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18. 学園生活スタート①
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(いよいよね……)
部屋の窓から外を見て、当たり前だけと見たことのある景色だったからそろそろゲームが始まろうとしているのか、とようやく実感ができた。
──3日前、サルバトレー公爵邸を出て私は学園の女子寮へ、リチャードは男子寮へと移り住み始めた。
私たちが出る前に公爵夫妻が見送りに来てくれた。
お父様から『もし何かあったら手紙を寄越しなさい』と言われ、お母様からは『しばらくは寂しくなるわね……』と声を掛けられた。
リチャードは両親に『僕が姉上をちゃんと守りますから安心してください』と言って、公爵夫妻は『リチャードのシスコンぷりには困ったものだな』と返して、笑いながらも安心したのか清々しい笑顔で手を振ってくれた。
(……あそこに戻りたいわね)
3ヶ月しかいなかった公爵邸なのにあの暖かい場所に戻りたいと素直に思った。
……絶対にバットエンドは阻止してみせる。
「アン?」
扉をノックする音がしたからメイドのアンが休憩から帰ってきたのかと名前を呼ぶ。
「リーリア!ジェニット・オルガノフよ!私を覚えてる?」
ジェニットが何故こちらに?と気にはなったが、慌てて扉を開ける。
「ジェニット様?……覚えてないわけないわ!ガーデンパーティーから5日しか経っていないもの」
「覚えててよかったわ……私は昨日この寮に到着したの!そのままバタバタしてたから今日、挨拶になってしまったのだけど。でも、早めにこちらに来てよかったわ!リーリアにも会えたし、明日になったらもっと人が多かったでしょうから」
(……そうね、明日には学園に近い生徒が一斉に寮に入ってくるもの)
朗らかに笑うジェニットは相変わらず美人だ。
日本やベネットが居たアエーマ王国では家から通える距離に自宅がある場合は寮に住む必要はないが、ヘーリオスでは自宅が近くても遠くても学園に通う生徒は学園近くにある寮に全員入るという決まりがある。
親元から離れ、自立を促すためだそうだ。
「それならある程度の準備は終えられてるのね……よかったらティータイム、御一緒しませんか?」
「えぇ!実は私もティータイムのお誘いに来たのよ」
学園近くのカフェで15時にティータイムをする約束をジェニットとして別れる。
休憩から帰って来たアンに伝え、午前中は明後日に迫った入学式の準備を進めた。
「リーリア!待たせてしまってごめんなさい……レイトンも一緒に来るってうるさくて」
レイトンはふくれっ面のジェニットをエスコートしてきた。
「ジェニット様、レイトン様。ご機嫌よう……いいえ、大丈夫ですよ」
私は笑って言ったがレイトンはやはり私のことが気に入らないのか、見張るためにわざわざジェニットに着いて来たらしい。
「こんにちは、サルバトレー公爵令嬢。レディー2人のティータイムを邪魔をするつもりは無かったのですが、3年間は同じ学園に通う仲間ですから、親交を深めようと思いましてね」
「ええ……そういえば私達あまりお話したこともございませんでしたものね」
(……上手いこと言ったつもりなんでしょうけど、私は貴方の考えてる事は分かるわ)
それでも、ジェニットが傍に居るから軽い嫌味だけで我慢した。
「ねぇ、中に入らない?」
レイトンは私からの嫌味に少し焦っていたが、ジェニットの言葉に冷静を取り戻して真顔で頷いた。
「そうね。このカフェには何があるかしら?」
気を取り直して、店内に入りながらウキウキしてジェニットに話しかける。
店員から席へと案内された私達は着席してメニュー表をペラペラと捲り、注文を決めた。
注文したものがくるのを待っている間にジェニットから話をふってくれ、そのまま雑談する流れに。
「そういえば、ダビンソン男爵の令嬢がテンプソン伯爵家に引き取られたのは知ってる?」
ジェニットは私とレイトンに視線を向ける。
