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背徳の密事
桃は自ら慧の広い背中に脚を絡め、もっと奥へと、もっと強く突き上げてほしいと懇願する。慧が注ぎ込む熱に歓喜の声を上げた。
そうして何度目かの絶頂を終えた二人は、絡まり合ったまま、いつの間にか眠りに落ちていった。
――ガチャン。
「ただいま。……おや、真っ暗だね。桃ちゃん、いるのかい?」
聞き慣れた恭介の声が、静寂を切り裂く。
「っ……!?」
桃は心地よい微睡みから、一瞬で覚醒した。
旦那様が帰ってきた!
気づけば外はもう夕暮れでリビングは暗かった。隣には衣服を脱ぎ捨てたままの慧が、桃の隣でまだ眠っていた。
一気に現実へ引き戻された桃は、自分が慧と交わした淫らな行為の様子がまざまざと窺える惨状に気づいた。
「……だ、旦那様……! 慧様、起きてください……起きてくださいっ!!」
桃は焦りながらも震える手で慧を揺さぶる。
そのとき内側に溜まっていた慧の放った白濁液が、桃の太ももまで溢れ出したのに気づいた。
太ももを伝うドロリとした液。それは時間が経過しても、桃の奥深くまで慧が入っていた隠しようのない証拠だった。
カチッ。
室内が無情にも眩しい光で包まれる。桃が昼間手にしていた掃除機も転がっているリビングは、衣服が散らばり、裸の二人がソファーにいる光景を照らし出した。
桃は恐る恐るドアの方を向くと、仕事帰りの恭介が言葉を失って立ち尽くしていた。
「桃……ちゃん……?」
恭介は乱れた桃と慧の姿をまじまじと見つめた。
桃は必死に手を伸ばし、床に落ちたボロボロのメイド服を拾おうとしたが、やっと目覚めた慧がわざとらしく桃の腰を強く引き寄せた。
「……おかえり、父さん。今日はずいぶん早いんだな」
慧は桃を所有者然として、その白い身体に腕を回して閉じ込めた。
桃の胸元や首筋には、慧が吸い、噛みついた跡が赤い花のように散らされていた。
「……慧……お前……そこで何をしている……」
恭介が感情の窺えない声色で言う。
慧は、桃の太ももに付着した白濁した液を恭介に見せつけるように、わざと指でそこをなぞってみせた。
「見てよ、父さん。あんたのメイド、俺が突くたびにすごい声で鳴いてさ……。ほら、まだこんなに溢れてる」
「やめて慧様! ……旦那様、違うんです、私……っ!!」
桃は何と言えばいいか分からなかった。
もちろん初めは強引だった、けれどその後は旦那様とは違う、激しく拒絶し難い快楽にその身を委ねてしまったのは自分自身だったからだ。
恭介はゆっくりと、表情を変えずに二人の方へ歩み寄ってくる。一歩、また一歩と近づくごとに、桃の心臓は破裂しそうなほど脈打った。
――どうしよう、旦那様に嫌われたくない!!!
「違う……? 何が違うのかな」
怒っているのかどうかわからない、恭介の声はいつも通り穏やかだった。
恭介の手が、震える桃の頬を撫で、優しく顎に添えた。怯えて伏せていた桃の顔を上げ、しっかりと目を合わせてくる。
桃はこわごわと恭介を見つめた。
見ると恭介は柔和な笑みで見つめ返している。
「旦那様⋯⋯?」
桃の顎にあった指先は、そのまま滑り、喉元を辿る。
首を絞められるのかと息を飲んだ桃をよそに、その手は桃の胸先をなぞり、慧に抱きしめられたままの桃の割れ目へと辿り着いた。
「……慧。いつの間に桃ちゃんと、そんなに仲良くなったんだい?」
恭介の瞳には暗い欲望が渦巻いていた。彼は誰を睨みつけることもせず、ただ桃の内から溢れる息子の痕跡を、自身の指でさらにかき混ぜた。
「ひ、あぁっ……旦那様……っ!」
「桃ちゃん。君がこんなに淫らな子だとは知らなかった。私一人では、足りなかったのかい?」
恭介はそう囁くと、無造作に自身のネクタイを緩め、ジャケットを脱ぎ捨てた。
慧はそれを見て、挑戦的な笑みを浮かべた。
「……父さん、怒らないんだ? 自分の女が奪われても? だったら、いいよね。俺がこいつと寝てもさ。父さんもこいつに同じ事してるんだし。試してみようよ、こいつが、どっちの男を選ぶのかさ」
慧が抱きしめたままの桃の背後から、小ぶりながらもその柔らかな胸を揉みしだいてみせた。感じやすい乳首を刺激してくる。
「あ、……ん、んんっ……!!」
甘い痛みが桃に流れる。
「気持ちよさそうだねぇ、桃ちゃん」
恭介の細く長い指が、慧が注ぎ込んだ白濁を掻き出すように桃の蜜壺に沈み込んでいく。
「ひぁっ、……だ、旦那様……あ、ぁあッ!」
