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久利・信じて
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俺を攻撃しながらも俺の側に近づかなかったのは、現実に俺が他の女といる姿を見たくなかったのかと想像したら、何故かすっと納得した。
「信じて茉莉花。あの写真は本当に俺じゃない。信じられないなら、俺はどんなことをしてもあの写真が合成だと証明するよ。茉莉花が一人で辛い時、逃げた俺をいくらでも恨んでもいい。でも、俺はもう絶対茉莉花から離れないよ。今度こそ、茉莉花を守るから。もう一度俺にチャンスをくれないか?どんな罰を受けても、俺は茉莉花にそばにいて欲しい」
茉莉花が堰を切ったようにわんわん大声で泣きじゃくる。本当に子供みたいに、大きな声で顔もぐちゃぐちゃにして。でもそれが本当に愛おしくて、俺は茉莉花の頬にキスをした。
茉莉花が涙の顔で俺をじっと見つめた。
俺は恐る恐る唇を茉莉花の唇に優しく重ねた。
一度唇を離すと、茉莉花が目を瞑った。
次に俺は貪るように茉莉花の唇を奪っていた。
長いディープキスだけじゃこの数ヶ月は埋められなかった。
俺はギュッと茉莉花を強く抱きしめた。
茉莉花は何故か俺から体を離した。
「ここじゃ嫌。久利の部屋がいい」
恥ずかしそうに言う茉莉花の可愛いおねだり。
俺はどこにでもドアが今あったら、どんなに借金してでも絶対買っていただろう。
「信じて茉莉花。あの写真は本当に俺じゃない。信じられないなら、俺はどんなことをしてもあの写真が合成だと証明するよ。茉莉花が一人で辛い時、逃げた俺をいくらでも恨んでもいい。でも、俺はもう絶対茉莉花から離れないよ。今度こそ、茉莉花を守るから。もう一度俺にチャンスをくれないか?どんな罰を受けても、俺は茉莉花にそばにいて欲しい」
茉莉花が堰を切ったようにわんわん大声で泣きじゃくる。本当に子供みたいに、大きな声で顔もぐちゃぐちゃにして。でもそれが本当に愛おしくて、俺は茉莉花の頬にキスをした。
茉莉花が涙の顔で俺をじっと見つめた。
俺は恐る恐る唇を茉莉花の唇に優しく重ねた。
一度唇を離すと、茉莉花が目を瞑った。
次に俺は貪るように茉莉花の唇を奪っていた。
長いディープキスだけじゃこの数ヶ月は埋められなかった。
俺はギュッと茉莉花を強く抱きしめた。
茉莉花は何故か俺から体を離した。
「ここじゃ嫌。久利の部屋がいい」
恥ずかしそうに言う茉莉花の可愛いおねだり。
俺はどこにでもドアが今あったら、どんなに借金してでも絶対買っていただろう。
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