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王子様と私。
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昼下がりの白亜の王城。
しかも王子様が重要な執務を行う執務室のソファの上に押し倒された形の私。
目の前には超絶美形な王子様の憂い顔。
この状況はなんだーーー!!?
「ちょ・・ちょっと待って!!無理!恋愛スキル0って言ってるでしょう。
手も繋いだことないんです。無理です。ごめんなさい!!」
状況が少し飲み込めたけど、未知の領域すぎて目から涙が溢れた。
「そう?初めて手を繋いだのはルナが7歳の時。
ピクニックに出かけた湖畔の傍で足を滑らせた君に手を貸して、そのまま王城に帰るまで
手を繋いで離さなかったんだよね。
恋愛スキル0でも、全部忘れても大丈夫。僕が全部覚えているから。」
ニッコリと凄みのある笑顔のアルベルトは笑顔のまま、私が着ていたワンピースに手をかけ
腰に巻いてあったイエローのシフォン地のリボンを解きにかかっている。
笑顔も台詞も末恐ろしい・・・・!!!!
「いや、あの・・・。全体的に無理です!!キャパ越えで失神しそうです。」
抵抗できない腕、足を上げてみる?
いや駄目だ。
不敬で殺されても本当に文句が言えなくなってしまう
畜生!
「そう?失神しても大丈夫、ベッドに運んで朝まで介抱してあげるよ。
でも・・・起きたら覚悟してね。」
・・・今日一番のアルベルトの笑顔でその選択肢は叩き落とされました。
持ってね!私の意識!!(祈)
「跡がつかないようにするね。」
「・・・ひっ。」
腕に解いたリボンを巻き付けられ、更に身体は強張り息をゴクリと飲み込んだ。
えーと、この流れは?
性的営みの知識は産婦人科の研修医時代に本で勉強した。
子孫を作るための原始的な営みであり、子を授か・・・。
そう性的営みの流れだ。
解剖学実習より怖い!!!
「アルベルト様!!これは不味いです。婚姻もしていない状況でこんな不埒な行為は!!
・・・どうか、お止めください!!」
気が付くと涙が溢れて、耳まで濡れていた。
レオナに美しく結われた金色の髪は、解けてボサボサになって肩で波打っていた。
この状況どう見ても強○!!
「だって、ルナは僕との婚約解消を望むのでしょう?
手に入らなくなるなら、既成事実を作るしかないよ。
そもそも最初から僕は君の全部が欲しかったんだから。」
顎をぐいっとアルベルトの方に向けられた拍子に、唇に熱いものが押し付けられる。
私の必死の抵抗で顔を左右に動かし、熱い口づけを逃れようとしてみても
その口づけは益々深く、息が出来ないほど唇を重ね、下唇を深く啄まれる。
「ふぁ・・・。」
甘い痺れが全身を伝う。
脳内では現状への突っ込みと、混乱と、身体の熱さが高まる
キスされてる。
息継ぎできない!!!
呼吸どうするの?!
そんな時、息継ぎをしようと抵抗し口を開けた瞬間にぬるりと温かい物が
口内に侵入してきた。
「う・・あっ・・。」
絞り出した声は切なさを帯びていて、自分の口から発したと思えない妖艶さをたたえていた。
リボンを結び終えたアルベルトの手によって顔も固定される。
目の前に憂いを帯びた瞳と目が合う。
美しいサファイアのような切ないアルベルトの瞳が揺れる。
私の苦悩を帯びた表情のエメラルドの瞳が彼の瞳に映っていた。
今日に限って前開きのドレスを着てきたことを後悔したことは無かった。
頭がぼーっとなっていって、全身に痺れと、舌を絡み取られ深く口づけを繰り返されている
私の上半身がやけに肌寒いことに気づき下を見やる。
「んん?!」
声にならない叫びを出す。
ぷちんぷちん。
真珠で縫われたボタンを見ずに片手で外しているアルベルトの手先の器用さに
驚愕した。
頭の中で警鐘がなり続ける。
今日、コルセット着けてないんですけど!!!
転生して魂が宿り先であるルナ=フェナルデイは美しかった。
それは顔面偏差値だけでなく、魅惑のボディも然り。
お風呂に入った時に、シミ一つない真っ白な肌に
大きく膨らんだ胸(推定DかEだろうな)
キュッと縊れたウエストに肉感のあるお尻。
コルセットを初めてつけた時に、胸は潰れて痛いは、腰と
背中は血流を感じられないくらい締め付けられ違和感しかなく
今朝はコルセットを装着しなかった。
が、まさかこんなことになるなんて・・・・・。
朝の私の馬鹿、間抜け。
「コルセット着けてないなんて、ルナはどうかしているよ。王城なんて沢山の猛獣が
いる所にコルセットなしで肢体を晒すなんて危ないよ、ルナ?
それともわざと着けて来なかったの?」
長いことキスをされていたせいで頭も身体もゆでだこ状態の私は彼の言葉に
カチンときた!
「・・・っ。一番危ないのはアルベルト様じゃないですか!?な、なんて破廉恥の数々を
なさるの。こんなの嫌だって、やめてって言っているのに。」
泣きながら真っ赤になった私は、彼の言葉に冷静にだけど少し怒りを交えて反論した。
「ルナが全部欲しいんだ。記憶喪失で混乱しているのも分かっているよ。だけど、
だけど・・・もうあいつには渡したくない。」
最後の言葉は荒い口調でいつものアルベルトらしさが吹っ飛んだ口調だった。
あいつ・・?
疑問を噛み締めている間もなく
ブチッ。
真珠のボタンがコロンと床に落ちた音がした。
あ、最後の雑!!
と突っ込んでいる間もなく。
開かれたドレスからふるんと大ぶりの白い胸が零れ落ちる。
開いたんでそりゃ零れ落ちるとは思っていたけれど。
アルベルトは驚いて目を大きくし、口を窄めた。
彼の青く美しい瞳は私の胸を凝視していた。
はぁ・・。と大きな吐息を漏らした。
胸に全力で視線が注がれていることが恥ずかしい。
消えたい。
「大きいね・・。綺麗だ。想像以上でびっくりしたよ。」
気を取り直したアルベルトは胸に手を当て、うっとりした眼で触れようと顔を下ろしてきた。
もう本当に恥ずかしすぎて失神手前まできていた私は
「ダメ!!アルベルト様。・・・これ以上は子どもが出来ちゃうーーーー!!」
と伯爵令嬢としての矜持を全無視して大声で叫んでしまっていた。
もうだめだ。さよなら・・・・。
バタン!!ドン!!
・・・・バキッ
ドサッ
開かれた扉の音と、何かが入ってきた音。
誰かが殴られた音が聞こえて私は・・・そこで意識を手放した。
<絵里香お願い、彼を助けて・・・。どうかお願い。>
薄れてゆく意識の中で、どこかで聞いたことのある声が
聞こえた気がした。
でもごめんなさい。
今は私のほうが助けが欲しいのです。
しかも王子様が重要な執務を行う執務室のソファの上に押し倒された形の私。
目の前には超絶美形な王子様の憂い顔。
この状況はなんだーーー!!?
「ちょ・・ちょっと待って!!無理!恋愛スキル0って言ってるでしょう。
手も繋いだことないんです。無理です。ごめんなさい!!」
状況が少し飲み込めたけど、未知の領域すぎて目から涙が溢れた。
「そう?初めて手を繋いだのはルナが7歳の時。
ピクニックに出かけた湖畔の傍で足を滑らせた君に手を貸して、そのまま王城に帰るまで
手を繋いで離さなかったんだよね。
恋愛スキル0でも、全部忘れても大丈夫。僕が全部覚えているから。」
ニッコリと凄みのある笑顔のアルベルトは笑顔のまま、私が着ていたワンピースに手をかけ
腰に巻いてあったイエローのシフォン地のリボンを解きにかかっている。
笑顔も台詞も末恐ろしい・・・・!!!!
「いや、あの・・・。全体的に無理です!!キャパ越えで失神しそうです。」
抵抗できない腕、足を上げてみる?
いや駄目だ。
不敬で殺されても本当に文句が言えなくなってしまう
畜生!
「そう?失神しても大丈夫、ベッドに運んで朝まで介抱してあげるよ。
でも・・・起きたら覚悟してね。」
・・・今日一番のアルベルトの笑顔でその選択肢は叩き落とされました。
持ってね!私の意識!!(祈)
「跡がつかないようにするね。」
「・・・ひっ。」
腕に解いたリボンを巻き付けられ、更に身体は強張り息をゴクリと飲み込んだ。
えーと、この流れは?
性的営みの知識は産婦人科の研修医時代に本で勉強した。
子孫を作るための原始的な営みであり、子を授か・・・。
そう性的営みの流れだ。
解剖学実習より怖い!!!
「アルベルト様!!これは不味いです。婚姻もしていない状況でこんな不埒な行為は!!
・・・どうか、お止めください!!」
気が付くと涙が溢れて、耳まで濡れていた。
レオナに美しく結われた金色の髪は、解けてボサボサになって肩で波打っていた。
この状況どう見ても強○!!
「だって、ルナは僕との婚約解消を望むのでしょう?
手に入らなくなるなら、既成事実を作るしかないよ。
そもそも最初から僕は君の全部が欲しかったんだから。」
顎をぐいっとアルベルトの方に向けられた拍子に、唇に熱いものが押し付けられる。
私の必死の抵抗で顔を左右に動かし、熱い口づけを逃れようとしてみても
その口づけは益々深く、息が出来ないほど唇を重ね、下唇を深く啄まれる。
「ふぁ・・・。」
甘い痺れが全身を伝う。
脳内では現状への突っ込みと、混乱と、身体の熱さが高まる
キスされてる。
息継ぎできない!!!
呼吸どうするの?!
そんな時、息継ぎをしようと抵抗し口を開けた瞬間にぬるりと温かい物が
口内に侵入してきた。
「う・・あっ・・。」
絞り出した声は切なさを帯びていて、自分の口から発したと思えない妖艶さをたたえていた。
リボンを結び終えたアルベルトの手によって顔も固定される。
目の前に憂いを帯びた瞳と目が合う。
美しいサファイアのような切ないアルベルトの瞳が揺れる。
私の苦悩を帯びた表情のエメラルドの瞳が彼の瞳に映っていた。
今日に限って前開きのドレスを着てきたことを後悔したことは無かった。
頭がぼーっとなっていって、全身に痺れと、舌を絡み取られ深く口づけを繰り返されている
私の上半身がやけに肌寒いことに気づき下を見やる。
「んん?!」
声にならない叫びを出す。
ぷちんぷちん。
真珠で縫われたボタンを見ずに片手で外しているアルベルトの手先の器用さに
驚愕した。
頭の中で警鐘がなり続ける。
今日、コルセット着けてないんですけど!!!
転生して魂が宿り先であるルナ=フェナルデイは美しかった。
それは顔面偏差値だけでなく、魅惑のボディも然り。
お風呂に入った時に、シミ一つない真っ白な肌に
大きく膨らんだ胸(推定DかEだろうな)
キュッと縊れたウエストに肉感のあるお尻。
コルセットを初めてつけた時に、胸は潰れて痛いは、腰と
背中は血流を感じられないくらい締め付けられ違和感しかなく
今朝はコルセットを装着しなかった。
が、まさかこんなことになるなんて・・・・・。
朝の私の馬鹿、間抜け。
「コルセット着けてないなんて、ルナはどうかしているよ。王城なんて沢山の猛獣が
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それともわざと着けて来なかったの?」
長いことキスをされていたせいで頭も身体もゆでだこ状態の私は彼の言葉に
カチンときた!
「・・・っ。一番危ないのはアルベルト様じゃないですか!?な、なんて破廉恥の数々を
なさるの。こんなの嫌だって、やめてって言っているのに。」
泣きながら真っ赤になった私は、彼の言葉に冷静にだけど少し怒りを交えて反論した。
「ルナが全部欲しいんだ。記憶喪失で混乱しているのも分かっているよ。だけど、
だけど・・・もうあいつには渡したくない。」
最後の言葉は荒い口調でいつものアルベルトらしさが吹っ飛んだ口調だった。
あいつ・・?
疑問を噛み締めている間もなく
ブチッ。
真珠のボタンがコロンと床に落ちた音がした。
あ、最後の雑!!
と突っ込んでいる間もなく。
開かれたドレスからふるんと大ぶりの白い胸が零れ落ちる。
開いたんでそりゃ零れ落ちるとは思っていたけれど。
アルベルトは驚いて目を大きくし、口を窄めた。
彼の青く美しい瞳は私の胸を凝視していた。
はぁ・・。と大きな吐息を漏らした。
胸に全力で視線が注がれていることが恥ずかしい。
消えたい。
「大きいね・・。綺麗だ。想像以上でびっくりしたよ。」
気を取り直したアルベルトは胸に手を当て、うっとりした眼で触れようと顔を下ろしてきた。
もう本当に恥ずかしすぎて失神手前まできていた私は
「ダメ!!アルベルト様。・・・これ以上は子どもが出来ちゃうーーーー!!」
と伯爵令嬢としての矜持を全無視して大声で叫んでしまっていた。
もうだめだ。さよなら・・・・。
バタン!!ドン!!
・・・・バキッ
ドサッ
開かれた扉の音と、何かが入ってきた音。
誰かが殴られた音が聞こえて私は・・・そこで意識を手放した。
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