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神官と神託。
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急な第三者の登場に私たちは驚く。
神々しいオーラの男性は、誰かに似ているような気がした。
部屋に静かな静寂が訪れる。
エミリアンだけが、彼を知っている。
「私は、この国の神官。イムディーナと申す者。
「祝福の子」、カイザル=エルタニアン=ルード=シェンブルグ。アルベルト殿下、
サイラス=フェナルデイ。そして、エリカ・・・・。わが国、シェンブルグへようこそお越しになられました。」
あれ?さらっとこの人、エリカって呼んだ?
「・・・・・!!何故私の名をご存じなのですか?」
エリカは驚愕の面持ちでイムディーナを見た。
「何故だと思いますか?」クスリと笑う。
「私は貴方の今までの人生も、ルナ=フェナルデイとして転生してからの貴方も全て存じ上げております。」
彼の後ろに見覚えのある猫が控えていた。
ニャア。
あ、声が普通の猫になっている!!
虹色の猫がイムディーナの足にすりすり身を寄せる。
え?猫・・・?!
まさか・・・!!
この人が虹色の猫をやってたの!?
私は目が落ちるかという位に開けながら思った。
こんな厳粛で秀麗で存在自体神の塊みたいな人が。。渋谷大好きなんだ。。?!
それが今日一番の驚きでした。
アルベルトも、見覚えのある猫の登場に「あ!」と、驚いている。
イムディーナは近くのソファに腰かけ、皆に座るように促した。
頭が回らない状態で、取りあえず座っとく。
「神々の「器」として、私がエリカ、貴方をこの世界へ連れてきました。
この世界に終焉か、繁栄のどちらかを齎す力を得るために選ばれし娘はルナ=フェナルデイ。
隣国ルーベリアに生まれる金の髪と美しいエメラルドの瞳を持つ歌姫だった。
彼女はこの世界のために、「器」として神を宿し儀式を行う必要があったのだ・・・・。」
「なに・・・を!!?ルナが儀式のための「器」であったと、そう申すのか?」
カイザルは信じられない表情で、イムディーナに食ってかかる勢いで怒鳴った。
「そんなの聞いたことないぞ!!」サイラスもカイザルも驚き声を上げた。
いや、誰も知らないよ。
ちょっとみんな落ち着こう!!
多分、ルナ、本人だって知らなかった事実だろう。
そうだ。知ってたらルナは死ななかった筈だ。
カイザルの役に立てる未来があるなら、自死を選ぶことはなかった。
喜んで器になったのではないだろうか・・。
あああ。なんてこった!!私は頭を一人で抱えていた。
エミリアンは私の一挙一党則を見てくすくす笑っていた。
「笑わないでよ。」「ああ、すまぬ。」目でやり取りをする。
この状況で、喋らなくても通じるのは楽だわ!
「しかし、その儀式がなくしては、祝福の子の力の開放なぞ起きないのだ。
この国の王は20年余りに渡って魔術を使える者を集め、鍛え、カイザルの力を持っても抗うことが出来ぬかもしれない。
しかし、選ばれし「器」であった姫は自死を選び、亡き者となってしまったのだ。
神官である私は、神の宣託によってこの猫の姿を借り異世界をルナ=フェナルデイの代わりに器となり得る娘を探した。
異世界を巡り、漸くその器に叶う人物を選択しこの世界へ招いたのだ。」
えーー。そうなの?
最近次から次と衝撃の告白があるんですけど!!
