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ダブルデートは終わり、また再会を誓って、それぞれの道穴から帰っていく。
でも、どういうわけかエドワード兄様は、いつまで経ってもアリエールの道穴から帰らない。
「何か、御用?」
「あの……、誓約魔法のことだが。」
「ん?」
「ちょっと、セレナーデとかけてみようかと思っている。」
「どうして?以前は、あんなに嫌がっていたじゃない?」
「だって、セレナーデが浮気しないか心配で……。」
「は?あの娘が浮気なんて、するはずがないでしょう?」
「だったら、いいのだけど……、今日でも、あちこちでセレナーデに色目を向けてくるやつがいたから……。」
「ああ、確かにいたね。パブの店員とか?でも、変装魔法を解いたら、王太子妃殿下だとわかるから、それはないのでは?」
「だから、結婚するまでが心配なのだよ。」
「ふーん。だったら、いっそのこと貞操帯を着けさせるなんてどう?」
「それでは……セレナーデを信用していないみたいに思われるではないか?それに貞操帯って、なんだよ?セレナーデはいつからそんな変態みたいなことを言うようになったのだ?まさか、グレゴリー殿下とそのようなプレイをしているわけではないのだろうね?」
「し、しているわけないじゃないの。バカなの?」
「本当か?今日でも、怪しい雰囲気だった。」
「な、な、何を根拠にそのようなこと、わたくしたちは清い関係で、そんなふしだらなことをいたしておりませんわ。」
「そうか、ならいい。なぜかグレゴリー殿下といるときのアリエールの顔が今にもとろけそうな顔をしているのを見て、初めて見る顔だったので、そう思っただけだ。でも、よかったな。ジークフリートといるときは、あんな顔をしたことが一度もなかったからな。幸せでいてくれたのなら、よかった。」
兄らしいことを言われ、しんみりとしてしまう。
兄は兄で、アリエールのことを心配してくれていたのかもしれない。そう思うと、家族のありがたさ、温かさを感じられてうれしい。
「誓約魔法のことは、セレナーデ様とよく考えてからにすれば?まぁ、いつでもかけられることはかけられるよ。」
「うむ。ありがとうアリエール。」
「わたくしから見て、セレナーデ様は可愛いお義姉様よ。どう見ても、お兄様にぞっこんにしか見えなかったけど?心配なら、お兄様がしっかりエスコートしてあげればいいじゃない?」
「そうか!それなら、もう誓約魔法はいいや。俺がセレナーデを守る。」
それから1週間後に、またダブルデートをする日が来た。
今度の変装は無難にグリーンとグレーにする。
お兄様は、おかしいと思えるぐらいセレナーデ様とべったりくっついて。でも、セレナーデ様が嬉しそうに寄り添うような感じで、お兄様にもたれかかられて、なんだか、こっちが中てられたような気分。
熱すぎて、……熱い?
グレゴリー殿下も、お二人のご様子に苦笑いしていらっしゃる。
まぁ、両国の親善・友好の懸け橋のためには、よいことだが、とにかく熱すぎる。
氷魔法でスノーダストを作って降らせても、二人の熱々ぶりは変わらない。
あまりやりすぎると農作物への影響が心配で、冷害にでもなったら、聖女様が何やっているのだというお叱りを受けそうな予感がする。
そっちがそっちなら、こっちはこっちで楽しめばいい、というものでもない。グレゴリーとアリエールは、あまりにも変態すぎて、他人様の目の届くところでイチャイチャできない。公序良俗違反になるかもしれないという危険性がはらんでいるから。
馬車の中に防音魔法と隠ぺい魔法をかけ、外からは、中で何をしていようがわからないようにしてから、おっ始めようと試みるも、なかなか馬車の中は狭くて、変態プレイができない。
悶々としたまま、次のデートスポットまで、あっという間についてしまい、二人は欲求不満で爆発寸前なのに対し、セレナーデ様とエドワード兄様は、すっきりとされている好対照で、さらにどうやって二人は、スッキリされているか謎のままなのだ。
セレナーデ様の着衣に乱れはないことから、何もないことは明らかなのであるが、それにしてもスッキリなさっているところが怪しい。
でも、どういうわけかエドワード兄様は、いつまで経ってもアリエールの道穴から帰らない。
「何か、御用?」
「あの……、誓約魔法のことだが。」
「ん?」
「ちょっと、セレナーデとかけてみようかと思っている。」
「どうして?以前は、あんなに嫌がっていたじゃない?」
「だって、セレナーデが浮気しないか心配で……。」
「は?あの娘が浮気なんて、するはずがないでしょう?」
「だったら、いいのだけど……、今日でも、あちこちでセレナーデに色目を向けてくるやつがいたから……。」
「ああ、確かにいたね。パブの店員とか?でも、変装魔法を解いたら、王太子妃殿下だとわかるから、それはないのでは?」
「だから、結婚するまでが心配なのだよ。」
「ふーん。だったら、いっそのこと貞操帯を着けさせるなんてどう?」
「それでは……セレナーデを信用していないみたいに思われるではないか?それに貞操帯って、なんだよ?セレナーデはいつからそんな変態みたいなことを言うようになったのだ?まさか、グレゴリー殿下とそのようなプレイをしているわけではないのだろうね?」
「し、しているわけないじゃないの。バカなの?」
「本当か?今日でも、怪しい雰囲気だった。」
「な、な、何を根拠にそのようなこと、わたくしたちは清い関係で、そんなふしだらなことをいたしておりませんわ。」
「そうか、ならいい。なぜかグレゴリー殿下といるときのアリエールの顔が今にもとろけそうな顔をしているのを見て、初めて見る顔だったので、そう思っただけだ。でも、よかったな。ジークフリートといるときは、あんな顔をしたことが一度もなかったからな。幸せでいてくれたのなら、よかった。」
兄らしいことを言われ、しんみりとしてしまう。
兄は兄で、アリエールのことを心配してくれていたのかもしれない。そう思うと、家族のありがたさ、温かさを感じられてうれしい。
「誓約魔法のことは、セレナーデ様とよく考えてからにすれば?まぁ、いつでもかけられることはかけられるよ。」
「うむ。ありがとうアリエール。」
「わたくしから見て、セレナーデ様は可愛いお義姉様よ。どう見ても、お兄様にぞっこんにしか見えなかったけど?心配なら、お兄様がしっかりエスコートしてあげればいいじゃない?」
「そうか!それなら、もう誓約魔法はいいや。俺がセレナーデを守る。」
それから1週間後に、またダブルデートをする日が来た。
今度の変装は無難にグリーンとグレーにする。
お兄様は、おかしいと思えるぐらいセレナーデ様とべったりくっついて。でも、セレナーデ様が嬉しそうに寄り添うような感じで、お兄様にもたれかかられて、なんだか、こっちが中てられたような気分。
熱すぎて、……熱い?
グレゴリー殿下も、お二人のご様子に苦笑いしていらっしゃる。
まぁ、両国の親善・友好の懸け橋のためには、よいことだが、とにかく熱すぎる。
氷魔法でスノーダストを作って降らせても、二人の熱々ぶりは変わらない。
あまりやりすぎると農作物への影響が心配で、冷害にでもなったら、聖女様が何やっているのだというお叱りを受けそうな予感がする。
そっちがそっちなら、こっちはこっちで楽しめばいい、というものでもない。グレゴリーとアリエールは、あまりにも変態すぎて、他人様の目の届くところでイチャイチャできない。公序良俗違反になるかもしれないという危険性がはらんでいるから。
馬車の中に防音魔法と隠ぺい魔法をかけ、外からは、中で何をしていようがわからないようにしてから、おっ始めようと試みるも、なかなか馬車の中は狭くて、変態プレイができない。
悶々としたまま、次のデートスポットまで、あっという間についてしまい、二人は欲求不満で爆発寸前なのに対し、セレナーデ様とエドワード兄様は、すっきりとされている好対照で、さらにどうやって二人は、スッキリされているか謎のままなのだ。
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