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第十三章 朝顔の種編
第257話 カラクリ屋敷
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屋敷の中でまだ意識のあった信徒達を強制的に眠らせた後、ニコチンとアトロピンは早速、地下通路へと足を踏み入れていた。
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
そして進む度に敷き詰められた石畳の中の石をスイッチに、迫り来る矢や槍をニコチンが拳銃によって片端から撃ち落としていく。
「ニコチン、支柱を破壊してはいけません。崩落してしまいますゆえ」
「俺がその辺考えてねぇとでも?」
「それもそうですね。失礼いたしました」
ピンッ
その直後、ニコチンが一歩進んだ先でまた罠が作動し――彼は宙に浮かんだ。
首に縄がかけられ、引っ張られ、天井に吊るされてしまったのだ。
「ウミヘビに人間の常識が通じる訳ねぇだろが」
がしかし、常人ならば首を吊られた時点で頸椎脱臼か、そこまでいかなくとも窒息や頸動脈洞圧迫による縊死を引き起こしそうなものだが、ニコチンはその状況に陥る事なく、意識をはっきりさせたまま天井へ繋がる縄を撃ち切り離し、地上へ舞い戻った。
「しかしさっきから流血を厭わねぇ仕掛けばっかだな。自殺行為だってわかんねぇのか?」
「仕掛けは対ウミヘビとは限りません。元々は人間の侵入を拒む物だったか……。感染者の侵入を防ぐシェルターであった可能性もありますね」
「シェルターなァ」
首に巻き付いた縄を雑に引き千切って廊下に捨てつつ、ニコチンはアトロピンの考察に面倒臭そうな表情を浮かべる。
「感染者に効くレベルの罠があるとすりゃ、流石に出血するか?」
「そうかもしれません。足を止める理由にはなり得ませんが」
「それもそうか。ここにゃ解毒剤がいるんだからな」
「えぇ。万が一、青い血が飛散してしまった場合もお任せください」
◇
「ぐ……」
地下通路を進み、降り、奥へ奥へ進んだ地の底。
そこで出会した信徒達を一人で片したパラチオンだったが、足元が疎かになり罠の仕掛けを作動させてしまい、壁から発射された石が後頭部に直撃。初めての痛みを覚えると共に脳を揺らされ、足をふらつかせていた。
「ただの石ころに、してやられるとは……」
「シミュレーターじゃ痛覚は再現されないからねぇ。投石を受けるなんざ、初めてでびっくりしたろう? 泣かなくて偉い偉い」
「お前は俺様を何だと思っている……」
「そりゃあ可愛い後輩さぁっ!」
出血こそしていないが打撲という負傷を受けてしまったパラチオン。燐はそんな彼の頭を、懸命に背伸びをし、幼い子供にするように優しくさする。
「ネグラじゃウミヘビが増える事をよしとしない輩もいるけどねぇ、アッシは仲間が増えるのは嬉しいと思っているよ! 賑やかな方が楽しいからね!」
「……俺様のような、戦いに飢えているウミヘビでもか?」
「寧ろ大歓迎さぁ! 『火事と喧嘩は江戸の花』っていうだろぃ?」
「えど……?」
そのまま「江戸ってのは東京の昔の名前で」「とうきょう……?」「東京ってのは日本の首都で」と燐の解説が繰り広げられる後ろで、青洲は未だ底に辿り着かない床をマスク越しにじっと見下ろしていた。
(座標は、間違っていないはずだ。だが随分と……深い。どこまで潜る必要が、あるのか)
アセトアルデヒドの気配は確実に近付いている。もう少し潜れば合流できると思われるが、元がシェルターとして考えても深すぎる作り。
ペガサス教団の集会所となっている辺り、よからぬ用途にも使われているのではないかと読んだ青洲は、パラチオンによって寝かされた信徒の内の一人を腹部に足をめり込ませる事により目覚めさせ、尋問をする。
「お前……。この下、何があるか……知っているか?」
「そ、そ、それは……」
ベキ。
答えを言い淀む信徒を前に、青洲は見えない触手を用いて人差し指の骨を、折る。
「足と合わせ、残り19本だな……」
「は、は、はな、話しますっ! 話しますっ!」
拷問に躊躇ない青洲に慄いた信徒は、直ぐに口を割った。
「地下、地下には聖域、《覗き穴》がありますっ!」
「《覗き穴》……?」
「《未成熟子》の我々が『珊瑚サマ』からの神託を受ける為に作られた聖域で、そこには御神木が、あるのです……!」
御神木。
『珊瑚』を信仰するペガサス教団が崇める御神木。それが何なのか、青洲は一つ思い当たる物があった。
「ここには《原木》が、あるのか……!」
途端、青洲は血相を変え、信徒を踏み付けるのも気に留めず、走り出す。
「2人共、先を急ぐぞ」
今までどんな時も歩いていた青洲が走り出した事に驚きつつ、パラチオンと燐も彼の後に続いた。
そして移動する最中、パラチオンは青洲が口にしていた《原木》が何を指す言葉なのか知る為、燐に問い掛ける。
「燐。《原木》とは、何だ?」
「パラチオン知らないのかい? 《原木》っていうのはねぇ、キノコを栽培する時に使う木の事さぁ!」
「俺様を馬鹿にしているのか? それは知っている。だが青洲は『珊瑚』に関する用語として使っていた。意味が違うはずだ」
「大方は一緒なんだけどねぇ。『珊瑚』も真菌でキノコだ! 動植物に寄生したり菌床を作って増殖するもんだが……海中で増殖する時は、ちょいと特殊でねぇ」
冬虫夏草の仲間とされる寄生菌『珊瑚』。寄生先である宿主は多岐に渡り、人間に虫にネズミにコウモリ、植物など、生態の異なる生物に菌糸を張り巡らせる特徴を持つ。
その宿主は陸生動物だけではなく、海中にも存在しており……。
「海底に漂う《原木》って呼ばれる海藻にしか、『珊瑚』は寄生しないのさ。そんで『珊瑚』ってのは、その《原木》が陸に引き上げられたから――感染爆発が起きたって寸法よ」
ドンッ! ドンッ! ドンッ!
そして進む度に敷き詰められた石畳の中の石をスイッチに、迫り来る矢や槍をニコチンが拳銃によって片端から撃ち落としていく。
「ニコチン、支柱を破壊してはいけません。崩落してしまいますゆえ」
「俺がその辺考えてねぇとでも?」
「それもそうですね。失礼いたしました」
ピンッ
その直後、ニコチンが一歩進んだ先でまた罠が作動し――彼は宙に浮かんだ。
首に縄がかけられ、引っ張られ、天井に吊るされてしまったのだ。
「ウミヘビに人間の常識が通じる訳ねぇだろが」
がしかし、常人ならば首を吊られた時点で頸椎脱臼か、そこまでいかなくとも窒息や頸動脈洞圧迫による縊死を引き起こしそうなものだが、ニコチンはその状況に陥る事なく、意識をはっきりさせたまま天井へ繋がる縄を撃ち切り離し、地上へ舞い戻った。
「しかしさっきから流血を厭わねぇ仕掛けばっかだな。自殺行為だってわかんねぇのか?」
「仕掛けは対ウミヘビとは限りません。元々は人間の侵入を拒む物だったか……。感染者の侵入を防ぐシェルターであった可能性もありますね」
「シェルターなァ」
首に巻き付いた縄を雑に引き千切って廊下に捨てつつ、ニコチンはアトロピンの考察に面倒臭そうな表情を浮かべる。
「感染者に効くレベルの罠があるとすりゃ、流石に出血するか?」
「そうかもしれません。足を止める理由にはなり得ませんが」
「それもそうか。ここにゃ解毒剤がいるんだからな」
「えぇ。万が一、青い血が飛散してしまった場合もお任せください」
◇
「ぐ……」
地下通路を進み、降り、奥へ奥へ進んだ地の底。
