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第一章
4.人は感情的な生き物
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エメラルダスは
「妹!?そっくり…そう…あ、ここはツターの森だよ。てつろう」
ツターの森?聞いたことないな。
どこなんだろう。
ん?
「ん?名前?なんで知ってるんですか?やっぱり、芽照!?」
エメラルダスは少し慌てながら
「えっ!?名前?なんのこと?」
と言ったので
「今、鉄朗って、言わなかったです?俺、鉄朗って言います。松本鉄朗です。」
俺が言うと
エメラルダスは
「あ!てつろうっていうの?そーなんだね!よろしくね!てつろうさん!」
ん?スルー?
気のせいか?それとも…本当はドッキリ?
俺は小学生の頃、金田一少年の事件簿を全巻持っていてさらにドラマを全シリーズ読んでいるほど、疑り深い。
ドッキリの可能性も捨てきれない。
となるとさっきの豚人間にスマホを投げた事を謝りたい。
「め…エメラルダス…さん、さっきの豚人間はどこへ行ったのかな?怒ってたから謝りたいんだけど…」
これには二つの要素があった。
まず、これがドッキリでモニタリングだった場合、俺が誠実に謝るところをテレビで観た人が会社関係者だったら採用してくれるかもしれないこと、
もう一つは、仮に豚人間だったとしても言葉を話していた様に聞こえたので、コミュニケーションが可能かもしれない事。仮に豚人間だった場合に単純な好奇心と、エメラルダスが居たらなんとかなるという気持ちがあった。
よくよく考えてみたら街でイカついにいちゃんに難癖つけられて、こちらからスマホを投げても、謝りたいとは思わないだろう。
きっとまだこの空間が作り物だと思っていたのと、興奮していたのだと思う。
エメラルダスは顔をしかめて
「オークのところ?やめといた方がいいよ」と言われた。
…オーク
そっか、彼はオークだったのか。
「そー、そのオークに謝りたいんだ。エメラルダスさんも火の玉ぶつけたんだし。謝りにいこーよ!」
カメラはどこだ?俺は視線だけでカメラを探す。
「んー…」
エメラルダスは少し考えていた。
が…
「そーだ!その本、少し読んでからなら連れて行ってあげる!この森のオークの街に!」
ん?本?
「人を動かす」のことか…
あたりはまだ明るい。
とりあえず、ここはエメラルダスの言うことを聞く事にしよう。
でも、この本がなんの役に立つのだろう?
俺はそう思いながら、ちょうどあった切り株の上に腰を下ろして、本を読み始めた。
「妹!?そっくり…そう…あ、ここはツターの森だよ。てつろう」
ツターの森?聞いたことないな。
どこなんだろう。
ん?
「ん?名前?なんで知ってるんですか?やっぱり、芽照!?」
エメラルダスは少し慌てながら
「えっ!?名前?なんのこと?」
と言ったので
「今、鉄朗って、言わなかったです?俺、鉄朗って言います。松本鉄朗です。」
俺が言うと
エメラルダスは
「あ!てつろうっていうの?そーなんだね!よろしくね!てつろうさん!」
ん?スルー?
気のせいか?それとも…本当はドッキリ?
俺は小学生の頃、金田一少年の事件簿を全巻持っていてさらにドラマを全シリーズ読んでいるほど、疑り深い。
ドッキリの可能性も捨てきれない。
となるとさっきの豚人間にスマホを投げた事を謝りたい。
「め…エメラルダス…さん、さっきの豚人間はどこへ行ったのかな?怒ってたから謝りたいんだけど…」
これには二つの要素があった。
まず、これがドッキリでモニタリングだった場合、俺が誠実に謝るところをテレビで観た人が会社関係者だったら採用してくれるかもしれないこと、
もう一つは、仮に豚人間だったとしても言葉を話していた様に聞こえたので、コミュニケーションが可能かもしれない事。仮に豚人間だった場合に単純な好奇心と、エメラルダスが居たらなんとかなるという気持ちがあった。
よくよく考えてみたら街でイカついにいちゃんに難癖つけられて、こちらからスマホを投げても、謝りたいとは思わないだろう。
きっとまだこの空間が作り物だと思っていたのと、興奮していたのだと思う。
エメラルダスは顔をしかめて
「オークのところ?やめといた方がいいよ」と言われた。
…オーク
そっか、彼はオークだったのか。
「そー、そのオークに謝りたいんだ。エメラルダスさんも火の玉ぶつけたんだし。謝りにいこーよ!」
カメラはどこだ?俺は視線だけでカメラを探す。
「んー…」
エメラルダスは少し考えていた。
が…
「そーだ!その本、少し読んでからなら連れて行ってあげる!この森のオークの街に!」
ん?本?
「人を動かす」のことか…
あたりはまだ明るい。
とりあえず、ここはエメラルダスの言うことを聞く事にしよう。
でも、この本がなんの役に立つのだろう?
俺はそう思いながら、ちょうどあった切り株の上に腰を下ろして、本を読み始めた。
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