「知ってるわ。顔はまだ見たことがないけれど」
元ダビンソン男爵令嬢はヒロイン、ジェシカ・テンプソンが伯爵家へ引き取られる前の家名だ。
もちろん、顔を見たこともあれば実際にガーデンパーティーでの彼女の立ち振る舞いを観察していたので私は知っていたが、知らないふりをしておいた。
「私もまだ顔を見たことがないけど、とても美人で天真爛漫なお嬢様と噂なのよ。同級生になるから会えるのが楽しみでうずうずしてるの!」
口の端が軽くニヤけている。
「……ジェニット。こないだのガーデンパーティーで会ったのを覚えていないのですか?」
レイトンは目を見開く。
(自分の婚約者にちょっかいかけてた令嬢の名前を知らなかったのね……)
道理で噂のみでヒロインを褒める訳だ。
「……えっ?嘘!どの子!?」
婚約者の言葉をすぐに信じた彼女は立ち上がりはしなかったが隣に座るレイトンの腕にしがみつき、聞き出そうとしている。
困ったのか眉間に皺を寄せるレイトンが見ていられなくて、私は助け舟を出すことにした。
「……テンプソン伯爵令嬢は確か、栗毛色の髪の毛で瞳は水色と噂で聞いていたのだけど、こないだのガーデンパーティーで慌てて中へ入場した水色のドレスを着た令嬢と見た目が一致してるわね。シルク公子、もしかしてその令嬢ですか?」
「はい。よく覚えておいでですね」
ジェニットになんて言って聞かせようか悩んでいたようで、ほっとして私の言ったことを肯定してくれた。
「え?…………えっ!?」
状況が読めないと私達を見ていたが数秒の沈黙の後、理解したようだ。
(理解したみたいでよかったわ……これでまだ分からないようだったら『お二人は私と別れた後にその方と話してませんでしたか?』とはっきり言わねばならないところだった)
「……もしかして、あの時に急にレイトンに話しかけてきた空気の読めない令嬢ではないわよね?」
「あの時の令嬢くらいしか特徴に当てはまる人はいませんよ」
2人は私の存在を忘れているのか、痴話喧嘩を始めてしまう。
「私……テンプソン令嬢と仲良くするの楽しみにしてたのに……人の婚約者に手を出そうとする人だったなんて……噂と違う、残念だわ」
心底失望したらしい。
「遅刻したから焦っていただけでしょう」
「っ……」
呆れたレイトンの声に悔しそうに唇を噛む彼女を哀れに思った。
「シルク公子……そのような言い方、婚約者に酷くありませんか?他の令嬢に気安く婚約者が話しかけられて嬉しい女性などおりません」
ジェニットを見てられなくなったから意見したが、レイトンに睨まれる。
「……だからって貴女は嫉妬した相手をいじめていいと考えてるんですか?」
固まる。
(……リーリアの日頃の行いのことを言っているのね?)
これが悪役令嬢に対する皆の扱いだと分かっていても、悔しくてしょうがない。
けど、ここで泣いたら惨めになるだけだ。
涙をぐっと堪える。
「ちょっと、リーリアになんてことを!?」
「お待たせしました」
ジェニットが私の代わりに彼を怒ってくれようとしたが、タイミング悪く注文したものが運ばれてきてしまった。
「あっ、はい」
ジェニットの鋭い視線を受けながら彼は慌てて頷く。
(……あっ、このレイトンの表情見たことあるかも)
ジェニットの断罪が終わった時に、ヒロインに『君を守れなくて、すみません』と言っていた時と同じ。
もっと言うなら、ヒロインに惹かれ始めたレイトンはこんな風に慌てる素振りを見せるようになっていく。
レイトンはジェニットに好意を抱いている──少なくとも、現段階では。
(人の感情を私利私欲のために使ってはならないけど……)
これは使えるかもしれない。
私は何故、婚約者同士をヒロインが壊せないくらい強く結びつけておけばハーレムエンドを防げる可能性があることを失念していたのか。
私と同じ悪役令嬢だから幸せになれないと勘違いしていた。
……ジェニットとアイシラはリーリアとは違い、断罪も緩いのに。
なら、どうにかなるのかもしれない。
「皇太子殿下!ようこそいらっしゃいました!」
