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不穏な夜。
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書斎は相変わらず静寂に包まれ、沈黙が広がっていた。
父が何かに怯え、酷くネガティブな表情を表出するなんてことは今まで無かった。
サイラスは気づいたのだった。
父はルナとカイザルとの縁だけは何があっても認められないと強く思っていることに。
でも何故?と訝しく思う気持ちもある。でも、その答えは今必要ではない・・・。
そうだとすると、王子との婚約解消の事態になれば何故そんなことになったのかと
噂が噂を呼び、ルナもアルベルトもカイザルも傷ついてしまう結果になってしまうのではないかと考えていた。
サイラスが静寂を破って父に話しかけた。
「父上、今回のことは不問で宜しいのですか?アルベルトとルナの婚約は・・・「継続」の形で半年後の
婚姻までこのままで行かれる・・と。それで宜しいでしょうか?
ルナの気持ち次第ですが・・・。」
伯爵は渋い顔をしていた。
ルナの気持ちを考えたら、こんなことを無かったことには出来ない。
しかし、この噂は周りの人を余りにも傷つけてしまうだろう。
そんなことは理解しているのだが・・・。
「ルナを呼べ。ルナの気持ちを聞いたその上で陛下と殿下に・・これからのことを相談しに城へ向かうぞ。」
「はい。畏まりました。俺もアルベルトとは話したいと思っておりましたので、急いで向かいましょう。」
執事に声をかけ、ルナを呼ぶように伝えた。
傷ついてしまったルナにこの話をするのは酷ではあるが・・・。王城内には多数の人がいる。
王家のスキャンダルは民や貴族の絶好のご馳走である。
誰もが自分よりも他者の幸せを願う訳ではない。
人の醜聞を聞き、自分よりも不幸だと安心することで保っている人間も多くいる。
国の中で光を浴び続ける王族の醜聞は余計に早く広まってしまうのだから・・・。
トントン。
静かな書斎に小さなノックの音が響いた。
父親が「入りなさい」と声を掛けると、ルナが静かに入ってくる。
「お父様、お兄様、お呼びですか?」
時間がないので、父は早々に本題を切り出した。
「その。。実は今日のアルベルト殿下の事なのだが・・・。お前を傷つけてしまったとサイラスから聞いて
婚約の解消も考えたのだが・・・。」
話が終わる前にルナが自らキッパリと父の言葉を遮る。
「お父様。私は大丈夫です。婚約の解消など必要ありません。・・・・むしろほぼ合意でした!!」
「?!なんだと!!」
全く思っても見なかったルナの返答に
サイラスも父もその答えに一瞬頭が着いて来なかった。
言ってしまったルナも、やばい。「最後の台詞は間違ったかも!?」然な表情を浮かべた。
「だってお前、助けてって・・!!気絶までしていたのに・・。」
サイラスはビックリしすぎて腰が抜けたように椅子に倒れこんだ。
・・・ルナは非常に焦っていた。
転生してから、常にフル回転で乗り切ってきたが、流石に今の返答はナイ。
ビックリしすぎて会話が途切れている今がチャンスだった。
えーと。もう一度頭を整理しよう。
①取りあえず、アルベルトとカイザルの真実を知らなければいけない。
結婚までに未来が皆が幸せな方向に変えることが出来るかは、まだ未知数だ。
でも、アルベルトとカイザルの側にいれる今の距離を失うことがあっては、それは不可能になるのだ。
②婚約を解消しても誰も利にならない。伯爵家の名声も、アルベルトの名声も地に落ちる。
ということで・・。このままやけくそで続けよう・・。
「あれは、私のほうの心の準備がまだ出来てなかったの。知識がないから竦んだだけよ。複雑な乙女心なんです!
あ、そうだ!カイザル様にも御免なさいと。。お騒がせして申し訳ありませんでした。と、お伝え下さい。
私、ルナ=フェナルデイは予定通りにアルベルト様と結婚する予定でいます。と・・・。」
変わらず、ぽかんとルナの主張を聞いている父と兄を後目に
<ルナ、どうか私に貴方の身体を貸してね。どんなことになっても悪いようにはしないから!>
そう強く心で念じた。
「・・・・と言うことで、大丈夫なんです。アルベルト様との婚約は解消しませんので。父上、兄様、
この件は穏便にお願い致しますね。」
兄は魂が飛び去り空っぽの様子であった。
人はあまりに驚くと魂がぶっ飛ぶ・・・らしい。
しかし、父は納得出来ない部分もあるのかこれには一言添えて注意をする。
「いや・・そう?そうか・・・。でも婚姻前にその関係を持つのは駄目だぞ・・。それだけで醜聞になるからな。」
さっきから間抜けなリアクションを続けている父はいつもの威厳がぶっ飛んでしまっている様子だった。
外での外交手腕と家での家庭内外交の手腕は比例しないもので
普段から娘を溺愛している姿の際も威厳は微塵も感じられないのだった。
「はい!!結婚するまでアルベルト様には辛抱強く待っていただきます。お兄様、どうかアルベルト様によーーーーく言い聞かせてね!」
それだけ伝えるとルナは「失礼致します」と告げぺこりと頭を下げ、書斎を辞して自室へ笑顔で戻っていった。
残された二人はまだ呆気にとられた表情を浮かべていた。
そうしてよく似た親子である父と兄は顔を見合わせて言った。
「・・・・・。まぁ本人が良いって言っているならば、婚約は継続でいいのか・・?」
「そうですね・・・。何がどうなったかは知りませんが・・・。
でも、それが誰も傷つかない選択ではないでしょうかね。そうだ、父上!アルベルトが心配です。
ルナを傷つけたことでアルベルト自身が耐え切れず苦しんでいると思います。すぐにでも城に戻り、この朗報をお伝えして参りたいと思うのですが。」
「勿論だ。・・・今回の件に、別の理由が介在しているならば、この婚約をどうしても守らねばならぬからな・・。」
父は、神妙な顔で頷いた。「殿下のことは任せたぞ。」と頼まれ、サイラスは静かに頷いた。
急いで書斎を辞して城へ向かう支度を執事に命じるのであった。
サイラスはカイザルの事も頭に一瞬過ったのだが
・・今は何よりもアルベルトの元へ向かわなければならない。
今日のアルベルトの様子を思い出し決意を新たにしていた。
自分の支度も早々に伯爵家の馬車に乗り込み、最早真っ暗になってしまった夜道を街頭の明かりを頼りに急いで城へと向かうのだった。
父が何かに怯え、酷くネガティブな表情を表出するなんてことは今まで無かった。
サイラスは気づいたのだった。
父はルナとカイザルとの縁だけは何があっても認められないと強く思っていることに。
でも何故?と訝しく思う気持ちもある。でも、その答えは今必要ではない・・・。
そうだとすると、王子との婚約解消の事態になれば何故そんなことになったのかと
噂が噂を呼び、ルナもアルベルトもカイザルも傷ついてしまう結果になってしまうのではないかと考えていた。
サイラスが静寂を破って父に話しかけた。
「父上、今回のことは不問で宜しいのですか?アルベルトとルナの婚約は・・・「継続」の形で半年後の
婚姻までこのままで行かれる・・と。それで宜しいでしょうか?
ルナの気持ち次第ですが・・・。」
伯爵は渋い顔をしていた。
ルナの気持ちを考えたら、こんなことを無かったことには出来ない。
しかし、この噂は周りの人を余りにも傷つけてしまうだろう。
そんなことは理解しているのだが・・・。
「ルナを呼べ。ルナの気持ちを聞いたその上で陛下と殿下に・・これからのことを相談しに城へ向かうぞ。」
「はい。畏まりました。俺もアルベルトとは話したいと思っておりましたので、急いで向かいましょう。」
執事に声をかけ、ルナを呼ぶように伝えた。
傷ついてしまったルナにこの話をするのは酷ではあるが・・・。王城内には多数の人がいる。
王家のスキャンダルは民や貴族の絶好のご馳走である。
誰もが自分よりも他者の幸せを願う訳ではない。
人の醜聞を聞き、自分よりも不幸だと安心することで保っている人間も多くいる。
国の中で光を浴び続ける王族の醜聞は余計に早く広まってしまうのだから・・・。
トントン。
静かな書斎に小さなノックの音が響いた。
