38 / 44
一章 憎しみの魔女
38話 運命に抗う魔法
しおりを挟む
「私の憎しみの魔力を受け継いだ時点で、こうなるのは運命だったのだ。それほどまでに人の憎悪というのは、深く根深いものだ」
俺はレイラ婆さんの口振りに違和感を感じていた。
まるで、俺が魔力暴走を起こすのが分かっていたような言い方にむっとする。
「なら、なんで俺に魔力を渡したんだ。魔法を憎んでいるなら、あのまま洞窟の地下深くで……死ぬまで一人でいるほうがいいじゃないか」
あんまりの言い方で迷ったがこの際、遠慮はしないことにした。
レイラ婆さんは一度目を閉じると俺の言った事を、考えているようだった。
「……前にも言ったとおりだ」
再び目を開けた時、その顔はとても穏やかで、孫でも見るかのように俺を見つめる。
「お前さんのいく末を見たくなった。魔法を使えない男が、この力に抗うことが出来るのか、託してみたくなった」
それはきっと本心で言っているんだろう。
ずっと一人で悩み、人から憎まれ……そして世界に魔法を分け与えた憎しみの魔女は、何も出来ず魔法に支配された自分を、誰よりも憎んでいたんだろう。
そして今も、俺に魔法を託したことを後悔しているようにも見えた。
「憎しみの魔女、レイラ」
俺はあえて、そう呼ぶことにした。
「あなたがしてしまった過ちも、助けられなかった後悔も俺が代わりに償う――俺はあなたのようにはならない」
俺は仲間のことを思い浮かべていた。
リオンをモンスターから救った。
不正を暴いてユルナとカナタからも感謝された。
ファイアーバードの群れも倒して町を救った。ゴーレムだって倒した。
魔法が使えたから、みんな生きて笑っていられる。
この喜びと楽しさは、魔法が俺にくれたものだ。
「魔法は人を笑顔にする。その笑顔で俺は救われた。この力はやっぱり、人を救うためにあるんだと俺は思ってる」
レイラは何も言わず、ただ俺の言葉に耳を傾けている。
「今更、魔法を返せとか言うなよ? 俺がこの力で最強の魔術師になるところ、見せつけてやるからな」
「ふん……小童のくせに……戯言を」
悪態つく婆さんは口角を僅かに上げて、笑ったように見えた。
俺は手の平を前に向け詠唱の構えをする。運命に抗うのに、俺の魔法はピッタリじゃないか。
集中し、手に魔力を集めるイメージをしていると、そっと俺の腕にレイラの手が添えられた。
ヨボヨボで皮と骨しかないような老いた手。そこにもう二つの手が添えられる。
右隣には婆さんと大人レイナ。左隣には少女レイナが、俺の腕に触れていた。
「この力はまた、お前さんを苦しめるかもしれないよ?」
「その時はまた、抗ってやる」
俺の言葉を聞いて、どこか納得したように目を閉じた三人は、同時に同じ詠唱を紡ぎ出す。
「【我 憎しみの魔女が源泉たるその力を 彼の者に再び呼び戻せ】」
その詠唱は、これまで何度か聞こえた声だった。
女冒険者グループの不正を暴いた時、ファイアーバードの群れの時、ゴーレムを倒した時。
「この声……レイラだったのか……」
はにかんだ大人レイラが頷いた。三人が口々に言う。
「詠唱は言葉。言葉は口に出して初めて意味を成す」
「何かをしようとする時、頭で考えるより口に出して言ったほうが、やる気がでるでしょ?」
「……お前さんのいく末を、ここから見ておるよ」
必ず、魔法で人々を救ってみせる。
レイラがもう魔法を、自分を憎まなくなるぐらい世界を変えてやる。
マーヤと両親の死を償うためにも、ここで俺の冒険が終わってたまるかよ。
レイラの魔力の源泉は『自分自身への憎しみ』だ。自分に敵視が向いて暴れているのなら、俺が俺自身に魔法を使う事も出来るだろう。
