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それから1か月間は、アンソロジー国の至る所を案内しえ貰う。
アンソロジー国は、王妃陛下の生まれ故郷で、アトランティス国の同盟国になっているところ。
地方ごとにそれぞれ、違う風土があるところも見どころの一つとなっている。
工業の圏の中には、鍛冶屋の街に織物の街、ガラス細工の街などがある。
商業の圏には、工業県から完成した製品が、売買されるところで、なかなか華やかな街並みとなっている。
港町は、魚介類の出荷と、交易品の検閲の多面お倉庫群がある。古い倉庫を利用して、カフェなどが建ち並んでいる。
そのほかには海の街、山の街、温泉の街などがある。
それら、一つ一つの圏および街をアレクサンドラ王子が専属ガイドとなり、ティアラベルローゼに付き添ってくださるから、わかりやすく、とても豪華で有意義な旅ができる。
あっという間に一か月を経とうとしている頃、すっかり二人は恋人同士になり、愛を育んでいる。
すでに、アレクサンドラ王子殿下から、結婚の申し込みをされて、ティアラベルローゼが承諾している。
内々に、アトランティス王家とマーシャル国とのあいさつも済まし、晴れて二人は、珍しいながらも、恋愛結婚の婚約者となったのだ。
内々のことなので、アトランティスの他の王尾zく、特にクリストファーとマクシミリアンに対して、秘匿される格好となったのだ。
婚約者同士が、離れ離れに暮らすのは、いかがなものかと王妃陛下から国王陛下に進言があり、急遽、ティアラベルローゼの転校が決まる。
しばらくの間は、アンソロジー王家が用意してくれた別宮を聖女様に貸与するという条件で、ティアラベルローゼの新しい住居が決まる。
マーシャル国、第二の大使館は、こうして手に入ることになった。
当分の間は、連絡事務所のような形で存在し、成婚後に、マーシャル国に下げ渡すことが条件に盛り込まれる。
アトランティスに次いで、アンソロジー国にまで拠点を持てたティアラベルローゼは、ご機嫌で、マーシャルの王家もホクホク顔をしている。
「ティアラベルローゼよ。さすが我が娘よ。アトランティスの王子を捕まえるなど、大したものだ。これでマーシャルも安泰そのもの」
「たまたま、好きになった相手がアトランティスの王子様だっただけですわ」
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
アトランティスの王都にある学園では、大騒ぎになっている。
「どういうことだ!ティアラベルローゼがいないのは、アトランティス、貴様らがティアラベルローゼを隠したのだろう!」
怒り心頭になっているのは、アンドリュー。それを必死に宥めているマクシミリアン。
「いや、俺も全くの初耳で、ティアラベルローゼがどこへ転向したのか、なぜ転校したのか、本当に知らないんだ」
「そんな都合がいいわけあるか?」
「いや本当に、知らないのだ」
「貴様のところの第2王子が、どこかへつれさったのだろう。どこだ?第2王子の留学先を教えろ!」
「いや、それは……」
中生の兄貴の留学先は、さすがに知っていても教えられない。これは国家の重要機密事項で、同級生といえども、それを教えるわけにはいかない。
本当に中生の兄アレキサンドラは、ティアラベルローゼと一緒にいるのかもわからない上に、重要機密事項を漏らしたとあれば、もう王位継承権どころの話ではなくなる。
とにかくマクシミリアンは、知らぬ存ぜぬを貫き通し、長兄のクリストファーが放課後学園に顔を見せるまで、しらを切りとおすことにした。
クリストファーも学園にティアラベルローゼがいなくなったことを知らなかった。そこで初めて、3人の王子は顔を見合わせ、今後の対策を話し合う。
いくら話し合おうとしても、肝心の情報が不足していて、話し合いは難航する。
アンソロジー国は、王妃陛下の生まれ故郷で、アトランティス国の同盟国になっているところ。
地方ごとにそれぞれ、違う風土があるところも見どころの一つとなっている。
工業の圏の中には、鍛冶屋の街に織物の街、ガラス細工の街などがある。
商業の圏には、工業県から完成した製品が、売買されるところで、なかなか華やかな街並みとなっている。
港町は、魚介類の出荷と、交易品の検閲の多面お倉庫群がある。古い倉庫を利用して、カフェなどが建ち並んでいる。
そのほかには海の街、山の街、温泉の街などがある。
それら、一つ一つの圏および街をアレクサンドラ王子が専属ガイドとなり、ティアラベルローゼに付き添ってくださるから、わかりやすく、とても豪華で有意義な旅ができる。
あっという間に一か月を経とうとしている頃、すっかり二人は恋人同士になり、愛を育んでいる。
すでに、アレクサンドラ王子殿下から、結婚の申し込みをされて、ティアラベルローゼが承諾している。
内々に、アトランティス王家とマーシャル国とのあいさつも済まし、晴れて二人は、珍しいながらも、恋愛結婚の婚約者となったのだ。
内々のことなので、アトランティスの他の王尾zく、特にクリストファーとマクシミリアンに対して、秘匿される格好となったのだ。
婚約者同士が、離れ離れに暮らすのは、いかがなものかと王妃陛下から国王陛下に進言があり、急遽、ティアラベルローゼの転校が決まる。
しばらくの間は、アンソロジー王家が用意してくれた別宮を聖女様に貸与するという条件で、ティアラベルローゼの新しい住居が決まる。
マーシャル国、第二の大使館は、こうして手に入ることになった。
当分の間は、連絡事務所のような形で存在し、成婚後に、マーシャル国に下げ渡すことが条件に盛り込まれる。
アトランティスに次いで、アンソロジー国にまで拠点を持てたティアラベルローゼは、ご機嫌で、マーシャルの王家もホクホク顔をしている。
「ティアラベルローゼよ。さすが我が娘よ。アトランティスの王子を捕まえるなど、大したものだ。これでマーシャルも安泰そのもの」
「たまたま、好きになった相手がアトランティスの王子様だっただけですわ」
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アトランティスの王都にある学園では、大騒ぎになっている。
「どういうことだ!ティアラベルローゼがいないのは、アトランティス、貴様らがティアラベルローゼを隠したのだろう!」
怒り心頭になっているのは、アンドリュー。それを必死に宥めているマクシミリアン。
「いや、俺も全くの初耳で、ティアラベルローゼがどこへ転向したのか、なぜ転校したのか、本当に知らないんだ」
「そんな都合がいいわけあるか?」
「いや本当に、知らないのだ」
「貴様のところの第2王子が、どこかへつれさったのだろう。どこだ?第2王子の留学先を教えろ!」
「いや、それは……」
中生の兄貴の留学先は、さすがに知っていても教えられない。これは国家の重要機密事項で、同級生といえども、それを教えるわけにはいかない。
本当に中生の兄アレキサンドラは、ティアラベルローゼと一緒にいるのかもわからない上に、重要機密事項を漏らしたとあれば、もう王位継承権どころの話ではなくなる。
とにかくマクシミリアンは、知らぬ存ぜぬを貫き通し、長兄のクリストファーが放課後学園に顔を見せるまで、しらを切りとおすことにした。
クリストファーも学園にティアラベルローゼがいなくなったことを知らなかった。そこで初めて、3人の王子は顔を見合わせ、今後の対策を話し合う。
いくら話し合おうとしても、肝心の情報が不足していて、話し合いは難航する。
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