21 / 127
茉莉花・ときめきと寂しさ
1
しおりを挟む
ドキドキドキドキ。
もう心臓が痛いぐらいあたしの緊張はマックスだった。
久利さんの彼女になれた日、久利さんのマンションにお邪魔して、久利さんのシャワーを浴びて、久利さんのブカブカのスウェットを着て、久利さんのソファで何度もキスをした。
男の人とキスが初めてなわけじゃない。
でも、こんなに優しくて、激しくて、大人のキスを知らない。
久利さんが好きすぎて、もう泣きたいぐらい幸せで。
お姫様抱っこで久利さんのベッドまで運ばれて、ベッドは久利さんのいい匂いがして、まだ何もされてないのに心が満たされてて。
「茉莉花」
掠れた久利さんの声があたしの名前を呼んだ。
薄暗い部屋で、久利さんが上衣を脱いでいるシルエットが浮かんで見えた。
スリーピースをカッコよく着こなす肢体は、暗くて見えにくいのにしなやかに見えた。
もう心臓が痛いぐらいあたしの緊張はマックスだった。
久利さんの彼女になれた日、久利さんのマンションにお邪魔して、久利さんのシャワーを浴びて、久利さんのブカブカのスウェットを着て、久利さんのソファで何度もキスをした。
男の人とキスが初めてなわけじゃない。
でも、こんなに優しくて、激しくて、大人のキスを知らない。
久利さんが好きすぎて、もう泣きたいぐらい幸せで。
お姫様抱っこで久利さんのベッドまで運ばれて、ベッドは久利さんのいい匂いがして、まだ何もされてないのに心が満たされてて。
「茉莉花」
掠れた久利さんの声があたしの名前を呼んだ。
薄暗い部屋で、久利さんが上衣を脱いでいるシルエットが浮かんで見えた。
スリーピースをカッコよく着こなす肢体は、暗くて見えにくいのにしなやかに見えた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
18
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる