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第十一章 キノコの国のアリス編
第212話 子供の国
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モーズの隣でにこにこと、無邪気な笑みを浮かべて手を差し伸べてくるオニキス。感染病棟の遊戯室で見た子供達を彷彿とされる、あどけない表情。
しかし彼は人と同じ姿をしていながら人の死を何とも思わない、ステージ6。
生物災害。
「それからずーっと、僕と遊んでくれない?」
「……君の、君達の目的は、一体なんなんだ」
モーズはオニキスの手を取らぬまま、畳み掛けるように問い掛ける。
「どうしてジョン院長を連れ出した。どうして私に固執する。どうして君達は、人の知性を持ちながらも、人に害をなす」
「質問ばっかでつまんない~っ。あのおじさんの事はよく知らないよ。【誕生日】を迎えられそうだから、連れて来てって頼まれただけ。その対応も『スピネル』が全部やるって張り切っちゃったから、僕はあんまり関わってないんだ~」
「スピネル?」
「でもモーズはね! 僕と遊んでくれるから来て欲しいんだ!」
ぴょんとその場で飛び上がって両手を広げて、オニキスは全身でモーズを歓迎してくる。
外見のみの判断になるものの、10歳は年の差はあるだろう相手に『遊び相手』を求めてくる理由がイマイチわからず、モーズは警戒したまま話を続けた。
「まるで決定事項のように話すな。私はとうに成人していて、君の年頃……ティーンの遊び相手に相応しいとはとても思えない」
「そんな事ないよっ!」
するとオニキスは元気いっぱいに否定してきた。
「モーズだって子供だもんっ。いっぱい遊びたい子供だもんっ。だから絶対、こっちに来た方が楽しいよ!」
「……何を、言って……」
「大人でも子供な人っていっぱいいるよ? あ、でもワガママとか幼稚とは違うよ? 僕の言う子供は遊び足りてない子供! そういう子は、大きくなっても子供なんだよ!」
オニキスが何を言っているのか、モーズにはわからなかった。幼稚とは違う子供。その対象に自分が入っている。
何をどう考えたらそうなるのか、意味がわからなかった。
「スピネルは《不思議の国》を作るのが夢みたいだけど、僕は《ネバーランド》を作るのが夢なんだ! 完成したら見せてあげるね! モーズも気に入ってくれるよ!」
「……そのネバーランドとやらを作るのに、君と同じ子供を殺める必要は、あったのだろうか?」
「子供~? あぁ、ボールのこと? ボールはボールじゃんっ! あの未成熟子はネバーランドに招待できないボールだっから、転がしただけだよ? でも殺してなんかないよ! 未成熟子には《核》がないからさ、ばらばらになっても小さくなるだけで生きてるもんっ!」
「《核》……」
「うん! 【誕生日】を迎えられる《御使い》は皆んな持っているけど、他の皆んなは持てないんだって。残念だね~。でもボールにしたら有効活用っていうか、そう、再利用! フルグライトが言ってた! 僕らの為に再利用されるのは、素敵な事だって!」
会話になっていない、支離滅裂に思える言動をしているオニキスの発言の中でも、気になる単語が幾つか発せられている。
【誕生日】に、《御使い》に、未成熟子に、《核》に、再利用。
今の機嫌が良さそうな彼に訊けば答えてくれるかもしれない。ここで得られる情報を元に、今後の研究が捗るかもしれない。
「もう、いい。喋らなくて」
だがそれを押して、モーズはオニキスに閉口を求めた。
「やはり私は、君を許せそうに、ない」
人の命を物も同然に扱う彼の思想を垣間見て、怒りで頭が、どうにかなりそうだったから。
ズルリ。
その怒りに呼応するように、モーズの右手首から、アイボリーの色をした触手が、姿を現す。
◇
「どうかしら? 貴女、薔薇が好きなようだから合わせてみたのだけれど」
「銀一色で、つまらないわ。やっぱり薔薇は真っ赤でなくっちゃ」
「女王さま気取りだなんて、やっぱりおませさんねぇ」
水銀の周囲にも少女の周囲にも《虫型》の周囲にも舞い散る、薔薇の花弁状の液体金属が刃となって辺り一帯を切り刻む。
《虫型》は逃げる事も抵抗する事もできぬまま、花弁状の刃に身体を刻まれ流血し、加えて傷から毒素も送り込まれて中毒へ陥りその場でビクンビクンと痙攣を始める。ものの数秒で、水銀は《虫型》を全員処分してしまった。
「まぁ! すごいわ! 貴方、お強いのね!」
しかし視界が悪くなる程に舞う花弁状の刃は少女には何故か当たらず、傷一つ付けられていない。
それを不審に思った水銀は細剣を構えると、一気に少女まで距離を詰めて彼女の胴へ切先を突き刺す。
細剣はいとも簡単に少女を貫通した。まるでスコーンをフォークで刺したかのように、容易く。
(……。手応えがない?)
そのあまりに柔らかすぎる感触に、水銀は片眉をひそめた。
感染者ならば身体の外も中も、侵食した『珊瑚』の影響でどこかしら硬質なはず。人間でも内臓や骨からくる抵抗感を感じるはずなのに、少女からは何も感じない。
空っぽだ。
「でも守りながら戦うのって、お辛くないかしら?」
すると目の前の少女の頬にヒビが入ったかと思えば、キャンディが砕けるかのようにボロボロと崩壊していった。黒いドレスや手袋、靴も含めて壊れていっている。その中身は感触通り、空洞。
全て、薄い菌糸で形造った偽物だ。
しかもいつの間にか水銀の前にも後ろにも、エドワードの右にも左にも少女の姿がある。菌糸の擬態能力を活かしてか、偽物を増殖している。
「数の暴力だなんて、単純ねぇ」
「驚かないのね、いかれ帽子屋」
「多勢に無勢なんて慣れているわ。悲しい事に。それにどうせ、本体は一つでしょうし。でも貴女、手数が多くて確かに面倒ではあるわね」
水銀は少女がエドワードに害をなす前に、パチンと指を鳴らす。
するとエドワードの周囲に舞っていた薔薇の花弁状液体金属が集い、丸い球を形造って彼を囲ってゆく。
「うわわわわっ!」
「あまり過呼吸をしているとなくなるわよ。中の酸素が」
「ひぇ……っ!」
瞬く間に花弁状液体金属はエドワードを覆い尽くし、銀色の玉が1つ洞窟内にできあがった。
ベニテングタケを模した菌糸が放つ淡い光源を反射し、つるりとした光沢を持ったその銀色の玉を見た少女達は、各々興奮気味に、口を揃えて喋り出した。
『あのお医者さまはハンプティ・ダンプティだったのね! 高い所から落ちたら、割れてしまうのだわ!』
「お馬鹿ね。卵に限らず高所落下したら何でも割れるわよ」
誰が喋っているかで本体の見分けをするのは難しそうだ。だが少女の偽物は床から生え、壁から生え、ベニテングタケから生え、と、瞬く間に数を増やし、洞窟を手狭にしていっている。
しかも彼女達の片手には菌糸で作ったレイピア状の剣が握られていて、こちらを串刺しにして来る気だとありありとわかった。無限と思えるほど増殖していく数十の剣を一人で捌くのは、流石の水銀でも骨が折れる。彼はため息を吐いて肩をすくめた。
少々、大雑把にいくことを決めて。
「ハンプティ・ダンプティは鏡の国に出てくるキャラクターよねぇ。鏡の国と言えば、ボクは【ジャバウォック】なんて好きなのだけれど、どうかしら?」
『まぁ! まぁ! いかれ帽子屋! ドラゴンが好きだなんて、貴方も男の子なのね!』
「女の子でもドラゴン好きな子はいるでしょうけど、ボク自身は男よ? 産まれた時からそう。ずっと、変わらない」
ズズズズ
水銀の足元、ハイヒールの踵から液体金属が溢れ出て、波打って、肥大化していく。
そして数分もすれば水銀の背丈を優に超え、開けたここの広間でさえ手狭に思えるほど大きくなり、形を整え始める。
コウモリに似た翼を生やし、長い尾を持ち、鋭い爪を伸ばした手があり、長い首に牙を生やした魚のような頭が付いた形へ。
それは原作の挿絵で描かれた、ジャバウォックの姿そのもので。
水銀は完璧な『ゴーレム』を、作り上げたのだ。
「不本意だけど、貴女のおままごとに少し付き合ってあげるわ。だからこの怪物を退治してご覧なさい? おませさん」
しかし彼は人と同じ姿をしていながら人の死を何とも思わない、ステージ6。
生物災害。
「それからずーっと、僕と遊んでくれない?」
「……君の、君達の目的は、一体なんなんだ」
モーズはオニキスの手を取らぬまま、畳み掛けるように問い掛ける。
「どうしてジョン院長を連れ出した。どうして私に固執する。どうして君達は、人の知性を持ちながらも、人に害をなす」
「質問ばっかでつまんない~っ。あのおじさんの事はよく知らないよ。【誕生日】を迎えられそうだから、連れて来てって頼まれただけ。その対応も『スピネル』が全部やるって張り切っちゃったから、僕はあんまり関わってないんだ~」
