75 / 600
第四章 一時帰宅編
第74話 殺意と人権
しおりを挟む
「写真ー? 誰が映ってたの?」
「私の、昔馴染みだ」
形ある物いつか壊れる。
モーズは警察を庇ったのも鼠型に特攻をしかけたのも、決して後悔はしていない。あそこで保身に走ったとすれば、モーズは自分を許せなくなる。
寧ろ自分が近くに居たのに、警察官の感染者を出してしまった方が悔しい程だ。
それでも、穴だらけでとても修復出来なそうな写真を目にすると、少々気分が沈む。
「……写真一枚、仕方がない事だ。命には換えられない」
モーズは目を伏せて、壊れた写真立てを座席の上に置いた。
「私の事は、いい。それよりも他の、そうだセレン。私にお願いしたい事があるのだと、言っていなかったか?」
「この空気の中で私に言えと?」
「だから私の事は、気にしなくていい。ラボまで時間がかかるんだ、今聞いておく」
「……わかりましたぁ」
セレンは重苦しい空気を気にしながら、渋々といった様子で【お願い】をモーズに伝える。
「実は私もモーズ先生と同じように、人を探しておりまして」
「そうだったのか」
「はい。名前は『トール』。背が2メートル近くある体躯の男性で、歳は40くらいですかね? ほっぺに雷のマークのような、ギザギザした模様の赤い刺青を入れている方ですっ!」
セレンは「目付きが悪いの方なです!」と自分の目尻を指先で吊り上げ、身振り手振りで説明してくれる。
「そうか。セレンはその人に会って、どうしたい?」
「トールさんは私がお世話になった方です。数年前に姿をくらませてしまいましたが、是非とも再会してお礼をしたくって」
「そうなのか。私にはどうも、君がその人を殺したいように見えるのだが」
モーズの指摘にセレンは押し黙り、車内が暫し静まり返る。
「……どうして、そう思ったのですか?」
「目、かな。強い殺意を感じる目をしていた、気がする」
「いつかの意趣返しですかぁ?」
「私も、観察を、心がけようと思ったからな」
一週間前のマスク専門店での会話が思い返され、むくれるセレン。
そのやり取りを見ていたミックスは、またけたけたと笑っている。
「あははー。セレン、観念したら?」
「ううう。モーズ先生、変な所で目敏いですねぇ……そうですよ」
セレンは黒目がちの瞳を細めて、
「私はトールを、殺めたいのです」
殺意を肯定した。
「理由を、訊いても?」
「先生も私達に人権がない事は知っているでしょう? 昔随分と、手酷い目に合いまして」
セレンは詳細は語らなかったが、冷え切った瞳から温厚な彼が激怒していて、激怒するにあたる仕打ちを受けた事がそれとなく伝わる。
「だからと人権のない私達に人間を裁く権利はない。しかもその時の私の所有者はラボではなく、そのトールだった。ウミヘビは愛玩動物以下な扱いです、器物損壊にも当たらない」
ラボに来る、前。
てっきりウミヘビは皆、オフィウクス・ラボで作り出されたものと勝手に思い込んでいたモーズは、頭が殴られたかのような衝撃を受けた。フリーデンの話ではウミヘビ達人造人間の製造者はラボの所長で、レシピは極秘。
外部の人間がウミヘビに関わっている可能性を、全く考えていなかった。
「けど私達にも感情はある。痛め付けられたら苦しいですし、恨みますし、やり返したくもなります。そして私はこの殺しによって廃棄される事になろうとも、成し遂げたい」
セレンは右手の拳を強く握り締め、そこからミシミシと音を立てている。
本気だ。セレンは本気で自分の命と引き換えに、人を殺したいと願っている。
「……ここまで話してしまうと、お願い、聞いてくれませんよね?」
「そう、だな。私は間接的にといえど、人殺しの手助けをしたくないし、それによって君が廃棄されてしまう事は、更に避けたい」
「ですよねぇ」
わかりきった回答に、セレンは嘆息する。
「だから、いつか。いつになるかわからないが、私はセレンに、ウミヘビ達に人権を与えられるよう、尽力するよ」
しかし次に想定外の事を言ってきた事に、セレンは黒目がちの瞳を見開いた。
「……え。モーズ先生、本気ですか?」
「私は冗談は苦手でね。法律の専門家ではないので具体的な事は何も言えないが、君が、君達が今まで非人道的な扱いを受けたのならば、それは法の下で裁かれるべきだと私は思う」
「私達は人間ではないのですよ? モルモットも同然、いえ、それ以下です」
「私にはどうしてもそう思えない。人間にも道徳心を抱けず人を傷付けたり、時には殺める者がいる。それも一人や二人ではなく、数多に。だから人と同じレベルの思考をし、感情を抱け、倫理観を保て、人とそっくりな形をした君達を人外と捉えるのは、頭の固い私には難しい」
「クロールとやり合ってなお、そんな事を仰るのですか?」
「彼こそとても人間臭いじゃないか。好き嫌いがはっきりしていて、その上であまり好きではないらしい私相手でも、練習に付き合ってくれる社交性がある」
クロールがシミュレーターに付き合ったのは、どう見てもモーズを痛み付けたかったからである。話が拗れるのでセレンは言わない事にしたが。
「法律も人が作るもの。間違いはあるし完璧ではない。しかしだからと、他に手段がないからと、自分の手を汚してしまうのは頂けない。その先にあるのが廃棄ならば、尚の事」
人と同じように思考をし、話せて、飲んで食べて寝て、笑って泣いて。
そんなウミヘビを、人でないからと、毒素を宿しているからと突き放すのは、モーズにはどうしても受け入れられない。
「私は君達が法に守られ、法を頼れ、法の裁きを扱える立場になる事を、強く願うよ」
「私達が、猛毒でも?」
「知っているか、セレン。人間は『珊瑚』と違いピストルの弾丸一つで簡単に亡くなる。そしてそのピストルは世界に溢れ返っている。特にライセンスも必要なく」
「しかしそれは、道具に頼っているからでして」
「ピストルがあれば手軽だが、他の手段でも、やろうと思えば素手でも殺められる。扼殺、絞殺、撲殺、刺殺、毒殺、圧殺、轢殺、突き落としによる落下死、転倒死、溺死も。幾らでも、何とでもできる」
モーズは医者として、珊瑚症患者に限らない色んな患者を診てきた。
色んな死因を、見てきた。
「毒素のあるなし程度で、危険性は変わらないと、私は思う」
「えーっと、毒霧による大気汚染の件は……?」
「大気汚染なんて、それこそ人間の方が十八番ではないか。大気どころか大地を削りコンクリートを敷き薬を撒き、森を焼き工場を立て煙をあげているのが、人間だ。身一つで大気を染めてしまう力は確かに強力だが、毒素を生成し過ぎると【器】が中毒となり倒れてしまうウミヘビの方が、限度があって安全では?」
それが、モーズの見解であった。
「……いやぁ、先生は本当に、変わっていますねぇ」
知っていたけれど、知っていたつもりだったけれど、改めて目の当たりにして、セレンは思わず苦笑してしまうのだった。
「私の、昔馴染みだ」
形ある物いつか壊れる。
モーズは警察を庇ったのも鼠型に特攻をしかけたのも、決して後悔はしていない。あそこで保身に走ったとすれば、モーズは自分を許せなくなる。
寧ろ自分が近くに居たのに、警察官の感染者を出してしまった方が悔しい程だ。
それでも、穴だらけでとても修復出来なそうな写真を目にすると、少々気分が沈む。
「……写真一枚、仕方がない事だ。命には換えられない」
モーズは目を伏せて、壊れた写真立てを座席の上に置いた。
「私の事は、いい。それよりも他の、そうだセレン。私にお願いしたい事があるのだと、言っていなかったか?」
「この空気の中で私に言えと?」
「だから私の事は、気にしなくていい。ラボまで時間がかかるんだ、今聞いておく」
「……わかりましたぁ」
セレンは重苦しい空気を気にしながら、渋々といった様子で【お願い】をモーズに伝える。
「実は私もモーズ先生と同じように、人を探しておりまして」
「そうだったのか」
「はい。名前は『トール』。背が2メートル近くある体躯の男性で、歳は40くらいですかね? ほっぺに雷のマークのような、ギザギザした模様の赤い刺青を入れている方ですっ!」
セレンは「目付きが悪いの方なです!」と自分の目尻を指先で吊り上げ、身振り手振りで説明してくれる。
「そうか。セレンはその人に会って、どうしたい?」
「トールさんは私がお世話になった方です。数年前に姿をくらませてしまいましたが、是非とも再会してお礼をしたくって」
「そうなのか。私にはどうも、君がその人を殺したいように見えるのだが」
モーズの指摘にセレンは押し黙り、車内が暫し静まり返る。
「……どうして、そう思ったのですか?」
「目、かな。強い殺意を感じる目をしていた、気がする」
「いつかの意趣返しですかぁ?」
「私も、観察を、心がけようと思ったからな」
一週間前のマスク専門店での会話が思い返され、むくれるセレン。
そのやり取りを見ていたミックスは、またけたけたと笑っている。
「あははー。セレン、観念したら?」
「ううう。モーズ先生、変な所で目敏いですねぇ……そうですよ」
セレンは黒目がちの瞳を細めて、
「私はトールを、殺めたいのです」
殺意を肯定した。
「理由を、訊いても?」
「先生も私達に人権がない事は知っているでしょう? 昔随分と、手酷い目に合いまして」
セレンは詳細は語らなかったが、冷え切った瞳から温厚な彼が激怒していて、激怒するにあたる仕打ちを受けた事がそれとなく伝わる。
「だからと人権のない私達に人間を裁く権利はない。しかもその時の私の所有者はラボではなく、そのトールだった。ウミヘビは愛玩動物以下な扱いです、器物損壊にも当たらない」
ラボに来る、前。
てっきりウミヘビは皆、オフィウクス・ラボで作り出されたものと勝手に思い込んでいたモーズは、頭が殴られたかのような衝撃を受けた。フリーデンの話ではウミヘビ達人造人間の製造者はラボの所長で、レシピは極秘。
外部の人間がウミヘビに関わっている可能性を、全く考えていなかった。
「けど私達にも感情はある。痛め付けられたら苦しいですし、恨みますし、やり返したくもなります。そして私はこの殺しによって廃棄される事になろうとも、成し遂げたい」
セレンは右手の拳を強く握り締め、そこからミシミシと音を立てている。
本気だ。セレンは本気で自分の命と引き換えに、人を殺したいと願っている。
「……ここまで話してしまうと、お願い、聞いてくれませんよね?」
「そう、だな。私は間接的にといえど、人殺しの手助けをしたくないし、それによって君が廃棄されてしまう事は、更に避けたい」
「ですよねぇ」
わかりきった回答に、セレンは嘆息する。
「だから、いつか。いつになるかわからないが、私はセレンに、ウミヘビ達に人権を与えられるよう、尽力するよ」
しかし次に想定外の事を言ってきた事に、セレンは黒目がちの瞳を見開いた。
「……え。モーズ先生、本気ですか?」
「私は冗談は苦手でね。法律の専門家ではないので具体的な事は何も言えないが、君が、君達が今まで非人道的な扱いを受けたのならば、それは法の下で裁かれるべきだと私は思う」
「私達は人間ではないのですよ? モルモットも同然、いえ、それ以下です」
「私にはどうしてもそう思えない。人間にも道徳心を抱けず人を傷付けたり、時には殺める者がいる。それも一人や二人ではなく、数多に。だから人と同じレベルの思考をし、感情を抱け、倫理観を保て、人とそっくりな形をした君達を人外と捉えるのは、頭の固い私には難しい」
「クロールとやり合ってなお、そんな事を仰るのですか?」
「彼こそとても人間臭いじゃないか。好き嫌いがはっきりしていて、その上であまり好きではないらしい私相手でも、練習に付き合ってくれる社交性がある」
クロールがシミュレーターに付き合ったのは、どう見てもモーズを痛み付けたかったからである。話が拗れるのでセレンは言わない事にしたが。
「法律も人が作るもの。間違いはあるし完璧ではない。しかしだからと、他に手段がないからと、自分の手を汚してしまうのは頂けない。その先にあるのが廃棄ならば、尚の事」
人と同じように思考をし、話せて、飲んで食べて寝て、笑って泣いて。
そんなウミヘビを、人でないからと、毒素を宿しているからと突き放すのは、モーズにはどうしても受け入れられない。
「私は君達が法に守られ、法を頼れ、法の裁きを扱える立場になる事を、強く願うよ」
「私達が、猛毒でも?」
「知っているか、セレン。人間は『珊瑚』と違いピストルの弾丸一つで簡単に亡くなる。そしてそのピストルは世界に溢れ返っている。特にライセンスも必要なく」
「しかしそれは、道具に頼っているからでして」
「ピストルがあれば手軽だが、他の手段でも、やろうと思えば素手でも殺められる。扼殺、絞殺、撲殺、刺殺、毒殺、圧殺、轢殺、突き落としによる落下死、転倒死、溺死も。幾らでも、何とでもできる」
モーズは医者として、珊瑚症患者に限らない色んな患者を診てきた。
色んな死因を、見てきた。
「毒素のあるなし程度で、危険性は変わらないと、私は思う」
「えーっと、毒霧による大気汚染の件は……?」
「大気汚染なんて、それこそ人間の方が十八番ではないか。大気どころか大地を削りコンクリートを敷き薬を撒き、森を焼き工場を立て煙をあげているのが、人間だ。身一つで大気を染めてしまう力は確かに強力だが、毒素を生成し過ぎると【器】が中毒となり倒れてしまうウミヘビの方が、限度があって安全では?」
それが、モーズの見解であった。
「……いやぁ、先生は本当に、変わっていますねぇ」
知っていたけれど、知っていたつもりだったけれど、改めて目の当たりにして、セレンは思わず苦笑してしまうのだった。
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる