僕と貴方と君と

五嶋樒榴

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ゴールデンウィークがスタートしました。

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その後の夕飯の、ホットプレートの焼肉に明星は大喜びではしゃぎ、お風呂でも美峰を独り占めにした。
布団の中に入ると、美峰が明星に本を読んであげながら寝かしつける。
その間も、優星が買ったものが気になって、美峰の頭の中はそれでいっぱいで。


 どうしよう!
 どうすれば良い?
 もし…………。
 だって、僕、した事ないんだよ!
 優星君はどう言うつもりで、アレ買ってきたの?


ドキドキしながら、美峰は恥ずかしくて布団から起き上がれなかった。

「…………明星、そろそろ寝ました?」

優星の声に美峰はドキンとした。

「うん、多分」

赤い顔を見られたくなくて、視線をそらして美峰は答える。

「じゃあ、俺たちの時間にしませんか?」

優しい声にドキドキしながら美峰もモゾモゾと起き上がった。
リビングに出るのが、明るい場所が恥ずかしかった。

「…………美峰さん?どうしたの?顔、赤い」

優星に言われて、やっぱりと美峰は思った。

「なんでもない。優星君とふたりきりになると思ったら意識しただけ」

誤魔化すために美峰はそう言って、優星と目を合わせない。

「そう?別に、普通にしてて欲しいけど」

伝染うつったのか、優星も少し照れる。


 気になるけど聞けないよ。
 紙袋の中身のこと。
 だって、本当に今夜使うつもりで買ったのなら、僕が誘ってるみたいじゃん。
 使って欲しいって催促してるみたいじゃん。


美峰があまりにも大人しいので、優星は美峰の手を優しく握った。
温かい温もりにハッとして、美峰は優星を見つめた。

「やっと俺を見てくれた。そうやって照れる美峰さんも可愛いけど」

にっこり笑って優星が言う。美峰は優星の笑顔に蕩けてしまいそうになる。
自分が年上だと言うことも忘れてしまう。

「ビール飲みますか?」

「うん。飲む」

美峰が答えると、優星は美峰をソファに座らせキッチンにビールを取りに行く。
優星はビールを出しながら、今夜はちゃんと、聞きたいことを聞こうと決めた。
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