262 / 600
第十三章 朝顔の種編
第255話 脅迫
しおりを挟む
「な、な、何をしているんだ! 彼は君達の仲間だろう!?」
「同胞ではありますが、個人で見た場合、顔見知りの域を出ませんよ」
何の感情も感じさせない声でそう言われて、モーズは絶句してしまう。
幾ら他人に等しい間柄だろうと、同じ教団の仲間に躊躇なく傷を負わせられ、何なら殺害もできる。それは医者として救命の為に心血を注いで生きてきたモーズにとって、理解の範疇を越える行動。
それを目の当たりにして、真夏だというのに背筋が冷えていく感覚を覚える。
「それに信仰心があれば《御使い》となり、この程度の穴は塞がります」
「み、御使い……」
信徒の言う《御使い》とはステージ6の事だろう。オニキスのように強い再生力を得られたのならば、確かに小さな穴1つ気に留める事はなくなる。
尤も撃たれた信徒は《御使い》でもステージ6でも何でもない、痛みと出血に悶絶するただの人間だが。
「この者は御使いとやらではなく、人だ! 怪我をすれば出血し、放置すれば失血死してしまう! 今すぐ手当をしなければ!」
「わかりました。こちらの方で彼の手当てをしますから、モーズさまは付いてきてください。あぁ、お連れの方は外に出て貰って」
信徒の提示してきた条件に、モーズはギクリと身体を強張らせた。ウミヘビとの分断を求めてきたうえに、ウミヘビを外に出す……つまり周囲を包囲している警察に実質、突き出すということ。
モーズが即決できずにいると、信徒は再度、消音銃の引き金に指をかける。
「成る程、モーズさまは彼の頭を撃ち抜いて欲しいと」
「わか、わかった! 条件を飲む……!」
他の手を考える時間を与えてくれない彼らに、モーズは従うしかできなかった。
「ニコチン、アトロピン。すまない……っ!」
「ケッ、お人好しが」
「医者の性を利用されてしまいましたか。……仕方がありません」
するとアトロピンは直ぐ側のモーズだけに聴こえるよう小声で、
『毒霧を使用いたします』
強硬手段を提案してきた。
『アトロピン……!? だ、駄目だ許可できない!』
『ここまで過激な方々なのです。わたくしは青洲先生が無事なのか、早急に確かめねばなりません』
『ここは町中で、信徒に限らずマスクを付けていない不特定多数がいる! それに間もなく警察も来るんだ、そんな場所で君の毒霧を使えば混乱が……っ』
『ご安心ください。わたくしの毒霧は吸っても致死にはいたりません。一日程、幻覚を見るだけでございます』
突然物騒な事を言い出したアトロピンに、モーズは彼の方を慌てて向いてみれば――目が据わっている。憎悪と嫌悪を孕んだ目で、信徒達を睥睨している。
そこでモーズはようやく気が付いた。
(彼も冷静ではない……!)
わかりやすく平常心を欠いていたニコチンの影に隠れていたが、アトロピンもまた青洲が危険地帯に赴いた事に対し冷静さを失っていたのだ。しかし今、毒素を使われてはどんな被害が巻き起こるか読めない。ここはどうにか堪えて貰わなくてはとモーズが内心焦っていると、
パンッ
極々小さな銃声が、再び耳に届く。
「特別に外してあげましたが、次はありませんよ?」
今度は腕に穴が空いた信徒の姿を見て、モーズの指先が冷えていく。
「2人とも、外で、待っていてくれ。これは、命令だ……」
震える声で、モーズはニコチンとアトロピンに本意ではない命令を下した。
それを受けた2人は顔をしばし見合わせた後、渋々といった様子で引き下がる。そして信徒の指示で壊れた正門から外へ出されていた。
2人の姿が見えなくなった辺りで、モーズは信徒達の案内を受け、玄関の土間へと足を踏み入れる。
「条件を飲んだんだ、先程の男性は手当てを受けているのだろうな?」
「それは勿論」
信徒の一人に肯定されたものの、屋内からでは手当てを受けているか否か確認する事はできない。仲間を撃つような人間の言葉を、素直に信用する事もできない。
モーズは思考を巡らせた。
(患部の箇所からして、太い血管は傷付いていないはず。止血をすれば当面は大丈夫だ。もしも信徒が放置をしていても、警察が駆けつけてくれれば確実に助かる。それまでの時間稼ぎとして暫く従順なフリをした後、アイギスを……)
「そうだ、モーズさま。お渡しする物が」
「なんだろうか」
バチンッ!!