一際大きく息を吸い込んで力を溜める。
添えられた三人の手からも、魔力が流れてくるのを感じた。この暗闇を吹き飛ばすほどの光を、魔力を全部出し切って暴走を止める。
吸い込んだ息を全部吐き出す勢いで、俺は詠唱を口にする。
「【反抗】ォォオオオッッ!!」
* * *
「くッ……!!」
身をよじり、迫る光の球を間一髪で避けた。
先の衛兵との戦闘、宮殿内に現れた謎の女との連戦で、もう魔力が尽きかけている。
得意の操作魔法で髪を槍へと変えようとするが、収束が遅い上に一つしか形を保てない。
目の前にいる女は、高威力の魔法を連打してくる。驚くべきは女の魔力量だ。これだけ打ち続けても、息切れ一つ起こさない。
タクトの名前を聞いて苦しみ出したかと思えば、突然の攻撃。しかも、コイツの魔力からタクトと似たものを感じる――。
「しまっ――」
考え事をしすぎて、抉られた地面に足をとられた。
体勢を崩した私に向けて、六つの紫色の球が飛んできていた。槍一つでは防ぐ事が出来ない。
「リーフィリアさんッ!」
視界の端で聖女ユノウと目が合った。その目には不安と焦燥の色が出ている。
「――こンのッ!!」
槍を地面に突き立てて、棒高跳びのように体を宙に持ち上げる。
光の球が地面にぶつかると、地面は抉れ、辺りに瓦礫を撒き散らす。
「ハァ……ハァ……」
観衆席に降り立った私は、女に睨みつける。さっきの回避に集中したせいか、槍はほどけて力なく髪が垂れた。
今ので完全に魔力を使い切っていた。もう立っているのがやっとだ。目はかすむし、手足も震えている。
「――上ッ!!」
ユノウの声で視線を上空へ向ける。その光景に愕然とした。
そこには数え切れないほど無数の光の球が浮いている。
「これは……無理だろ……」
諦めの言葉が思わず口を突いた。
女が空に向けてかざした杖を振り下ろす。それが合図となり、光の球が私に降り注いだ。
迫りくる光の球は、まるで流星群が落ちてくるかのように眩い。
私はその光から目を離せなかった。
これが人生の最後に見る光景だと思ったから。
――しかし、一瞬で終わるかと思えた光景は時が止まったかのように、私を照らし続けていた。
「落ちて……こない……?」
光の球は空中で完全に静止していた。それを操っていた女に視線を移すと女もまた、杖を構えたまま止まっている。
なんだ? なぜ攻撃を止めた?
彼女の指先から、砂のように小さい光の粒がサラサラと流れだしている。
目を凝らすと、彼女の纏う服と肌に、地割れのような線がいくつも走っていた。
体中に入ったヒビから紫色の光が漏れ出して、その輝きは次第に強さを増していく。
鳥の雛が勢いよく殻を破るかのように、大量の光が彼女の内側から拡散した。
宙に静止していた光の球も同じく、砂になり風に流されていく。
直視できないほどの輝きを放っていた女が、大きな破裂音と共に弾け消えてしまった。
静かになった宮殿内で、私は何が起こったのか分からず呆然としていると、ユノウの声が響く。
「――リーフィリアさん!!」
駆け寄ってきたユノウは、ボロボロの布切れを纏い、とても聖女とは言えない格好をしていた。
だが、彼女が無事でいることにまずはホッとする。
「……タクトはどこに?」
「最初大きな爆発があって、それから消えてしまいました……気付いた時にはさっきの女の人が現れていて」
チラリと消え去った女のいた所を見ると誰かが倒れていた。
赤い髪を後ろ髪だけ伸ばし、一束に纏めて尻尾のようにした少年。間違いなく彼だった。
「――タクトッ!!」
二人で駆け寄ってうつ伏せになった彼の上体を起こす。タクトは目を閉じたままだったが、僅かに息をしていることが分かった。
「……かなり消耗しているが生きている」
「ひとまず治癒魔法を……」
ユノウがタクトの額に触れて詠唱を始めようとした時、それを遮る声がした。
「――その魔女から離れろッ!」
声がした方には瓦礫を踏み鳴らし、怒りの形相をしたワインズが立ち上がっていた。
さらに彼の後ろには、三人の冒険者が顔を並べている。
タクトが救い出そうとしている仲間たちだ。
「貴様ら……」
「タクトをこちらに渡しなさいリーフィリア」
「ソイツは魔女だ。生かしておくわけにはいかない」
「貴女の魔力がもう無いのは知っています。観念して下さい」
タクトの仲間たちが、彼を殺そうと武器をこちらに向けている。仲が良かった頃を知る私は、複雑な気持ちになった。
カナタの言う通り、いまコイツらとやり合うだけの力はもう無い。抵抗すれば容赦なく攻撃してくるだろう。そうなれば私も、タクトも――。
「――ッやめてください!!」
静止の声を上げ、私たちの間に立ちはだかる人物がいた。
黒を基調とした修道服。短い黒髪の少女――リンだった。
彼女の小さいはずの背中が、今はとても大きく見える。
「リン……お前」
「今度は私たちが二人を守る番です。そうですよね? ユノウさん」
そう言って振り返ったリンは笑っていた。
長い前髪から覗く彼女の目には涙が浮かんでいる。きっと怖くて仕方がないのだろう。
隣にいたユノウが立ち上がると、リンの隣に立つ。
ユノウの手にはタクトが持ってきた魔女の杖、『宝杖』が握られていた。
「ええ。神に仕える者として、悪しき心は浄化しないといけませんね」
俺はレイラ婆さんの口振りに違和感を感じていた。
まるで、俺が魔力暴走を起こすのが分かっていたような言い方にむっとする。
「なら、なんで俺に魔力を渡したんだ。魔法を憎んでいるなら、あのまま洞窟の地下深くで……死ぬまで一人でいるほうがいいじゃないか」
あんまりの言い方で迷ったがこの際、遠慮はしないことにした。
レイラ婆さんは一度目を閉じると俺の言った事を、考えているようだった。
「……前にも言ったとおりだ」
再び目を開けた時、その顔はとても穏やかで、孫でも見るかのように俺を見つめる。
「お前さんのいく末を見たくなった。魔法を使えない男が、この力に抗うことが出来るのか、託してみたくなった」
それはきっと本心で言っているんだろう。
ずっと一人で悩み、人から憎まれ……そして世界に魔法を分け与えた憎しみの魔女は、何も出来ず魔法に支配された自分を、誰よりも憎んでいたんだろう。
そして今も、俺に魔法を託したことを後悔しているようにも見えた。
「憎しみの魔女、レイラ」
俺はあえて、そう呼ぶことにした。
「あなたがしてしまった過ちも、助けられなかった後悔も俺が代わりに償う――俺はあなたのようにはならない」
俺は仲間のことを思い浮かべていた。
リオンをモンスターから救った。
不正を暴いてユルナとカナタからも感謝された。
ファイアーバードの群れも倒して町を救った。ゴーレムだって倒した。
魔法が使えたから、みんな生きて笑っていられる。
この喜びと楽しさは、魔法が俺にくれたものだ。
「魔法は人を笑顔にする。その笑顔で俺は救われた。この力はやっぱり、人を救うためにあるんだと俺は思ってる」
レイラは何も言わず、ただ俺の言葉に耳を傾けている。
「今更、魔法を返せとか言うなよ? 俺がこの力で最強の魔術師になるところ、見せつけてやるからな」
「ふん……小童のくせに……戯言を」
悪態つく婆さんは口角を僅かに上げて、笑ったように見えた。
俺は手の平を前に向け詠唱の構えをする。運命に抗うのに、俺の魔法はピッタリじゃないか。
集中し、手に魔力を集めるイメージをしていると、そっと俺の腕にレイラの手が添えられた。
