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裏切りの結婚式は薔薇色に染まる・・。
裏切りの結婚式は薔薇色に染まる・・。⑭
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う・・うわっ・・。
この下り、しち面倒くさい予感しかしない・・・!!
「実はシアは・・。俺のこっ・・がはぁっ・・・。。」
瞬殺で掴まれた腕を叩き落とした私は、きつく睨みつけた。
「ばっ、馬鹿言わないでよ・・。
そんな訳ないでしょう!?自惚れないで。」
「うっわぁ・・。レオ、ざまぁ・・。」
カイルが思わず吹き出して笑っていた。
「でも、レオはシアのことずっと好きだったよね。それはずっと、変わらないじゃないか・・。」
ユヴェールのセリフに私は、動きを止めて見上げた。
「ええっ・・!?
知らないわよ、そんな話。初耳だし。」
「俺は一貫して好意を伝えているけどな・・。
知らないんじゃないだろ?単に鈍いだけだ。」
驚いている私を、南極の氷のような冷たさで見下ろすレオと目が合った。
マジで凍るから・・。
しかし、目から鱗だわ。
「生徒会のメンバーでは、本人以外は全員気づいていたけどね。」
眉をしかめてユヴェールを見上げると、真っ青な顔をした父と兄が視界に入った・・。
私は、一体家族にどんな娘に映ってるんだろう・・。
「だから言ってるだろ・・。鈍感通り越して愚鈍だと。神経が残念な構造をしているか、きっと麻痺しているんだろうな、シアは・・。」
「はっ、恥ずかしいとかない訳??
表情変えずに好きって頭可笑しいわよ・・!!
それにねぇ、親兄弟の前で愚鈍だの、神経麻痺だの失礼な言葉を並べないでよ。
お兄様がまたキレるわよ??」
「・・すいません。アルノルドさん。つい、いつもの癖で。」
レオが、恐る恐る兄を見た。
「レオノールくんは、本当にシアが好きなの??]
兄が、訝し気な表情でレオを見つめていた。
「始めて出会った時からずっと好きでした。
婚約者がいるから諦めようと思って・・。だけど、どうしても諦め切れませんでした。」
真剣な表情のレオは碧眼で兄を射抜いた。
何故か、勝手に私の胸が高鳴っていた。
金色の髪は金糸のように美しく、整った美貌を誇るレオにそんな事を言われて、嬉しくない人はきっといないだろう・・なぁ。(他人事)
職業人を目指している私は、色恋沙汰は御免だけどね・・!!
「・・レオめ。」
その言葉にカイルは、瞳を激しく揺らしていた。
「僕だって・・。シアのこと好きだよ。レオだけずるいぞ!!」
カイルが不貞腐れたように、怒りだした。
父がそっちへと驚いた顔で視線を向けた。
「カイルの気持ちは知ってるわよ?
今はちょっと黙っていてね?うん、有り難う。」
これ以上ややこしくなるのは勘弁よ・・!!
ぷうっと頬を膨らましたカイルは拗ねたように、ユヴェールを抓って怒られていた。
「アルノルド、レオノールはクロード君よりもアレクシア嬢を大切にすると思うが・・。どうかな?」
この国の王太子エヴァンが、沈黙を破って話し出した。
「エヴァン様・・。
さっきの話が本当ならば、シアはレオノール君が好きで・・。
クロードとの婚約が嫌だったんだろ?
なら、婚約が白紙になった今・・。レオノール君もシアを望むならば・・。」
「駄目よ、お兄様・・!!
レオに乗せられては駄目なのよ!!
・・う、裏切り者なんだから!!」
アカン・・。
止まれ、この流れっ!!
「裏切り・・?何の話??」
指を指して睨みつける私に、兄はポカンとした表情で口を開けた。
「想い合って幸せになれるなら、もう儂は何も言わないぞ・・。シアが幸せになるように選びなさい。」
心なしか乱れ髪の父と目が合って、私は大きく目を見開いた。
「ちっ、違うわよ!!私は「ファーマシスト」になりたいんだってば・・!!」
その言葉にエヴァンは翡翠の瞳を揺らして、私を見つめていた。
なんだか流れは不穏だ・・!!
非情に不穏だわ!!
「さっき、婚約破棄したばかりなのよ??親友にも命を狙われ、婚約者にも裏切られ・・。傷心なのよ、私は!!」
未だに重いウェディングドレスを身に着けたままの私は、ベールを床に投げ捨てた。
「飛び上がって喜んでいたじゃないか・・。傷心よりも解放感で一杯だろ?」
ボソッと私に聞こえるように言ったレオをキッと睨む。
この下り、しち面倒くさい予感しかしない・・・!!
「実はシアは・・。俺のこっ・・がはぁっ・・・。。」
瞬殺で掴まれた腕を叩き落とした私は、きつく睨みつけた。
「ばっ、馬鹿言わないでよ・・。
そんな訳ないでしょう!?自惚れないで。」
「うっわぁ・・。レオ、ざまぁ・・。」
カイルが思わず吹き出して笑っていた。
「でも、レオはシアのことずっと好きだったよね。それはずっと、変わらないじゃないか・・。」
ユヴェールのセリフに私は、動きを止めて見上げた。
「ええっ・・!?
知らないわよ、そんな話。初耳だし。」
「俺は一貫して好意を伝えているけどな・・。
知らないんじゃないだろ?単に鈍いだけだ。」
驚いている私を、南極の氷のような冷たさで見下ろすレオと目が合った。
マジで凍るから・・。
しかし、目から鱗だわ。
「生徒会のメンバーでは、本人以外は全員気づいていたけどね。」
眉をしかめてユヴェールを見上げると、真っ青な顔をした父と兄が視界に入った・・。
私は、一体家族にどんな娘に映ってるんだろう・・。
「だから言ってるだろ・・。鈍感通り越して愚鈍だと。神経が残念な構造をしているか、きっと麻痺しているんだろうな、シアは・・。」
「はっ、恥ずかしいとかない訳??
表情変えずに好きって頭可笑しいわよ・・!!
それにねぇ、親兄弟の前で愚鈍だの、神経麻痺だの失礼な言葉を並べないでよ。
お兄様がまたキレるわよ??」
「・・すいません。アルノルドさん。つい、いつもの癖で。」
レオが、恐る恐る兄を見た。
「レオノールくんは、本当にシアが好きなの??]
兄が、訝し気な表情でレオを見つめていた。
「始めて出会った時からずっと好きでした。
婚約者がいるから諦めようと思って・・。だけど、どうしても諦め切れませんでした。」
真剣な表情のレオは碧眼で兄を射抜いた。
何故か、勝手に私の胸が高鳴っていた。
金色の髪は金糸のように美しく、整った美貌を誇るレオにそんな事を言われて、嬉しくない人はきっといないだろう・・なぁ。(他人事)
職業人を目指している私は、色恋沙汰は御免だけどね・・!!
「・・レオめ。」
その言葉にカイルは、瞳を激しく揺らしていた。
「僕だって・・。シアのこと好きだよ。レオだけずるいぞ!!」
カイルが不貞腐れたように、怒りだした。
父がそっちへと驚いた顔で視線を向けた。
「カイルの気持ちは知ってるわよ?
今はちょっと黙っていてね?うん、有り難う。」
これ以上ややこしくなるのは勘弁よ・・!!
ぷうっと頬を膨らましたカイルは拗ねたように、ユヴェールを抓って怒られていた。
「アルノルド、レオノールはクロード君よりもアレクシア嬢を大切にすると思うが・・。どうかな?」
この国の王太子エヴァンが、沈黙を破って話し出した。
「エヴァン様・・。
さっきの話が本当ならば、シアはレオノール君が好きで・・。
クロードとの婚約が嫌だったんだろ?
なら、婚約が白紙になった今・・。レオノール君もシアを望むならば・・。」
「駄目よ、お兄様・・!!
レオに乗せられては駄目なのよ!!
・・う、裏切り者なんだから!!」
アカン・・。
止まれ、この流れっ!!
「裏切り・・?何の話??」
指を指して睨みつける私に、兄はポカンとした表情で口を開けた。
「想い合って幸せになれるなら、もう儂は何も言わないぞ・・。シアが幸せになるように選びなさい。」
心なしか乱れ髪の父と目が合って、私は大きく目を見開いた。
「ちっ、違うわよ!!私は「ファーマシスト」になりたいんだってば・・!!」
その言葉にエヴァンは翡翠の瞳を揺らして、私を見つめていた。
なんだか流れは不穏だ・・!!
非情に不穏だわ!!
「さっき、婚約破棄したばかりなのよ??親友にも命を狙われ、婚約者にも裏切られ・・。傷心なのよ、私は!!」
未だに重いウェディングドレスを身に着けたままの私は、ベールを床に投げ捨てた。
「飛び上がって喜んでいたじゃないか・・。傷心よりも解放感で一杯だろ?」
ボソッと私に聞こえるように言ったレオをキッと睨む。
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