幸せの電子レンジ~本物の聖女様だったことがわかり、今更戻って来いと言われても遅いです

青の雀

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17.豚のショウガ焼き

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 岡田聡 25歳 「カサンドラ」ゲイバーのアクトレス

 俺自身は、ゲイではないが、いわゆる新型ウイルスが流行し始めた頃に卒業を迎え、内定取り消しの憂き目を見た。

 それでカサンドラのママからスカウトされ、この世界に入ったというわけ。

 俺は小さい頃から、細面で顎が小さく細いことから、中学生の時にすでに「オカマダ」というあだ名をつけられていた。

 俺の顔は、ゲイで言うところの「ウケ顔」に当たるらしくナンバーワンになれるという折り紙付きで入社した。

 それに女の子がうらやましがるようなサラサラヘアで艶があった。ママの名前はリンリン、お店で初めてヘアアレンジしてもらい、お化粧を施してもらうと、自分でもビックリするぐらいの美女が鏡の中で微笑んでいる。

 ブラジャーの中にあんパンを入れ、その上に何十ものパットをして、初日は店だしをした。

 あっという間に俺に指名がかかり、文字通り、超売れっ子のアクトレスの地位になるのも時間の問題だった。

 店での俺の名前は、「マリアン」、俺はゲイではないから、カラダはそのままだったが胎盤エキスを摂取するとおっぱいが膨れ上がり、より女性に近づいた気がした。

 テレビでよく見る加納シスターズほどではないが、バカデカイ胸をお客に揉ませることで満足し、俺に金を払ってくれる。

 それなりに毎日は楽しかった。だが、あの日、俺を指名した客が、同伴だったにも関わらず、途中で気分が悪くなり、救急搬送されてしまった。救急車に一緒に乗って行ってもよかったのだが、男である俺が女の恰好をしているから、同乗することをやめたのだ。お客に迷惑がかかるといけないから。

 その時の俺は、真っ赤なシャナルスーツに全身を包み、10センチはあろうかというピンヒールもシャナル製で時計もバッグもすべてシャナルだったから、これはその客からすべてプレゼントされたものだったけど、いくら何でもこんな派手な格好をした男が同乗すると、客の趣味が疑われてしまう。

 それで一人で出勤すべく、あの商店街をフラフラ歩いているときに突然足元に奇妙な模様があることに気づく。それは光り輝きながら、やがて俺のカラダを包み込んでいった。

 気が付くと、俺のほかに何人もの人間が寝転がっていたが、グループ分けされ、俺は女の方のグループと言っても、俺のほかには女がもう一人いるだけだった。

 聖女様がどうとか言っていたので、俺はもう一人の女性を見た、会社帰りのOLのようだったが背中に段ボール箱を2つ背負い込んでいる奇妙ないでたちをしていた。そのため、俺だけが城に留まり、もう一人のOLはどこかへ連れて行かれてしまったのだ。

 その時は、まさか俺が聖女様認定をされたと思っていなく、困惑していたのだが、俺を女だと思い込んでいる城の奴らは、俺にピンクのネグリジェを着せようとしたから、俺は慌てて部屋から追い出す。次の日も朝から入浴のお手伝いをすると言われても、俺のカラダは男だから、下半身を見せたら絶叫されるに決まっている。ということでそれも固辞する。

 ひげも伸びてきて、剃りたいけど、シェーバーがない!シャナルバッグの中にアメニティの髭剃りがあったはず、使い捨て用だが、今はこれしか財産と呼べるものがないから、それで剃って、綺麗に洗い流し、ハンドバッグの中にしまい込む。

 そうしているうちにドレスに着替えろ。とか、お手伝いします。とか、言われ、とうとう俺の正体がバレてしまう。

 バレた途端、鬼の形相で追い出しやがって、俺を一体何だと思っているのか?そもそも勝手に間違えたのは、そっちだろ?女よりも美女を自負していたが、まさか、こんな目に遭うとは思ってもみなかったこと。

 城を追い出された後は、歓楽街が俺を呼んでいる気がして、自然と足がそちらへ向くと、すぐ新しい就職先が見つかる。

 だが、胎盤エキスを飲んでいないから、次第に胸も元通りになっていくと、その店から追い出されることになってしまった。

 それでも、女よりきれいな俺は、いくらでも働き口があったのだが、やがて……現代ニッポンの技術があったからこその美形だったということに気づかされる。

 俺は生きていくために、カラダを売る羽目になってしまう。ニッポンでも経験したことがないような屈辱的な姿勢にされ、後ろから犯しまくられ、下血が止まらなくなった。それを客は、女の破瓜だと言い笑いものにされた。

