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小学生の頃4
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荷物が届く。
先日のネットのスーパーセールでお母さんが買ったものだ。
私は宅配の人から…荷物を受け取る。
そして、学校の宿題を終らせる。
今日は計算ドリルを4ページ分終らせなければならない。
今…算数は…比をやっている。
野菜畑と果物畑が5:3で、全体の畑が40ha…それぞれ何haでしょう。
今日の授業でやったばかりのところだ。
えっと、全体が8だから…
野菜畑は…40×5/8=25
確か…これで良かったはずっ…
だから…果物畑は…
そこで…お母さんが帰ってきた。
早っ…
こんなに早く帰ってくるのは珍しい。
「ただいまぁ、あっ、荷物届いたのねっ」
「おかえり、うん。さっき届いた」
お母さんは…ワクワクしながら…自分の部屋に行き、着替えをする。
帰ってすぐに着替えるのは、我が家の習慣だ。
ラフな格好になったお母さんは、もちろん、手洗いとうがいも終わらせて…私が宿題をやっている、そして、届いた段ボールのあるリビングに戻ってくる。
お母さんは…嬉しそうな顔をして段ボールを開ける。
それは…ネットで買い物をした物が届いた時は…いつものことだ。
「やっと買えたのよぉ、これ」
まず、段ボールから出したのは、芋けんぴ。
高知県の有名なお店の塩けんぴらしい。
そして、お母さんの服。
これからの季節の…厚手の上着。
まるで玉手箱のように…いろいろな物が出てくる。
「セールはポイントが貯まるからねっ」
「あ、そうですかっ」
半ば、呆れている私。
「あ、これこれ。ほら、前言ってた…みーちゃんの下着」
「うん?」
それは…いつもと同じ…白のタンクトップと同じく白のキャミソール。
それ、今でも着てるんですけど…
「あ、あとね、これ」
袋に入ったハンガーに吊るされたブラジャー。
なんか、小さな音符みたいな模様。
「これは…お揃いにしたよっ」
お母さんがさらに出したのは…同じく音符みたいな模様が付いたパンツ。
模様はともかく…パンツもともかく…
やはり、驚いたのは…ブラジャーだった。
わ、わたし、ブラジャーを付けるの?…
女の人は…ブラジャーを付けるのは知っている。
女性なら当たり前だ。
でも…いざ、私が付けるとは…まだまだ先だと思っていた。
「私もちょっと早いかなって思ったけど…今は…ちゃんとあるのよねぇ…それ用が…」
お母さんは…今の下着の種類に感心している。
「あっ、みーちゃんがまだ、付けたくなかったら…いいからねっ」
「周りの子が付けてないのに…付けるの恥ずかしいと思うから…」
じゃあ、なぜ買うぅ。
そう思いつつ、何となく…ブラジャーを両手で持って眺める。
私のブラジャーだぁ…
私のブラジャーだぁ…
恥ずかしいけど…なんか嬉しい。
でも…恥ずかしい。
「あ、でも…これは着なさいねっ」
お母さんが手にしたのは…さっきのキャミソールとタンクトップだった。
「うん」
だから…それは…今でも…
「今回からは…パッド入りだから」
「えっ、パッド?」
「そう。パッド入りを着ないと…みーちゃん乳首が擦れて…痛くなるわよっ」
「そうなの?」
「あっ、まだ、痛くないんだ。ま、これからだから」
お母さんは…さらりと言って…笑った。
「じゃあ、みーちゃんの分…下着の引き出しに入れてらっしゃい」
お母さんは…私の下着類を渡した。
「はーい」
先日のネットのスーパーセールでお母さんが買ったものだ。
私は宅配の人から…荷物を受け取る。
そして、学校の宿題を終らせる。
今日は計算ドリルを4ページ分終らせなければならない。
今…算数は…比をやっている。
野菜畑と果物畑が5:3で、全体の畑が40ha…それぞれ何haでしょう。
今日の授業でやったばかりのところだ。
えっと、全体が8だから…
野菜畑は…40×5/8=25
確か…これで良かったはずっ…
だから…果物畑は…
そこで…お母さんが帰ってきた。
早っ…
こんなに早く帰ってくるのは珍しい。
「ただいまぁ、あっ、荷物届いたのねっ」
「おかえり、うん。さっき届いた」
お母さんは…ワクワクしながら…自分の部屋に行き、着替えをする。
帰ってすぐに着替えるのは、我が家の習慣だ。
ラフな格好になったお母さんは、もちろん、手洗いとうがいも終わらせて…私が宿題をやっている、そして、届いた段ボールのあるリビングに戻ってくる。
お母さんは…嬉しそうな顔をして段ボールを開ける。
それは…ネットで買い物をした物が届いた時は…いつものことだ。
「やっと買えたのよぉ、これ」
まず、段ボールから出したのは、芋けんぴ。
高知県の有名なお店の塩けんぴらしい。
そして、お母さんの服。
これからの季節の…厚手の上着。
まるで玉手箱のように…いろいろな物が出てくる。
「セールはポイントが貯まるからねっ」
「あ、そうですかっ」
半ば、呆れている私。
「あ、これこれ。ほら、前言ってた…みーちゃんの下着」
「うん?」
それは…いつもと同じ…白のタンクトップと同じく白のキャミソール。
それ、今でも着てるんですけど…
「あ、あとね、これ」
袋に入ったハンガーに吊るされたブラジャー。
なんか、小さな音符みたいな模様。
「これは…お揃いにしたよっ」
お母さんがさらに出したのは…同じく音符みたいな模様が付いたパンツ。
模様はともかく…パンツもともかく…
やはり、驚いたのは…ブラジャーだった。
わ、わたし、ブラジャーを付けるの?…
女の人は…ブラジャーを付けるのは知っている。
女性なら当たり前だ。
でも…いざ、私が付けるとは…まだまだ先だと思っていた。
「私もちょっと早いかなって思ったけど…今は…ちゃんとあるのよねぇ…それ用が…」
お母さんは…今の下着の種類に感心している。
「あっ、みーちゃんがまだ、付けたくなかったら…いいからねっ」
「周りの子が付けてないのに…付けるの恥ずかしいと思うから…」
じゃあ、なぜ買うぅ。
そう思いつつ、何となく…ブラジャーを両手で持って眺める。
私のブラジャーだぁ…
私のブラジャーだぁ…
恥ずかしいけど…なんか嬉しい。
でも…恥ずかしい。
「あ、でも…これは着なさいねっ」
お母さんが手にしたのは…さっきのキャミソールとタンクトップだった。
「うん」
だから…それは…今でも…
「今回からは…パッド入りだから」
「えっ、パッド?」
「そう。パッド入りを着ないと…みーちゃん乳首が擦れて…痛くなるわよっ」
「そうなの?」
「あっ、まだ、痛くないんだ。ま、これからだから」
お母さんは…さらりと言って…笑った。
「じゃあ、みーちゃんの分…下着の引き出しに入れてらっしゃい」
お母さんは…私の下着類を渡した。
「はーい」
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