僕と貴方と君と

五嶋樒榴

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ゴールデンウィークが楽しみなんです。

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旅行は5月4日からだが、美峰が4月29日から休みだと知り、明星はまた目を輝かせた。

「じゃあさ、じゃあさ、美峰君、29日からここに住めば良いじゃん!僕と毎日ご飯食べて、毎日お風呂入って、いっぱいいっぱい遊ぼ!」

明星はもう美峰を離さない勢いで鼻息も荒くなっていた。

「んー、凄く嬉しいけど、さすがにそれは無理だよ。明星君は学校があるでしょ?僕もやる事があるし」

本当は特にする事はなかったが、さすがにそこまで長期で明星と優星と過ごすわけにはいかないと思った。
明星はガッカリして俯く。

「うん、分かったぁ。4日まで、何回うちに来る?にーちゃんが休みの時は来てくれる?」

諦めきれずに明星は尋ねる。

「じゃあさ、旅行の前日の3日はここに泊まって、帰ってきた日もここに泊まって良いかな?だから、3日から6日まで一緒に過ごすのはどう?」

美峰がそう言うと明星はパッと顔を上げて優星を見る。

「にーちゃん、良いよね?美峰君、お泊まりしても良いよね!」

明星の熱意のこもった視線を見て優星は笑顔で頷く。

「本当に、そんなに来てもらって大丈夫ですか?」

心配そうに優星が聞く。

「僕は良いけど………」

美峰はそう言ったが、優星が本当は迷惑だと思っているのではと心配になった。
明星の手前、迷惑とも言えないだろうしと、色々考えてしまった。

「正直、すげー嬉しいです。俺も、本当は29日からいてもらいたいほど、柊木さんにそばにいて欲しいです」

頬を赤らめて、嬉しそうに優星は言う。
その顔を見て、美峰はドキドキして恥ずかしくなった。

「あ、じゃあ、3日から、一緒に、過ごそうね!」

ドキドキしたまま、上ずる声で美峰は言う。
大好きな優星と明星に、求められる自分が嬉しくてたまらない。

「あ、でも29日の水曜日もお泊まりしてね!水曜日はお泊まりの日だよ!」

明星がムキになって言う。そこは譲れないのだった。

「もちろん、水曜日はお泊まりするって約束だもん」

美峰が笑顔で言うと、明星は満足したのか美峰に抱きついた。

「良かったぁ。美峰君だーいすき。僕、美峰君がいれば……………」

そう言いかけて明星は優星を見る。

「美峰君とにーちゃんがいれば嬉しい!」

明星が言い直すと優星はムッとした。

「今、俺の存在無視しただろ!こいつー!明星め!」

優星はそう言うと明星をくすぐり始めた。

「やー!くすぐったい!美峰君!助けて!」

きゃーきゃー明星が声を上げる。優星は手加減なしでくすぐる。
美峰はそのふたりを見ながら楽しくて大笑いをした。
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