考えていると店の入口にあるベルが鳴り、店長らしき身なりが良い男性が"皇太子殿下"と呼んだので店内にいる自分達を含めた客が一斉に入口を見た。
そこにはクリストファーの他によく知る2人が居た。
部屋の窓から外を見て、当たり前だけと見たことのある景色だったからそろそろゲームが始まろうとしているのか、とようやく実感ができた。
──3日前、サルバトレー公爵邸を出て私は学園の女子寮へ、リチャードは男子寮へと移り住み始めた。
私たちが出る前に公爵夫妻が見送りに来てくれた。
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(……あそこに戻りたいわね)
3ヶ月しかいなかった公爵邸なのにあの暖かい場所に戻りたいと素直に思った。
……絶対にバットエンドは阻止してみせる。
「アン?」
扉をノックする音がしたからメイドのアンが休憩から帰ってきたのかと名前を呼ぶ。
「リーリア!ジェニット・オルガノフよ!私を覚えてる?」
ジェニットが何故こちらに?と気にはなったが、慌てて扉を開ける。
「ジェニット様?……覚えてないわけないわ!ガーデンパーティーから5日しか経っていないもの」
「覚えててよかったわ……私は昨日この寮に到着したの!そのままバタバタしてたから今日、挨拶になってしまったのだけど。でも、早めにこちらに来てよかったわ!リーリアにも会えたし、明日になったらもっと人が多かったでしょうから」
(……そうね、明日には学園に近い生徒が一斉に寮に入ってくるもの)
朗らかに笑うジェニットは相変わらず美人だ。
日本やベネットが居たアエーマ王国では家から通える距離に自宅がある場合は寮に住む必要はないが、ヘーリオスでは自宅が近くても遠くても学園に通う生徒は学園近くにある寮に全員入るという決まりがある。
親元から離れ、自立を促すためだそうだ。
「それならある程度の準備は終えられてるのね……よかったらティータイム、御一緒しませんか?」
「えぇ!実は私もティータイムのお誘いに来たのよ」
学園近くのカフェで15時にティータイムをする約束をジェニットとして別れる。
休憩から帰って来たアンに伝え、午前中は明後日に迫った入学式の準備を進めた。
「リーリア!待たせてしまってごめんなさい……レイトンも一緒に来るってうるさくて」
レイトンはふくれっ面のジェニットをエスコートしてきた。
「ジェニット様、レイトン様。ご機嫌よう……いいえ、大丈夫ですよ」
私は笑って言ったがレイトンはやはり私のことが気に入らないのか、見張るためにわざわざジェニットに着いて来たらしい。
「こんにちは、サルバトレー公爵令嬢。レディー2人のティータイムを邪魔をするつもりは無かったのですが、3年間は同じ学園に通う仲間ですから、親交を深めようと思いましてね」
「ええ……そういえば私達あまりお話したこともございませんでしたものね」
(……上手いこと言ったつもりなんでしょうけど、私は貴方の考えてる事は分かるわ)
それでも、ジェニットが傍に居るから軽い嫌味だけで我慢した。
「ねぇ、中に入らない?」
レイトンは私からの嫌味に少し焦っていたが、ジェニットの言葉に冷静を取り戻して真顔で頷いた。
「そうね。このカフェには何があるかしら?」
気を取り直して、店内に入りながらウキウキしてジェニットに話しかける。
店員から席へと案内された私達は着席してメニュー表をペラペラと捲り、注文を決めた。
注文したものがくるのを待っている間にジェニットから話をふってくれ、そのまま雑談する流れに。
「そういえば、ダビンソン男爵の令嬢がテンプソン伯爵家に引き取られたのは知ってる?」
ジェニットは私とレイトンに視線を向ける。
「知ってるわ。顔はまだ見たことがないけれど」
元ダビンソン男爵令嬢はヒロイン、ジェシカ・テンプソンが伯爵家へ引き取られる前の家名だ。
もちろん、顔を見たこともあれば実際にガーデンパーティーでの彼女の立ち振る舞いを観察していたので私は知っていたが、知らないふりをしておいた。
「私もまだ顔を見たことがないけど、とても美人で天真爛漫なお嬢様と噂なのよ。同級生になるから会えるのが楽しみでうずうずしてるの!」
口の端が軽くニヤけている。
「……ジェニット。こないだのガーデンパーティーで会ったのを覚えていないのですか?」
レイトンは目を見開く。
(自分の婚約者にちょっかいかけてた令嬢の名前を知らなかったのね……)
道理で噂のみでヒロインを褒める訳だ。
「……えっ?嘘!どの子!?」
婚約者の言葉をすぐに信じた彼女は立ち上がりはしなかったが隣に座るレイトンの腕にしがみつき、聞き出そうとしている。
困ったのか眉間に皺を寄せるレイトンが見ていられなくて、私は助け舟を出すことにした。
「……テンプソン伯爵令嬢は確か、栗毛色の髪の毛で瞳は水色と噂で聞いていたのだけど、こないだのガーデンパーティーで慌てて中へ入場した水色のドレスを着た令嬢と見た目が一致してるわね。シルク公子、もしかしてその令嬢ですか?」
「はい。よく覚えておいでですね」
ジェニットになんて言って聞かせようか悩んでいたようで、ほっとして私の言ったことを肯定してくれた。
「え?…………えっ!?」
状況が読めないと私達を見ていたが数秒の沈黙の後、理解したようだ。
(理解したみたいでよかったわ……これでまだ分からないようだったら『お二人は私と別れた後にその方と話してませんでしたか?』とはっきり言わねばならないところだった)
「……もしかして、あの時に急にレイトンに話しかけてきた空気の読めない令嬢ではないわよね?」
「あの時の令嬢くらいしか特徴に当てはまる人はいませんよ」
2人は私の存在を忘れているのか、痴話喧嘩を始めてしまう。
「私……テンプソン令嬢と仲良くするの楽しみにしてたのに……人の婚約者に手を出そうとする人だったなんて……噂と違う、残念だわ」
心底失望したらしい。
「遅刻したから焦っていただけでしょう」
「っ……」
呆れたレイトンの声に悔しそうに唇を噛む彼女を哀れに思った。
「シルク公子……そのような言い方、婚約者に酷くありませんか?他の令嬢に気安く婚約者が話しかけられて嬉しい女性などおりません」
ジェニットを見てられなくなったから意見したが、レイトンに睨まれる。
「……だからって貴女は嫉妬した相手をいじめていいと考えてるんですか?」
固まる。
(……リーリアの日頃の行いのことを言っているのね?)
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けど、ここで泣いたら惨めになるだけだ。
涙をぐっと堪える。
「ちょっと、リーリアになんてことを!?」
「お待たせしました」
ジェニットが私の代わりに彼を怒ってくれようとしたが、タイミング悪く注文したものが運ばれてきてしまった。
「あっ、はい」
ジェニットの鋭い視線を受けながら彼は慌てて頷く。
(……あっ、このレイトンの表情見たことあるかも)
ジェニットの断罪が終わった時に、ヒロインに『君を守れなくて、すみません』と言っていた時と同じ。
もっと言うなら、ヒロインに惹かれ始めたレイトンはこんな風に慌てる素振りを見せるようになっていく。
レイトンはジェニットに好意を抱いている──少なくとも、現段階では。
(人の感情を私利私欲のために使ってはならないけど……)
これは使えるかもしれない。
私は何故、婚約者同士をヒロインが壊せないくらい強く結びつけておけばハーレムエンドを防げる可能性があることを失念していたのか。
私と同じ悪役令嬢だから幸せになれないと勘違いしていた。
……ジェニットとアイシラはリーリアとは違い、断罪も緩いのに。
なら、どうにかなるのかもしれない。
「皇太子殿下!ようこそいらっしゃいました!」
考えていると店の入口にあるベルが鳴り、店長らしき身なりが良い男性が"皇太子殿下"と呼んだので店内にいる自分達を含めた客が一斉に入口を見た。
そこにはクリストファーの他によく知る2人が居た。
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