ヨボヨボで皮と骨しかないような老いた手。そこにもう二つの手が添えられる。
右隣には婆さんと大人レイナ。左隣には少女レイナが、俺の腕に触れていた。
「この力はまた、お前さんを苦しめるかもしれないよ?」
「その時はまた、抗ってやる」
俺の言葉を聞いて、どこか納得したように目を閉じた三人は、同時に同じ詠唱を紡ぎ出す。
「【我 憎しみの魔女が源泉たるその力を 彼の者に再び呼び戻せ】」
その詠唱は、これまで何度か聞こえた声だった。
女冒険者グループの不正を暴いた時、ファイアーバードの群れの時、ゴーレムを倒した時。
「この声……レイラだったのか……」
はにかんだ大人レイラが頷いた。三人が口々に言う。
「詠唱は言葉。言葉は口に出して初めて意味を成す」
「何かをしようとする時、頭で考えるより口に出して言ったほうが、やる気がでるでしょ?」
「……お前さんのいく末を、ここから見ておるよ」
必ず、魔法で人々を救ってみせる。
レイラがもう魔法を、自分を憎まなくなるぐらい世界を変えてやる。
マーヤと両親の死を償うためにも、ここで俺の冒険が終わってたまるかよ。
レイラの魔力の源泉は『自分自身への憎しみ』だ。自分に敵視が向いて暴れているのなら、俺が俺自身に魔法を使う事も出来るだろう。
一際大きく息を吸い込んで力を溜める。
添えられた三人の手からも、魔力が流れてくるのを感じた。この暗闇を吹き飛ばすほどの光を、魔力を全部出し切って暴走を止める。
吸い込んだ息を全部吐き出す勢いで、俺は詠唱を口にする。
「【反抗】ォォオオオッッ!!」
* * *
「くッ……!!」
身をよじり、迫る光の球を間一髪で避けた。
先の衛兵との戦闘、宮殿内に現れた謎の女との連戦で、もう魔力が尽きかけている。
得意の操作魔法で髪を槍へと変えようとするが、収束が遅い上に一つしか形を保てない。
目の前にいる女は、高威力の魔法を連打してくる。驚くべきは女の魔力量だ。これだけ打ち続けても、息切れ一つ起こさない。
タクトの名前を聞いて苦しみ出したかと思えば、突然の攻撃。しかも、コイツの魔力からタクトと似たものを感じる――。
「しまっ――」
考え事をしすぎて、抉られた地面に足をとられた。
体勢を崩した私に向けて、六つの紫色の球が飛んできていた。槍一つでは防ぐ事が出来ない。
「リーフィリアさんッ!」
視界の端で聖女ユノウと目が合った。その目には不安と焦燥の色が出ている。
「――こンのッ!!」
槍を地面に突き立てて、棒高跳びのように体を宙に持ち上げる。
光の球が地面にぶつかると、地面は抉れ、辺りに瓦礫を撒き散らす。
「ハァ……ハァ……」
観衆席に降り立った私は、女に睨みつける。さっきの回避に集中したせいか、槍はほどけて力なく髪が垂れた。
今ので完全に魔力を使い切っていた。もう立っているのがやっとだ。目はかすむし、手足も震えている。
「――上ッ!!」
ユノウの声で視線を上空へ向ける。その光景に愕然とした。
そこには数え切れないほど無数の光の球が浮いている。
「これは……無理だろ……」
諦めの言葉が思わず口を突いた。
女が空に向けてかざした杖を振り下ろす。それが合図となり、光の球が私に降り注いだ。
迫りくる光の球は、まるで流星群が落ちてくるかのように眩い。
私はその光から目を離せなかった。
これが人生の最後に見る光景だと思ったから。
――しかし、一瞬で終わるかと思えた光景は時が止まったかのように、私を照らし続けていた。
「落ちて……こない……?」
光の球は空中で完全に静止していた。それを操っていた女に視線を移すと女もまた、杖を構えたまま止まっている。
なんだ? なぜ攻撃を止めた?
