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第十七章 迷子の子供達編
第363話 托卵
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人造人間はどのぐらいの期間、絶食できるのか。暑さ寒さ熱さ冷たさの耐久値は如何程か。四肢を失った際、必要な再生時間はどれほどか。電撃によって内臓が焼かれた場合、どのような経緯で再生をするのか。人間との繁殖は不可能なのか。
強靭な身体と再生力の確認。その身をどうすれば人間へ転換できるのか。
隔離部屋に入れられてから、テルルは自分の血を見ない日はなかった。繁殖実験に伴う陵辱を受ける事もあった。
朝も昼も夜も関係なく。
「興味深い。実に、興味深い」
ガラス筒の中で横たわるテルルに向け、トールはぱちぱちぱちと拍手を送る。
「もはや君の名前さえわからないそっくりさんに、どうしてそこまで身を捧げられるのか……。人造人間は皆、ここまで精神力が強いのかな? それとも君が特別なのかな?」
テルルは実験でどれほど痛め付けられても、痛みから来る呻き声をあげるだけで意味のある言葉を発する事はなかった。
いつでも交代できると伝えても、弱音一つ吐かず耐え続けている。
「セレンは子孫として、君から産まれ落ちてきた訳でもないのにね。赤子の姿で君の中から出てきたのは、君の養分が足りなかったからだ。寄生し、遺伝子情報を模倣し、養分を奪い、弱々しい見目で情を生じさせ、庇護下に置かせる」
セレンはテルルの腹を裂いて出てきただけで、血の繋がりのある子供ではない。血を養分として奪いはしたけれど。
淡々と研究の見解を語るトールを前に、テルルは顔を上げることもなく、虚な目でぼんやりと床を眺めている。
「この一連の行為を、私は《托卵》と名付けようと思う」
そうして伝えたい事を一方的に伝えて満足したトールは踵を返し、さっさと隔離部屋を退室してしまった。
電灯も消され、真っ暗となった隔離部屋の中に、テルルは一人残される。
「……いま、は、む、かし。竹取の、おき、な……といふもの、……」
聞く相手などいない中、テルルはボソボソと、とても小さな、消え入りそうな声で、一時は毎日読み聞かせをしていた竹取物語を、誦じた。
◇
どれだけ時間が経ったのか。数日なのか数ヶ月なのか数年なのか。
与えられる激痛から意識を保てない事も多く、テルルの時間感覚は完全に狂ってしまっていて、何もわからない。
ガラス筒に押し込まれ、次の実験に移るまでの僅かな時間だけ痛みから解放される。運がよければセレンの姿を見る事もある。
その間、テルルは誦んじる。そうすれば少し痛みを忘れられるのに加えて、セレンの笑った顔を、思い出す事ができるから。
「貴方も竹取物語が好きなのですか?」
ある日、突然。
今までコミニケーションを取ろうとしてこなかったセレンが、ガラス越しとはいえ初めてテルルに声をかけてきた。
両目から、大粒の涙をこぼしながら。
「……いいえ、違います。私が好きなのです。好きだから幾度もせがんだのです。優しく温かい声で紡がれる竹取物語が、大好きだったのです」
セレンはテルルの入ったガラス筒に手を当てて、声を震わせながら喋っている。
「覚えがあります。とても。貴方の声を、私は知っています。貴方の声こそ、私がずっと繰り返し聴きいていたかった声です。……けれど、どうしてでしょう。それ以上、記憶が辿れません。途中でモヤがかかってしまいます。あぁ、でも嫌です。私は、私は……!」
ビキリ
手を当てていた箇所からガラスにヒビが入り、筒が壊れ始めた。
途端、隔離部屋にけたたましい警報が鳴り響き、研究員が雪崩れ込んでくる。
「セレン、どうしたんだ!」
「よしなさい! ガラスから離れるんだ!」
「そいつを出しちゃいけない!」
研究員達はセレンへ親しげに声をかけている。
トール曰く、セレンは研究員の皆と食事を共にしたり、仕事で協力したりして過ごしているのだそうだ。
