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第十四話
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一哉の部屋に臨が入った。
「全然連絡なかったから、心配した」
臨が一哉にポツリと漏らす。
「ごめん。向こうで臨と喧嘩して、日本に帰ってきて連絡しようとしてたんだけど、臨を傷つけたから連絡できなかった。盲腸になって、直ぐに緊急入院になっちゃって。スマホも家に置きっぱなしだった」
机の上に置きっぱなしだった、もう電源が落ちてるスマホを一哉は充電を始めた。
「ごめんね。ついカッとなって、一哉にひどいこと言った」
臨はポロポロと涙を流し始めた。一哉は臨の頭を撫でる。
「俺こそごめん。ちゃんと許してもらおうってしなくて。意地になってた。どうして臨は俺を信じてくれないのかって。確かに、突然キスされて防げなかった俺も悪いけど、本当に俺、浮気なんてしてないし」
臨は一哉の言葉を聞きながら頷く。
「退院、遅かったの?」
「退院の手続き、母親の方のばあちゃんがやってくれたから、退院した後ばあちゃんちで飯食ったりして、母親が迎えに来るの待ってた。荷物も多かったし」
胸につかえていたことを聞いて臨はホッとした。
「仲直りしたい。僕、一哉が好き。もう絶対疑わないから、元に戻りたい」
「臨。俺こそ本当にごめんな。どうしても臨に会いたいって言われて、会ったら直ぐ帰るって言うからあの子を待ち合わせ場所に連れて行った。臨を見せびらかしたいなんて思った俺が悪かったって。まさかあんな事言い出すと思ってなかったから」
見せびらかしたかったと聞いて、臨は嬉しくなって笑ってしまった。
「何笑ってんの。全く、可愛いんだから」
一哉はそう言って臨の頬に掌を当てて、親指で頬を撫でる。
「キスしていい?」
臨は真っ赤になって頷く。
一哉は臨の唇に自分の唇を重ねる。
久しぶりの感触に、お互いなんだか照れてしまう。
「あー!せっかく仲直りしたって言うのに、しばらく激しい事出来ないしッ!」
頭を抱えて一哉が言うと、臨は一哉に微笑む。
「一哉。大好き」
「俺も大好きだよ」
お互いに気持ちを素直に言い合うと、再び唇を重ねた。
「全然連絡なかったから、心配した」
臨が一哉にポツリと漏らす。
「ごめん。向こうで臨と喧嘩して、日本に帰ってきて連絡しようとしてたんだけど、臨を傷つけたから連絡できなかった。盲腸になって、直ぐに緊急入院になっちゃって。スマホも家に置きっぱなしだった」
机の上に置きっぱなしだった、もう電源が落ちてるスマホを一哉は充電を始めた。
「ごめんね。ついカッとなって、一哉にひどいこと言った」
臨はポロポロと涙を流し始めた。一哉は臨の頭を撫でる。
「俺こそごめん。ちゃんと許してもらおうってしなくて。意地になってた。どうして臨は俺を信じてくれないのかって。確かに、突然キスされて防げなかった俺も悪いけど、本当に俺、浮気なんてしてないし」
臨は一哉の言葉を聞きながら頷く。
「退院、遅かったの?」
「退院の手続き、母親の方のばあちゃんがやってくれたから、退院した後ばあちゃんちで飯食ったりして、母親が迎えに来るの待ってた。荷物も多かったし」
胸につかえていたことを聞いて臨はホッとした。
「仲直りしたい。僕、一哉が好き。もう絶対疑わないから、元に戻りたい」
「臨。俺こそ本当にごめんな。どうしても臨に会いたいって言われて、会ったら直ぐ帰るって言うからあの子を待ち合わせ場所に連れて行った。臨を見せびらかしたいなんて思った俺が悪かったって。まさかあんな事言い出すと思ってなかったから」
見せびらかしたかったと聞いて、臨は嬉しくなって笑ってしまった。
「何笑ってんの。全く、可愛いんだから」
一哉はそう言って臨の頬に掌を当てて、親指で頬を撫でる。
「キスしていい?」
臨は真っ赤になって頷く。
一哉は臨の唇に自分の唇を重ねる。
久しぶりの感触に、お互いなんだか照れてしまう。
「あー!せっかく仲直りしたって言うのに、しばらく激しい事出来ないしッ!」
頭を抱えて一哉が言うと、臨は一哉に微笑む。
「一哉。大好き」
「俺も大好きだよ」
お互いに気持ちを素直に言い合うと、再び唇を重ねた。
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