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雷鳴の中で
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先ほどまで雲一つない空に、黒く重そうな雲が覆い、ポツリと雫を一つ落とした。
それがはじまりで、ザーッと雨が降り出し、ゴロゴロと空がご機嫌斜めになった。
その怒りの矛先は、天空から大地へと光として向かう。
セレネディア王国の王都から少し外れ、緑の溢れる森の人気のない馬車道に、青年二人が雨に打たれながら急ぎ足で歩いていた。
「いきなりでしたね」
フードの奥で優男風の顔を覗かせているユアンが、少し前を同じように歩くナトラージャに話し掛けた。
「ああ」
淡々と返事をしたナトラージャは、顔にぶつかってくる雨を鬱陶しそうに睨んだ。
特殊な蝋で布を加工して水を弾くようにしているローブだが、靴はもうぐしょぐしょに濡れている。
あと少しで家だ。はやく暖炉の前で温まりたい。そう思うほどに、外は雨と共に寒く酷い。
自然と更に早足になる。
見慣れた道をずんずんと進んでいたが、いつもと違うものが道にあることにナトラージャは気づいた。
「あれは……」
雨音と雷鳴の中でもぽつりと呟かれた声を拾ったユアンが、ナトラージャの視線の先を辿る。
二人が向かっている先に、白い何かが落ちていた。しかも、紙屑のような大きさではなくそれなりに大きい。
ユアンは目を凝らす。木々の影の所為ですぐにはわからなかったが、白いそれの正体がわかり、ユアンはへらへらしていた顔に緊張が走った。
「ナトラージャ様! 人です!」
硬質な声が上がるよりも早く、道に倒れているものを“人”として認識したナトラージャは走り出していた。
ぬかるんだ道を蹴るため、土の混じった水が飛ぶ。それを気にせず、ナトラージャは急ぐ。
近づくにつれ、雨に打たれながら丸まるように倒れている人物の姿がはっきりしてくる。
子供だ。
倒れている人物の大きさや身体のつくりからして、ナトラージャにはそれ以外は考えられなかった。
「黒髪?」
子供の元に辿り着き、ナトラージャは目を瞠った。
暗がりにいる所為でそう見えていると思っていた髪が黒く、ナトラージャは驚いた。
月の女神を支える夜の色。その高貴な色とされる黒を髪に宿す者は、この大陸には居ない。
だが、驚いている場合ではない。ナトラージャは、服が泥で汚れるのも構わず両膝を着いた。
「おい」
声を掛けるが、反応は無い。
ナトラージャは、白い子供の頬に触れた。
氷のように冷たかった。
だが子供は、はあはあと苦しそうに息を荒げている。
雨が降り出す前から、倒れていたのかもしれない。
顔からすれば成人に近い少年だが、雨で濡れ張り付いた服でやけに線が細いことがわかる。
いまだ振り続ける雨に打たれてしまっては、命の危険すら覚えた。
素早く少年を顔だけ出すように自身の着ているローブの中にすっぽりと入れ、少年を抱え立つ。
やけに軽い少年に、ナトラージャは眉間を寄せた。
「ナトラージャ様!」
やっとたどり着いたユアンの声に、ナトラージャは前を見据えたまま頷く。
「先に行く」
「はい!」
自身が足でまといだと悟ったユアンは、力強く返事をした。
だが、その頃には、ナトラージャは疾風のごとく走り出していた。
あと少しの道のりだったこともあり、ナトラージャはすぐに自宅に着いた。
ナトラージャは、ずかずかとそれほど広くないリビングを斜めに歩き暖炉の前に向かう。
少年を暖炉の前に降ろし、無造作に置かれていた布で濡れている手を拭く。
帰ってきてからすぐ、暖炉を使えるように準備してあった事が幸いした。
暖炉に、燐寸を使いすばやく火を付けた。
薄暗かったリビングが、暖炉から明るく照らされる。
ローブを床に脱ぎ捨て、ナトラージャはリビングに面している客室へ入る。
ベッドの上に置かれたマットレスごと軽々と持ち上げ、少年の元へ戻った。
マットレスを床に置き、少年の元で膝を着く。
そして、少年のぐっしょりと雨で濡れた服を見て目を細める。
「何故、こんな夜着を着てあんな所に……」
低く凍るような声が、居間に響いた。
この家の玄関のドアが、勢い良く開く。
「ただ今戻りました」
息を上げながら、ユアンが家へ入ってくる。
走った所為で息を上げているだけに他者からは見えるが、ユアンは内心慌てていた。
「慌てるな。……それより、見てみろ」
ユアンの内心を見ぬき、喝を静かに入れたナトラージャは少年を顎で示す。
命令に深呼吸を一つしたユアンは、まず少年の黒髪を見て目を見開いた。
あの時、少年が倒れていた場所は影になっていたし、少年を見る前にナトラージャが抱き上げ居たこともあり見えなかったのだ。
だが、驚きは少年の身に纏うものをみて怒りに変わった。
「何故、夜伽用の夜着を?」
そう。少年が着ている服―――脱がせやすい作りのそれは、間違いなく夜伽用の夜着だ。
ユアンの表情が厳しくなったのを目の端で見ながら、ナトラージャは夜伽用の夜着に手を掛ける。
やはりそれは、脱がしやすかった。
濡れてしまっている下穿きと変わった下着は、布の質も作りも良い。
それらを脱がせば、白い肌と予想通りの華奢な身体が露わになった。
ナトラージャとユアンは、少年のどこかに傷を負っていないか調べはじめる。
もう少し調べた方が良いと思ったからだ。
抱き上げる前に目視したが、倒れた原因が何かあるかもしれない。
「こいつが、成人した男に見えるか?」
「どうみても、成人前の少年ですよ」
「この国は、成人に満たない少年も夜伽の相手にできるようになったのか?」
「いいえ。そこまで荒れては―――」
ナトラージャの質問に答えながら少年の左足首あたりを調べていたユアンは、踝の上にあるものを発見して言葉を飲んだ。
「ナトラージャ様……」
呼び掛けられ、少年の頭を見ていたナトラージャが振り返る。
ユアンは目を吊り上げて、少年の足首を見詰めていた。
「どうした?」
聞いたものの、返事をせずに静かに怒るユアンに、ナトラージャは驚いた。
いつもはへらへらと笑っているユアンをそれほど怒らせるとは―――。
言葉も出ないほど憤怒しているらしい。
ユアンが何に怒っているのか、その視線の先を見ようと立ち上がる。
そして見えた少年の右足首を見て、ナトラージャはこれ以上ないほどの怒りに目の前が染まった。
「やはり。傷つけられていたか……」
治りかけだと思われる、少年の右足首―――踝の上に大きな丸い殴られたような黒ずんだ痕が、痛々しくある。
「殴った痕でしょう。この少年、身体的に弱そうですし、ここだけ殴られただけでもきっと怯えたはずです」
「黒髪にこの細さ……珍しい物好きで、稚児趣味のある貴族がやったんだろう」
「ええ」
「貴族なら、この少年ぐらいなら攫えるな。――――この細さだ。目を付けられたんだろう。 攫われて囲われたが、何とか逃げてきた。という所か……」
「可哀想に……さぞ、怖かったでしょう」
怒りに無表情になったナトラージャの見当に、ユアンは自分の事のように顔を歪めた。
しかも、高貴な黒を髪に宿す少年だ。
精霊王と同時に月の女神を崇拝するユアンにとって、その犯人がしたことは許せるものではなかった。
その心情を悟ったナトラージャだが、今は少年の事だ。
「ユアン。この少年の介抱が先だ」
「はい」
ナトラージャの言葉に、冷静になったユアンは使命感を持って頷いた。
それがはじまりで、ザーッと雨が降り出し、ゴロゴロと空がご機嫌斜めになった。
その怒りの矛先は、天空から大地へと光として向かう。
セレネディア王国の王都から少し外れ、緑の溢れる森の人気のない馬車道に、青年二人が雨に打たれながら急ぎ足で歩いていた。
「いきなりでしたね」
フードの奥で優男風の顔を覗かせているユアンが、少し前を同じように歩くナトラージャに話し掛けた。
「ああ」
淡々と返事をしたナトラージャは、顔にぶつかってくる雨を鬱陶しそうに睨んだ。
特殊な蝋で布を加工して水を弾くようにしているローブだが、靴はもうぐしょぐしょに濡れている。
あと少しで家だ。はやく暖炉の前で温まりたい。そう思うほどに、外は雨と共に寒く酷い。
自然と更に早足になる。
見慣れた道をずんずんと進んでいたが、いつもと違うものが道にあることにナトラージャは気づいた。
「あれは……」
雨音と雷鳴の中でもぽつりと呟かれた声を拾ったユアンが、ナトラージャの視線の先を辿る。
二人が向かっている先に、白い何かが落ちていた。しかも、紙屑のような大きさではなくそれなりに大きい。
ユアンは目を凝らす。木々の影の所為ですぐにはわからなかったが、白いそれの正体がわかり、ユアンはへらへらしていた顔に緊張が走った。
「ナトラージャ様! 人です!」
硬質な声が上がるよりも早く、道に倒れているものを“人”として認識したナトラージャは走り出していた。
ぬかるんだ道を蹴るため、土の混じった水が飛ぶ。それを気にせず、ナトラージャは急ぐ。
近づくにつれ、雨に打たれながら丸まるように倒れている人物の姿がはっきりしてくる。
子供だ。
倒れている人物の大きさや身体のつくりからして、ナトラージャにはそれ以外は考えられなかった。
「黒髪?」
子供の元に辿り着き、ナトラージャは目を瞠った。
暗がりにいる所為でそう見えていると思っていた髪が黒く、ナトラージャは驚いた。
月の女神を支える夜の色。その高貴な色とされる黒を髪に宿す者は、この大陸には居ない。
だが、驚いている場合ではない。ナトラージャは、服が泥で汚れるのも構わず両膝を着いた。
「おい」
声を掛けるが、反応は無い。
ナトラージャは、白い子供の頬に触れた。
氷のように冷たかった。
だが子供は、はあはあと苦しそうに息を荒げている。
