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一章 憎しみの魔女
28話 アークフィラン再び
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出来うる限り早くアークフィランに戻る為、俺たちはいくつかの馬車を乗り換えていた。
途中の町で乗り換える際、隙間時間で一回だけ風呂を浴びてまた馬車へ、寝るのも食事を取るのも全て移動中に行った。
「気持ちは分かるが、そんなに急がんでも……」
リーフィリアは詰め詰めのスケジュールで移動する中、一度だけ愚痴を溢したが、杖を握る俺を見てそれ以上は何も言わなかった。
二週間かけて通ってきた道を、一週間と少しという驚異的な早さで戻ってきた俺たちは、真っ先にアークフィラン大聖堂へと向かった。
もちろん俺への敵視魔法は未だ健在なので、仕方なく変装する事になる。
女装だろうがなんだろうが、なり振り構っていられなかった。
一刻も早く聖女・ユノウさんに会ってこの魔女の杖で浄化してもらうんだ。
「ユノウさんッ!! 杖を持ってきましたッ!!」
勢いよく大聖堂に飛び込んだ俺は、静まり返った大広間で残響した自分の声に出迎えられる。
時刻は陽が落ちた八時頃。大聖堂の中に人影は無く、ランプの灯りすら点いていない。
光源はステンドグラスから差し込まれる弱々しい月の光だけ。
後から入ってきたリーフィリアの息遣いが聞こえた。
「はぁ……はぁ……もう閉館してるんじゃないか?」
大聖堂は家がない者への救いの場としても利用されることがあるのだから、せめて明かりの一つぐらいあっていいはずだ。
それに、修道士の一人もいないことがあるのだろうか? あまりの静けさに俺はもう一度叫んだ。
「ユノウさんッ! 誰か居ませんか!」
木霊する自分の声だけが虚しく響くだけで、人が出てくる気配はない。
リーフィリアが俺の肩を叩いて落ち着くように諭す。
「今日は諦めて、明日出直そう。一日ぐらい焦ってもしょうがない」
「……そう、だな……」
諦めて大聖堂から外に出ると、建物の影からこちらを覗き見る人がいた。
俺と視線が合うと大袈裟なぐらいバタバタと慌てふためいている。いかにも怪しげな少女だ。
リーフィリアも気付いたようで二人で顔を見合わせる。
「なんだあれ」
「さあ……」
訝しんで見ていると何かジェスチャーのような事をしている。こっちに来いと言っているのか?
「……俺たちを呼んでる?」
「あの子の着てる服、修道士の服じゃないか?」
リーフィリアに言われて目を凝らすと確かにそれっぽい服を着ている。黒を基調としたワンピースのような出立ち。表情は長い前髪で見えないが、歳は俺と同じくらいだろうか。
全身を使って必死にジェスチャーする少女が不憫に思えたので、話しかけてみることにした。
念のため俺は顔を見られないよう、帽子の鍔を前に下げた。
「えっと、俺たちに何か用?」
「あう……あの、そのぉ……こ、こっち……」
今にも消え入りそうな声で、おずおずと路地裏を指差す。うーん、何を伝えたいのかさっぱり分からない。
「何が言いたいんだ、はっきりしろ」
「ひっ……! ご、ごめんなさ……」
リーフィリアは普段通りの言葉使いだったが、それだけで少女は身を縮こませ、萎縮させてしまう。
まあ、初対面だと怖いよなぁ。
「大丈夫だよ。この人見た目ほど怖くない人だから」
「おい、なんか聞き捨てならないぞ」
「いいから! ……それで俺たちに何か用? ゆっくりでいいから、落ち着いて」
胸の前でぎゅっと握った両手には金細工でできたエンブレムのような物が握られていた。
「えと……聖女ユノウさんのことで……お二人に話があります……です……」
ユノウさんのこと? なぜこの子は俺がユノウさんを探していると分かったのだろう。
さっき呼びかけた声が聞こえてたのかな?