防護服越しではなく生身で接せられるほど、仲良く、していたそうだ。
それにも関わらずセレンは泣き腫らした目で研究員達を睨み付けると、右手を右から左へ、横一文字に振った。
三日月状の斬撃が直線に飛び、研究員の上半身と下半身が分かれる。
そうして作られた肉塊が重力に従いぼとりぼとりと落ちると共に、真っ赤な血溜まりが、白い床を汚した。
「……?」
テルルは困惑する。
どうしてセレンは泣いているか。どうして共に生活していた者達を、迷いなく殺めることができるのか。
耳にこびり付く、悲鳴。怨嗟。嗚咽。絶叫。金切り声。断末魔。
目に焼き付く死体。四肢がない肉塊。転がる手足のパーツ。真っ赤な血溜まりに沈む内臓。
隔離部屋は絶え間なく警報が鳴り続け、赤いランプが点滅し、銃を構えた自動人形が出入り口から突撃してきて射撃を開始する。
撃たれたセレンは青い血を流し、赤い血の上に青い波紋を作った。だが引き下がらない。後ろにテルルがいるからだ。
「邪魔です」
そしてセレンは自身の毒素の腐食性を利用し、自動人形もまた、毒素の刃で溶かし両断をした。
「許しやしませんよ。こんな、こんな……! ……トール!」
そのままセレンは隔離部屋を飛び出て、姿を消してしまう。
一人残されたテルルは、ぼんやりと床に広がる血溜まりを見下ろした。
「セレン……」
拷問に等しい実験を受け続けようとも、自分の事を忘れてしまっても、それでセレンが平穏に暮らせているのならば、それでいいとテルルは思っていた。思っていたのに。
結局、瓦解してしまった。能のない自分の力ではどう足掻いても、平穏を与えられなかった。
ならば、
「……お前は、産まれて、こなければ……」
手を汚させずに済んだのに。
痛い思いや、悲しい思いをさせずに済んだのに。
「よかった、な」
バチンッ! バチバチバチッ!
ガラス筒の床から強力な電撃を流され、テルルは身体を大きく揺らす。脱走防止の安全装置が作動したのだ。ウミヘビを殺められるレベルの、強力な電撃。
絶え間なく続く激痛にテルルはその場で倒れ込み、外側も内側も焼かれ血を吐きながら、意識を、飛ばした。
◇
数日後。
研究所内はテルルとセレン以外誰もいなくなってしまい、静かな時間か続いていた。
「少しは食べてくださいね?」
セレンは一階の子供部屋を拠点としつつ、研究所に残された食料を手にしてはテルルの前に運んできた。
だがテルルは研究員の実験によって心身を摩耗したのに加え、電撃で脳を焼かれたのか廃人のようになってしまい、ぼんやりと虚空を見詰めるばかり。無理矢理、口に入れられた水や食料をそのまま飲み込むだけだ。
強制的に食事を与えたセレンは眉を下げ、テルルの隣に座り込む。
「トールを、逃してしまいました」
セレンは監視室に居たトールを抹殺しにかかった際、監視カメラ越しにテルルが自分の生誕を望まない声を聞いてしまっていた。
それに動揺しトールを仕留め損ね、逃してしまった。
「でも、マーキングには成功しました。いつか必ず見付け出して、殺します。……それが終わったら私は、貴方の前から消えます。そしたら、貴方は……笑ってくれる、でしょうか?」
望まれずに産まれた自分が消えれば、すっかり人形のようになってしまったテルルを、救う事ができるだろうか。
セレンは両腕で膝をぎゅっと抱え、目尻からポロリと涙をこぼす。
「おい、フリードリヒ。死体ばっかで人っ子一人いねぇぞ、どうなってんだ」
「おかしいな。外でひっ捕えた連中曰く、中にはトールがいるという話だったのだが」
その時、不意に聞き慣れない声が聞こえてきた。廊下からだ。
反射的にセレンは立ち上がる。
仕留め損ねた研究員の幾人かが研究所の周囲に潜み、様子を伺っていた事は知っていた。だからトールを追う事が出来ず、それどころか下手に動けなかった。そして今日、研究員達は様子見を終え、手っ取り早く制圧する為に応援を呼んだのかもしれない。
そう考えたセレンは服の袖でぐいと涙を拭った後、テルルの上に毛布をかけて極力、姿を隠す。そして床に転がっていたひしゃげた鉄筋を手にし、廊下へ出た。
侵入者を排除する為に。
「あ゙ぁ゙? やっとお出まし……」
「さようなら」
――後にフリードリヒが「素晴らしい観戦ができた」と絶賛する、侵入者ことニコチンとセレンの一対一を経て、セレンとテルルは人工島アバトンへ導かれる事となるのだった。
強靭な身体と再生力の確認。その身をどうすれば人間へ転換できるのか。
隔離部屋に入れられてから、テルルは自分の血を見ない日はなかった。繁殖実験に伴う陵辱を受ける事もあった。
朝も昼も夜も関係なく。
「興味深い。実に、興味深い」
ガラス筒の中で横たわるテルルに向け、トールはぱちぱちぱちと拍手を送る。
「もはや君の名前さえわからないそっくりさんに、どうしてそこまで身を捧げられるのか……。人造人間は皆、ここまで精神力が強いのかな? それとも君が特別なのかな?」
テルルは実験でどれほど痛め付けられても、痛みから来る呻き声をあげるだけで意味のある言葉を発する事はなかった。
いつでも交代できると伝えても、弱音一つ吐かず耐え続けている。
「セレンは子孫として、君から産まれ落ちてきた訳でもないのにね。赤子の姿で君の中から出てきたのは、君の養分が足りなかったからだ。寄生し、遺伝子情報を模倣し、養分を奪い、弱々しい見目で情を生じさせ、庇護下に置かせる」
セレンはテルルの腹を裂いて出てきただけで、血の繋がりのある子供ではない。血を養分として奪いはしたけれど。
淡々と研究の見解を語るトールを前に、テルルは顔を上げることもなく、虚な目でぼんやりと床を眺めている。
「この一連の行為を、私は《托卵》と名付けようと思う」
そうして伝えたい事を一方的に伝えて満足したトールは踵を返し、さっさと隔離部屋を退室してしまった。
電灯も消され、真っ暗となった隔離部屋の中に、テルルは一人残される。
「……いま、は、む、かし。竹取の、おき、な……といふもの、……」
聞く相手などいない中、テルルはボソボソと、とても小さな、消え入りそうな声で、一時は毎日読み聞かせをしていた竹取物語を、誦じた。
◇
どれだけ時間が経ったのか。数日なのか数ヶ月なのか数年なのか。
与えられる激痛から意識を保てない事も多く、テルルの時間感覚は完全に狂ってしまっていて、何もわからない。
ガラス筒に押し込まれ、次の実験に移るまでの僅かな時間だけ痛みから解放される。運がよければセレンの姿を見る事もある。
その間、テルルは誦んじる。そうすれば少し痛みを忘れられるのに加えて、セレンの笑った顔を、思い出す事ができるから。
「貴方も竹取物語が好きなのですか?」
ある日、突然。
今までコミニケーションを取ろうとしてこなかったセレンが、ガラス越しとはいえ初めてテルルに声をかけてきた。
両目から、大粒の涙をこぼしながら。
「……いいえ、違います。私が好きなのです。好きだから幾度もせがんだのです。優しく温かい声で紡がれる竹取物語が、大好きだったのです」
セレンはテルルの入ったガラス筒に手を当てて、声を震わせながら喋っている。
「覚えがあります。とても。貴方の声を、私は知っています。貴方の声こそ、私がずっと繰り返し聴きいていたかった声です。……けれど、どうしてでしょう。それ以上、記憶が辿れません。途中でモヤがかかってしまいます。あぁ、でも嫌です。私は、私は……!」
ビキリ
手を当てていた箇所からガラスにヒビが入り、筒が壊れ始めた。
途端、隔離部屋にけたたましい警報が鳴り響き、研究員が雪崩れ込んでくる。
「セレン、どうしたんだ!」
「よしなさい! ガラスから離れるんだ!」
「そいつを出しちゃいけない!」
研究員達はセレンへ親しげに声をかけている。
トール曰く、セレンは研究員の皆と食事を共にしたり、仕事で協力したりして過ごしているのだそうだ。
防護服越しではなく生身で接せられるほど、仲良く、していたそうだ。
それにも関わらずセレンは泣き腫らした目で研究員達を睨み付けると、右手を右から左へ、横一文字に振った。
三日月状の斬撃が直線に飛び、研究員の上半身と下半身が分かれる。
そうして作られた肉塊が重力に従いぼとりぼとりと落ちると共に、真っ赤な血溜まりが、白い床を汚した。
「……?」
テルルは困惑する。
どうしてセレンは泣いているか。どうして共に生活していた者達を、迷いなく殺めることができるのか。
耳にこびり付く、悲鳴。怨嗟。嗚咽。絶叫。金切り声。断末魔。
目に焼き付く死体。四肢がない肉塊。転がる手足のパーツ。真っ赤な血溜まりに沈む内臓。
隔離部屋は絶え間なく警報が鳴り続け、赤いランプが点滅し、銃を構えた自動人形が出入り口から突撃してきて射撃を開始する。
撃たれたセレンは青い血を流し、赤い血の上に青い波紋を作った。だが引き下がらない。後ろにテルルがいるからだ。
「邪魔です」
そしてセレンは自身の毒素の腐食性を利用し、自動人形もまた、毒素の刃で溶かし両断をした。
「許しやしませんよ。こんな、こんな……! ……トール!」
そのままセレンは隔離部屋を飛び出て、姿を消してしまう。
一人残されたテルルは、ぼんやりと床に広がる血溜まりを見下ろした。
「セレン……」
拷問に等しい実験を受け続けようとも、自分の事を忘れてしまっても、それでセレンが平穏に暮らせているのならば、それでいいとテルルは思っていた。思っていたのに。
結局、瓦解してしまった。能のない自分の力ではどう足掻いても、平穏を与えられなかった。
ならば、
「……お前は、産まれて、こなければ……」
手を汚させずに済んだのに。
痛い思いや、悲しい思いをさせずに済んだのに。
「よかった、な」
バチンッ! バチバチバチッ!
ガラス筒の床から強力な電撃を流され、テルルは身体を大きく揺らす。脱走防止の安全装置が作動したのだ。ウミヘビを殺められるレベルの、強力な電撃。
絶え間なく続く激痛にテルルはその場で倒れ込み、外側も内側も焼かれ血を吐きながら、意識を、飛ばした。
◇
数日後。
研究所内はテルルとセレン以外誰もいなくなってしまい、静かな時間か続いていた。
「少しは食べてくださいね?」
セレンは一階の子供部屋を拠点としつつ、研究所に残された食料を手にしてはテルルの前に運んできた。
だがテルルは研究員の実験によって心身を摩耗したのに加え、電撃で脳を焼かれたのか廃人のようになってしまい、ぼんやりと虚空を見詰めるばかり。無理矢理、口に入れられた水や食料をそのまま飲み込むだけだ。
強制的に食事を与えたセレンは眉を下げ、テルルの隣に座り込む。
「トールを、逃してしまいました」
セレンは監視室に居たトールを抹殺しにかかった際、監視カメラ越しにテルルが自分の生誕を望まない声を聞いてしまっていた。
それに動揺しトールを仕留め損ね、逃してしまった。
「でも、マーキングには成功しました。いつか必ず見付け出して、殺します。……それが終わったら私は、貴方の前から消えます。そしたら、貴方は……笑ってくれる、でしょうか?」
望まれずに産まれた自分が消えれば、すっかり人形のようになってしまったテルルを、救う事ができるだろうか。
セレンは両腕で膝をぎゅっと抱え、目尻からポロリと涙をこぼす。
「おい、フリードリヒ。死体ばっかで人っ子一人いねぇぞ、どうなってんだ」
「おかしいな。外でひっ捕えた連中曰く、中にはトールがいるという話だったのだが」
その時、不意に聞き慣れない声が聞こえてきた。廊下からだ。
反射的にセレンは立ち上がる。
仕留め損ねた研究員の幾人かが研究所の周囲に潜み、様子を伺っていた事は知っていた。だからトールを追う事が出来ず、それどころか下手に動けなかった。そして今日、研究員達は様子見を終え、手っ取り早く制圧する為に応援を呼んだのかもしれない。
そう考えたセレンは服の袖でぐいと涙を拭った後、テルルの上に毛布をかけて極力、姿を隠す。そして床に転がっていたひしゃげた鉄筋を手にし、廊下へ出た。
侵入者を排除する為に。
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「さようなら」
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