そこで出会した信徒達を一人で片したパラチオンだったが、足元が疎かになり罠の仕掛けを作動させてしまい、壁から発射された石が後頭部に直撃。初めての痛みを覚えると共に脳を揺らされ、足をふらつかせていた。
「ただの石ころに、してやられるとは……」
「シミュレーターじゃ痛覚は再現されないからねぇ。投石を受けるなんざ、初めてでびっくりしたろう? 泣かなくて偉い偉い」
「お前は俺様を何だと思っている……」
「そりゃあ可愛い後輩さぁっ!」
出血こそしていないが打撲という負傷を受けてしまったパラチオン。燐はそんな彼の頭を、懸命に背伸びをし、幼い子供にするように優しくさする。
「ネグラじゃウミヘビが増える事をよしとしない輩もいるけどねぇ、アッシは仲間が増えるのは嬉しいと思っているよ! 賑やかな方が楽しいからね!」
「……俺様のような、戦いに飢えているウミヘビでもか?」
「寧ろ大歓迎さぁ! 『火事と喧嘩は江戸の花』っていうだろぃ?」
「えど……?」
そのまま「江戸ってのは東京の昔の名前で」「とうきょう……?」「東京ってのは日本の首都で」と燐の解説が繰り広げられる後ろで、青洲は未だ底に辿り着かない床をマスク越しにじっと見下ろしていた。
(座標は、間違っていないはずだ。だが随分と……深い。どこまで潜る必要が、あるのか)
アセトアルデヒドの気配は確実に近付いている。もう少し潜れば合流できると思われるが、元がシェルターとして考えても深すぎる作り。
ペガサス教団の集会所となっている辺り、よからぬ用途にも使われているのではないかと読んだ青洲は、パラチオンによって寝かされた信徒の内の一人を腹部に足をめり込ませる事により目覚めさせ、尋問をする。
「お前……。この下、何があるか……知っているか?」
「そ、そ、それは……」
ベキ。
答えを言い淀む信徒を前に、青洲は見えない触手を用いて人差し指の骨を、折る。
「足と合わせ、残り19本だな……」
「は、は、はな、話しますっ! 話しますっ!」
拷問に躊躇ない青洲に慄いた信徒は、直ぐに口を割った。
「地下、地下には聖域、《覗き穴》がありますっ!」
「《覗き穴》……?」
「《未成熟子》の我々が『珊瑚サマ』からの神託を受ける為に作られた聖域で、そこには御神木が、あるのです……!」
御神木。
『珊瑚』を信仰するペガサス教団が崇める御神木。それが何なのか、青洲は一つ思い当たる物があった。
「ここには《原木》が、あるのか……!」
途端、青洲は血相を変え、信徒を踏み付けるのも気に留めず、走り出す。
「2人共、先を急ぐぞ」
今までどんな時も歩いていた青洲が走り出した事に驚きつつ、パラチオンと燐も彼の後に続いた。
そして移動する最中、パラチオンは青洲が口にしていた《原木》が何を指す言葉なのか知る為、燐に問い掛ける。
「燐。《原木》とは、何だ?」
「パラチオン知らないのかい? 《原木》っていうのはねぇ、キノコを栽培する時に使う木の事さぁ!」
「俺様を馬鹿にしているのか? それは知っている。だが青洲は『珊瑚』に関する用語として使っていた。意味が違うはずだ」
「大方は一緒なんだけどねぇ。『珊瑚』も真菌でキノコだ! 動植物に寄生したり菌床を作って増殖するもんだが……海中で増殖する時は、ちょいと特殊でねぇ」
冬虫夏草の仲間とされる寄生菌『珊瑚』。寄生先である宿主は多岐に渡り、人間に虫にネズミにコウモリ、植物など、生態の異なる生物に菌糸を張り巡らせる特徴を持つ。
その宿主は陸生動物だけではなく、海中にも存在しており……。
「海底に漂う《原木》って呼ばれる海藻にしか、『珊瑚』は寄生しないのさ。そんで『珊瑚』ってのは、その《原木》が陸に引き上げられたから――感染爆発が起きたって寸法よ」
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