彼女の指先から、砂のように小さい光の粒がサラサラと流れだしている。
目を凝らすと、彼女の纏う服と肌に、地割れのような線がいくつも走っていた。
体中に入ったヒビから紫色の光が漏れ出して、その輝きは次第に強さを増していく。
鳥の雛が勢いよく殻を破るかのように、大量の光が彼女の内側から拡散した。
宙に静止していた光の球も同じく、砂になり風に流されていく。
直視できないほどの輝きを放っていた女が、大きな破裂音と共に弾け消えてしまった。
静かになった宮殿内で、私は何が起こったのか分からず呆然としていると、ユノウの声が響く。
「――リーフィリアさん!!」
駆け寄ってきたユノウは、ボロボロの布切れを纏い、とても聖女とは言えない格好をしていた。
だが、彼女が無事でいることにまずはホッとする。
「……タクトはどこに?」
「最初大きな爆発があって、それから消えてしまいました……気付いた時にはさっきの女の人が現れていて」
チラリと消え去った女のいた所を見ると誰かが倒れていた。
赤い髪を後ろ髪だけ伸ばし、一束に纏めて尻尾のようにした少年。間違いなく彼だった。
「――タクトッ!!」
二人で駆け寄ってうつ伏せになった彼の上体を起こす。タクトは目を閉じたままだったが、僅かに息をしていることが分かった。
「……かなり消耗しているが生きている」
「ひとまず治癒魔法を……」
ユノウがタクトの額に触れて詠唱を始めようとした時、それを遮る声がした。
「――その魔女から離れろッ!」
声がした方には瓦礫を踏み鳴らし、怒りの形相をしたワインズが立ち上がっていた。
さらに彼の後ろには、三人の冒険者が顔を並べている。
タクトが救い出そうとしている仲間たちだ。
「貴様ら……」
「タクトをこちらに渡しなさいリーフィリア」
「ソイツは魔女だ。生かしておくわけにはいかない」
「貴女の魔力がもう無いのは知っています。観念して下さい」
タクトの仲間たちが、彼を殺そうと武器をこちらに向けている。仲が良かった頃を知る私は、複雑な気持ちになった。
カナタの言う通り、いまコイツらとやり合うだけの力はもう無い。抵抗すれば容赦なく攻撃してくるだろう。そうなれば私も、タクトも――。
「――ッやめてください!!」
静止の声を上げ、私たちの間に立ちはだかる人物がいた。
黒を基調とした修道服。短い黒髪の少女――リンだった。
彼女の小さいはずの背中が、今はとても大きく見える。
「リン……お前」
「今度は私たちが二人を守る番です。そうですよね? ユノウさん」
そう言って振り返ったリンは笑っていた。
長い前髪から覗く彼女の目には涙が浮かんでいる。きっと怖くて仕方がないのだろう。
隣にいたユノウが立ち上がると、リンの隣に立つ。
ユノウの手にはタクトが持ってきた魔女の杖、『宝杖』が握られていた。
「ええ。神に仕える者として、悪しき心は浄化しないといけませんね」
0
あなたにおすすめの小説
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
外れスキル【アイテム錬成】でSランクパーティを追放された俺、実は神の素材で最強装備を創り放題だったので、辺境で気ままな工房を開きます
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティで「外れスキル」と蔑まれ、雑用係としてこき使われていた錬金術師のアルト。ある日、リーダーの身勝手な失敗の責任を全て押し付けられ、無一文でパーティから追放されてしまう。
絶望の中、流れ着いた辺境の町で、彼は偶然にも伝説の素材【神の涙】を発見。これまで役立たずと言われたスキル【アイテム錬成】が、実は神の素材を扱える唯一無二のチート能力だと知る。
辺境で小さな工房を開いたアルトの元には、彼の作る規格外のアイテムを求めて、なぜか聖女や竜王(美少女の姿)まで訪れるようになり、賑やかで幸せな日々が始まる。
一方、アルトを失った元パーティは没落の一途を辿り、今更になって彼に復帰を懇願してくるが――。「もう、遅いんです」
これは、不遇だった青年が本当の居場所を見つける、ほのぼの工房ライフ&ときどき追放ざまぁファンタジー!
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
異世界転移から始まるハーレム生活〜チートスキルを貰った俺は、妹と共に無双する〜
昼寝部
ファンタジー
2XXX年、X月。
俺、水瀬アキトは戦争の絶えない地球で『戦場の悪魔』と呼ばれ、数多の戦で活躍していた。
そんな日々を過ごしていた俺は、ひょんなことから妹と一緒に異世界へ転移することになった。
その世界にはダンジョンが存在しており、ライトノベルなどで登場する世界観と類似していた。
俺たちはその世界で過ごすため女神様からチートスキルを貰い、冒険者となって異世界での生活を満喫することにした。
これは主人公の水瀬アキトと妹のカナデが異世界へ転移し、美少女たちに囲まれながら異世界で無双するお話し。
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる