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第1章
第2話 死神の神子
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第二次世界大戦が終結した時、神々がその存在を明らかにした。核兵器の開発と使用、それは神々には見過ごせぬ事態だった。
それと共に、魔法の実在が公表された。資源を求めて争う必要はない、魔法と科学があればもう争いは要らないだろう。
そんな神々と、当時の人々の予想は簡単に裏切られた。欲深き人間は、そう簡単に満たされる事はない。
次を求め、さらなる進化を求めて悪事に手を染める。次第に凶悪化する魔導犯罪を危険視した神に選ばれし神子達を中心に、人々は魔導協会を作った。
魔術を学んだ者は必ず登録する必要があり、協会の規定によって決められたクラスを割り振られ管理される。
仕事の紹介、斡旋も行う傍らで主目的である魔導犯罪の抑止と摘発。そして、あまりにも酷い場合は特定の役職に就く者による処断も行われる。
そんな魔術の管理機関が出来て40年、今も世界は混沌の闇に包まれていた。
京都市内の華やかな街、観光客で賑わう木屋町の裏通りを1人の男性が走っていた。いや、走っていると言うよりは逃げていた。
自分を追い掛ける追っ手から。逃げ回る間に何度も転倒したのだろう、高級そうなスーツは汚れ見る影も無い。
片方のカフスは千切れ飛び、スラックスが裂けて膝が見えていた。あまりにも不様過ぎる格好だが、本人はそれどころではない。
「どけぇ!!」
「きゃっ!?」
出勤途中なのか帰宅途中なのか分からない、キャバ嬢らしき女性を突き飛ばし男は走り続ける。見た目的には50代ぐらいだろうか?
だらし無く太った贅肉を抱えたまま、息を切らしながら必死に走る姿はあまりにも哀れだ。普段はきっと華やかな生活をしているのだろうが、今はただ哀れな中年男性でしかなかった。
「ハァハァ……っ。クソックソックソッ!」
情けない姿で走り回る男は、何が気に食わないのか毒づき始めた。こんな状況になった事への恨みか、それとも別の何かがあるのだろうか。
あるいは、その両方か。見るからにプライドも地位も高そうな彼なら、逃げなければならない屈辱も感じているに違いない。
「クソッ! 魔導協会の犬が! あんなガキに好き勝手されてたまるか!」
どうやら彼を追い掛けているのは、まだ子供らしい。なるほど裕福そうな彼なら、未成年から逃げるなんて状況は相当腹が立つだろう。
しかし裕福で地位もあるなら、護衛ぐらい居たのではないだろうか。周りにはそれらしき人影は見当たらない。足止めをしているのか、それとも既に排除された後か。
「権田庄蔵、覚悟は出来たか?」
「なっ!? 貴様いつの間に!? あいつ等は何をやっておるか!!」
「あの軟弱な護衛か? あんなもの障害にもならない」
権田と呼ばれた中年男性を追い掛ける者、追跡者は1人の少年だった。黒髪黒目と言う日本人特有の色。
線が細くシャープな顔立ちの男の子だ。短めに切り揃えられた髪と、高い背丈から体育会系を思わせる風貌だ。
顔もかなり整っており、吊り目の鋭い視線が権田に突き刺さっていた。
「き、貴様! 私が誰か分かっているのか!?」
「ああ分かっているさ、国会議員でありながら凶悪な魔導犯罪に手を染めたクソ野郎だろ?」
「きっ貴様ぁ! 若造が舐めた口を!!」
怒り狂った権田が掴み掛かるが、あっさりと躱されてしまう。どう見ても体を鍛えている高校生ぐらいの男子と、肥え太った中年男性では勝負にもならない。
そんな当たり前の事も、今まで逃げていた事も忘れて怒り狂う。少し煽られたぐらいでこの対応、果たして国会議員として相応しいのか甚だ疑問ではある。
「早くケリをつけて貰える? 私は早く寝たいのよ?」
「……じゃあ先に帰れば良いだろうが」
突然真っ黒な和服に身を包んだ、美しい大人の女性が現れた。和服のせいで判りにくいが、相当スタイルが良さそうなのは僅かに見えている部分からも想像が付く。
まさに大和撫子と呼ぶのが相応しい美女が少年に語りかける。
「人の子が狩られる所を見逃したくはないの」
「ハイハイ、流石は日に1000人殺すと断言した女神は良い趣味してるよ」
「そうでしょ? ほら、早く刈ってしまいなさい」
「分かったって、もう」
