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新しい出会い
75.第2子
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あれから1年が経とうとしている。上の子が生まれて3か月して、またジャクリーンは、懐妊してしまったのだ。今度の子は大きな声では言えないが、アルフレッドとの子である。
シャルマン様は、よほど上の子の時のことを懲りられたのか、真面目に誠実に抱いてくださるようになったのだが、それはそれで面白くもなんともない。
それで国境沿いの結界を張るため、護衛としてアルフレッド様に同道を許したとき、つい出来心で、再び関係を持ってしまったということ。これだから男と女はわからない。
心では、こんな不貞許されるはずがないと思っていても、カラダはいうことを聞いてくれない。逞しいアルフレッド様が欲しくて、欲しくて、たまらない。その胸に抱いてほしい。あの太くて硬いアルフレッド様に奥まで貫いてほしい。と願ってやまない。
ついに一線を越えてしまったときは、なんと!空を飛んでいるとき、バランスを崩されたアルフレッド様を支えようと思わず抱き着いたとき、唇をふさがれてしまって、なんと!空中セックスをしてしまうことになってしまったのだ。
いくら二人とも高いところが好きだとはいえ、こんな不安定なところで不安定極まりないことをすれば、すぐ孕むことは必定。
それは自然の摂理で、種の保存という本能があるから。
それも空飛ぶ最中での行為だから、コンドームなしの中出し、受胎したと瞬間すぐ思ったけど、どうしようもない。空中で上になったり下になったり、グルグルと抱き合ったまま回転するようにお互いを貪りあった。
空中には、二人だけで、鳥は飛んでいたかもしれないけど、文字通り二人だけの世界に没頭してしまったのだ。
それからというもの空中セックスにド嵌まりしてしまって、もう1発で孕んでしまったというのに、着床してから、赤ちゃんの姿になるまで時間差があるから、その間に何度もヤりまくった。
もう、被爆がどうのなんて、いうことも忘れて結界を張ることよりも空中セックスを楽しむ為に、結界を張りに行っているようなもの。
シャルマン様は、子種の主はご自分だと思っていらっしゃるので、今度も?いやいや、前回は違う。あれは月数計算をしているときに気が付いただけで、あの時は間違いなくシャルマン様の子種であったことは確か。
だけど今回は違うと言い切れる。空を飛んでいる高揚感とは別に、魂が震えるような悦びを感じた時に着床したと実感できたのだもの。間違えるはずはない。
懐妊したことがレバトリー家に知られたので、しばらくは結界張りが中止になる。それでアルフレッド様とも、一時期会わなくなり、とうとう「アルフレッド様のお子よ。」ということを伝えられないまま臨月を迎えることになってしまう。
ジャクリーンが身重になってからというもの、異世界ニッポンへちょくちょくお遣いに行ってくれることが多くなったシャルマン様、今日も新しく出たばかりの医学書を買いに行ってくれている。本来なら、エルモアに頼むところだが、あれからエルモアもキャサリン王女とご成婚を果たし、今や、ブルオードで押しも押されもせぬ公爵閣下として、手腕を振るっているから、いろいろと忙しくしているみたいで、なかなかお使いなど恐れ多くて、頼めないのだ。
この前の出産にエルモアを相当、手こずらせてしまったので、今回は少しでも宅に出産を迎えることができるようにと最新の産科の医学書を注文したのだ。
十分すぎるお駄賃とともに、朝、出かけて行ったのに、なかなか帰ってこない。まさか浮気している?てことないわよね?
でも遅い、遅すぎる。夜ご飯の時間になっても帰ってこない。
さすがに心配になり、レバトリー家に連絡してから、捜索隊を出すことにした。
捜索隊には、ブルオードにいる兄のエルモア、アルフレッドも参加してくれることになった。
ジャクリーンは、何かあった時のためにこちらの世界に残る。
心配でいてもたってもいられないので、つかないはずのマンションのテレビをつけると!
なぜか画面の向こう側は大騒ぎになっているのだ。なんでも電車の脱線事故が起こり、多数の乗客が搬送されている様子が浮かび上がったのだ。
兄にすぐ連絡を取り、ひょっとすれば、この事故に巻き込まれた可能性があることを告げる。
エルモアも状況確認のため、タブレットに見入る。
「ジャッキーすまないが、その現場がどこだかわかるか?そこまで、俺たちを転移魔法で送ってはもらえないだろうか?」
「たぶん、昔、住んでいたところの駅の近くだからわかるし、できると思うわ。」
言いながら、マンションの部屋でだいたいの位置関係を見ながら、捜索隊に転移魔法をかける。
転移魔法は術式が難しく、身重には堪える魔法だが、今は緊急事態かもしれないので、堕胎しないように気を付けながら、全員にかける。
待つこと5分でエルモアからスマホに連絡が入る。どうやら、シャルマン様は東都医科大学付属病院に搬送されたらしいということを耳にする。
まだ息があるなら、入院の必要などなく、そのまま連れて帰って、治癒魔法で何とかする。
シャルマン様は、よほど上の子の時のことを懲りられたのか、真面目に誠実に抱いてくださるようになったのだが、それはそれで面白くもなんともない。
それで国境沿いの結界を張るため、護衛としてアルフレッド様に同道を許したとき、つい出来心で、再び関係を持ってしまったということ。これだから男と女はわからない。
心では、こんな不貞許されるはずがないと思っていても、カラダはいうことを聞いてくれない。逞しいアルフレッド様が欲しくて、欲しくて、たまらない。その胸に抱いてほしい。あの太くて硬いアルフレッド様に奥まで貫いてほしい。と願ってやまない。
ついに一線を越えてしまったときは、なんと!空を飛んでいるとき、バランスを崩されたアルフレッド様を支えようと思わず抱き着いたとき、唇をふさがれてしまって、なんと!空中セックスをしてしまうことになってしまったのだ。
いくら二人とも高いところが好きだとはいえ、こんな不安定なところで不安定極まりないことをすれば、すぐ孕むことは必定。
それは自然の摂理で、種の保存という本能があるから。
それも空飛ぶ最中での行為だから、コンドームなしの中出し、受胎したと瞬間すぐ思ったけど、どうしようもない。空中で上になったり下になったり、グルグルと抱き合ったまま回転するようにお互いを貪りあった。
空中には、二人だけで、鳥は飛んでいたかもしれないけど、文字通り二人だけの世界に没頭してしまったのだ。
それからというもの空中セックスにド嵌まりしてしまって、もう1発で孕んでしまったというのに、着床してから、赤ちゃんの姿になるまで時間差があるから、その間に何度もヤりまくった。
もう、被爆がどうのなんて、いうことも忘れて結界を張ることよりも空中セックスを楽しむ為に、結界を張りに行っているようなもの。
シャルマン様は、子種の主はご自分だと思っていらっしゃるので、今度も?いやいや、前回は違う。あれは月数計算をしているときに気が付いただけで、あの時は間違いなくシャルマン様の子種であったことは確か。
だけど今回は違うと言い切れる。空を飛んでいる高揚感とは別に、魂が震えるような悦びを感じた時に着床したと実感できたのだもの。間違えるはずはない。
懐妊したことがレバトリー家に知られたので、しばらくは結界張りが中止になる。それでアルフレッド様とも、一時期会わなくなり、とうとう「アルフレッド様のお子よ。」ということを伝えられないまま臨月を迎えることになってしまう。
ジャクリーンが身重になってからというもの、異世界ニッポンへちょくちょくお遣いに行ってくれることが多くなったシャルマン様、今日も新しく出たばかりの医学書を買いに行ってくれている。本来なら、エルモアに頼むところだが、あれからエルモアもキャサリン王女とご成婚を果たし、今や、ブルオードで押しも押されもせぬ公爵閣下として、手腕を振るっているから、いろいろと忙しくしているみたいで、なかなかお使いなど恐れ多くて、頼めないのだ。
この前の出産にエルモアを相当、手こずらせてしまったので、今回は少しでも宅に出産を迎えることができるようにと最新の産科の医学書を注文したのだ。
十分すぎるお駄賃とともに、朝、出かけて行ったのに、なかなか帰ってこない。まさか浮気している?てことないわよね?
でも遅い、遅すぎる。夜ご飯の時間になっても帰ってこない。
さすがに心配になり、レバトリー家に連絡してから、捜索隊を出すことにした。
捜索隊には、ブルオードにいる兄のエルモア、アルフレッドも参加してくれることになった。
ジャクリーンは、何かあった時のためにこちらの世界に残る。
心配でいてもたってもいられないので、つかないはずのマンションのテレビをつけると!
なぜか画面の向こう側は大騒ぎになっているのだ。なんでも電車の脱線事故が起こり、多数の乗客が搬送されている様子が浮かび上がったのだ。
兄にすぐ連絡を取り、ひょっとすれば、この事故に巻き込まれた可能性があることを告げる。
エルモアも状況確認のため、タブレットに見入る。
「ジャッキーすまないが、その現場がどこだかわかるか?そこまで、俺たちを転移魔法で送ってはもらえないだろうか?」
「たぶん、昔、住んでいたところの駅の近くだからわかるし、できると思うわ。」
言いながら、マンションの部屋でだいたいの位置関係を見ながら、捜索隊に転移魔法をかける。
転移魔法は術式が難しく、身重には堪える魔法だが、今は緊急事態かもしれないので、堕胎しないように気を付けながら、全員にかける。
待つこと5分でエルモアからスマホに連絡が入る。どうやら、シャルマン様は東都医科大学付属病院に搬送されたらしいということを耳にする。
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