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第十章 イギリス出張編
第190話 ジョン院長
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「あの、カールさん。一ついいですか?」
「んっ? なーに?」
空陸両用車でイギリスに向かう最中。モーズはカールに聞きたかった事を訊ねていた。
「皆さんジョン院長からの要望に一も二もなく応えていましたが、あの雑ともいえる依頼内容を、どうして詳細を聞きもせずに受けるのでしょうか? 私はあの方の人柄をほとんど知らないので、理解し難く」
イギリス感染病棟の院長『ジョン』。
彼の肩書きと功績はモーズもよく知っている。ジョンは今年で44歳。珊瑚症による感染爆発発生以前から既に医者をやっていた男であり、対策も治療法もわからない西暦2300年当時から果敢に感染者を診ていた。
混乱と恐怖と感染と死から医療業界を去る者も多い中で、決して怯む事なく、自身の寝食を疎かにしてまで数多の患者を診ていき、やがて珊瑚症はウイルスでも細菌でもなく真菌であり、また胞子が感染源だといち早く気付いた。
その情報を元に各国は続々と対策を打つようになったのだが、ジョンの発見がなければ幾つかの国が機能を失っていた可能性も十分あっただろう。
オフィウクス・ラボの所長のようにワクチンや緩和剤の製薬こそ成功はしなかったが(そもそもジョンの専門は外科医なので製薬は専門外である)、重症の感染者と接する機会を増やす為に時に軍医となってまで珊瑚症を追究、対策を模索していった姿勢は高く評価され、20年経った現在でも英雄と謳う者がいるほどだ。
ワクチンが開発され、感染爆発が幾らか落ち着いて間もなく創立された感染病棟の院長に、若くして就任したのも頷ける功績。
だが特殊学会で初めて会話を交わしたモーズが抱いたジョンの印象は、『せっかち』の一言につきる。付け加えるとしても『言葉足らず』と、あまりポジティブな言葉で表せられない。
そんな彼を人柄のいいロベルト並みに信頼しているクスシの面々が、モーズは不思議だったのだ。
「気になっちゃう~? ま、それもそうよねぇ。ジョン院長って特殊学会皆勤賞でさぁ、俺達との交流結構あるのよ~。そんでえっとねぇ、パウルちゃんも言っていたけどねぇ。あの人、無駄が嫌いでせっかちなんだよねぇ」
「そうらしいですね」
「でもねぇ。そんなジョン院長だって、ラボに依頼を出す時は流石に国連を通すものよ~? 勘違いや虚偽だと困るし、国連を挟んで裏付けを取るのよっ! じゃないとまともに聞いて貰えないもんねっ! 突っぱねられて終わっちゃう!」
国連を経由しないラボへの依頼は、ラボ側は理由なく断ることができる。いちいち聞いていたら依頼が多すぎて捌ききれないのもあるが、機密の塊であるウミヘビを下手に連れ回すまたは貸し出すのを避けたいからだ。
国連を挟めば、国連で対処できることは国連がすましてくれるうえに、不審な依頼はその時点で排除してくれる。ラボへの依頼のシステムは基本的にそうなっているのだ。
最初から国連を挟んでいた方が、結果的には早く対応してくれる。ジョンもそれは理解している。
「だけどその上で、手順を無視して直接、依頼をしてきたって事はぁ~? ……緊急だって事だよ」
カールの発した低い声に、車内の空気が張り詰める。
ごくりと、モーズは生唾を飲み込んだ。
「さっ、気を引き締めて行こっかモーズちゃん!」
「はい……っ!」
◇
打ちっぱなしのコンクリートが剥き出しの、薄暗い地下室。
そこには6つの診察台が等間隔で並べられていて、その上には6人の人間が横たわっていた。
しかし人間、と言うのには語弊があるかもしれない。正確に言えば、横たわる人間は珊瑚症の感染者であり、身体の至る所から珊瑚に似た赤い突起を生やしたステージ4――の、遺体だ。
