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七話
「こっち来て。」
紫苑さんに近づけば、耳に口を近づけられる。
「オメガは、運命と出会うとヒートを起こすってことは、知ってるよね?」
「うん。」
なんだろう。
紫苑さんの声が、体に溶けていくみたい。
お腹の下部あたりが、きゅっとする感じ。
瞬きの数が多くなるのを感じながら、声にもう一度耳を傾ける。
「だけどさ、彩芽ちゃんは、ヒートを今日起こさなかったでしょ?なんでか分かる?」
「それは…私の体が弱ってるから。」
「そうだね。つまりさ、体が治れば、彩芽ちゃん、今すぐ発情するんだよ。運命が見つかってのヒートって…意味、わかるよね?」
あ…………っ!
頭の中ですぐ繋がった。
顔中に血が集中するのがわかる。
……………私の体、体を治して、発情して、紫苑さんに、その……………………抱かれたかった?ってこと?
そして、その事実を、紫苑さんに自覚ないまま伝えちゃったってこと?
「恥ずかしい、よ…。」
思わず顔を手でぎゅっと覆う。
絶対真っ赤であるだろう顔を紫苑さんに見られるのは恥ずかしかった。
隣に座っていたはずなのに、抱きあげられて今私は紫苑さんの足と足の間に座らせられている。
こんなに恥ずかしいのに、紫苑さんに包まれて嬉しいだなんて思っちゃう私。もー、だめじゃん!
お腹に腕を回しながら、紫苑さんが耳元で呟く。
「次のヒートでは、ちゃんと抱いてあげられるから。」
きゅっ。またお腹の下部あたりが疼いた。
「んー!」
紫苑さんの言ってることもそうだけど、お腹の下部あたりが疼くことに抗議をあげる。
絶対紫苑さんなんかやってるでしょ。
「恥ずかしがってるその顔もみたいけど…駄目?」
「駄目。」
紫苑さんの一挙一動で動く彼の持つフェロモンが、また、私の鼻をかすめた。
両手で顔を触っているからわかる。
…あれ?私、ちょっと体温上がってない?
頭もなんでか重くなってくる。
「あれ…彩芽ちゃん、なんかフェロモン出てきてるよ。今ヒート周期?」
「んーん。」
「やっぱり違うよね。ヒートっていうよりも、軽い発情に近いね。」
軽い、発情…。
確かにヒートに似ている感覚のような気もする。
「嗅ぐよ?」
首元に鼻を埋められる。
紫苑さんの香りがまた強くなった。
「彩芽ちゃんの香り、いい匂いだ…俺、この香り好き。」
お腹の下部あたりの疼きが、とうとう見過ごせなくなってきた。
パクっといつの間にか耳朶を加えられねっとりと舐められる。
「ひゃあっ。ん~っ!」
「ふふ………。ねえ、彩芽ちゃん。ムラムラする?」
ムラ、ムラ?
きゅーーっ。また疼く。
これが、ムラムラ、ってことなのかな?
バク、バク。
心臓が激しく鼓動する。
「フェロモン結構出てるし、一回イこうか?」
"触るからね?"
紫苑さんの大きな手が、私の双方の膨らみを柔らかく包んだ。
紫苑さんに近づけば、耳に口を近づけられる。
「オメガは、運命と出会うとヒートを起こすってことは、知ってるよね?」
「うん。」
なんだろう。
紫苑さんの声が、体に溶けていくみたい。
お腹の下部あたりが、きゅっとする感じ。
瞬きの数が多くなるのを感じながら、声にもう一度耳を傾ける。
「だけどさ、彩芽ちゃんは、ヒートを今日起こさなかったでしょ?なんでか分かる?」
「それは…私の体が弱ってるから。」
「そうだね。つまりさ、体が治れば、彩芽ちゃん、今すぐ発情するんだよ。運命が見つかってのヒートって…意味、わかるよね?」
あ…………っ!
頭の中ですぐ繋がった。
顔中に血が集中するのがわかる。
……………私の体、体を治して、発情して、紫苑さんに、その……………………抱かれたかった?ってこと?
そして、その事実を、紫苑さんに自覚ないまま伝えちゃったってこと?
「恥ずかしい、よ…。」
思わず顔を手でぎゅっと覆う。
絶対真っ赤であるだろう顔を紫苑さんに見られるのは恥ずかしかった。
隣に座っていたはずなのに、抱きあげられて今私は紫苑さんの足と足の間に座らせられている。
こんなに恥ずかしいのに、紫苑さんに包まれて嬉しいだなんて思っちゃう私。もー、だめじゃん!
お腹に腕を回しながら、紫苑さんが耳元で呟く。
「次のヒートでは、ちゃんと抱いてあげられるから。」
きゅっ。またお腹の下部あたりが疼いた。
「んー!」
紫苑さんの言ってることもそうだけど、お腹の下部あたりが疼くことに抗議をあげる。
絶対紫苑さんなんかやってるでしょ。
「恥ずかしがってるその顔もみたいけど…駄目?」
「駄目。」
紫苑さんの一挙一動で動く彼の持つフェロモンが、また、私の鼻をかすめた。
両手で顔を触っているからわかる。
…あれ?私、ちょっと体温上がってない?
頭もなんでか重くなってくる。
「あれ…彩芽ちゃん、なんかフェロモン出てきてるよ。今ヒート周期?」
「んーん。」
「やっぱり違うよね。ヒートっていうよりも、軽い発情に近いね。」
軽い、発情…。
確かにヒートに似ている感覚のような気もする。
「嗅ぐよ?」
首元に鼻を埋められる。
紫苑さんの香りがまた強くなった。
「彩芽ちゃんの香り、いい匂いだ…俺、この香り好き。」
お腹の下部あたりの疼きが、とうとう見過ごせなくなってきた。
パクっといつの間にか耳朶を加えられねっとりと舐められる。
「ひゃあっ。ん~っ!」
「ふふ………。ねえ、彩芽ちゃん。ムラムラする?」
ムラ、ムラ?
きゅーーっ。また疼く。
これが、ムラムラ、ってことなのかな?
バク、バク。
心臓が激しく鼓動する。
「フェロモン結構出てるし、一回イこうか?」
"触るからね?"
紫苑さんの大きな手が、私の双方の膨らみを柔らかく包んだ。
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