「スピネル?」
「でもモーズはね! 僕と遊んでくれるから来て欲しいんだ!」
ぴょんとその場で飛び上がって両手を広げて、オニキスは全身でモーズを歓迎してくる。
外見のみの判断になるものの、10歳は年の差はあるだろう相手に『遊び相手』を求めてくる理由がイマイチわからず、モーズは警戒したまま話を続けた。
「まるで決定事項のように話すな。私はとうに成人していて、君の年頃……ティーンの遊び相手に相応しいとはとても思えない」
「そんな事ないよっ!」
するとオニキスは元気いっぱいに否定してきた。
「モーズだって子供だもんっ。いっぱい遊びたい子供だもんっ。だから絶対、こっちに来た方が楽しいよ!」
「……何を、言って……」
「大人でも子供な人っていっぱいいるよ? あ、でもワガママとか幼稚とは違うよ? 僕の言う子供は遊び足りてない子供! そういう子は、大きくなっても子供なんだよ!」
オニキスが何を言っているのか、モーズにはわからなかった。幼稚とは違う子供。その対象に自分が入っている。
何をどう考えたらそうなるのか、意味がわからなかった。
「スピネルは《不思議の国》を作るのが夢みたいだけど、僕は《ネバーランド》を作るのが夢なんだ! 完成したら見せてあげるね! モーズも気に入ってくれるよ!」
「……そのネバーランドとやらを作るのに、君と同じ子供を殺める必要は、あったのだろうか?」
「子供~? あぁ、ボールのこと? ボールはボールじゃんっ! あの未成熟子はネバーランドに招待できないボールだっから、転がしただけだよ? でも殺してなんかないよ! 未成熟子には《核》がないからさ、ばらばらになっても小さくなるだけで生きてるもんっ!」
「《核》……」
「うん! 【誕生日】を迎えられる《御使い》は皆んな持っているけど、他の皆んなは持てないんだって。残念だね~。でもボールにしたら有効活用っていうか、そう、再利用! フルグライトが言ってた! 僕らの為に再利用されるのは、素敵な事だって!」
会話になっていない、支離滅裂に思える言動をしているオニキスの発言の中でも、気になる単語が幾つか発せられている。
【誕生日】に、《御使い》に、未成熟子に、《核》に、再利用。
今の機嫌が良さそうな彼に訊けば答えてくれるかもしれない。ここで得られる情報を元に、今後の研究が捗るかもしれない。
「もう、いい。喋らなくて」
だがそれを押して、モーズはオニキスに閉口を求めた。
「やはり私は、君を許せそうに、ない」
人の命を物も同然に扱う彼の思想を垣間見て、怒りで頭が、どうにかなりそうだったから。
ズルリ。
その怒りに呼応するように、モーズの右手首から、アイボリーの色をした触手が、姿を現す。
◇
「どうかしら? 貴女、薔薇が好きなようだから合わせてみたのだけれど」
「銀一色で、つまらないわ。やっぱり薔薇は真っ赤でなくっちゃ」
「女王さま気取りだなんて、やっぱりおませさんねぇ」
水銀の周囲にも少女の周囲にも《虫型》の周囲にも舞い散る、薔薇の花弁状の液体金属が刃となって辺り一帯を切り刻む。
《虫型》は逃げる事も抵抗する事もできぬまま、花弁状の刃に身体を刻まれ流血し、加えて傷から毒素も送り込まれて中毒へ陥りその場でビクンビクンと痙攣を始める。ものの数秒で、水銀は《虫型》を全員処分してしまった。
「まぁ! すごいわ! 貴方、お強いのね!」
しかし視界が悪くなる程に舞う花弁状の刃は少女には何故か当たらず、傷一つ付けられていない。
それを不審に思った水銀は細剣を構えると、一気に少女まで距離を詰めて彼女の胴へ切先を突き刺す。
細剣はいとも簡単に少女を貫通した。まるでスコーンをフォークで刺したかのように、容易く。
(……。手応えがない?)
そのあまりに柔らかすぎる感触に、水銀は片眉をひそめた。
感染者ならば身体の外も中も、侵食した『珊瑚』の影響でどこかしら硬質なはず。人間でも内臓や骨からくる抵抗感を感じるはずなのに、少女からは何も感じない。
空っぽだ。
「でも守りながら戦うのって、お辛くないかしら?」
すると目の前の少女の頬にヒビが入ったかと思えば、キャンディが砕けるかのようにボロボロと崩壊していった。黒いドレスや手袋、靴も含めて壊れていっている。その中身は感触通り、空洞。
全て、薄い菌糸で形造った偽物だ。
しかもいつの間にか水銀の前にも後ろにも、エドワードの右にも左にも少女の姿がある。菌糸の擬態能力を活かしてか、偽物を増殖している。
「数の暴力だなんて、単純ねぇ」
「驚かないのね、いかれ帽子屋」
「多勢に無勢なんて慣れているわ。悲しい事に。それにどうせ、本体は一つでしょうし。でも貴女、手数が多くて確かに面倒ではあるわね」
水銀は少女がエドワードに害をなす前に、パチンと指を鳴らす。
するとエドワードの周囲に舞っていた薔薇の花弁状液体金属が集い、丸い球を形造って彼を囲ってゆく。
「うわわわわっ!」
「あまり過呼吸をしているとなくなるわよ。中の酸素が」
「ひぇ……っ!」
瞬く間に花弁状液体金属はエドワードを覆い尽くし、銀色の玉が1つ洞窟内にできあがった。
ベニテングタケを模した菌糸が放つ淡い光源を反射し、つるりとした光沢を持ったその銀色の玉を見た少女達は、各々興奮気味に、口を揃えて喋り出した。
『あのお医者さまはハンプティ・ダンプティだったのね! 高い所から落ちたら、割れてしまうのだわ!』
「お馬鹿ね。卵に限らず高所落下したら何でも割れるわよ」
誰が喋っているかで本体の見分けをするのは難しそうだ。だが少女の偽物は床から生え、壁から生え、ベニテングタケから生え、と、瞬く間に数を増やし、洞窟を手狭にしていっている。
しかも彼女達の片手には菌糸で作ったレイピア状の剣が握られていて、こちらを串刺しにして来る気だとありありとわかった。無限と思えるほど増殖していく数十の剣を一人で捌くのは、流石の水銀でも骨が折れる。彼はため息を吐いて肩をすくめた。
少々、大雑把にいくことを決めて。
「ハンプティ・ダンプティは鏡の国に出てくるキャラクターよねぇ。鏡の国と言えば、ボクは【ジャバウォック】なんて好きなのだけれど、どうかしら?」
『まぁ! まぁ! いかれ帽子屋! ドラゴンが好きだなんて、貴方も男の子なのね!』
「女の子でもドラゴン好きな子はいるでしょうけど、ボク自身は男よ? 産まれた時からそう。ずっと、変わらない」
ズズズズ
水銀の足元、ハイヒールの踵から液体金属が溢れ出て、波打って、肥大化していく。
そして数分もすれば水銀の背丈を優に超え、開けたここの広間でさえ手狭に思えるほど大きくなり、形を整え始める。
コウモリに似た翼を生やし、長い尾を持ち、鋭い爪を伸ばした手があり、長い首に牙を生やした魚のような頭が付いた形へ。
それは原作の挿絵で描かれた、ジャバウォックの姿そのもので。
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