「ここはマズイんです……わ、私の家に……こっちです」
「え? あ、ちょっとッ」
服の袖を掴まれ引っ張られる。
転ばないために仕方なくついて行くしかなかったが、一体何だというのか。悪い子じゃ無さそうだけど……。
リーフィリアも後を追ってついてきている。
少女に袖を取られたまま、狭い路地を何度か曲がって進むと、家と家に挟まれてやたらと細長くなった建物の前に着いた。
形容するならば、パン生地に挟まれたハムのようだ。
恐らく入り口なのだろう扉の幅と、建物全体の横幅に大差はない。
謎の少女が扉を開けると、いきなり目の前には階段が出現した。なかなか斬新な間取りをしている。
「もしかして、ここが君の家?」
コクコクコクと黙って首を縦に振る。まじかよ、コレ家なのか。
怪しげな修道士少女に連れられ、俺たちはその家と呼ぶには細すぎる建物に足を踏み入れた。
* * *
「あの、私は修道士をしています。リンといいます……」
二階部分に上がった俺とリーフィリアは、床に置かれたクッションに座らされた。狭い室内で三人縦列の格好はなんとも言えない居心地の悪さがある。
「お二人は……タクトさんと、リーフィリアさんですよね……? ユノウさんから聞きました」
ユノウさんが? 一体どういう事だろう。
というか、俺のことを知っていて敵意を向けてこないということは、この子も敵視魔法にはかかっていないのか?
隠す必要も無さそうなので帽子を取って顔を晒す。
リンはまじまじと俺の足元から頭の先までを見て、瞬きを数回するとポツリと言った。
「タクトさんは……その、女装趣味がお有りなんですか?」
「うぐっ……これは見つからないように変装しているだけです……」
リーフィリアが鼻で笑うのが見えたが無視をしよう。
羞恥を受けに来たわけではないので、早速本題に入る事にした。
「話があるんだよな? ユノウさんの事って、彼女に何かあったのか?」
ユノウの名前を聞いて、リンの表情に陰りが出る。俯いて、静かに語り出した。
「ユノウさんは……冒険者ギルドに拘留されています……」
「えっ?! な、なんで?」
「タクトさん達と会った次の日、ギルドの人が来てユノウさんを連れて行ったんです……『魔女に与する者に、聖女の資格はない』って……」
つまり、俺と会って話をしていたのが誰かに見られていて、俺に関わるユノウさんも敵視されたということか。
リーフィリアだけでなく、ほんの少し会話しただけのユノウさんにまで……。
「また……俺のせいで……」
「タクトさんのせい? ど、どういうことですか?」
リンの様子を見るに、俺たちの事は知っているが、敵視魔法の事までは聞かされていないようだった。
俺が言うべきか迷っているとリーフィリアが代わりに答えてくれた。
「一ヶ月近く前に巨大ゴーレムが出現しただろう。ソイツを倒した時に、町中に“ある魔法”がかかったみたいなんだ。それがちょっとタクトと関係していてな」
「その魔法を浄化する為に、この杖を探して持ってきたんだけど……」
リーフィリアが背負っていた杖を下ろす。
宝杖と呼ばれるような代物を生身で持ち歩くのは些か恐ろしかったので、布を巻いてどんな杖かは見えないようにしている。
ジッと杖を見つめたリンは次に俺と目を合わせると、深々と頭を下げた。
「お二人にお願いがあります……ユノウさんを、助けてください……」
膝に置いた手をぎゅっと握りしめ、震える声で話す。
「ユノウさんが連れて行かれる直前に言ったんです……もしタクトさん達が杖を持って戻ってきたら、二人を頼れって……」
肩を震わせて、俯いた彼女の顔から雫が零れるのが見えた。落ちた水はリンの手に当たり弾ける。
「私では……冒険者ギルドの人たちには到底敵いません……ユノウさんはとっても素晴らしい人なんです……こんな、訳の分からないまま処刑されるなんて……」
「しょ、処刑?!」
リンが言うには、明日の正午に『断罪の儀』というものが開かれる。
それは最も深い罪を犯した者へ罰を与える場。言葉を変えれば、処刑場だという。
「街中の人はユノウさんの処刑を望んでいます……なぜ、彼女がそこまで憎まれなければいけないのですか……ッ!」
