新たな自分

みお

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小学生の頃2

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お母さんは知らない。
私は…オナニーをする。

それは、ちょっとしたきっかけだった。

お布団の中で…何気に…自分の身体を触ってみた。

と言っても…お風呂でも…トイレでも…朝晩と服に着替える時でも
普段から…自分の身体を触ることは当たり前にある。

お風呂で身体を洗えば…首筋でも…胸でも…ワキでも…お腹でも…そして、下半身だって…石鹸の付いたタオルで…身体を刺激している。

トイレでも…排出するば…トイレットペーパーで…拭く時に…敏感な場所を触れている。

着替える時だって…そうだ。

ただ、それは当たり前すぎるから…無意識だから…その度に…感じるってことは無い。

しかし、お布団の中は違った。
初めは…パジャマの上から…肌着の上から…パンツの上から…指で触る程度…

そのうち…自分の身体の敏感な箇所がわかる。
どう触れば…気持ちいいのかもわかってくる。

いつの間にか…指を…肌着・パンツの中に入れるようになる。

直接…自分の指で…自分の感じる場所を触ると電気が走る。

目を閉じ…
片手で胸を…乳首をいじり…
もう片方の手で…下半身を触る。

どう触ると気持ちいいのか…
自分の指で…自分を試す。

「うっ」とか
「あっ」とか

声にならない声が漏れる。

そして…その時は…よくわかっていなかったと思うけれど…絶頂を迎え…そのまま…朝まで眠りについた。

朝起きて…トイレに行くと…パンツには…透明なお汁が付いている。

下半身も…湿っている。

トイレットペーパーで…きちんと拭いて…

私は…何事も無かったかのように…いつも通り…学校に行く。

私だけ…こんなことして…みたいな罪悪感はない。

また、隣の友達も…実は…私みたいに…なんて考えもしなかった。

これだけは…なぜか…私は私って感じで…
割り切っていた。

だから…いくら親友であっても…そんなことをしているって話もしない。

ふと…気が向いた時だけ…お布団の中で…オナニーをするだけだった。




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