その指先は桃が弱い場所を完全に熟知した動きで擦り上げてくる。恭介は回数こそ多くないが、いつもこうして時間をかけ、桃が満たされるまで指や舌、時には道具を使って弄り尽くす。
「父さん……っ!」
背後から桃を愛撫していた慧が、その反応を見て低く唸った。
自分の時とは違う桃が、恭介の愛撫に淫らに悶える桃が、自分の知らない場所への刺激で反応する桃が、堪らなく慧の所有欲と独占欲を煽る。
「……へぇ。一回しか出来ない分、そうやって指で仕込んでたわけだ。気持ちよさそうだなぁ、桃?」
慧の声に、隠しきれない棘と嫉妬が混じる。
桃は恭介の指使いに腰がビクビクと跳ねていた。そんな桃の中に恭介の指に負けるものかと、慧も指を強引に割り込ませてきた。
「いやぁっ……慧さま、……旦那様の……っ、あぁッ!!」
「父さんに、こんなに開発されてたんだ……?」
二人の形の違う指がバラバラに動いて、桃は自身の蜜が奥の方から一気に噴き出してくるのが分かった。
二人の手は桃の愛液にビシャビシャになった。
恭介は滴る指を自身の口に入れてしゃぶった。
「甘い……美味しいよ、桃ちゃん」
それはそれは美味しそうに言うので桃はいつも恥ずかしくなってしまうのだ。以前桃は己の雫を恭介に舐めさせられたことがあった。けれど自分ではどうにも美味しい、甘い、恭介の言うように桃の様だとは思えなかったのだ。
桃は知らずに頬が赤く染まった。
慧は負けじと、先ほどの恭介の動きを真似るように、けれどずっと激しく、桃の達したばかりの蜜壺の中で指を動かした。
恭介はそんな息子の焦りを見透かしたように言った。
「慧、そんなに焦らなくても、桃ちゃんの身体は逃げやしないよ」
達して敏感になっていた桃は身体をガクガクと震わせ、プシュッと慧の手を潮で濡らした。
「はぁ、はぁ、ぁあ、もう、……あああッ!!」
「父さんじゃなくても、こいつは感じるんだよ」
ぐったりしている桃にはお構いなく、恭介は桃の胸に吸い付いた。
「んんんんっ!」
「さあ桃ちゃん、夜はまだ始まったばかりだよ」
恭介が桃の耳元で低く甘い声で囁いた。
そうして何度目かの絶頂を終えた二人は、絡まり合ったまま、いつの間にか眠りに落ちていった。
――ガチャン。
「ただいま。……おや、真っ暗だね。桃ちゃん、いるのかい?」
聞き慣れた恭介の声が、静寂を切り裂く。
「っ……!?」
桃は心地よい微睡みから、一瞬で覚醒した。
旦那様が帰ってきた!
気づけば外はもう夕暮れでリビングは暗かった。隣には衣服を脱ぎ捨てたままの慧が、桃の隣でまだ眠っていた。
一気に現実へ引き戻された桃は、自分が慧と交わした淫らな行為の様子がまざまざと窺える惨状に気づいた。
「……だ、旦那様……! 慧様、起きてください……起きてくださいっ!!」
桃は焦りながらも震える手で慧を揺さぶる。
そのとき内側に溜まっていた慧の放った白濁液が、桃の太ももまで溢れ出したのに気づいた。
太ももを伝うドロリとした液。それは時間が経過しても、桃の奥深くまで慧が入っていた隠しようのない証拠だった。
カチッ。
室内が無情にも眩しい光で包まれる。桃が昼間手にしていた掃除機も転がっているリビングは、衣服が散らばり、裸の二人がソファーにいる光景を照らし出した。
桃は恐る恐るドアの方を向くと、仕事帰りの恭介が言葉を失って立ち尽くしていた。
「桃……ちゃん……?」
恭介は乱れた桃と慧の姿をまじまじと見つめた。
桃は必死に手を伸ばし、床に落ちたボロボロのメイド服を拾おうとしたが、やっと目覚めた慧がわざとらしく桃の腰を強く引き寄せた。
「……おかえり、父さん。今日はずいぶん早いんだな」
慧は桃を所有者然として、その白い身体に腕を回して閉じ込めた。
桃の胸元や首筋には、慧が吸い、噛みついた跡が赤い花のように散らされていた。
「……慧……お前……そこで何をしている……」
恭介が感情の窺えない声色で言う。
慧は、桃の太ももに付着した白濁した液を恭介に見せつけるように、わざと指でそこをなぞってみせた。
「見てよ、父さん。あんたのメイド、俺が突くたびにすごい声で鳴いてさ……。ほら、まだこんなに溢れてる」
「やめて慧様! ……旦那様、違うんです、私……っ!!」
桃は何と言えばいいか分からなかった。
もちろん初めは強引だった、けれどその後は旦那様とは違う、激しく拒絶し難い快楽にその身を委ねてしまったのは自分自身だったからだ。
恭介はゆっくりと、表情を変えずに二人の方へ歩み寄ってくる。一歩、また一歩と近づくごとに、桃の心臓は破裂しそうなほど脈打った。
――どうしよう、旦那様に嫌われたくない!!!
「違う……? 何が違うのかな」
怒っているのかどうかわからない、恭介の声はいつも通り穏やかだった。
恭介の手が、震える桃の頬を撫で、優しく顎に添えた。怯えて伏せていた桃の顔を上げ、しっかりと目を合わせてくる。
桃はこわごわと恭介を見つめた。
見ると恭介は柔和な笑みで見つめ返している。
「旦那様⋯⋯?」
桃の顎にあった指先は、そのまま滑り、喉元を辿る。
首を絞められるのかと息を飲んだ桃をよそに、その手は桃の胸先をなぞり、慧に抱きしめられたままの桃の割れ目へと辿り着いた。
「……慧。いつの間に桃ちゃんと、そんなに仲良くなったんだい?」
恭介の瞳には暗い欲望が渦巻いていた。彼は誰を睨みつけることもせず、ただ桃の内から溢れる息子の痕跡を、自身の指でさらにかき混ぜた。
「ひ、あぁっ……旦那様……っ!」
「桃ちゃん。君がこんなに淫らな子だとは知らなかった。私一人では、足りなかったのかい?」
恭介はそう囁くと、無造作に自身のネクタイを緩め、ジャケットを脱ぎ捨てた。
慧はそれを見て、挑戦的な笑みを浮かべた。
「……父さん、怒らないんだ? 自分の女が奪われても? だったら、いいよね。俺がこいつと寝てもさ。父さんもこいつに同じ事してるんだし。試してみようよ、こいつが、どっちの男を選ぶのかさ」
慧が抱きしめたままの桃の背後から、小ぶりながらもその柔らかな胸を揉みしだいてみせた。感じやすい乳首を刺激してくる。
「あ、……ん、んんっ……!!」
甘い痛みが桃に流れる。
「気持ちよさそうだねぇ、桃ちゃん」
恭介の細く長い指が、慧が注ぎ込んだ白濁を掻き出すように桃の蜜壺に沈み込んでいく。
「ひぁっ、……だ、旦那様……あ、ぁあッ!」
その指先は桃が弱い場所を完全に熟知した動きで擦り上げてくる。恭介は回数こそ多くないが、いつもこうして時間をかけ、桃が満たされるまで指や舌、時には道具を使って弄り尽くす。
「父さん……っ!」
背後から桃を愛撫していた慧が、その反応を見て低く唸った。
自分の時とは違う桃が、恭介の愛撫に淫らに悶える桃が、自分の知らない場所への刺激で反応する桃が、堪らなく慧の所有欲と独占欲を煽る。
「……へぇ。一回しか出来ない分、そうやって指で仕込んでたわけだ。気持ちよさそうだなぁ、桃?」
慧の声に、隠しきれない棘と嫉妬が混じる。
桃は恭介の指使いに腰がビクビクと跳ねていた。そんな桃の中に恭介の指に負けるものかと、慧も指を強引に割り込ませてきた。
「いやぁっ……慧さま、……旦那様の……っ、あぁッ!!」
「父さんに、こんなに開発されてたんだ……?」
二人の形の違う指がバラバラに動いて、桃は自身の蜜が奥の方から一気に噴き出してくるのが分かった。
二人の手は桃の愛液にビシャビシャになった。
恭介は滴る指を自身の口に入れてしゃぶった。
「甘い……美味しいよ、桃ちゃん」
それはそれは美味しそうに言うので桃はいつも恥ずかしくなってしまうのだ。以前桃は己の雫を恭介に舐めさせられたことがあった。けれど自分ではどうにも美味しい、甘い、恭介の言うように桃の様だとは思えなかったのだ。
桃は知らずに頬が赤く染まった。
慧は負けじと、先ほどの恭介の動きを真似るように、けれどずっと激しく、桃の達したばかりの蜜壺の中で指を動かした。
恭介はそんな息子の焦りを見透かしたように言った。
「慧、そんなに焦らなくても、桃ちゃんの身体は逃げやしないよ」
達して敏感になっていた桃は身体をガクガクと震わせ、プシュッと慧の手を潮で濡らした。
「はぁ、はぁ、ぁあ、もう、……あああッ!!」
「父さんじゃなくても、こいつは感じるんだよ」
ぐったりしている桃にはお構いなく、恭介は桃の胸に吸い付いた。
「んんんんっ!」
「さあ桃ちゃん、夜はまだ始まったばかりだよ」
恭介が桃の耳元で低く甘い声で囁いた。
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