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第十三章 朝顔の種編
第261話 追尾
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時は少し遡る。
「旦那ぁ、まだ着かないのかい?」
「もう少し、だ……」
青洲、燐、そしてパラチオンは、時たま(主にパラチオンが)罠に足止めされながらも坑道に似た通路を地下に向け、降っていた。
信徒から聞き出した《原木》があるという最下層まであと僅か。青洲が感じられる、アセトアルデヒドの気配も近付いている。そしてとうとう、目的の場所が見えてきた。そこは一見すると何の変哲もない通路の曲がり角、その手前、敷石が敷き詰められた床。
その敷石の内の幾つかを定められた順番で踏むと、角の壁に隠された扉が開き、最下層に続く隠し階段が現れるのだという。
尤も隠し扉を開ける手順など踏まずとも、破壊という名の解錠は可能。よって手間を惜しんだ青洲が、パラチオンに壁を壊すように命じようとしたその時、
横にスライドする形で隠し扉がひとりでに開き、その奥から黒服を着た男が現れた。
「おや、ここにゃ信徒が何人いるんだかねぇ」
「他の連中に比べてデカいな。俺様の敵ではないが」
道中で既に30人ほど片したというのに、また現れた信徒に驚く燐と、すかさず臨戦態勢に入るパラチオン。
隠し扉から現れた男はフードを目深く被り、口元は面頬で覆うという、顔を極力隠す格好をしている。しかしそれよりも目を引くのは、体格だ。2メートル近い長身に服の上からでもわかる筋肉質な身体。
フードの隙間からこぼれ落ちる金髪からしても、男がアジア人ではないことを表してる。
結果的に隠し扉の前を塞いでいる形になっているのもあり、パラチオンは面頬の男をさっさと退かそうと床を蹴り、一瞬で距離を詰める。接近してきたパラチオンに気付いても、面頬の男に逃げる時間などない。
パラチオンはそのまま迷いなく拳を振りかざし、男の意識を落としにかかる。
だが、サッ、と。
パラチオンの拳を、面頬の男は自身が立っている位置を半歩ずらす事によって、避けた。
(躱した……!?)
標的が避けた事により拳は空振り、パラチオンは大きく姿勢を崩す。
その間に面頬の男は青洲達のいない反対側の通路へ駆け出し、逃走を始めた。
「少しは骨があるという事か!」
屋敷内で片してきた信徒達は勿論、同じウミヘビでさえパラチオンの攻撃に対処できる者は数少ないというのに、あまりにも易々と避けられた事に、パラチオンは目の色を変える。
そして満面の笑みを浮かべたかと思ったら、面頬の男を追って走り出した。
「パラチオン、深追いは……っ」
すかさず青洲が止めようとしたものの、パラチオンの耳には届かず、彼と面頬の男の足が速いというのもあって、あっという間に姿が遠のいて行く。
「行っちまったねぇ。どうするよ旦那」
「アセトアルデヒドの所在地は、目と鼻の先……。……燐、パラチオンを追ってくれ。小生は、進む」
「えっ、ウミヘビと別行動とか本気かい?」
「あの信徒……。只者ではなさそう、だった。彼を見てやって、くれ……」
「そうかいそうかい! そんじゃパラチオンはアッシに任せなぁっ!」
青洲の指示を受け、燐は明るく笑うとパラチオンが消えた方向へ足を向ける。
「旦那も気を付けるんだよっ!」
元気に手を振りながら通路を駆けていく燐を見送って、青洲は隠し扉の前へと進んだ。
その時、ゴゴゴゴと、立っているのが辛くなる程に大きな揺れが地下通路を襲う。
(地震……。いや、この感覚は……)
◇
「この……っ! ちょこまかと……!」
面頬の男に追い付いたパラチオンは、今度こそ攻撃を当てようと猛攻を仕掛けるが、悉く避けられていた。
面頬の男の顔面に向け拳を一直線に打とうとすれば、彼は横に半歩動いて躱す。ならばと脇腹に回し蹴りを喰らわせようとすれば、一歩後ろに下がって攻撃範囲の外へ移動する。
最低限の動きで躱し続ける面頬の男。完全に動きを見切られている。
(何なんだこいつは! 人間ではないのか!?)
卓越した運動神経を持つウミヘビに、普通の人間が対処できる筈がない。
最初に拳を躱したのがマグレではないとわかった以上、この面頬の男は人間ではないと考えるのが自然だ。
(ステージ6という、人間の姿をした『珊瑚』が存在するという話だが……。こいつがそうか!)
ならば手を抜く必要はない。
そう判断したパラチオンは浴衣の帯、その上から巻いたガンベルトに収納していた短機関銃を引き抜き、面頬の男に銃口を向ける。
他の銃型抽射器と同じく、銃口の口はガラス玉に似た球体で塞がっているのだが、面頬の男は一般的な銃を向けられた時と同じように身構えた。
「お前に、俺様の一発目を喰らう名誉をやろう」
「丸腰の相手に武器を用いるとは……。フェアではないな」
低い声音で、面頬の男が言葉を発した。
しかしパラチオンは彼の発言を鼻で笑う。
「戦闘に、平等など必要ない」
そして短機関銃の引き金を引こうとした直前、面頬の男は後ろに大きく下がってパラチオンから距離を取る。
ダダダッ!
その数秒後、銃口から淡黄色の発光体――毒素の弾丸が放たれた。3発の弾丸は一直線に面頬の男へ向かい、その身にパラチオンの毒素を撃ち込まんとする。
すると面頬の男は、今度は横にスライドする形で移動した。それにより弾丸は彼の真後ろ、通路の壁に向かう事となる。
だが突如、弾丸は軌道を変え、直角に曲がった。
「クハハッ! 逃れられると思うな! 俺様の毒素は、お前を狙い撃つまで決して止まらない!!」
パラチオンが扱う抽射器の弾丸は、追尾機能を持つ。
正確には毒素を凝縮した発光体状の弾丸を、パラチオンの意思でコントロールする事によって軌道を変えているのだ。
銃型の抽射器はその弾速から、他の飛び道具を模した抽射器と異なり、自在に方向を変えるといったコントロールはまずできない。単純に動体視力が追い付かないからだ。
しかしウミヘビの中でも優れた身体能力を持つパラチオンならば、直線的な軌道に限られるとは言え、標的を狙い続ける事ができる。
「成る程」
避けても避けても直角に曲がって追ってくる弾丸を前に、ボソリと、面頬の男は一言呟く。
次いでパラチオンと迫り来る弾丸に背を向けたかと思えば、一目散に走り出し、通路の曲がり角の奥へ姿を消した。
「だから逃げても無駄だと……っ!」
視界から消えたぐらいでは、弾丸の追尾から逃れられる事はない。確かに精度は悪くなるが、足音や空気の流れを元に気配を辿れば、狙えるのだから。
逃げ回る面頬の男に苛立ちながら、パラチオンも曲がり角まで走り後を追う。
曲がった先にあったのは、竹槍であった。床に敷き詰められた特定の敷居を踏む事により、床から無数に生え侵入者を串刺しにする竹槍。その竹槍が飛び出る罠を、面頬の男はわざと作動させ追尾してきた弾丸に当てたのだ。
(あいつ、逃げたのではない! 防壁となる罠がある場所まで移動したのか!)
面頬の男の代わりに弾丸を食らった竹槍は大穴が空き、何本か床に落ちている。
その竹槍が転がる先で、面頬の男は息一つ乱さず立っていた。
「クハハハ! 俺様の銃撃を防ぐとは面白い奴だな! だが一度防いだだけでは……っ、!?」
ゴゴゴゴ……ッ!
パラチオンが短機関銃を構え、追撃をしようとしたまさにその時、地下通路が激しく揺れた。人間ならば立っていられない程の大きな揺れ。
地震の経験などないパラチオンは困惑する。
「何だこの揺れは!」
「油断大敵」
その隙を逃さなかった面頬の男は、パラチオンに急接近し、ドンッ! と、重い足音が辺りに轟くレベルの踏み込みをしたと同時に、肘打ちを喰らわせた。
八極拳、『裡門頂肘』。
相手の懐に体当たりをする形で飛び込み、その勢いのまま肘を打ち上げる技である。
「ぐ……っ!」
緻密な震脚と完璧な肘撃で展開すれば、岩をも打ち砕く破壊力を発揮する八極拳。
中国武術の中でも屈指の破壊力を持つ、と謳われるそれを正面から食らったパラチオンの身体は吹き飛び、土壁に激突し背中を強打する。土壁はその衝撃に耐え切れず大きく凹み、辺りに放射線状の亀裂を走らせた。
じわり。
パラチオンの胸の中心(※ 膻中)、裡門頂肘を打ち込まれた箇所に、青痣が、浮かび上がる。
「旦那ぁ、まだ着かないのかい?」
「もう少し、だ……」
青洲、燐、そしてパラチオンは、時たま(主にパラチオンが)罠に足止めされながらも坑道に似た通路を地下に向け、降っていた。
信徒から聞き出した《原木》があるという最下層まであと僅か。青洲が感じられる、アセトアルデヒドの気配も近付いている。そしてとうとう、目的の場所が見えてきた。そこは一見すると何の変哲もない通路の曲がり角、その手前、敷石が敷き詰められた床。
その敷石の内の幾つかを定められた順番で踏むと、角の壁に隠された扉が開き、最下層に続く隠し階段が現れるのだという。
尤も隠し扉を開ける手順など踏まずとも、破壊という名の解錠は可能。よって手間を惜しんだ青洲が、パラチオンに壁を壊すように命じようとしたその時、
横にスライドする形で隠し扉がひとりでに開き、その奥から黒服を着た男が現れた。
「おや、ここにゃ信徒が何人いるんだかねぇ」
「他の連中に比べてデカいな。俺様の敵ではないが」
道中で既に30人ほど片したというのに、また現れた信徒に驚く燐と、すかさず臨戦態勢に入るパラチオン。
隠し扉から現れた男はフードを目深く被り、口元は面頬で覆うという、顔を極力隠す格好をしている。しかしそれよりも目を引くのは、体格だ。2メートル近い長身に服の上からでもわかる筋肉質な身体。
フードの隙間からこぼれ落ちる金髪からしても、男がアジア人ではないことを表してる。
結果的に隠し扉の前を塞いでいる形になっているのもあり、パラチオンは面頬の男をさっさと退かそうと床を蹴り、一瞬で距離を詰める。接近してきたパラチオンに気付いても、面頬の男に逃げる時間などない。
パラチオンはそのまま迷いなく拳を振りかざし、男の意識を落としにかかる。
だが、サッ、と。
パラチオンの拳を、面頬の男は自身が立っている位置を半歩ずらす事によって、避けた。
(躱した……!?)
標的が避けた事により拳は空振り、パラチオンは大きく姿勢を崩す。
その間に面頬の男は青洲達のいない反対側の通路へ駆け出し、逃走を始めた。
「少しは骨があるという事か!」
屋敷内で片してきた信徒達は勿論、同じウミヘビでさえパラチオンの攻撃に対処できる者は数少ないというのに、あまりにも易々と避けられた事に、パラチオンは目の色を変える。
そして満面の笑みを浮かべたかと思ったら、面頬の男を追って走り出した。
「パラチオン、深追いは……っ」
すかさず青洲が止めようとしたものの、パラチオンの耳には届かず、彼と面頬の男の足が速いというのもあって、あっという間に姿が遠のいて行く。
「行っちまったねぇ。どうするよ旦那」
「アセトアルデヒドの所在地は、目と鼻の先……。……燐、パラチオンを追ってくれ。小生は、進む」
「えっ、ウミヘビと別行動とか本気かい?」
「あの信徒……。只者ではなさそう、だった。彼を見てやって、くれ……」
「そうかいそうかい! そんじゃパラチオンはアッシに任せなぁっ!」
青洲の指示を受け、燐は明るく笑うとパラチオンが消えた方向へ足を向ける。
「旦那も気を付けるんだよっ!」
元気に手を振りながら通路を駆けていく燐を見送って、青洲は隠し扉の前へと進んだ。
その時、ゴゴゴゴと、立っているのが辛くなる程に大きな揺れが地下通路を襲う。
(地震……。いや、この感覚は……)
◇
「この……っ! ちょこまかと……!」
面頬の男に追い付いたパラチオンは、今度こそ攻撃を当てようと猛攻を仕掛けるが、悉く避けられていた。
面頬の男の顔面に向け拳を一直線に打とうとすれば、彼は横に半歩動いて躱す。ならばと脇腹に回し蹴りを喰らわせようとすれば、一歩後ろに下がって攻撃範囲の外へ移動する。
最低限の動きで躱し続ける面頬の男。完全に動きを見切られている。
(何なんだこいつは! 人間ではないのか!?)
卓越した運動神経を持つウミヘビに、普通の人間が対処できる筈がない。
最初に拳を躱したのがマグレではないとわかった以上、この面頬の男は人間ではないと考えるのが自然だ。
(ステージ6という、人間の姿をした『珊瑚』が存在するという話だが……。こいつがそうか!)
ならば手を抜く必要はない。
そう判断したパラチオンは浴衣の帯、その上から巻いたガンベルトに収納していた短機関銃を引き抜き、面頬の男に銃口を向ける。
他の銃型抽射器と同じく、銃口の口はガラス玉に似た球体で塞がっているのだが、面頬の男は一般的な銃を向けられた時と同じように身構えた。
「お前に、俺様の一発目を喰らう名誉をやろう」
「丸腰の相手に武器を用いるとは……。フェアではないな」
低い声音で、面頬の男が言葉を発した。
しかしパラチオンは彼の発言を鼻で笑う。
「戦闘に、平等など必要ない」
そして短機関銃の引き金を引こうとした直前、面頬の男は後ろに大きく下がってパラチオンから距離を取る。
ダダダッ!
その数秒後、銃口から淡黄色の発光体――毒素の弾丸が放たれた。3発の弾丸は一直線に面頬の男へ向かい、その身にパラチオンの毒素を撃ち込まんとする。
すると面頬の男は、今度は横にスライドする形で移動した。それにより弾丸は彼の真後ろ、通路の壁に向かう事となる。
だが突如、弾丸は軌道を変え、直角に曲がった。
「クハハッ! 逃れられると思うな! 俺様の毒素は、お前を狙い撃つまで決して止まらない!!」
パラチオンが扱う抽射器の弾丸は、追尾機能を持つ。
正確には毒素を凝縮した発光体状の弾丸を、パラチオンの意思でコントロールする事によって軌道を変えているのだ。
銃型の抽射器はその弾速から、他の飛び道具を模した抽射器と異なり、自在に方向を変えるといったコントロールはまずできない。単純に動体視力が追い付かないからだ。
しかしウミヘビの中でも優れた身体能力を持つパラチオンならば、直線的な軌道に限られるとは言え、標的を狙い続ける事ができる。
「成る程」
避けても避けても直角に曲がって追ってくる弾丸を前に、ボソリと、面頬の男は一言呟く。
次いでパラチオンと迫り来る弾丸に背を向けたかと思えば、一目散に走り出し、通路の曲がり角の奥へ姿を消した。
「だから逃げても無駄だと……っ!」
視界から消えたぐらいでは、弾丸の追尾から逃れられる事はない。確かに精度は悪くなるが、足音や空気の流れを元に気配を辿れば、狙えるのだから。
逃げ回る面頬の男に苛立ちながら、パラチオンも曲がり角まで走り後を追う。
曲がった先にあったのは、竹槍であった。床に敷き詰められた特定の敷居を踏む事により、床から無数に生え侵入者を串刺しにする竹槍。その竹槍が飛び出る罠を、面頬の男はわざと作動させ追尾してきた弾丸に当てたのだ。
(あいつ、逃げたのではない! 防壁となる罠がある場所まで移動したのか!)
面頬の男の代わりに弾丸を食らった竹槍は大穴が空き、何本か床に落ちている。
その竹槍が転がる先で、面頬の男は息一つ乱さず立っていた。
「クハハハ! 俺様の銃撃を防ぐとは面白い奴だな! だが一度防いだだけでは……っ、!?」
ゴゴゴゴ……ッ!
パラチオンが短機関銃を構え、追撃をしようとしたまさにその時、地下通路が激しく揺れた。人間ならば立っていられない程の大きな揺れ。
地震の経験などないパラチオンは困惑する。
「何だこの揺れは!」
「油断大敵」
その隙を逃さなかった面頬の男は、パラチオンに急接近し、ドンッ! と、重い足音が辺りに轟くレベルの踏み込みをしたと同時に、肘打ちを喰らわせた。
八極拳、『裡門頂肘』。
相手の懐に体当たりをする形で飛び込み、その勢いのまま肘を打ち上げる技である。
「ぐ……っ!」
緻密な震脚と完璧な肘撃で展開すれば、岩をも打ち砕く破壊力を発揮する八極拳。
中国武術の中でも屈指の破壊力を持つ、と謳われるそれを正面から食らったパラチオンの身体は吹き飛び、土壁に激突し背中を強打する。土壁はその衝撃に耐え切れず大きく凹み、辺りに放射線状の亀裂を走らせた。
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