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死に戻り1
12.パパ呼び
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アンジェリーヌは、あまりにも退屈なので、時々王妃様のところに行って手芸見習いをするようになった。手芸も前世、学園に入学前の花嫁修業で完ぺきな仕上がりができるまでになっていて、今更何の教えを乞うか疑問符が残る。
王妃様はアンジェリーヌの手による作品に目を丸くされ、大変可愛がってくださったことは言うまでもない。
そして二人きりで、手芸という名のお茶会を愉しんでいると、よく陛下がお見えになる。お二人は、アンジェリーヌを実の娘のようにかわいがってくださり、アンジェリーヌもまた陛下御夫妻のことを「パパ、ママ」と呼ぶようになっていた。
「パパ、ママ」の呼び名は前世では、実の両親に使っていたが、今世は一度もその呼び名で呼んだことはない。
アンジェリーヌが10歳になった頃、王妃様はお加減が悪くなり、床に臥せがちになられ、あまりアンジェリーヌも行けなくなってしまったことは悲しい。
でも、王妃様の代わりに公務をこなすことぐらい朝飯前のアンジェリーヌは、王妃様代行として、国務、特に外務を手伝うようになった。
12歳の時、ついに王妃様が身罷られ、悲しみに暮れる毎日を過ごしていた。
クリストファー殿下のぼんくらぶりに磨きがかかって、公務のしわ寄せがアンジェリーヌのところへ押し寄せるようになる。
仕事に忙殺され、夜遅くまで執務室にいると、陛下が時折、甘いものを持って訪ねてきてくださるようになったのも、この頃からだった。
今夜は蜂蜜とクラッカーを持って、ノックしてくださった。
アンジェリーヌは薄いネグリジェの上に夜着だけを羽織った姿でも、陛下は娘としてしか見ておられないから、いつものように膝の上に座らせてもらう。
アンジェリーヌは陛下の首に手を回して、「パパ、口移しで食べさせて」
陛下はニンマリと笑うと、「アンジェは相変わらず甘えん坊さんだな」といい、蜂蜜を載せたクラッカーを口に放り込み、咀嚼してから嚥下する直前のものをアンジェリーヌに食べさせてくれる。激アマぶりのパパ。
まるで親鳥がヒナに餌を与えるかのような食べさせ方なのだが、王妃様が生きていらっしゃる時からの習慣だったので、特に何も思っていらっしゃらないようだった。
でも、アンジェリーヌはすでに12歳を過ぎていて……カラダはまだ半端だけど、初潮は昨年、迎えた。
カラダは女でも大人ではない。青い果実のようなものでも、今はパパの膝の上だ。
ウルウルと瞳を潤わせ、パパを見上げる。
「ん?どうした?まだ、足りないか?」
「パパ、お願い……」
キスを強請ると、ディープキスをしてくださる。だんだんと下腹辺りがジワジワ痺れてくる感じがする。
「わたくしを……パパのものにして、お願い」
「な、なに、言っているんだ。アンジェは可愛い娘だ。それ以上ではない!」
前世、この頃の陛下はかなり疲れて荒んでいらっしゃったことを、アンジェリーヌは覚えている。だから、その心の隙間に入り込む。
王妃様との夜の営みも、3年はしていないはず。側妃もいない。だからまだ女になり切っていないアンジェリーヌでも、十分に癒せるかどうかはわからないが、ここで勝負に出ることにした。
上手くいけば、王宮から追い出されて、出奔できると踏む。
「だったら、せめてキスだけでも……、パパのこと、男性として昔から大好きでした」
気が付けば、陛下の頬はうっすらと赤みがさしていた。もう一声よね?
「わかった。キスをするのは許可しよう。アンジェの好きなところにキスをしてもいいよ」
「本当っ!?嬉しい。大好き、パパ」
また、パパに抱き着くが、まだ膨らんだばかりの蕾は固い。
そこで一気に勝負に出ることにする。これ、やったらいくら何でも追い出してくれるだろうと……、陛下の下半身に手をかけ、一気にズボンをずらす。
赤黒いウン〇状のものがベロンと姿を現す。
それを両手に扱いていく。
さすがに、それには呆れたようで
「ま、待て、アンジェ何をする気だ!?」
「決まっているわよ。キスするの」
「やめなさいー!そんなところ……」
最後は陛下の声はかすれていて、言葉にならないようだった。
王妃様はアンジェリーヌの手による作品に目を丸くされ、大変可愛がってくださったことは言うまでもない。
そして二人きりで、手芸という名のお茶会を愉しんでいると、よく陛下がお見えになる。お二人は、アンジェリーヌを実の娘のようにかわいがってくださり、アンジェリーヌもまた陛下御夫妻のことを「パパ、ママ」と呼ぶようになっていた。
「パパ、ママ」の呼び名は前世では、実の両親に使っていたが、今世は一度もその呼び名で呼んだことはない。
アンジェリーヌが10歳になった頃、王妃様はお加減が悪くなり、床に臥せがちになられ、あまりアンジェリーヌも行けなくなってしまったことは悲しい。
でも、王妃様の代わりに公務をこなすことぐらい朝飯前のアンジェリーヌは、王妃様代行として、国務、特に外務を手伝うようになった。
12歳の時、ついに王妃様が身罷られ、悲しみに暮れる毎日を過ごしていた。
クリストファー殿下のぼんくらぶりに磨きがかかって、公務のしわ寄せがアンジェリーヌのところへ押し寄せるようになる。
仕事に忙殺され、夜遅くまで執務室にいると、陛下が時折、甘いものを持って訪ねてきてくださるようになったのも、この頃からだった。
今夜は蜂蜜とクラッカーを持って、ノックしてくださった。
アンジェリーヌは薄いネグリジェの上に夜着だけを羽織った姿でも、陛下は娘としてしか見ておられないから、いつものように膝の上に座らせてもらう。
アンジェリーヌは陛下の首に手を回して、「パパ、口移しで食べさせて」
陛下はニンマリと笑うと、「アンジェは相変わらず甘えん坊さんだな」といい、蜂蜜を載せたクラッカーを口に放り込み、咀嚼してから嚥下する直前のものをアンジェリーヌに食べさせてくれる。激アマぶりのパパ。
まるで親鳥がヒナに餌を与えるかのような食べさせ方なのだが、王妃様が生きていらっしゃる時からの習慣だったので、特に何も思っていらっしゃらないようだった。
でも、アンジェリーヌはすでに12歳を過ぎていて……カラダはまだ半端だけど、初潮は昨年、迎えた。
カラダは女でも大人ではない。青い果実のようなものでも、今はパパの膝の上だ。
ウルウルと瞳を潤わせ、パパを見上げる。
「ん?どうした?まだ、足りないか?」
「パパ、お願い……」
キスを強請ると、ディープキスをしてくださる。だんだんと下腹辺りがジワジワ痺れてくる感じがする。
「わたくしを……パパのものにして、お願い」
「な、なに、言っているんだ。アンジェは可愛い娘だ。それ以上ではない!」
前世、この頃の陛下はかなり疲れて荒んでいらっしゃったことを、アンジェリーヌは覚えている。だから、その心の隙間に入り込む。
王妃様との夜の営みも、3年はしていないはず。側妃もいない。だからまだ女になり切っていないアンジェリーヌでも、十分に癒せるかどうかはわからないが、ここで勝負に出ることにした。
上手くいけば、王宮から追い出されて、出奔できると踏む。
「だったら、せめてキスだけでも……、パパのこと、男性として昔から大好きでした」
気が付けば、陛下の頬はうっすらと赤みがさしていた。もう一声よね?
「わかった。キスをするのは許可しよう。アンジェの好きなところにキスをしてもいいよ」
「本当っ!?嬉しい。大好き、パパ」
また、パパに抱き着くが、まだ膨らんだばかりの蕾は固い。
そこで一気に勝負に出ることにする。これ、やったらいくら何でも追い出してくれるだろうと……、陛下の下半身に手をかけ、一気にズボンをずらす。
赤黒いウン〇状のものがベロンと姿を現す。
それを両手に扱いていく。
さすがに、それには呆れたようで
「ま、待て、アンジェ何をする気だ!?」
「決まっているわよ。キスするの」
「やめなさいー!そんなところ……」
最後は陛下の声はかすれていて、言葉にならないようだった。
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