並べられた遺体の1人、ステージ4の症状が特に色濃く出ている男性の感染者。
その皮膚をメスで躊躇なく切り裂き、そのまま肉を開いていくのは、黒と白のチェッカー柄フェイスマスクで顔を覆い隠し、解剖着を赤く染め上げる、イギリス感染病棟院長の『ジョン』である。
「フローレンス、届いたか?」
「いいえ。届いておりません」
彼が訊ねれば、返事は即座に返ってくる。
何故ならばジョンの半歩後ろには、雪の結晶が大きく描かれたフェイスマスクで顔を覆う、胡桃色の髪をした解剖着姿の女性が立っているからだ。
「フローレンス、届いたか?」
「いいえ。届いておりません」
ジョンは半歩後ろの女性『フローレンス』に再度、同じ事を問いかけ、再度、同じ返事を返される。
「フローレンス、届いたか?」
「いいえ。届いておりません」
ガシャンッ
ジョンは手に持っていたメスを叩きつけるように、フローレンスが両手で持っていた銀のトレイに置いた。
「物に当たるのはおよしください。ジョン院長」
「そうだな。無駄な時間を過ごしてしまった」
診察台に並ぶ6人のステージ4感染者。
その者達のうち数名は既に、頭も顔も首も胸も腹も足も切り裂かれて開かれて、中は空っぽだ。もう見る所はない。あったとしても、見る時間はもっとない。
そう判断したジョンは診察台から離れ、解剖着を脱ぎ始めた。
「『エドワード』はどこだ」
「この時間は患者と一緒に庭園で散歩をしているかと思われます」
「院長室に呼び出せ。もうじき、客が来る」
「承知いたしました。ジョン院長」
ジョンから指示を受けたフローレンスはメスが何本も乗ったトレイを片しながら、短く返事をしたのだった。
◇
赤、黄、白、桃、紫、橙、青、と、多様な色の薔薇が咲き乱れる庭園。
そこの中では10人ほどの、10歳にも満たない幼い子供達が駆けっこをしている。
「お前達っ! そろそろ散歩の時間は終いだぞ?」
「エド先生!」
「エド先生~っ!」
イギリスの7月。初夏の昼下がりと、季節と気候のいい環境で元気にはしゃぐ子供達に向け、薔薇が描かれたフェイスマスクを付けた男性医師が声をかけて回り、1人1人後ろに並べさせてゆく。
側から見るとハーメルンの笛吹きといった光景だ。
子供達に『エド』と親しげに呼ばれる男性医師はきちんと点呼を取り、人数に不足がないか確認すると子供達を連れて出発する。
「病室に戻ろうな~」
行き先は、庭園に隣接する感染病棟だ。
「ねぇねぇ、エド先生っ! あたしいつお家に帰れるの?」
「パパとママに会いたい~っ」
「学校に行きたいよぅ」
「ぼくは友だちとサッカーしたい!」
「大丈夫。きっと直ぐ良くなって、また元通りの生活に戻れるさ」
「本当~?」
「わーいっ! まちどおしいなぁっ」
「かえったら、おかしいっぱい食べるの!」
エドが子供達にかけた言葉は、――嘘だ。
珊瑚症の治療方法が見付かっていない現在、感染病棟への入院が必要なレベル、つまり身体のあちらこちらが淡い赤色へ染まった、ステージ3となってしまった子供達を家に帰す手段は、ない。
大人だったのならば、まだ一時帰宅ができたかもしれない。けれど容態が急変しやすい子供がステージ3まで至った場合、早々に感染病棟への入院が必要となる。
一般的に珊瑚症は子供に罹りにくいとされるが、少しだけ罹りにくい、というだけだ。罹ってしまえば大人よりも免疫が弱く、身体も小さな子供の方が進行が早く寧ろ危険。
しかしここで真実を伝えて子供達の生きる気力を奪ってしまっては、希望を失わせてしまっては、いつかできるかもしれない治療薬の投与をする前に自死を選択するかもしれない。
エドはそれを避けたかった。
「病室でいい子にしていたら、食堂のコックからスコーンのプレゼントが……。あ、ごめんちょっと電話が」
子供達と話している途中でエドの携帯端末が通知を知らせてきて、エドは一旦、そちらを優先した。