父親が「入りなさい」と声を掛けると、ルナが静かに入ってくる。
「お父様、お兄様、お呼びですか?」
時間がないので、父は早々に本題を切り出した。
「その。。実は今日のアルベルト殿下の事なのだが・・・。お前を傷つけてしまったとサイラスから聞いて
婚約の解消も考えたのだが・・・。」
話が終わる前にルナが自らキッパリと父の言葉を遮る。
「お父様。私は大丈夫です。婚約の解消など必要ありません。・・・・むしろほぼ合意でした!!」
「?!なんだと!!」
全く思っても見なかったルナの返答に
サイラスも父もその答えに一瞬頭が着いて来なかった。
言ってしまったルナも、やばい。「最後の台詞は間違ったかも!?」然な表情を浮かべた。
「だってお前、助けてって・・!!気絶までしていたのに・・。」
サイラスはビックリしすぎて腰が抜けたように椅子に倒れこんだ。
・・・ルナは非常に焦っていた。
転生してから、常にフル回転で乗り切ってきたが、流石に今の返答はナイ。
ビックリしすぎて会話が途切れている今がチャンスだった。
えーと。もう一度頭を整理しよう。
①取りあえず、アルベルトとカイザルの真実を知らなければいけない。
結婚までに未来が皆が幸せな方向に変えることが出来るかは、まだ未知数だ。
でも、アルベルトとカイザルの側にいれる今の距離を失うことがあっては、それは不可能になるのだ。
②婚約を解消しても誰も利にならない。伯爵家の名声も、アルベルトの名声も地に落ちる。
ということで・・。このままやけくそで続けよう・・。
「あれは、私のほうの心の準備がまだ出来てなかったの。知識がないから竦んだだけよ。複雑な乙女心なんです!
あ、そうだ!カイザル様にも御免なさいと。。お騒がせして申し訳ありませんでした。と、お伝え下さい。
私、ルナ=フェナルデイは予定通りにアルベルト様と結婚する予定でいます。と・・・。」
変わらず、ぽかんとルナの主張を聞いている父と兄を後目に
<ルナ、どうか私に貴方の身体を貸してね。どんなことになっても悪いようにはしないから!>
そう強く心で念じた。
「・・・・と言うことで、大丈夫なんです。アルベルト様との婚約は解消しませんので。父上、兄様、
この件は穏便にお願い致しますね。」
兄は魂が飛び去り空っぽの様子であった。
人はあまりに驚くと魂がぶっ飛ぶ・・・らしい。
しかし、父は納得出来ない部分もあるのかこれには一言添えて注意をする。
「いや・・そう?そうか・・・。でも婚姻前にその関係を持つのは駄目だぞ・・。それだけで醜聞になるからな。」
さっきから間抜けなリアクションを続けている父はいつもの威厳がぶっ飛んでしまっている様子だった。
外での外交手腕と家での家庭内外交の手腕は比例しないもので
普段から娘を溺愛している姿の際も威厳は微塵も感じられないのだった。
「はい!!結婚するまでアルベルト様には辛抱強く待っていただきます。お兄様、どうかアルベルト様によーーーーく言い聞かせてね!」
それだけ伝えるとルナは「失礼致します」と告げぺこりと頭を下げ、書斎を辞して自室へ笑顔で戻っていった。
残された二人はまだ呆気にとられた表情を浮かべていた。
そうしてよく似た親子である父と兄は顔を見合わせて言った。
「・・・・・。まぁ本人が良いって言っているならば、婚約は継続でいいのか・・?」
「そうですね・・・。何がどうなったかは知りませんが・・・。
でも、それが誰も傷つかない選択ではないでしょうかね。そうだ、父上!アルベルトが心配です。
ルナを傷つけたことでアルベルト自身が耐え切れず苦しんでいると思います。すぐにでも城に戻り、この朗報をお伝えして参りたいと思うのですが。」
「勿論だ。・・・今回の件に、別の理由が介在しているならば、この婚約をどうしても守らねばならぬからな・・。」
父は、神妙な顔で頷いた。「殿下のことは任せたぞ。」と頼まれ、サイラスは静かに頷いた。
急いで書斎を辞して城へ向かう支度を執事に命じるのであった。
サイラスはカイザルの事も頭に一瞬過ったのだが
・・今は何よりもアルベルトの元へ向かわなければならない。
今日のアルベルトの様子を思い出し決意を新たにしていた。
自分の支度も早々に伯爵家の馬車に乗り込み、最早真っ暗になってしまった夜道を街頭の明かりを頼りに急いで城へと向かうのだった。
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