 このままこのマサチューセッツ国にいては、身も心もボロボロになることは、わかり切った話なので、俺は金を少しでも貯まると、王都の歓楽街から出て、遠くへ逃げるように街を出る。

 また、金が無くなれば、次の宿場町で酌婦のまねごとをして、金を稼ぎ、少しでも遠くへ逃げようとした。

 そして1年半後たどり着いた国がブエノスアイレス国。この国は、誰も俺のことを女男と呼ばない平和な友好的な国が気に入った。聞くところによると、この国には聖女様がいらっしゃるという。きっと、あの時一緒に召喚されてきたOLのことだと察しがついたが、どうやったら会えるのか見当もつかない。

 もう、頼りにできるのは、あの日に遭ったOLしかいない。聖女様なら、ボロボロになった俺のカラダを治してくださるだろう。

 聖女様に遭いたい一心で、教会に通うが、いつもご不在のようだ。

 そんな時、街で黒髪の女性を見かける。若い男と腕を組んで歩いていたが、あの時のOLに違いない!思い切って、声をかけたら、

「アナタ!あの時のイケイケの女子大生?後で、他の人たちから男性だと聞いたけど、今まで、よくご無事で……」

 他の人たちから、俺のことを聞いたのか……、OLさんは、他の召喚者たちと交流を持てたことを知り、よかったと安堵する。

 そして、腕を組んでいた男性は、あの時一緒に召喚された男性で、結婚して新婚旅行の帰りに異世界へ寄ったと聞き、さらに驚く。

「それって、ひょっとして、ニッポンへ帰れたってことですか?」

「ええ。みんなで、召喚された日の前日を目指して、帰ったのよ。アナタを探したけど、見つからなくてね」

「それなら、俺も帰れるのですね?ぜひ、帰りたいです。でも、このままでは帰れません。俺、もう身も心もボロボロで……」

「大丈夫よ。主人は医者の卵だけど、私が治癒魔法で治してあげるわ」

「聖女様の手料理を食べると、誰でも元気が出ますよ」

 簡単な問診だけで、あっという間に下血が止まり、おむつなしでは歩けなかった俺のカラダもすっかり軽くなっていた。

 星羅には、この症状がなぜできたのか見当がついた。昔、異世界にいるときに水原さんからヤられたことがあるから、アレ痛いのよ。Gスポットまでたどり着けたら、痛みよりも快感が増すけど、中途半端に挿れられたら、痛くて、たまったものではない!あの時は、こっそり自分で治したけど……ふつうは無理でしょ。

 でも、そんなこと陽介さんの前では、絶対言えない黒歴史。

「ありがとうございます。では、今から帰りたいのですが……」

「せっかく、異世界に来たのだから、もったいなくありません?」

「は?」

「せめて生活魔法だけでも、習得してから帰る方が、あちらでいろいろ便利に使えますよ」

「ま、魔法が覚えられるのですか?」

「ええ。これから宮廷魔法師団長に結婚の報告に行くから、アナタも来る?って、お名前を聞いていなかったわね」

「ああ、俺、岡田聡と言います。ゲイバー「カサンドラ」では「マリアン」という芸名で」

「わかったわ。じゃあ、岡田さん、ここから一気に飛んでいくから、驚かないでね」

 星羅は、無詠唱で、イメージだけをして宮廷魔法師団を目指して飛ぶ。

「お久しぶりです」

「わぉ!聖女様、ようこそ!」

 魔法師団長に、岡田さんを紹介し、基礎的な生活魔法から教えてもらえるようにする。

 終わった頃に迎えに行くからと、言い残して、今度は王妃様のところへ挨拶がてら行く。

 差し入れは、アイスクリームに、シャーベットと言った冷菓、王妃様も大変、喜んでくださり、帰りには、籠いっぱいのポプリを下さった。

「これでニオイ袋でも作ろうかしら。それともお風呂に入浴剤の代わりとして使うのもいいわね」

「良かったね。でも俺は、星羅のニオイの方が好きだよ」

「バカ!エッチ」

 またイチャイチャモードになりそうなところだったけど、今日は岡田さんを一度はニッポンへ連れ帰った方がよさそうな雰囲気だし、今夜ぐらいは家でゆっくりしたいだろう。

 だからイチャイチャモードは、帰宅してからのお楽しみにした。

 岡田さんを迎えに行く時間が来たので、行ってみると、岡田さんは、すっかり宮廷魔法師団のアイドル的な存在になっていた。

「さすが、異世界の人はどなたも筋がよろしいようで」

 オカマを掘られるぐらいだから、男性の気を惹くことにかけては世界レベルなのかもしれない。

「明日は、身体強化魔法も教えてくれるって」

「そう。よかったわね」

「で?どうするの?今日は帰るの?帰らないの?どっち?」

「え……と、もう少し、勉強をしてからにします」

 岡田さんを以前、4人で暮らしていた家へ案内し、そこなら雨漏りもせず、家自体に防音魔法がかかっているので、何を話し込んでも大丈夫。そこに岡田さんを一人残し、星羅と陽介は、ホテルへ向かう。

「え!待って、待って。ここに一人ぼっちで俺を置いていくの?」

「ここでね。4人で肩を寄せ合って暮らしてきた思い出の家なのよ。生活に必要なものはすべて揃っているし、大丈夫よ」

「いやいやいやいや。無理でしょ?俺、病み上がりだよ?しかもニッポン人で一人で暮らすなんて、無理でしょ?」

「甘えるんじゃないの!今まで1年半もの間、この世界で生きて来られたでしょ?」

「だって、だって。今夜ぐらいは、一緒にいてよ。グスン」

 そこへ陽介さんが、助け舟を出す。

「だったら、聖女様の手料理だけでも、一緒にどうですか?」

「仕方がないわね。じゃあ手料理だけよ。後は一人寝できるでしょ?」

「うん。できる」

 星羅に関わる男は、ほとんどが幼児化する。聖女様に安全だと思われ、庇護されたいから。陽介もそうだったが、水原さんだけが違った。それだけ水原さんが女性の扱いに慣れているようで、慣れていないことのあらわれでもあったのだろう。



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 豚の生姜焼き

材料
 豚ロース薄切り肉100グラム
 玉ねぎ1/4個 薄切りにする(オニオンスライスパックが売っている)
 もやし1袋
 アルファルファ1パック
 きざみ葱(パックになっているものが売っている)

調味料
 料理酒小さじ1
 塩コショウ少々
 ショウガチューブでもいい2cm or 皮を剥いて針ショウガにする
 
 ポン酢大さじ3
 砂糖大さじ1
 
 耐熱皿にもやし、アルファルファ、玉ねぎ、ロースの順に置き、塩コショウを振りかけ、調味料をぶちまける

 ふんわりラップをかけ600w2分、豚肉を裏返しにして、さらにふんわりラップをかけ600w2分加熱

 器に盛り付けネギを散らしたら完成です



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 ニッポンを思い出してもらえるように、和食を作った。

「美味い、美味い」

 バクバク食べてくれるのは、うれしいこと。岡田さんは、ぽつりぽつりと身の上話を始める。

 なんと、岡田さんと星羅は同い年だということが分かった。星羅は理科系だったので、運よく家電量販店に潜り込み、趣味と実益を兼ねた仕事にありつけたけど、岡田さんは入社早々にリストラ?なんて、考えられない!実際は、内定取り消しに遭ったらしいけど、どちらにしても、そんなバカ会社辞めて正解だったわよ!と星羅の方が憤慨している。

 岡田は、自分のことで、こんなにも親身に怒ってくれる人と初めて出会い、目をまん丸くしている。

「それで、もうゲイはやめようと思っています。もともと俺はゲイではなかったけど、ゲイバーのママから化粧をしてもらったら、自分でも信じられないぐらいの美女になってしまい、舞い上がってしまったのです。異世界に来て、この仕事の恐ろしさを肌身で感じ、もう、この仕事はしたくありません」

「そうよね。ひどい目に遭ったものね」

「できれば、これからは女方もできる俳優として身を立てたいと思っています」

「いっそのこと、ハリウッドへ行くとか、考えませんか?特殊メイクの世界も面白いですよ」

 陽介の提案に目を輝かせる岡田さん、やりたいことが決まったみたいでよかったと喜ぶ星羅と陽介。

 それから1か月間、様々な魔法を見に着けた岡田さんは、一度、ニッポンへリアルタイムで戻ってから、ハリウッドへ旅立っていく。演技の勉強とヘアメイクのべんきょうのために新たな希望を胸に抱きながら。

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