大きな音。全身を駆け巡る衝撃。目の前に飛び散る火花。
モーズは何が起きたのかわからなかった。少しして、タイルが規則的に敷かれた土間に身体が横たわっている事を把握する。腹部に走る焼けるような、痛みも。
そして視界の端に映る、眼前に立つ信徒が手に持つテーザーガン。
高圧電流を流されたのだと、そこで察した。
「おい、威力が強すぎないか?」
「鶏血が言ったんだ、最大値にしろと……」
「最悪、死体でも使い道はあるが肝が冷えるな」
「おお凄い! まだ意識があるぞ、こいつ!」
「何もかも鶏血の読み通りになっているのは癪に触るが、実行したのは我々だ! 奴はウミヘビがいるからとか言って、尻尾巻いて引き篭もっている!」
「元より此度の貢献の手柄は我々の物になる約束! 教祖様もお認めになるだろう!」
「ではこのまま計画通りに……」
マスクを外され、呼吸を確認されるモーズ。段々と目の前が暗くなり、信徒達の騒がしい声も遠くなっていく。
モーズの患う珊瑚症は痛覚を鈍くする効果があるというのに、それを上回る電撃を喰らってしまったらしく、痺れて動けない。身体に寄生するアイギスもまた、大部分が水分で構成されている故に強烈な電撃には弱く、抵抗が不可能の状態。
(あぁ、クソ、油断した……)
状況の打破を求め思考し続けた結果、警戒が疎かになっていた事に後悔の念を抱きながら、やがてモーズは意識を手放してしまった。
「なっ! こいつ、とんでもなく重いぞ……!?」
「《御使い》に等しい方なんだ、当然だろう。ただでさえ脱力した人間は重いものなのだし」
「しかし2人がかりで持ち上げられるのがやっとだ。これではとても運べない」
「くそ、頼るのは癪だがやむを得ない。ユワを呼べ」
「同胞ではありますが、個人で見た場合、顔見知りの域を出ませんよ」
何の感情も感じさせない声でそう言われて、モーズは絶句してしまう。
幾ら他人に等しい間柄だろうと、同じ教団の仲間に躊躇なく傷を負わせられ、何なら殺害もできる。それは医者として救命の為に心血を注いで生きてきたモーズにとって、理解の範疇を越える行動。
それを目の当たりにして、真夏だというのに背筋が冷えていく感覚を覚える。
「それに信仰心があれば《御使い》となり、この程度の穴は塞がります」
「み、御使い……」
信徒の言う《御使い》とはステージ6の事だろう。オニキスのように強い再生力を得られたのならば、確かに小さな穴1つ気に留める事はなくなる。
尤も撃たれた信徒は《御使い》でもステージ6でも何でもない、痛みと出血に悶絶するただの人間だが。
「この者は御使いとやらではなく、人だ! 怪我をすれば出血し、放置すれば失血死してしまう! 今すぐ手当をしなければ!」
「わかりました。こちらの方で彼の手当てをしますから、モーズさまは付いてきてください。あぁ、お連れの方は外に出て貰って」
信徒の提示してきた条件に、モーズはギクリと身体を強張らせた。ウミヘビとの分断を求めてきたうえに、ウミヘビを外に出す……つまり周囲を包囲している警察に実質、突き出すということ。
モーズが即決できずにいると、信徒は再度、消音銃の引き金に指をかける。
「成る程、モーズさまは彼の頭を撃ち抜いて欲しいと」
「わか、わかった! 条件を飲む……!」
他の手を考える時間を与えてくれない彼らに、モーズは従うしかできなかった。
「ニコチン、アトロピン。すまない……っ!」
「ケッ、お人好しが」
「医者の性を利用されてしまいましたか。……仕方がありません」
するとアトロピンは直ぐ側のモーズだけに聴こえるよう小声で、
『毒霧を使用いたします』
強硬手段を提案してきた。
『アトロピン……!? だ、駄目だ許可できない!』
『ここまで過激な方々なのです。わたくしは青洲先生が無事なのか、早急に確かめねばなりません』
『ここは町中で、信徒に限らずマスクを付けていない不特定多数がいる! それに間もなく警察も来るんだ、そんな場所で君の毒霧を使えば混乱が……っ』
『ご安心ください。わたくしの毒霧は吸っても致死にはいたりません。一日程、幻覚を見るだけでございます』
突然物騒な事を言い出したアトロピンに、モーズは彼の方を慌てて向いてみれば――目が据わっている。憎悪と嫌悪を孕んだ目で、信徒達を睥睨している。
そこでモーズはようやく気が付いた。
(彼も冷静ではない……!)
わかりやすく平常心を欠いていたニコチンの影に隠れていたが、アトロピンもまた青洲が危険地帯に赴いた事に対し冷静さを失っていたのだ。しかし今、毒素を使われてはどんな被害が巻き起こるか読めない。ここはどうにか堪えて貰わなくてはとモーズが内心焦っていると、
パンッ
極々小さな銃声が、再び耳に届く。
「特別に外してあげましたが、次はありませんよ?」
今度は腕に穴が空いた信徒の姿を見て、モーズの指先が冷えていく。
「2人とも、外で、待っていてくれ。これは、命令だ……」
震える声で、モーズはニコチンとアトロピンに本意ではない命令を下した。
それを受けた2人は顔をしばし見合わせた後、渋々といった様子で引き下がる。そして信徒の指示で壊れた正門から外へ出されていた。
2人の姿が見えなくなった辺りで、モーズは信徒達の案内を受け、玄関の土間へと足を踏み入れる。
「条件を飲んだんだ、先程の男性は手当てを受けているのだろうな?」
「それは勿論」
信徒の一人に肯定されたものの、屋内からでは手当てを受けているか否か確認する事はできない。仲間を撃つような人間の言葉を、素直に信用する事もできない。
モーズは思考を巡らせた。
(患部の箇所からして、太い血管は傷付いていないはず。止血をすれば当面は大丈夫だ。もしも信徒が放置をしていても、警察が駆けつけてくれれば確実に助かる。それまでの時間稼ぎとして暫く従順なフリをした後、アイギスを……)
「そうだ、モーズさま。お渡しする物が」
「なんだろうか」
バチンッ!!
大きな音。全身を駆け巡る衝撃。目の前に飛び散る火花。
モーズは何が起きたのかわからなかった。少しして、タイルが規則的に敷かれた土間に身体が横たわっている事を把握する。腹部に走る焼けるような、痛みも。
そして視界の端に映る、眼前に立つ信徒が手に持つテーザーガン。
高圧電流を流されたのだと、そこで察した。
「おい、威力が強すぎないか?」
「鶏血が言ったんだ、最大値にしろと……」
「最悪、死体でも使い道はあるが肝が冷えるな」
「おお凄い! まだ意識があるぞ、こいつ!」
「何もかも鶏血の読み通りになっているのは癪に触るが、実行したのは我々だ! 奴はウミヘビがいるからとか言って、尻尾巻いて引き篭もっている!」
「元より此度の貢献の手柄は我々の物になる約束! 教祖様もお認めになるだろう!」
「ではこのまま計画通りに……」
マスクを外され、呼吸を確認されるモーズ。段々と目の前が暗くなり、信徒達の騒がしい声も遠くなっていく。
モーズの患う珊瑚症は痛覚を鈍くする効果があるというのに、それを上回る電撃を喰らってしまったらしく、痺れて動けない。身体に寄生するアイギスもまた、大部分が水分で構成されている故に強烈な電撃には弱く、抵抗が不可能の状態。
(あぁ、クソ、油断した……)
状況の打破を求め思考し続けた結果、警戒が疎かになっていた事に後悔の念を抱きながら、やがてモーズは意識を手放してしまった。
「なっ! こいつ、とんでもなく重いぞ……!?」
「《御使い》に等しい方なんだ、当然だろう。ただでさえ脱力した人間は重いものなのだし」
「しかし2人がかりで持ち上げられるのがやっとだ。これではとても運べない」
「くそ、頼るのは癪だがやむを得ない。ユワを呼べ」
0
あなたにおすすめの小説
女神の白刃
玉椿 沢
ファンタジー
どこかの世界の、いつかの時代。
その世界の戦争は、ある遺跡群から出現した剣により、大きく姿を変えた。
女の身体を鞘とする剣は、魔力を収束、発振する兵器。
剣は瞬く間に戦を大戦へ進歩させた。数々の大戦を経た世界は、権威を西の皇帝が、権力を東の大帝が握る世になり、終息した。
大戦より数年後、まだ治まったとはいえない世界で、未だ剣士は剣を求め、奪い合っていた。
魔物が出ようと、町も村も知った事かと剣を求める愚かな世界で、赤茶けた大地を畑や町に、煤けた顔を笑顔に変えたいという脳天気な一団が現れる。
*表紙絵は五月七日ヤマネコさん(@yamanekolynx_2)の作品です*
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ネクスト・ステージ~チートなニートが迷宮探索。スキル【ドロップ★5】は、武器防具が装備不可!?
武蔵野純平
ファンタジー
現代ファンタジー(ローファンタジー)です。ニート主人公のスキルは【ドロップ★5】――ドロップ確率が大幅上昇し、ドロップアイテムの品質も大幅上昇するチートスキルだった。だが、剣や盾などの装備品が装備出来ない欠陥があり、攻撃力、防御力に問題を残す。
ダンジョン探索をする為に冒険者となりパーティーメンバーを募集するが、なぜか【ワケあり】女性ばかり集まってくる。
初恋♡リベンジャーズ
遊馬友仁
青春
【第五部開始】
高校一年生の春休み直前、クラスメートの紅野アザミに告白し、華々しい玉砕を遂げた黒田竜司は、憂鬱な気持ちのまま、新学期を迎えていた。そんな竜司のクラスに、SNSなどでカリスマ的人気を誇る白草四葉が転入してきた。
眉目秀麗、容姿端麗、美の化身を具現化したような四葉は、性格も明るく、休み時間のたびに、竜司と親友の壮馬に気さくに話しかけてくるのだが――――――。
転入早々、竜司に絡みだす、彼女の真の目的とは!?
◯ンスタグラム、ユ◯チューブ、◯イッターなどを駆使して繰り広げられる、SNS世代の新感覚復讐系ラブコメディ、ここに開幕!
第二部からは、さらに登場人物たちも増え、コメディ要素が多めとなります(予定)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
【完結】大量焼死体遺棄事件まとめサイト/裏サイド
まみ夜
ホラー
ここは、2008年2月09日朝に報道された、全国十ケ所総数六十体以上の「大量焼死体遺棄事件」のまとめサイトです。
事件の上澄みでしかない、ニュース報道とネット情報が序章であり終章。
一年以上も前に、偶然「写本」のネット検索から、オカルトな事件に巻き込まれた女性のブログ。
その家族が、彼女を探すことで、日常を踏み越える恐怖を、誰かに相談したかったブログまでが第一章。
そして、事件の、悪意の裏側が第二章です。
ホラーもミステリーと同じで、ラストがないと評価しづらいため、短編集でない長編はweb掲載には向かないジャンルです。
そのため、第一章にて、表向きのラストを用意しました。
第二章では、その裏側が明らかになり、予想を裏切れれば、とも思いますので、お付き合いください。
表紙イラストは、lllust ACより、乾大和様の「お嬢さん」を使用させていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる