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オフィスラブ
29.下着
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美織は正彦との夫婦の営み中に記憶を取り戻してからは、精力的に会社に復帰し、仕事をこなすようになった。
ただし、子供ができるまで、その間に、部下を育成し、原価計算の素質があるものを選抜する。
まず、工業簿記の1級を取得している者から、順に仕事を与えてみて、様子を見る。
2級の工業簿記取得者にも1級を受験するように促し、資格奨励金を支給することを会社に求める。
社内でもOJTを行うとともに、会議室で、OffJTも催す。美織の後継者を養成するため、できることは全部する気持ちでいる。
毎朝、正彦の車で一緒に出勤して、帰る時も一緒。スーパーへ寄って、今日は何を食べたいかと相談しながら、買い物するのも一緒。帰宅してからは、調理するのは美織の担当だが、帰宅後の掃除は正彦がやってくれる。
食事の後の後片付けも二人で一緒にやり、その後のお風呂も二人で一緒に入る。寝るときも手を繋いだまま一緒に寝る。
記憶を取り戻してからというもの、毎日が楽しくて仕方がない。
特に、夜の夫婦の営みが、美織は正彦が悦びそうなエッチな下着を買って、毎晩お風呂上りにそれを着ける。
正彦は、そんな美織の姿を褒めちぎる。
「綺麗だ。色っぽい、美織ちゃんこっち向いて、足を広げてみせて。胸をフルフルと動かせて、艶っぽいね。可愛い。」
だんだんその気になった二人は、組ず解れずで、長い夜を楽しむ。
もう楽しくて仕方がない。週末にはデズニーと温泉旅行を交互に楽しみ、瞬く間に結婚式の招待状を出すことになる。
正彦は、美織の火傷の痕が綺麗に治っていることが不思議でたまらない。
青井百合子の裁判に提出した写真は、病院からの任意提出で、その写真では、確かにひどいケロイドの痕が写っている。
でも、記憶を取り戻してからの美織には、シミ一つない綺麗な肌。
それで、特殊な治療を受けたのかと思うことにした。
追求すれば、また美織が悲しむことになるだけなので、そっとしておくことが一番いいと判断したので、打ち合わせを兼ねて、ウエディングドレスを着ている美織を褒めそやす。
「美織、綺麗だ。美の女神さまのようだ。」
女神様?ん?どこかで出会ったことがあるような気がしてならない。
思い出そうにも、頭がズシリと重い。
前の記憶喪失の時もそうだったが、こういう時は無理に思い出そうとしてもダメだということを知っている。
だから、思い出さないというよりは、忘れる方を無意識に選ぶ。
その日の夜も、正彦が昼間のウエディングドレスを見て、やけに興奮しているので、結婚式が終わったら、今度ウエディングドレスにエッチな下着を着けて、コスプレでもしようかと話している。
え?
まあ、あのドレスはオーダーだから、でもドレスのクリーニングなんて、高くつきそうだわ。だから、コスプレはだめと念を押す。
そのかわり、ネットで見つけたこんな下着はどう?中華風の透き通った布地でできたドレス風の下着、4000円だったかな?これなら安いし、使い捨てでも構わない。
その下着を着て、いつものようにベッドの上で、正彦を誘うようなポーズをとると、もう鼻血を出さんばかりに鼻を必死になって、押さえて、上を向いている。
そんなにセクシーだったかしら?
「どうか、結婚式のときは、普通の下着を着てくれ。頼むから。君のセクシーな姿を他の奴らに見せたくない。」
当たり前でしょ?誰が、こんな破廉恥な下着を着て、人前に出ますか?バカじゃないの?と思いつつも、正彦のしつこい愛撫に翻弄され、へとへとになるまで転がされる。
そして結婚式まで、1週間となった夜、
「お願いだから、キスマークは付けないでね。」
「わかっているって、でも、見えないところなら良いか?」
「ダメよ。ダメ。付けたら、離婚するわよ?結婚式が離婚式になってもいいのなら、ね。」
ただし、子供ができるまで、その間に、部下を育成し、原価計算の素質があるものを選抜する。
まず、工業簿記の1級を取得している者から、順に仕事を与えてみて、様子を見る。
2級の工業簿記取得者にも1級を受験するように促し、資格奨励金を支給することを会社に求める。
社内でもOJTを行うとともに、会議室で、OffJTも催す。美織の後継者を養成するため、できることは全部する気持ちでいる。
毎朝、正彦の車で一緒に出勤して、帰る時も一緒。スーパーへ寄って、今日は何を食べたいかと相談しながら、買い物するのも一緒。帰宅してからは、調理するのは美織の担当だが、帰宅後の掃除は正彦がやってくれる。
食事の後の後片付けも二人で一緒にやり、その後のお風呂も二人で一緒に入る。寝るときも手を繋いだまま一緒に寝る。
記憶を取り戻してからというもの、毎日が楽しくて仕方がない。
特に、夜の夫婦の営みが、美織は正彦が悦びそうなエッチな下着を買って、毎晩お風呂上りにそれを着ける。
正彦は、そんな美織の姿を褒めちぎる。
「綺麗だ。色っぽい、美織ちゃんこっち向いて、足を広げてみせて。胸をフルフルと動かせて、艶っぽいね。可愛い。」
だんだんその気になった二人は、組ず解れずで、長い夜を楽しむ。
もう楽しくて仕方がない。週末にはデズニーと温泉旅行を交互に楽しみ、瞬く間に結婚式の招待状を出すことになる。
正彦は、美織の火傷の痕が綺麗に治っていることが不思議でたまらない。
青井百合子の裁判に提出した写真は、病院からの任意提出で、その写真では、確かにひどいケロイドの痕が写っている。
でも、記憶を取り戻してからの美織には、シミ一つない綺麗な肌。
それで、特殊な治療を受けたのかと思うことにした。
追求すれば、また美織が悲しむことになるだけなので、そっとしておくことが一番いいと判断したので、打ち合わせを兼ねて、ウエディングドレスを着ている美織を褒めそやす。
「美織、綺麗だ。美の女神さまのようだ。」
女神様?ん?どこかで出会ったことがあるような気がしてならない。
思い出そうにも、頭がズシリと重い。
前の記憶喪失の時もそうだったが、こういう時は無理に思い出そうとしてもダメだということを知っている。
だから、思い出さないというよりは、忘れる方を無意識に選ぶ。
その日の夜も、正彦が昼間のウエディングドレスを見て、やけに興奮しているので、結婚式が終わったら、今度ウエディングドレスにエッチな下着を着けて、コスプレでもしようかと話している。
え?
まあ、あのドレスはオーダーだから、でもドレスのクリーニングなんて、高くつきそうだわ。だから、コスプレはだめと念を押す。
そのかわり、ネットで見つけたこんな下着はどう?中華風の透き通った布地でできたドレス風の下着、4000円だったかな?これなら安いし、使い捨てでも構わない。
その下着を着て、いつものようにベッドの上で、正彦を誘うようなポーズをとると、もう鼻血を出さんばかりに鼻を必死になって、押さえて、上を向いている。
そんなにセクシーだったかしら?
「どうか、結婚式のときは、普通の下着を着てくれ。頼むから。君のセクシーな姿を他の奴らに見せたくない。」
当たり前でしょ?誰が、こんな破廉恥な下着を着て、人前に出ますか?バカじゃないの?と思いつつも、正彦のしつこい愛撫に翻弄され、へとへとになるまで転がされる。
そして結婚式まで、1週間となった夜、
「お願いだから、キスマークは付けないでね。」
「わかっているって、でも、見えないところなら良いか?」
「ダメよ。ダメ。付けたら、離婚するわよ?結婚式が離婚式になってもいいのなら、ね。」
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