雨が降り出す前から、倒れていたのかもしれない。
顔からすれば成人に近い少年だが、雨で濡れ張り付いた服でやけに線が細いことがわかる。
いまだ振り続ける雨に打たれてしまっては、命の危険すら覚えた。
素早く少年を顔だけ出すように自身の着ているローブの中にすっぽりと入れ、少年を抱え立つ。
やけに軽い少年に、ナトラージャは眉間を寄せた。
「ナトラージャ様!」
やっとたどり着いたユアンの声に、ナトラージャは前を見据えたまま頷く。
「先に行く」
「はい!」
自身が足でまといだと悟ったユアンは、力強く返事をした。
だが、その頃には、ナトラージャは疾風のごとく走り出していた。
あと少しの道のりだったこともあり、ナトラージャはすぐに自宅に着いた。
ナトラージャは、ずかずかとそれほど広くないリビングを斜めに歩き暖炉の前に向かう。
少年を暖炉の前に降ろし、無造作に置かれていた布で濡れている手を拭く。
帰ってきてからすぐ、暖炉を使えるように準備してあった事が幸いした。
暖炉に、燐寸を使いすばやく火を付けた。
薄暗かったリビングが、暖炉から明るく照らされる。
ローブを床に脱ぎ捨て、ナトラージャはリビングに面している客室へ入る。
ベッドの上に置かれたマットレスごと軽々と持ち上げ、少年の元へ戻った。
マットレスを床に置き、少年の元で膝を着く。
そして、少年のぐっしょりと雨で濡れた服を見て目を細める。
「何故、こんな夜着を着てあんな所に……」
低く凍るような声が、居間に響いた。
この家の玄関のドアが、勢い良く開く。
「ただ今戻りました」
息を上げながら、ユアンが家へ入ってくる。
走った所為で息を上げているだけに他者からは見えるが、ユアンは内心慌てていた。
「慌てるな。……それより、見てみろ」
ユアンの内心を見ぬき、喝を静かに入れたナトラージャは少年を顎で示す。
命令に深呼吸を一つしたユアンは、まず少年の黒髪を見て目を見開いた。
あの時、少年が倒れていた場所は影になっていたし、少年を見る前にナトラージャが抱き上げ居たこともあり見えなかったのだ。
だが、驚きは少年の身に纏うものをみて怒りに変わった。
「何故、夜伽用の夜着を?」
そう。少年が着ている服―――脱がせやすい作りのそれは、間違いなく夜伽用の夜着だ。
ユアンの表情が厳しくなったのを目の端で見ながら、ナトラージャは夜伽用の夜着に手を掛ける。
やはりそれは、脱がしやすかった。
濡れてしまっている下穿きと変わった下着は、布の質も作りも良い。
それらを脱がせば、白い肌と予想通りの華奢な身体が露わになった。
ナトラージャとユアンは、少年のどこかに傷を負っていないか調べはじめる。
もう少し調べた方が良いと思ったからだ。
抱き上げる前に目視したが、倒れた原因が何かあるかもしれない。
「こいつが、成人した男に見えるか?」
「どうみても、成人前の少年ですよ」
「この国は、成人に満たない少年も夜伽の相手にできるようになったのか?」
「いいえ。そこまで荒れては―――」
ナトラージャの質問に答えながら少年の左足首あたりを調べていたユアンは、踝の上にあるものを発見して言葉を飲んだ。
「ナトラージャ様……」
呼び掛けられ、少年の頭を見ていたナトラージャが振り返る。
ユアンは目を吊り上げて、少年の足首を見詰めていた。
「どうした?」
聞いたものの、返事をせずに静かに怒るユアンに、ナトラージャは驚いた。
いつもはへらへらと笑っているユアンをそれほど怒らせるとは―――。
言葉も出ないほど憤怒しているらしい。
ユアンが何に怒っているのか、その視線の先を見ようと立ち上がる。
そして見えた少年の右足首を見て、ナトラージャはこれ以上ないほどの怒りに目の前が染まった。
「やはり。傷つけられていたか……」
治りかけだと思われる、少年の右足首―――踝の上に大きな丸い殴られたような黒ずんだ痕が、痛々しくある。
「殴った痕でしょう。この少年、身体的に弱そうですし、ここだけ殴られただけでもきっと怯えたはずです」
「黒髪にこの細さ……珍しい物好きで、稚児趣味のある貴族がやったんだろう」
「ええ」
「貴族なら、この少年ぐらいなら攫えるな。――――この細さだ。目を付けられたんだろう。 攫われて囲われたが、何とか逃げてきた。という所か……」
「可哀想に……さぞ、怖かったでしょう」
怒りに無表情になったナトラージャの見当に、ユアンは自分の事のように顔を歪めた。
しかも、高貴な黒を髪に宿す少年だ。
精霊王と同時に月の女神を崇拝するユアンにとって、その犯人がしたことは許せるものではなかった。
その心情を悟ったナトラージャだが、今は少年の事だ。
「ユアン。この少年の介抱が先だ」
「はい」
ナトラージャの言葉に、冷静になったユアンは使命感を持って頷いた。
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