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久利・後悔
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付き合って3ヶ月経っていた。デートはいつも俺の部屋で。
茉莉花は実家に住んでいたのでまだ行ったことがなかった。
「今度俺実家から車借りてくるから、温泉でも行かない?家に迎えに行くよ」
俺の提案に茉莉花は頬を紅潮させて喜んだ。
「ありがとう。嬉しい。あのね、あたし一人暮らし始めようかなって思って」
茉莉花が少し照れながら言う。
「どうしたの急に」
突然の事に俺は驚きを隠せなかった。
「少しは自立したいし、一人暮らし憧れてたし」
「大丈夫か?茉莉花寂しがりやのくせに」
本当に寂しがりやの甘えん坊だ。一人暮らしなんて心配だった。
「まだ探してないけどそのうち一緒に探して」
茉莉花の言葉に半信半疑だった。
「いいよ」
とは、その場では返事もしたし、実際不動産屋も一軒だけ一緒に行ってみた。
だけど俺の仕事が急に忙しくなってきて、すれ違いからか仕事先の女性との事で俺は茉莉花から疑われるようになって、結局温泉旅行も行けず、その後茉莉花が一人暮らしを始めたのかも俺は知らないままだった。
茉莉花は実家に住んでいたのでまだ行ったことがなかった。
「今度俺実家から車借りてくるから、温泉でも行かない?家に迎えに行くよ」
俺の提案に茉莉花は頬を紅潮させて喜んだ。
「ありがとう。嬉しい。あのね、あたし一人暮らし始めようかなって思って」
茉莉花が少し照れながら言う。
「どうしたの急に」
突然の事に俺は驚きを隠せなかった。
「少しは自立したいし、一人暮らし憧れてたし」
「大丈夫か?茉莉花寂しがりやのくせに」
本当に寂しがりやの甘えん坊だ。一人暮らしなんて心配だった。
「まだ探してないけどそのうち一緒に探して」
茉莉花の言葉に半信半疑だった。
「いいよ」
とは、その場では返事もしたし、実際不動産屋も一軒だけ一緒に行ってみた。
だけど俺の仕事が急に忙しくなってきて、すれ違いからか仕事先の女性との事で俺は茉莉花から疑われるようになって、結局温泉旅行も行けず、その後茉莉花が一人暮らしを始めたのかも俺は知らないままだった。
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