そう言うと少年の手には、いつの間にか身の丈を超える巨大な大鎌が握られていた。2人の雰囲気と醸し出す空気はまさに死神。
命を刈り取る役目を帯びた恐怖の執行人。そう表現するのが一番相応しいだろう。罪深き人間を狩り、あの世へと送る渡し人。
「ま、ままま待て! 許されると思っているのかそんな事が!?」
「こっちの台詞だそれは。貴様は死刑3回分に相当する罪を犯した」
「あ、あんな使えない者共、幾ら死んだとて問題無かろうが!」
「既に執行者への現場対応の許可は出ている。諦めるんだな」
執行者、それは魔導協会に所属する特殊な役職。A級以上の凶悪犯を現場で処断する事を許された者。日々エスカレートする魔導犯罪の、その死刑執行人。この少年は、この若さにしてその役職に選ばれた特別な存在だった。
「お前の様な奴は本当に頭が悪い。地獄は実在すると散々教わっただろうに」
「ま、待て! 待ってくれ!」
「あの世できっちり罪を償え。文字通り、地獄の責め苦ってヤツでな」
近くの料亭から、酔っ払い客の笑い声が響く京都の裏路地で刑は執行された。数十人もの一般人を実験の道具にし、永遠の命を追い求めた強欲な中年男性の命はここに潰えた。
少年の言う通り、地獄行きとなった権田の魂はこれから本当の意味で裁かれる。地獄の住人達から、その沙汰をこれから下されるだろう。
「あ、あの! お兄ちゃん!」
「おい、来るなって言っただろ!」
「だ、だって。私はいらいしゃだから」
小学生ぐらいの女の子が、通りの角から現れた。こんな遅い時間に出歩くのも危険だが、それよりも幼い子供が見て良い現場ではない。恐らく少年もそう考えて、着いて来ないように伝えていたのだろう。
「依頼費用は要らないって言っただろ、ほら早く行くぞ」
「で、でも。Sらんくってたくさんお金が必要だって先生が」
「良いんだよ、お前はまだ子供なんだから」
どうやらこの小さな少女が、この一件の依頼者だったらしい。小さいなりにも、魔導協会から魔術師を派遣するシステムについて知っていた様だ。
ランク毎に派遣に必要な金額は変わる。CやDなら個人でも呼べるが、AやSともなると個人ではとても払える額ではない。普通なら大企業でも無い限り、早々呼べる存在ではない。
それにも関わらず、この少年は無償で動いたと言う事なのだろう。この幼い少女の為に。
「ねぇ、私もお兄ちゃんみたいになれるかな?」
「辞めとけ、こんな奴を目標にするのは」
「どうしてー?」
「普通の魔術師を目指すんだ。それが一番幸せだよ」
彼がこんな仕事をする様になった理由、それはきっとこんな幼い少女に話す事ではないのだろう。
この少年だって本来はこんな仕事をしなくても良い筈だ。普通に友人達と楽しく毎日を過ごせば良い。
しかしそうはならなかった。そこにはきっと、簡単には説明出来ない何かがあるのだろう。
「腹減ったな。ラーメンでも食って帰るか」
「やったー!」
「よし、早く行くわよ!」
「お前さぁ、帰って寝るんじゃないのかよ……」
長身の美男美女と、小さな少女が木屋町の繁華街から離れて行く。後に残されたのは、欲に溺れた虚しき亡骸だけだった
それと共に、魔法の実在が公表された。資源を求めて争う必要はない、魔法と科学があればもう争いは要らないだろう。
そんな神々と、当時の人々の予想は簡単に裏切られた。欲深き人間は、そう簡単に満たされる事はない。
次を求め、さらなる進化を求めて悪事に手を染める。次第に凶悪化する魔導犯罪を危険視した神に選ばれし神子達を中心に、人々は魔導協会を作った。
魔術を学んだ者は必ず登録する必要があり、協会の規定によって決められたクラスを割り振られ管理される。
仕事の紹介、斡旋も行う傍らで主目的である魔導犯罪の抑止と摘発。そして、あまりにも酷い場合は特定の役職に就く者による処断も行われる。
そんな魔術の管理機関が出来て40年、今も世界は混沌の闇に包まれていた。
京都市内の華やかな街、観光客で賑わう木屋町の裏通りを1人の男性が走っていた。いや、走っていると言うよりは逃げていた。
自分を追い掛ける追っ手から。逃げ回る間に何度も転倒したのだろう、高級そうなスーツは汚れ見る影も無い。
片方のカフスは千切れ飛び、スラックスが裂けて膝が見えていた。あまりにも不様過ぎる格好だが、本人はそれどころではない。
「どけぇ!!」
「きゃっ!?」
出勤途中なのか帰宅途中なのか分からない、キャバ嬢らしき女性を突き飛ばし男は走り続ける。見た目的には50代ぐらいだろうか?
だらし無く太った贅肉を抱えたまま、息を切らしながら必死に走る姿はあまりにも哀れだ。普段はきっと華やかな生活をしているのだろうが、今はただ哀れな中年男性でしかなかった。
「ハァハァ……っ。クソックソックソッ!」
情けない姿で走り回る男は、何が気に食わないのか毒づき始めた。こんな状況になった事への恨みか、それとも別の何かがあるのだろうか。
あるいは、その両方か。見るからにプライドも地位も高そうな彼なら、逃げなければならない屈辱も感じているに違いない。
「クソッ! 魔導協会の犬が! あんなガキに好き勝手されてたまるか!」
どうやら彼を追い掛けているのは、まだ子供らしい。なるほど裕福そうな彼なら、未成年から逃げるなんて状況は相当腹が立つだろう。
しかし裕福で地位もあるなら、護衛ぐらい居たのではないだろうか。周りにはそれらしき人影は見当たらない。足止めをしているのか、それとも既に排除された後か。
「権田庄蔵、覚悟は出来たか?」
「なっ!? 貴様いつの間に!? あいつ等は何をやっておるか!!」
「あの軟弱な護衛か? あんなもの障害にもならない」
権田と呼ばれた中年男性を追い掛ける者、追跡者は1人の少年だった。黒髪黒目と言う日本人特有の色。
線が細くシャープな顔立ちの男の子だ。短めに切り揃えられた髪と、高い背丈から体育会系を思わせる風貌だ。
顔もかなり整っており、吊り目の鋭い視線が権田に突き刺さっていた。
「き、貴様! 私が誰か分かっているのか!?」
「ああ分かっているさ、国会議員でありながら凶悪な魔導犯罪に手を染めたクソ野郎だろ?」
「きっ貴様ぁ! 若造が舐めた口を!!」
怒り狂った権田が掴み掛かるが、あっさりと躱されてしまう。どう見ても体を鍛えている高校生ぐらいの男子と、肥え太った中年男性では勝負にもならない。
そんな当たり前の事も、今まで逃げていた事も忘れて怒り狂う。少し煽られたぐらいでこの対応、果たして国会議員として相応しいのか甚だ疑問ではある。
「早くケリをつけて貰える? 私は早く寝たいのよ?」
「……じゃあ先に帰れば良いだろうが」
突然真っ黒な和服に身を包んだ、美しい大人の女性が現れた。和服のせいで判りにくいが、相当スタイルが良さそうなのは僅かに見えている部分からも想像が付く。
まさに大和撫子と呼ぶのが相応しい美女が少年に語りかける。
「人の子が狩られる所を見逃したくはないの」
「ハイハイ、流石は日に1000人殺すと断言した女神は良い趣味してるよ」
「そうでしょ? ほら、早く刈ってしまいなさい」
「分かったって、もう」
そう言うと少年の手には、いつの間にか身の丈を超える巨大な大鎌が握られていた。2人の雰囲気と醸し出す空気はまさに死神。
命を刈り取る役目を帯びた恐怖の執行人。そう表現するのが一番相応しいだろう。罪深き人間を狩り、あの世へと送る渡し人。
「ま、ままま待て! 許されると思っているのかそんな事が!?」
「こっちの台詞だそれは。貴様は死刑3回分に相当する罪を犯した」
「あ、あんな使えない者共、幾ら死んだとて問題無かろうが!」
「既に執行者への現場対応の許可は出ている。諦めるんだな」
執行者、それは魔導協会に所属する特殊な役職。A級以上の凶悪犯を現場で処断する事を許された者。日々エスカレートする魔導犯罪の、その死刑執行人。この少年は、この若さにしてその役職に選ばれた特別な存在だった。
「お前の様な奴は本当に頭が悪い。地獄は実在すると散々教わっただろうに」
「ま、待て! 待ってくれ!」
「あの世できっちり罪を償え。文字通り、地獄の責め苦ってヤツでな」
近くの料亭から、酔っ払い客の笑い声が響く京都の裏路地で刑は執行された。数十人もの一般人を実験の道具にし、永遠の命を追い求めた強欲な中年男性の命はここに潰えた。
少年の言う通り、地獄行きとなった権田の魂はこれから本当の意味で裁かれる。地獄の住人達から、その沙汰をこれから下されるだろう。
「あ、あの! お兄ちゃん!」
「おい、来るなって言っただろ!」
「だ、だって。私はいらいしゃだから」
小学生ぐらいの女の子が、通りの角から現れた。こんな遅い時間に出歩くのも危険だが、それよりも幼い子供が見て良い現場ではない。恐らく少年もそう考えて、着いて来ないように伝えていたのだろう。
「依頼費用は要らないって言っただろ、ほら早く行くぞ」
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どうやらこの小さな少女が、この一件の依頼者だったらしい。小さいなりにも、魔導協会から魔術師を派遣するシステムについて知っていた様だ。
ランク毎に派遣に必要な金額は変わる。CやDなら個人でも呼べるが、AやSともなると個人ではとても払える額ではない。普通なら大企業でも無い限り、早々呼べる存在ではない。
それにも関わらず、この少年は無償で動いたと言う事なのだろう。この幼い少女の為に。
「ねぇ、私もお兄ちゃんみたいになれるかな?」
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「どうしてー?」
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彼がこんな仕事をする様になった理由、それはきっとこんな幼い少女に話す事ではないのだろう。
この少年だって本来はこんな仕事をしなくても良い筈だ。普通に友人達と楽しく毎日を過ごせば良い。
しかしそうはならなかった。そこにはきっと、簡単には説明出来ない何かがあるのだろう。
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