ルナが「器」だったのも驚いたけど、やはりこの眉目秀麗な神官が私を探して呼び寄せた張本人なのね?(渋谷も好きなのよね・・。)
「エリカ、・・・お前の人生は面白かった。いつも前向きに人を助け、見返りを求めない女性だった。
魂の色も珍しい虹色でルナ=フェナルデイに適合する人物として、人生を追っていた。
この国に来てからも医術やそのバイタリテイで人に大きく影響を与えていた。
・・・私の選択は間違って無かったとそう思えた。」
「ああ、はい。・・・そうでしょうね。有難うございます。」
皆が唖然と二人のやり取りを見守る。
ほぼ毎晩お茶会をしていた親友的な存在、この二人のツーカーぶりに皆驚くのだった。
「お前は明日、鍵となる「器」として、神々の力を降ろすための役割となる。
ガリラディア神殿でお前は歌を唄い、神々に祈りを捧げる役割を担うことが君のこの世界での使命だ。
ちなみに、神殿には王の命で兵や魔術師が沢山遣わされている。
この神殿を壊すことも躊躇わなかった王であるから、再建後もまた攻撃してくる可能性は高い・・・。
命がけの指名になるが・・・。
どちらか一つを選べ。このまま生きて逃げ帰るか、この世界の未来を決める選択をカイザルに委ねるのか。
・・・今ならまだ逃げられるぞ?」
一呼吸も置かずに答える。
「やるに「決まってる」!一択です。」
はぁ。と、息を吐きだし一呼吸を置いて答える。
「私はルナを後悔させない未来を選択するためにここに居る。
みんな命を懸けて自分の使命と向き合っているのに、私が逃げる選択肢なんて眼中にないわ。
私に授けてくれた「歌」の力は、明日の戦いの重要なスキルでしょう。精一杯務めさせて頂きます!」
キッパリ言い放った。
みんなはものすごーく、不安そうだけど。
「そうだな。・・聞く時間も勿体ない質問だな。では、エリカ。明日の明朝、我と一緒にガリラディア神殿へ向かうぞ。カイザルとエミリアン、アルベルトとサイラスは王太子の任命式へ向かってくれ。この国が滅びる前に
愚王の暴挙を・・ここで止めるのだ。」
みんなで顔を見合わせ、静かに頷く。
エメラルドの瞳が2つ、サファイア、アメジスト、ラピスの瞳に決意が宿る。
黄金色の瞳は嬉しそうに笑んだ。
全ての選択を決する日は、明日。
神々しいオーラの男性は、誰かに似ているような気がした。
部屋に静かな静寂が訪れる。
エミリアンだけが、彼を知っている。
「私は、この国の神官。イムディーナと申す者。
「祝福の子」、カイザル=エルタニアン=ルード=シェンブルグ。アルベルト殿下、
サイラス=フェナルデイ。そして、エリカ・・・・。わが国、シェンブルグへようこそお越しになられました。」
あれ?さらっとこの人、エリカって呼んだ?
「・・・・・!!何故私の名をご存じなのですか?」
エリカは驚愕の面持ちでイムディーナを見た。
「何故だと思いますか?」クスリと笑う。
「私は貴方の今までの人生も、ルナ=フェナルデイとして転生してからの貴方も全て存じ上げております。」
彼の後ろに見覚えのある猫が控えていた。
ニャア。
あ、声が普通の猫になっている!!
虹色の猫がイムディーナの足にすりすり身を寄せる。
え?猫・・・?!
まさか・・・!!
この人が虹色の猫をやってたの!?
私は目が落ちるかという位に開けながら思った。
こんな厳粛で秀麗で存在自体神の塊みたいな人が。。渋谷大好きなんだ。。?!
それが今日一番の驚きでした。
アルベルトも、見覚えのある猫の登場に「あ!」と、驚いている。
イムディーナは近くのソファに腰かけ、皆に座るように促した。
頭が回らない状態で、取りあえず座っとく。
「神々の「器」として、私がエリカ、貴方をこの世界へ連れてきました。
この世界に終焉か、繁栄のどちらかを齎す力を得るために選ばれし娘はルナ=フェナルデイ。
隣国ルーベリアに生まれる金の髪と美しいエメラルドの瞳を持つ歌姫だった。
彼女はこの世界のために、「器」として神を宿し儀式を行う必要があったのだ・・・・。」
「なに・・・を!!?ルナが儀式のための「器」であったと、そう申すのか?」
カイザルは信じられない表情で、イムディーナに食ってかかる勢いで怒鳴った。
「そんなの聞いたことないぞ!!」サイラスもカイザルも驚き声を上げた。
いや、誰も知らないよ。
ちょっとみんな落ち着こう!!
多分、ルナ、本人だって知らなかった事実だろう。
そうだ。知ってたらルナは死ななかった筈だ。
カイザルの役に立てる未来があるなら、自死を選ぶことはなかった。
喜んで器になったのではないだろうか・・。
あああ。なんてこった!!私は頭を一人で抱えていた。
エミリアンは私の一挙一党則を見てくすくす笑っていた。
「笑わないでよ。」「ああ、すまぬ。」目でやり取りをする。
この状況で、喋らなくても通じるのは楽だわ!
「しかし、その儀式がなくしては、祝福の子の力の開放なぞ起きないのだ。
この国の王は20年余りに渡って魔術を使える者を集め、鍛え、カイザルの力を持っても抗うことが出来ぬかもしれない。
しかし、選ばれし「器」であった姫は自死を選び、亡き者となってしまったのだ。
神官である私は、神の宣託によってこの猫の姿を借り異世界をルナ=フェナルデイの代わりに器となり得る娘を探した。
異世界を巡り、漸くその器に叶う人物を選択しこの世界へ招いたのだ。」
えーー。そうなの?
最近次から次と衝撃の告白があるんですけど!!
ルナが「器」だったのも驚いたけど、やはりこの眉目秀麗な神官が私を探して呼び寄せた張本人なのね?(渋谷も好きなのよね・・。)
「エリカ、・・・お前の人生は面白かった。いつも前向きに人を助け、見返りを求めない女性だった。
魂の色も珍しい虹色でルナ=フェナルデイに適合する人物として、人生を追っていた。
この国に来てからも医術やそのバイタリテイで人に大きく影響を与えていた。
・・・私の選択は間違って無かったとそう思えた。」
「ああ、はい。・・・そうでしょうね。有難うございます。」
皆が唖然と二人のやり取りを見守る。
ほぼ毎晩お茶会をしていた親友的な存在、この二人のツーカーぶりに皆驚くのだった。
「お前は明日、鍵となる「器」として、神々の力を降ろすための役割となる。
ガリラディア神殿でお前は歌を唄い、神々に祈りを捧げる役割を担うことが君のこの世界での使命だ。
ちなみに、神殿には王の命で兵や魔術師が沢山遣わされている。
この神殿を壊すことも躊躇わなかった王であるから、再建後もまた攻撃してくる可能性は高い・・・。
命がけの指名になるが・・・。
どちらか一つを選べ。このまま生きて逃げ帰るか、この世界の未来を決める選択をカイザルに委ねるのか。
・・・今ならまだ逃げられるぞ?」
一呼吸も置かずに答える。
「やるに「決まってる」!一択です。」
はぁ。と、息を吐きだし一呼吸を置いて答える。
「私はルナを後悔させない未来を選択するためにここに居る。
みんな命を懸けて自分の使命と向き合っているのに、私が逃げる選択肢なんて眼中にないわ。
私に授けてくれた「歌」の力は、明日の戦いの重要なスキルでしょう。精一杯務めさせて頂きます!」
キッパリ言い放った。
みんなはものすごーく、不安そうだけど。
「そうだな。・・聞く時間も勿体ない質問だな。では、エリカ。明日の明朝、我と一緒にガリラディア神殿へ向かうぞ。カイザルとエミリアン、アルベルトとサイラスは王太子の任命式へ向かってくれ。この国が滅びる前に
愚王の暴挙を・・ここで止めるのだ。」
みんなで顔を見合わせ、静かに頷く。
エメラルドの瞳が2つ、サファイア、アメジスト、ラピスの瞳に決意が宿る。
黄金色の瞳は嬉しそうに笑んだ。
全ての選択を決する日は、明日。
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