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またか
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家に入って、Tシャツを脱いで冷蔵庫からビール出してソファーに座った。え!昼間からのんじゃう?まっいいか。美味いはずが美味くない。また立ち上がり冷たいお茶をもってきた。美味い。久しぶりにやる気ゼロ。いつも大してやる気満々じゃないけど。携帯がなってる、だれだ?あ!ちいちゃんからだ。めんどくさいがお客さんなんで、出るしかない。「もしもし、どーした?」いつも通りのパターンで話し始める。「今日行くね。マスターに聞いて欲しいことあるの。もう、旦那とうまくやっていけない。」「え、何があったんだよ?ちぃちゃん料理も上手いし可愛いし、とにかく後でゆっくり聞くよ。」「ありがとうマスターなら解ってくれるよね。じゃあ後でいくね。」ふー。辛いアピール、可哀想アピール。そんな奴は絶対別れやしないし。俺そんなに人生まともに生きてないし。ましてや、カウンセラーでもないし。いつも手料理の差し入れはありがたいが、料理の下の下心はノーサンキューだよ。そういえば、突然泣き出したり、わざとに飲めない酒飲んだり色んな女がいるよな。なだめたり、叱るふりしてグラスとりあげたり。かまって欲しい。寂しいんだよな。人間みんな自分が主役になりたいんだよ。心配したふり、困ったふり、おこったふり。営業時間は俺じゃなくマスターだから、それでいいんだよ。働いてくれてる女の子達に、少しでも給料上げてやるために、俺はふりを続けている。今日もちぃちゃんの愚痴を沢山聞きながら酒も沢山飲ませましょう。俺がこの街で、店を出したのが三年前。それ以前は多分みんなが知っている場所で七年やっていた。俺は仕事と家の往復の毎日。仕事は疲れるけど、店の人気がでればでるほど、満席が続いて、あそこは早く行かなきゃ座れないと噂になればなるほど、お客さんには、感謝。しかし、俺とマスターの距離が広がっていく。昔もそうだった。彼女がいたことも何度かあった。しかし彼女は、当時の店の場所のマスターと付き合ってるだけで、マスターのイメージ、経営者の俺がすきだったんだよ。俺は漢字読めてもいざとなると書けないし、難しい計算や、歴史なんてむりだし。ただの低学歴の親父でしかないんだよ。家じゃ大好きなピーナツパン買い込んで、冷たいお茶とたべながら、TV見て、4匹の猫に、ソファー占領されないように寝転んでいる。二日に一度は毛玉吐いたの朝一でふんずけてるし。ソファー爪研がれて中のスポンジがとびでてるし。そんなこと考えてたら、奴よく、猫に見つからなかったな、すごい奴だよなと、また、ゴキブリを思い出してしまった。
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