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第十七章 迷子の子供達編
第367話 かぐや姫
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「セレン、よかった!」
モーズは車の前で居心地悪そうに立っていたセレンへ真っ先に駆け寄り、身体の具合を確認する。フリードリヒが処置をしてくれたという話通り、セレンの目は充血しておらず、脈も呼吸も正常。容態は安定しているようだった。
安堵からモーズはホッと胸を撫で下ろす。
「すまない、一人にしてしまって。しかも中毒にもなったのだろう? 君をサポートできなかった私は、クスシ失格だな」
「……モーズ先生、私は」
「帰ろう」
モーズはセレンの肩を掴み、力強く告げる。
何か言いたげだったセレンの言葉を敢えて遮り、要望を通す為に。
「アバトンに帰ろう、セレン」
モーズは意識を失う前、頭の中に直接叩き込まれる形で研究所跡地で起きた出来事の情報を見た。膨大な量の情報を処理する為か、それは夢の中でも再現されて、完璧にではないものの、その事は目覚めた今も覚えている。
幼いオニキス、セレンと遊園地に居た事も。セレンとテルルの関係も。トールことフルグライトに抱く怨讐も。
こんな形で知りたくはなかったが、知ってしまった以上、知らなかった事にはできない。
その上で、モーズはセレンを連れて帰る事を望んだ。
例えセレンが拒んだとしても。
「……。はい」
モーズの意思が固い事を察したらしいセレンは、静かに頷いてくれる。
そうしてモーズ達はパラス感染病棟へと戻り、フリーデンの回復を確認次第、アバトンへと帰還したのだった。
ちなみに研究所の菌床の後始末については、フリードリヒが国連軍に丸投げをしていた。
◇
「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹をとりつつ、よろづのことに使ひけり」
人工島アバトンに聳え立つ白い巨塔、オフィウクス・ラボの最上階に作られた天文台。
そこに置かれたブロックソファに腰を降ろし、雲一つない夜空を見上げ、テルルは竹取物語を誦じる。彼の隣にはヒドラジンが座っているのだが、彼に聞かせている訳ではない。
夜空に浮かぶ欠けた月に向け、口ずさんでいるのだ。
「その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうて……」
しかしテルルは不意に言葉を飲み込む。天文台に新たな訪問者が現れたからだ。
その訪問者は、たまに姿を見るようになったモーズ。暇があればしょっちゅう天文台に居るヒドラジンほど慣れた人物ではないが、知った顔にテルルは強張らせていた身体から力を抜く。
だが訪問者は彼だけではなかった。
「ほら、セレン」
モーズの後ろからおずおずと遠慮がちに、顔を出したのはテルルと背格好がよく似たウミヘビ、セレン。
「あ、あ、あの……。こん、こんばんは」
彼は黒目がちの目を伏せ、歯切れ悪く言葉を紡ぐ。
セレンはラボの規則に忠実で、非常に模範的な生活を心掛けているウミヘビの為、実は行動制限を課せられていない。ネグラもラボも植物園もアバトンの海岸沿いも、基本的には自由に行き来ができる。
つまりいつでも、テルルに会えた。なのにそれを今までしなかったのは、一重に会わせる顔がなかったからに他ならない。
8年もの間。
セレンはテルルを思い出せた訳ではなかった。ウロボロスの研究所で過ごしていた頃、どんな世話をしてくれたのか、どんな会話を交わしたのか、具体的な記憶となると何も言えない。
ただかつて、テルルが温かさ心地のよさを与えてくれた感覚をぼんやりと覚えていているだけで、大半は上書きされた記憶に塗り潰されてしまっている。
「トールを、見付ける事ができたのですが……また、逃してしまいました。すみません。次こそ頑張りますので、ええっと」
それでもセレンはモーズの説得により、言う事にした。
「たまに、会いに来ていいですか? お、お父さん」
今までずっと言いたくとも言えなかった言葉を。
それを聞いたテルルは目を見開き、身体を固まらせてしまう。ヒドラジンが横から「テルル」と肘で小突くまで、瞬きさえ忘れていた。
「そ、それでは私はここで……」
「えっ、もう戻るのか? もう少し居ても」
「セレン」
言うだけ言って、逃げるように去ろうとしたセレンの名を、テルルが呼んで引き止める。
彼はブロックソファから立ち上がり、ゆっくりとした足取りでセレンに歩み寄ると、右手を伸ばし彼の頭を撫でた。
「よし、よし」
セレンが幼い頃、読み聞かせと同じぐらい何かある度にせがまれていたスキンシップ。記憶としては忘れてしまっていても、その温かさ心地よさ、嬉しさは確かに身体が覚えていて。
ぼろぼろと、堪えきれなかった大粒の涙が頬を伝った。
「頑張った、な」
そんなセレンをテルルは抱き寄せ、背中をさすってくれるものだから、セレンは幼子のように泣きじゃくり、その場から動く事が出来なくなってしまう。涙が枯れるまで。
けれどこの日を境に、2人の歯車はきっと噛み合う。
そう思わせてくれる光景に、モーズはマスクの下で満足気に微笑んだのだった。
▼△▼
次章より『序曲の不協和音』、開幕。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
『迷子の子供達編』これにて完結です。
《ウミヘビのスープ》初期構想から練っていたセレンとテルル(擬似)親子をようやく書く事ができ、大変執筆が楽しかった章でした!
次章ではモーズがウミヘビ達とわちゃわちゃ過ごす話をメインに、心理療法に勤しむ医者らしい話が展開予定です。比較的平和な章。
がしかし、その裏ではペガサス教団の新たな策略が巡っていきます。お楽しみに!
もしも面白いと思ってくださいましたらフォローや応援、コメントよろしくお願いします。
励みになります。
モーズは車の前で居心地悪そうに立っていたセレンへ真っ先に駆け寄り、身体の具合を確認する。フリードリヒが処置をしてくれたという話通り、セレンの目は充血しておらず、脈も呼吸も正常。容態は安定しているようだった。
安堵からモーズはホッと胸を撫で下ろす。
「すまない、一人にしてしまって。しかも中毒にもなったのだろう? 君をサポートできなかった私は、クスシ失格だな」
「……モーズ先生、私は」
「帰ろう」
モーズはセレンの肩を掴み、力強く告げる。
何か言いたげだったセレンの言葉を敢えて遮り、要望を通す為に。
「アバトンに帰ろう、セレン」
モーズは意識を失う前、頭の中に直接叩き込まれる形で研究所跡地で起きた出来事の情報を見た。膨大な量の情報を処理する為か、それは夢の中でも再現されて、完璧にではないものの、その事は目覚めた今も覚えている。
幼いオニキス、セレンと遊園地に居た事も。セレンとテルルの関係も。トールことフルグライトに抱く怨讐も。
こんな形で知りたくはなかったが、知ってしまった以上、知らなかった事にはできない。
その上で、モーズはセレンを連れて帰る事を望んだ。
例えセレンが拒んだとしても。
「……。はい」
モーズの意思が固い事を察したらしいセレンは、静かに頷いてくれる。
そうしてモーズ達はパラス感染病棟へと戻り、フリーデンの回復を確認次第、アバトンへと帰還したのだった。
ちなみに研究所の菌床の後始末については、フリードリヒが国連軍に丸投げをしていた。
◇
「今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹をとりつつ、よろづのことに使ひけり」
人工島アバトンに聳え立つ白い巨塔、オフィウクス・ラボの最上階に作られた天文台。
そこに置かれたブロックソファに腰を降ろし、雲一つない夜空を見上げ、テルルは竹取物語を誦じる。彼の隣にはヒドラジンが座っているのだが、彼に聞かせている訳ではない。
夜空に浮かぶ欠けた月に向け、口ずさんでいるのだ。
「その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうて……」
しかしテルルは不意に言葉を飲み込む。天文台に新たな訪問者が現れたからだ。
その訪問者は、たまに姿を見るようになったモーズ。暇があればしょっちゅう天文台に居るヒドラジンほど慣れた人物ではないが、知った顔にテルルは強張らせていた身体から力を抜く。
だが訪問者は彼だけではなかった。
「ほら、セレン」
モーズの後ろからおずおずと遠慮がちに、顔を出したのはテルルと背格好がよく似たウミヘビ、セレン。
「あ、あ、あの……。こん、こんばんは」
彼は黒目がちの目を伏せ、歯切れ悪く言葉を紡ぐ。
セレンはラボの規則に忠実で、非常に模範的な生活を心掛けているウミヘビの為、実は行動制限を課せられていない。ネグラもラボも植物園もアバトンの海岸沿いも、基本的には自由に行き来ができる。
つまりいつでも、テルルに会えた。なのにそれを今までしなかったのは、一重に会わせる顔がなかったからに他ならない。
8年もの間。
セレンはテルルを思い出せた訳ではなかった。ウロボロスの研究所で過ごしていた頃、どんな世話をしてくれたのか、どんな会話を交わしたのか、具体的な記憶となると何も言えない。
ただかつて、テルルが温かさ心地のよさを与えてくれた感覚をぼんやりと覚えていているだけで、大半は上書きされた記憶に塗り潰されてしまっている。
「トールを、見付ける事ができたのですが……また、逃してしまいました。すみません。次こそ頑張りますので、ええっと」
それでもセレンはモーズの説得により、言う事にした。
「たまに、会いに来ていいですか? お、お父さん」
今までずっと言いたくとも言えなかった言葉を。
それを聞いたテルルは目を見開き、身体を固まらせてしまう。ヒドラジンが横から「テルル」と肘で小突くまで、瞬きさえ忘れていた。
「そ、それでは私はここで……」
「えっ、もう戻るのか? もう少し居ても」
「セレン」
言うだけ言って、逃げるように去ろうとしたセレンの名を、テルルが呼んで引き止める。
彼はブロックソファから立ち上がり、ゆっくりとした足取りでセレンに歩み寄ると、右手を伸ばし彼の頭を撫でた。
「よし、よし」
セレンが幼い頃、読み聞かせと同じぐらい何かある度にせがまれていたスキンシップ。記憶としては忘れてしまっていても、その温かさ心地よさ、嬉しさは確かに身体が覚えていて。
ぼろぼろと、堪えきれなかった大粒の涙が頬を伝った。
「頑張った、な」
そんなセレンをテルルは抱き寄せ、背中をさすってくれるものだから、セレンは幼子のように泣きじゃくり、その場から動く事が出来なくなってしまう。涙が枯れるまで。
けれどこの日を境に、2人の歯車はきっと噛み合う。
そう思わせてくれる光景に、モーズはマスクの下で満足気に微笑んだのだった。
▼△▼
次章より『序曲の不協和音』、開幕。
ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。
『迷子の子供達編』これにて完結です。
《ウミヘビのスープ》初期構想から練っていたセレンとテルル(擬似)親子をようやく書く事ができ、大変執筆が楽しかった章でした!
次章ではモーズがウミヘビ達とわちゃわちゃ過ごす話をメインに、心理療法に勤しむ医者らしい話が展開予定です。比較的平和な章。
がしかし、その裏ではペガサス教団の新たな策略が巡っていきます。お楽しみに!
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