「あぁ、フローレンス看護師長。どうしましたか? 僕は今、子供達を連れて病棟に戻る所で……え? お客様?」
※イギリスで薔薇が見頃な時期は6月~7月中旬とされています
「んっ? なーに?」
空陸両用車でイギリスに向かう最中。モーズはカールに聞きたかった事を訊ねていた。
「皆さんジョン院長からの要望に一も二もなく応えていましたが、あの雑ともいえる依頼内容を、どうして詳細を聞きもせずに受けるのでしょうか? 私はあの方の人柄をほとんど知らないので、理解し難く」
イギリス感染病棟の院長『ジョン』。
彼の肩書きと功績はモーズもよく知っている。ジョンは今年で44歳。珊瑚症による感染爆発発生以前から既に医者をやっていた男であり、対策も治療法もわからない西暦2300年当時から果敢に感染者を診ていた。
混乱と恐怖と感染と死から医療業界を去る者も多い中で、決して怯む事なく、自身の寝食を疎かにしてまで数多の患者を診ていき、やがて珊瑚症はウイルスでも細菌でもなく真菌であり、また胞子が感染源だといち早く気付いた。
その情報を元に各国は続々と対策を打つようになったのだが、ジョンの発見がなければ幾つかの国が機能を失っていた可能性も十分あっただろう。
オフィウクス・ラボの所長のようにワクチンや緩和剤の製薬こそ成功はしなかったが(そもそもジョンの専門は外科医なので製薬は専門外である)、重症の感染者と接する機会を増やす為に時に軍医となってまで珊瑚症を追究、対策を模索していった姿勢は高く評価され、20年経った現在でも英雄と謳う者がいるほどだ。
ワクチンが開発され、感染爆発が幾らか落ち着いて間もなく創立された感染病棟の院長に、若くして就任したのも頷ける功績。
だが特殊学会で初めて会話を交わしたモーズが抱いたジョンの印象は、『せっかち』の一言につきる。付け加えるとしても『言葉足らず』と、あまりポジティブな言葉で表せられない。
そんな彼を人柄のいいロベルト並みに信頼しているクスシの面々が、モーズは不思議だったのだ。
「気になっちゃう~? ま、それもそうよねぇ。ジョン院長って特殊学会皆勤賞でさぁ、俺達との交流結構あるのよ~。そんでえっとねぇ、パウルちゃんも言っていたけどねぇ。あの人、無駄が嫌いでせっかちなんだよねぇ」
「そうらしいですね」
「でもねぇ。そんなジョン院長だって、ラボに依頼を出す時は流石に国連を通すものよ~? 勘違いや虚偽だと困るし、国連を挟んで裏付けを取るのよっ! じゃないとまともに聞いて貰えないもんねっ! 突っぱねられて終わっちゃう!」
国連を経由しないラボへの依頼は、ラボ側は理由なく断ることができる。いちいち聞いていたら依頼が多すぎて捌ききれないのもあるが、機密の塊であるウミヘビを下手に連れ回すまたは貸し出すのを避けたいからだ。
国連を挟めば、国連で対処できることは国連がすましてくれるうえに、不審な依頼はその時点で排除してくれる。ラボへの依頼のシステムは基本的にそうなっているのだ。
最初から国連を挟んでいた方が、結果的には早く対応してくれる。ジョンもそれは理解している。
「だけどその上で、手順を無視して直接、依頼をしてきたって事はぁ~? ……緊急だって事だよ」
カールの発した低い声に、車内の空気が張り詰める。
ごくりと、モーズは生唾を飲み込んだ。
「さっ、気を引き締めて行こっかモーズちゃん!」
「はい……っ!」
◇
打ちっぱなしのコンクリートが剥き出しの、薄暗い地下室。
そこには6つの診察台が等間隔で並べられていて、その上には6人の人間が横たわっていた。
しかし人間、と言うのには語弊があるかもしれない。正確に言えば、横たわる人間は珊瑚症の感染者であり、身体の至る所から珊瑚に似た赤い突起を生やしたステージ4――の、遺体だ。
並べられた遺体の1人、ステージ4の症状が特に色濃く出ている男性の感染者。
その皮膚をメスで躊躇なく切り裂き、そのまま肉を開いていくのは、黒と白のチェッカー柄フェイスマスクで顔を覆い隠し、解剖着を赤く染め上げる、イギリス感染病棟院長の『ジョン』である。
「フローレンス、届いたか?」
「いいえ。届いておりません」
彼が訊ねれば、返事は即座に返ってくる。
何故ならばジョンの半歩後ろには、雪の結晶が大きく描かれたフェイスマスクで顔を覆う、胡桃色の髪をした解剖着姿の女性が立っているからだ。
「フローレンス、届いたか?」
「いいえ。届いておりません」
ジョンは半歩後ろの女性『フローレンス』に再度、同じ事を問いかけ、再度、同じ返事を返される。
「フローレンス、届いたか?」
「いいえ。届いておりません」
ガシャンッ
ジョンは手に持っていたメスを叩きつけるように、フローレンスが両手で持っていた銀のトレイに置いた。
「物に当たるのはおよしください。ジョン院長」
「そうだな。無駄な時間を過ごしてしまった」
診察台に並ぶ6人のステージ4感染者。
その者達のうち数名は既に、頭も顔も首も胸も腹も足も切り裂かれて開かれて、中は空っぽだ。もう見る所はない。あったとしても、見る時間はもっとない。
そう判断したジョンは診察台から離れ、解剖着を脱ぎ始めた。
「『エドワード』はどこだ」
「この時間は患者と一緒に庭園で散歩をしているかと思われます」
「院長室に呼び出せ。もうじき、客が来る」
「承知いたしました。ジョン院長」
ジョンから指示を受けたフローレンスはメスが何本も乗ったトレイを片しながら、短く返事をしたのだった。
◇
赤、黄、白、桃、紫、橙、青、と、多様な色の薔薇が咲き乱れる庭園。
そこの中では10人ほどの、10歳にも満たない幼い子供達が駆けっこをしている。
「お前達っ! そろそろ散歩の時間は終いだぞ?」
「エド先生!」
「エド先生~っ!」
イギリスの7月。初夏の昼下がりと、季節と気候のいい環境で元気にはしゃぐ子供達に向け、薔薇が描かれたフェイスマスクを付けた男性医師が声をかけて回り、1人1人後ろに並べさせてゆく。
側から見るとハーメルンの笛吹きといった光景だ。
子供達に『エド』と親しげに呼ばれる男性医師はきちんと点呼を取り、人数に不足がないか確認すると子供達を連れて出発する。
「病室に戻ろうな~」
行き先は、庭園に隣接する感染病棟だ。
「ねぇねぇ、エド先生っ! あたしいつお家に帰れるの?」
「パパとママに会いたい~っ」
「学校に行きたいよぅ」
「ぼくは友だちとサッカーしたい!」
「大丈夫。きっと直ぐ良くなって、また元通りの生活に戻れるさ」
「本当~?」
「わーいっ! まちどおしいなぁっ」
「かえったら、おかしいっぱい食べるの!」
エドが子供達にかけた言葉は、――嘘だ。
珊瑚症の治療方法が見付かっていない現在、感染病棟への入院が必要なレベル、つまり身体のあちらこちらが淡い赤色へ染まった、ステージ3となってしまった子供達を家に帰す手段は、ない。
大人だったのならば、まだ一時帰宅ができたかもしれない。けれど容態が急変しやすい子供がステージ3まで至った場合、早々に感染病棟への入院が必要となる。
一般的に珊瑚症は子供に罹りにくいとされるが、少しだけ罹りにくい、というだけだ。罹ってしまえば大人よりも免疫が弱く、身体も小さな子供の方が進行が早く寧ろ危険。
しかしここで真実を伝えて子供達の生きる気力を奪ってしまっては、希望を失わせてしまっては、いつかできるかもしれない治療薬の投与をする前に自死を選択するかもしれない。
エドはそれを避けたかった。
「病室でいい子にしていたら、食堂のコックからスコーンのプレゼントが……。あ、ごめんちょっと電話が」
子供達と話している途中でエドの携帯端末が通知を知らせてきて、エドは一旦、そちらを優先した。
「あぁ、フローレンス看護師長。どうしましたか? 僕は今、子供達を連れて病棟に戻る所で……え? お客様?」
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