リンが放った言葉は、絞り出すような声で掠れていた。嗚咽を漏らす彼女の姿は見ていて心が痛む。
聖女と呼ばれるほどの人徳ある人が殺されそうになり、目の前の少女は悲しみに暮れ涙を流している。
この状況を作ってしまったのは――俺だ。
「リンさん。顔を上げて」
「うっ……うっ……」
「巻き込んでごめん。絶対に、ユノウさんは助け出す。これは俺の責任だ」
「もちろん私も協力するぞ」
横を見るとリーフィリアが微笑んでいる。俺だけでは行かせないといった視線を送ってきた。
本当に、面倒見が良すぎるよリーフィリア。
「すぐに行こう。リンさん、詳しい場所を教えてほしい」
咽び泣くリンから状況を聞き、俺とリーフィリアは冒険者ギルドへ向かった。
途中の町で乗り換える際、隙間時間で一回だけ風呂を浴びてまた馬車へ、寝るのも食事を取るのも全て移動中に行った。
「気持ちは分かるが、そんなに急がんでも……」
リーフィリアは詰め詰めのスケジュールで移動する中、一度だけ愚痴を溢したが、杖を握る俺を見てそれ以上は何も言わなかった。
二週間かけて通ってきた道を、一週間と少しという驚異的な早さで戻ってきた俺たちは、真っ先にアークフィラン大聖堂へと向かった。
もちろん俺への敵視魔法は未だ健在なので、仕方なく変装する事になる。
女装だろうがなんだろうが、なり振り構っていられなかった。
一刻も早く聖女・ユノウさんに会ってこの魔女の杖で浄化してもらうんだ。
「ユノウさんッ!! 杖を持ってきましたッ!!」
勢いよく大聖堂に飛び込んだ俺は、静まり返った大広間で残響した自分の声に出迎えられる。
時刻は陽が落ちた八時頃。大聖堂の中に人影は無く、ランプの灯りすら点いていない。
光源はステンドグラスから差し込まれる弱々しい月の光だけ。
後から入ってきたリーフィリアの息遣いが聞こえた。
「はぁ……はぁ……もう閉館してるんじゃないか?」
大聖堂は家がない者への救いの場としても利用されることがあるのだから、せめて明かりの一つぐらいあっていいはずだ。
それに、修道士の一人もいないことがあるのだろうか? あまりの静けさに俺はもう一度叫んだ。
「ユノウさんッ! 誰か居ませんか!」
木霊する自分の声だけが虚しく響くだけで、人が出てくる気配はない。
リーフィリアが俺の肩を叩いて落ち着くように諭す。
「今日は諦めて、明日出直そう。一日ぐらい焦ってもしょうがない」
「……そう、だな……」
諦めて大聖堂から外に出ると、建物の影からこちらを覗き見る人がいた。
俺と視線が合うと大袈裟なぐらいバタバタと慌てふためいている。いかにも怪しげな少女だ。
リーフィリアも気付いたようで二人で顔を見合わせる。
「なんだあれ」
「さあ……」
訝しんで見ていると何かジェスチャーのような事をしている。こっちに来いと言っているのか?
「……俺たちを呼んでる?」
「あの子の着てる服、修道士の服じゃないか?」
リーフィリアに言われて目を凝らすと確かにそれっぽい服を着ている。黒を基調としたワンピースのような出立ち。表情は長い前髪で見えないが、歳は俺と同じくらいだろうか。
全身を使って必死にジェスチャーする少女が不憫に思えたので、話しかけてみることにした。
念のため俺は顔を見られないよう、帽子の鍔を前に下げた。
「えっと、俺たちに何か用?」
「あう……あの、そのぉ……こ、こっち……」
今にも消え入りそうな声で、おずおずと路地裏を指差す。うーん、何を伝えたいのかさっぱり分からない。
「何が言いたいんだ、はっきりしろ」
「ひっ……! ご、ごめんなさ……」
リーフィリアは普段通りの言葉使いだったが、それだけで少女は身を縮こませ、萎縮させてしまう。
まあ、初対面だと怖いよなぁ。
「大丈夫だよ。この人見た目ほど怖くない人だから」
「おい、なんか聞き捨てならないぞ」
「いいから! ……それで俺たちに何か用? ゆっくりでいいから、落ち着いて」
胸の前でぎゅっと握った両手には金細工でできたエンブレムのような物が握られていた。
「えと……聖女ユノウさんのことで……お二人に話があります……です……」
ユノウさんのこと? なぜこの子は俺がユノウさんを探していると分かったのだろう。
さっき呼びかけた声が聞こえてたのかな?
「ここはマズイんです……わ、私の家に……こっちです」
「え? あ、ちょっとッ」
服の袖を掴まれ引っ張られる。
転ばないために仕方なくついて行くしかなかったが、一体何だというのか。悪い子じゃ無さそうだけど……。
リーフィリアも後を追ってついてきている。
少女に袖を取られたまま、狭い路地を何度か曲がって進むと、家と家に挟まれてやたらと細長くなった建物の前に着いた。
形容するならば、パン生地に挟まれたハムのようだ。
恐らく入り口なのだろう扉の幅と、建物全体の横幅に大差はない。
謎の少女が扉を開けると、いきなり目の前には階段が出現した。なかなか斬新な間取りをしている。
「もしかして、ここが君の家?」
コクコクコクと黙って首を縦に振る。まじかよ、コレ家なのか。
怪しげな修道士少女に連れられ、俺たちはその家と呼ぶには細すぎる建物に足を踏み入れた。
* * *
「あの、私は修道士をしています。リンといいます……」
二階部分に上がった俺とリーフィリアは、床に置かれたクッションに座らされた。狭い室内で三人縦列の格好はなんとも言えない居心地の悪さがある。
「お二人は……タクトさんと、リーフィリアさんですよね……? ユノウさんから聞きました」
ユノウさんが? 一体どういう事だろう。
というか、俺のことを知っていて敵意を向けてこないということは、この子も敵視魔法にはかかっていないのか?
隠す必要も無さそうなので帽子を取って顔を晒す。
リンはまじまじと俺の足元から頭の先までを見て、瞬きを数回するとポツリと言った。
「タクトさんは……その、女装趣味がお有りなんですか?」
「うぐっ……これは見つからないように変装しているだけです……」
リーフィリアが鼻で笑うのが見えたが無視をしよう。
羞恥を受けに来たわけではないので、早速本題に入る事にした。
「話があるんだよな? ユノウさんの事って、彼女に何かあったのか?」
ユノウの名前を聞いて、リンの表情に陰りが出る。俯いて、静かに語り出した。
「ユノウさんは……冒険者ギルドに拘留されています……」
「えっ?! な、なんで?」
「タクトさん達と会った次の日、ギルドの人が来てユノウさんを連れて行ったんです……『魔女に与する者に、聖女の資格はない』って……」
つまり、俺と会って話をしていたのが誰かに見られていて、俺に関わるユノウさんも敵視されたということか。
リーフィリアだけでなく、ほんの少し会話しただけのユノウさんにまで……。
「また……俺のせいで……」
「タクトさんのせい? ど、どういうことですか?」
リンの様子を見るに、俺たちの事は知っているが、敵視魔法の事までは聞かされていないようだった。
俺が言うべきか迷っているとリーフィリアが代わりに答えてくれた。
「一ヶ月近く前に巨大ゴーレムが出現しただろう。ソイツを倒した時に、町中に“ある魔法”がかかったみたいなんだ。それがちょっとタクトと関係していてな」
「その魔法を浄化する為に、この杖を探して持ってきたんだけど……」
リーフィリアが背負っていた杖を下ろす。
宝杖と呼ばれるような代物を生身で持ち歩くのは些か恐ろしかったので、布を巻いてどんな杖かは見えないようにしている。
ジッと杖を見つめたリンは次に俺と目を合わせると、深々と頭を下げた。
「お二人にお願いがあります……ユノウさんを、助けてください……」
膝に置いた手をぎゅっと握りしめ、震える声で話す。
「ユノウさんが連れて行かれる直前に言ったんです……もしタクトさん達が杖を持って戻ってきたら、二人を頼れって……」
肩を震わせて、俯いた彼女の顔から雫が零れるのが見えた。落ちた水はリンの手に当たり弾ける。
「私では……冒険者ギルドの人たちには到底敵いません……ユノウさんはとっても素晴らしい人なんです……こんな、訳の分からないまま処刑されるなんて……」
「しょ、処刑?!」
リンが言うには、明日の正午に『断罪の儀』というものが開かれる。
それは最も深い罪を犯した者へ罰を与える場。言葉を変えれば、処刑場だという。
「街中の人はユノウさんの処刑を望んでいます……なぜ、彼女がそこまで憎まれなければいけないのですか……ッ!」
リンが放った言葉は、絞り出すような声で掠れていた。嗚咽を漏らす彼女の姿は見ていて心が痛む。
聖女と呼ばれるほどの人徳ある人が殺されそうになり、目の前の少女は悲しみに暮れ涙を流している。
この状況を作ってしまったのは――俺だ。
「リンさん。顔を上げて」
「うっ……うっ……」
「巻き込んでごめん。絶対に、ユノウさんは助け出す。これは俺の責任だ」
「もちろん私も協力するぞ」
横を見るとリーフィリアが微笑んでいる。俺だけでは行かせないといった視線を送ってきた。
本当に、面倒見が良すぎるよリーフィリア。
「すぐに行こう。リンさん、詳しい場所を教えてほしい」
咽び泣くリンから状況を聞き、俺とリーフィリアは冒険者ギルドへ向かった。
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