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第1章
14.巡礼の旅1
あの初夜以来、ジェニファーが好きな時にその時の気分で転移魔法を使うことは、夫婦の間では、公然の秘密となり、そのことについて、アレクサンダーは何も言わなくなった。
でも、あれから毎晩、求められる前に、
「念のために聞くけど、今日はどこへ飛びたい気分?」と必ず聞いてくるようになった。
「そんなこと、その時にならないとわからないわよ。」
「そうか。俺としては、朝日が昇り始めるころの誰もいない浜辺が良いなと思っている。」
ある時は、
「ヤシの木に抱き着いているジェニファーを後ろから犯したい。」
など、リクエストをされることが多いが、どれも行ったことがない場所・時間ばかりでイメージできない。
教会には、ナンパ男に威圧魔法を使ったことと、誘拐犯に乗せられた船に水魔法を使ったことぐらいしか報告していない。
毎晩、アレクサンダーをどこか知らない屋外に引っ張り出していることなど口が裂けても言えない。
「世界中を旅しよう。そこで、思う存分、ジェニファーを抱きたい。そうすれば、ここへ戻ってきてからも、世界のどこでもイメージしたところで、できるだろ?」
「いやん。エッチ。ばか。」
「ジェニファーも、相当スキモノだと思うけど?」
「あっ。あん。いやん。もっと。」
その夜は、王城の屋根の上で、西の塔の壁に手をついて、後ろから抱かれた。
アレクサンダーは、屋外で、飛ばされるセックスに満足している。というか、もうこれがいつものことで、この時だけは、聖女様を独占している気分に浸れるから、お気に入りになっている。
もう今まで通りの従来のセックスでは、満足できないかもしれない。
そういう不安があるのは、確かだが、やめられないのだ。
そんなある日のこと、バラード国の国教会から、他国巡礼の話が舞い込んでくる。本来は、聖女様だけが行く催しのようだが、新婚旅行に行っていない二人のために、特別にアレクサンダーも参加していいという許可が下りる。
「どうする?」
「わたくしは、殿下とご一緒できるのなら、どこでもかまいませんわ。」
「可愛いことを言ってくれる。愛しているよ、ジェニファー。」
司祭様の前だというのに、アレクサンダーは、イチャイチャをやめてくれない。
司祭様も、やれやれと言った感じで、部屋を出て行かれる。その後は、いつものごとく、獣のように互いを貪りあい、フィニッシュの時は、……屋外ではなく、バスタブの中に飛んでしまったようだ。
バスタブの淵に手をつき、高く上がった尻を何度も貫かれ、その場で失神してしまうほど感じる。
ジェニファーも、もうアレクサンダー以外の人とは経験できない悦びを感じていて、この先、もしアレクサンダーと別れることになっても、もう他の人とはできないと思うほど、アレクサンダーのことを愛してしまっている。
もともと、アレクサンダーが最初で最後の男だとは、思っているし、たぶんそうなるだろうと予想している。
次の日、司祭様は再び、王城を訪れ、巡礼の行程表を持っていらした。
「最初は、隣国のヒューズ国へ行き、ミサを行い、各地を巡礼して、その隣の島国ヤーパンへ行き、海の幸を堪能しながら、祝福の巡礼をして、その後、船でアサシン国へ行き、最後に聖女様の故郷のジャガード国に行き、公式なお里帰りをしていただく予定にしています。」
最後のお里帰りに今から心が躍る。
といっても、実家には3日に開けず帰っていることは、内緒にしているから司祭様の心遣いが嬉しい。
2か月間ぐらい国を空けることになるので、その間のために、結界張りを頑張らないといけない。
アレクサンダーとイチャイチャしている場合ではないのだけど、今は、そのイチャイチャが無性に楽しくて仕方がない。
巡礼の旅には、セシールも連れて行くつもりだけど、セシールの恋人?本人は、恋人認定していないけど、傍から見ていて、ジェラードが恋焦がれていることは誰が見てもわかることなのだけど、本人が気づいていないから恋人?ではないのかもしれないけど、他に呼びようがないので、一応恋人?ということにしておく。
そのジェラードと引き離すのは、かわいそうと思っていたら、国王陛下が特別の配慮をしていただき、聖騎士として、近衛騎士の身分のまま同行が許されることになり、一安心している。
ジェニファーとしては、セシールにも女性の幸せを得てほしいと願っている。
でも、あれから毎晩、求められる前に、
「念のために聞くけど、今日はどこへ飛びたい気分?」と必ず聞いてくるようになった。
「そんなこと、その時にならないとわからないわよ。」
「そうか。俺としては、朝日が昇り始めるころの誰もいない浜辺が良いなと思っている。」
ある時は、
「ヤシの木に抱き着いているジェニファーを後ろから犯したい。」
など、リクエストをされることが多いが、どれも行ったことがない場所・時間ばかりでイメージできない。
教会には、ナンパ男に威圧魔法を使ったことと、誘拐犯に乗せられた船に水魔法を使ったことぐらいしか報告していない。
毎晩、アレクサンダーをどこか知らない屋外に引っ張り出していることなど口が裂けても言えない。
「世界中を旅しよう。そこで、思う存分、ジェニファーを抱きたい。そうすれば、ここへ戻ってきてからも、世界のどこでもイメージしたところで、できるだろ?」
「いやん。エッチ。ばか。」
「ジェニファーも、相当スキモノだと思うけど?」
「あっ。あん。いやん。もっと。」
その夜は、王城の屋根の上で、西の塔の壁に手をついて、後ろから抱かれた。
アレクサンダーは、屋外で、飛ばされるセックスに満足している。というか、もうこれがいつものことで、この時だけは、聖女様を独占している気分に浸れるから、お気に入りになっている。
もう今まで通りの従来のセックスでは、満足できないかもしれない。
そういう不安があるのは、確かだが、やめられないのだ。
そんなある日のこと、バラード国の国教会から、他国巡礼の話が舞い込んでくる。本来は、聖女様だけが行く催しのようだが、新婚旅行に行っていない二人のために、特別にアレクサンダーも参加していいという許可が下りる。
「どうする?」
「わたくしは、殿下とご一緒できるのなら、どこでもかまいませんわ。」
「可愛いことを言ってくれる。愛しているよ、ジェニファー。」
司祭様の前だというのに、アレクサンダーは、イチャイチャをやめてくれない。
司祭様も、やれやれと言った感じで、部屋を出て行かれる。その後は、いつものごとく、獣のように互いを貪りあい、フィニッシュの時は、……屋外ではなく、バスタブの中に飛んでしまったようだ。
バスタブの淵に手をつき、高く上がった尻を何度も貫かれ、その場で失神してしまうほど感じる。
ジェニファーも、もうアレクサンダー以外の人とは経験できない悦びを感じていて、この先、もしアレクサンダーと別れることになっても、もう他の人とはできないと思うほど、アレクサンダーのことを愛してしまっている。
もともと、アレクサンダーが最初で最後の男だとは、思っているし、たぶんそうなるだろうと予想している。
次の日、司祭様は再び、王城を訪れ、巡礼の行程表を持っていらした。
「最初は、隣国のヒューズ国へ行き、ミサを行い、各地を巡礼して、その隣の島国ヤーパンへ行き、海の幸を堪能しながら、祝福の巡礼をして、その後、船でアサシン国へ行き、最後に聖女様の故郷のジャガード国に行き、公式なお里帰りをしていただく予定にしています。」
最後のお里帰りに今から心が躍る。
といっても、実家には3日に開けず帰っていることは、内緒にしているから司祭様の心遣いが嬉しい。
2か月間ぐらい国を空けることになるので、その間のために、結界張りを頑張らないといけない。
アレクサンダーとイチャイチャしている場合ではないのだけど、今は、そのイチャイチャが無性に楽しくて仕方がない。
巡礼の旅には、セシールも連れて行くつもりだけど、セシールの恋人?本人は、恋人認定していないけど、傍から見ていて、ジェラードが恋焦がれていることは誰が見てもわかることなのだけど、本人が気づいていないから恋人?ではないのかもしれないけど、他に呼びようがないので、一応恋人?ということにしておく。
そのジェラードと引き離すのは、かわいそうと思っていたら、国王陛下が特別の配慮をしていただき、聖騎士として、近衛騎士の身分のまま同行が許されることになり、一安心している。
ジェニファーとしては、セシールにも女性の幸せを得てほしいと願っている。
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