を赤らめた。
「柊木さんが、鳥居坂45のセンターに似てるって話したら、明星が凄く興味持っちゃって。会いたいってうるさくされて。本当にごめんなさい!」
優星の言葉に美峰は固まる。
「そんなぁ。ハードル上げすぎだから」
自分では似てる自覚がないので、美峰は明星に会うのが不安になってきた。
その前にマンションの近くのコンビニに寄り、箱に入ったアイスを手土産に買った。
電車に揺られている間、美峰は優星に弟の話を聞かせてもらっていた。
「弟は明星って言います。俺が10歳の時両親が離婚して、15の時に親父と明星の母親が再婚しました。俺はもう思春期だったせい義理の母とほとんど会話はなかったけど、義理の母はとても優しい人でした。明星が産まれて俺達家族は本当に幸せでした」
電車の中で、低い良い声で優星は語る。美峰は黙って聞いていた。
「俺が大学2年の時、義理の母が病気で亡くなりました。母が亡くなってからはずっと明星の祖父母に夜まで明星を見ててもらってたんです。そして、大学4年の時、父も病気で亡くなりました。俺はもう今の銀行に内定をもらっていて、頼れる人は明星の祖父母だけだったので現在までお世話になってます。幸い自宅のマンションが祖父母の家にも近いので。車で15分ぐらいなんですよ」
優星がとても苦労したんだと知って、美峰はなんて言っていいか分からなかった。
「正直、明星の祖父母にもいつまでも頼ってられないんですけどね。でも、自分達が元気なうちは世話をしたいって言ってくれてます」
申し訳なさそうに優星は言う。
「……軽々しく言えないけど、大変だったんだね。でも、周りに協力してくれる人がいて良かったじゃない」
やっと美峰はそれだけ言えた。
「はい。凄く感謝してます。亡くなった両親のおかげです」
優星は美峰ににっこり笑った。
優星の笑顔は優しさに溢れていて、辛かった過去を微塵も感じさせなかった。
「あ!でもさ、何でその明星君が僕に会いたがってるの?」
ずっと引っかかっていたことを美峰は尋ねる。
優星は少しだけ顔を赤らめた。
「柊木さんが、鳥居坂45のセンターに似てるって話したら、明星が凄く興味持っちゃって。会いたいってうるさくされて。本当にごめんなさい!」
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「そんなぁ。ハードル上げすぎだから」
自分では似てる自覚がないので、美峰は明星に会うのが不安になってきた。
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