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動物園で手を繋ぎました。
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明星は象が好きで、ずーと象を眺めている。
「あれ、子供だよ!可愛い!」
大きな声で美峰と優星に明星は言う。
「見て、美峰君!子供の象の隣はお母さん象かな!見て見て」
明星は大喜びで美峰の手をずっと握っていて、優星はその隣で明星にジュースを持たされていた。
「うん、お母さんかな。あっちの大きな象はお父さんかもね」
美峰も明星の目線になって明星の相手をする。
「パパ!ママ!早く早く!」
隣で明星ぐらいの女の子が父親と母親を呼ぶ。3人で並んで象を眺め始めた。
「見て、象さんかわいー」
女の子も明星と同じ反応で美峰は面白かった。
ギュッと手を握られて美峰は明星を見る。
口を一文字にキュッと締めて、明星が目を下に向けている。
「明星君?」
美峰が明星に声を掛けると、明星が美峰の胸の下辺りに顔を埋めた。
「象、もう見ない。他に行く」
明星の態度に、さすがに美峰も明星の気持ちが分かった。
優星がジュースを美峰に渡し、明星を抱き上げた。
「にーちゃん!何すんだよ!離せよ!」
「明星が甘えるのは俺にだろ。ほら、抱っこしてやる」
優星が優しい顔で明星にそう言うと、明星は真っ赤な顔になる。
「抱っこいらない!離せよ!美峰君助けて!」
恥ずかしがって明星が美峰に助けを求める。美峰は笑いながら明星を優星から救出してあげた。
明星が美峰のジャケットにギュッと掴まる。
「にーちゃん恥ずかしいでしょ!やめてよね!」
まだ真っ赤なまま明星が吠えると優星は楽しそうに笑う。
「柊木さんを独り占めにした罰だ」
優星が明星の目線になって言うと、明星はぷうーっと頬を膨らませてプンプン怒る。
優星の優しい眼差しに、美峰は優星をずっと眺めていたかった。
「あれ、子供だよ!可愛い!」
大きな声で美峰と優星に明星は言う。
「見て、美峰君!子供の象の隣はお母さん象かな!見て見て」
明星は大喜びで美峰の手をずっと握っていて、優星はその隣で明星にジュースを持たされていた。
「うん、お母さんかな。あっちの大きな象はお父さんかもね」
美峰も明星の目線になって明星の相手をする。
「パパ!ママ!早く早く!」
隣で明星ぐらいの女の子が父親と母親を呼ぶ。3人で並んで象を眺め始めた。
「見て、象さんかわいー」
女の子も明星と同じ反応で美峰は面白かった。
ギュッと手を握られて美峰は明星を見る。
口を一文字にキュッと締めて、明星が目を下に向けている。
「明星君?」
美峰が明星に声を掛けると、明星が美峰の胸の下辺りに顔を埋めた。
「象、もう見ない。他に行く」
明星の態度に、さすがに美峰も明星の気持ちが分かった。
優星がジュースを美峰に渡し、明星を抱き上げた。
「にーちゃん!何すんだよ!離せよ!」
「明星が甘えるのは俺にだろ。ほら、抱っこしてやる」
優星が優しい顔で明星にそう言うと、明星は真っ赤な顔になる。
「抱っこいらない!離せよ!美峰君助けて!」
恥ずかしがって明星が美峰に助けを求める。美峰は笑いながら明星を優星から救出してあげた。
明星が美峰のジャケットにギュッと掴まる。
「にーちゃん恥ずかしいでしょ!やめてよね!」
まだ真っ赤なまま明星が吠えると優星は楽しそうに笑う。
「柊木さんを独り占めにした罰だ」
優星が明星の目線になって言うと、明星はぷうーっと頬を膨らませてプンプン怒る。
優星の優しい眼差しに、美峰は優星をずっと眺めていたかった。
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