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3.避妊魔法

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 クリストファーは、狙っていた獲物が、やっと通学してくれて、嬉しい。最初は、抱きしめて、あの匂いを嗅がせてもらおうとしただけなのに、止まらなくなってしまった。

 妄想を現実にしたくて、自らも裸になり、女子生徒の制服を一枚ずつ丹念に脱がしていく。

 強烈に抵抗されたが、その抵抗が余計、クリストファーの心に火を点ける。妄想通りの白い肌に、形の良いおっぱい、くびれた腰つき、もう完ぺきとばかりな処女の恥じらいを見せてくれる。

 アイリスもここまでは、いかないだろう。まだ脱がしたことはないが、第一、アイリスは公爵令嬢だから、女子生徒のようなおびえる瞳をそもそも持ち合わせていないはず。

 ここの所、女子生徒が通学するまでの間、妙に転校生の男爵令嬢に付きまとわれていたために、ロクにアイリスとも喋っていない。

 ったく、迷惑な話だ。男爵令嬢ごときが容易く王族に話しかけるな!と言いたいところだが、生徒会長をしている手前、そうとも言えないのが辛いところ。

 だからアイリスと試す前の出来心だ。それに、この女子生徒はダニエル・ブラウンの婚約者であったはずで、あの日に婚約破棄された、いわばキズモノ令嬢なのだから、お試しには、もってこいの相手なのだ。

 いくら、俺が抱いたところで、誰からも文句のつけられようがない。キズモノ令嬢は卒業後、修道院に行く運命だから、今、俺のお手付きになったところで、一生の思い出になるしか過ぎない。

 だから、俺はコイツの為にも抱いてやるのだ。情けを与えるという言い方は、まさにピッタリというところ。

 

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 「あっ。あっ。あっ。あっ。殿下、イク、イクー!」

 またか?これでもう、10回はイきまくっている。よほど感度が良いのか?クリストファーのテクニックがいいのか?わからないが、クリストファーにとって、どちらも自尊心をくすぐる。

 ミッシェルは、先ほどまでの怯えた瞳ではなくなり、官能的な瞳の色に変わっている。

 そして、自ら、腰を振り乱し、快楽を貪るように酔い知れている。

 そんなミッシェルの様子が、可愛くて堪らない。クリストファーも、ますますハッスルし、何度も腰を打ち付けていく。

 パンッ。ぱんっ。パンッ。ぱんっ。パンッ。ぱんっ。パンッ。ぱんっ。

 ミッシェルは、痛いはずなのに、それほどでもないのは、あの夢の中で、女神さまに祈ったからだということを思い出している。

 一生、お嫁に行けなくても、今、こうしてクリストファー様の慰み者になれるだけで、幸せなのかもしれない。

 でも、なぜよりのもよって、王太子殿下の慰み者になってしまったのだろうか?でも、クリストファー様が本当に愛していらっしゃるのは、アイリス様だけだから、一度限りのお情けでも十分嬉しいと思うことにしよう。

 出かけに父は、修道院送りにはならないと言っていたけど。ブラウン侯爵様が婚約破棄ではなく、白紙撤回にしてくださったみたいで、そのことは感謝しているが、卒業しても、このまま誰からも縁談が来ることはないだろう。だって、モブだもん。

 じょぼじょぼじょぼ

 一度、果てた王太子は、再び、ミッシェルのナカで大きくなっていくことがわかる。

 「ミッシェルとやら、なかなか美味であったぞ。」

 って、まだヤる気?

 ちょっと、コレってカラダが持たないのでは?

 都合、5回は中出しされた計算になる。これで孕まなかったら、よほどの安全日だったというしかない。

 学園内では、いたるところに避妊魔法が施されているらしい。王族が通う学園であるため、王族、とりわけ王女を指すのだが、王女が暴漢に襲われ、孕まされることがないように、との配慮から、もう何十年も前から、学園内でいくらセックスしても、子供はできない。ただ、快楽のための行為でしかない。
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