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2.エルフの里
3.エルフの少女
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「近寄るな、そいつは私の獲物だ!」
弓を構えるエルフの少女、トゥリン。
透き通るような肌。絹糸のような金髪。線の細い華奢な美少女だが、その緑の瞳からはは燃えるような意志の強さを感じる。
まるで見た目の愛らしさとは裏腹に、負けん気が強く、勇敢にアナグマの巣に飛び込む猟犬・ダックスフンドのようだ。
「ちょっと待て。この犬は俺の飼い犬だ」
「カイイヌ?」
怪訝そうな顔をするトゥリン。
「そうだ。サブローさんは俺のペットで友達なんだ」
「嘘つけ、野の獣がヒトに懐くものか!」
「いや、サブローさんは野犬じゃなくて」
俺は必死で説得するも、このダックスフンド……じゃなくてトゥリンは弓を構えたまま動かない。
参ったな。マジでサブローさんを仕留める気だ。どうしよう。
その時、俺の頭の中にあるアイディアが浮かんだ。
そういえばミアキスのやつ、俺には魔法が使えるとか言ってたな。血統書みたいな魔法。それを見せれば、サブローさんが犬だって分かってくれるんじゃないかな。
一か八か。俺は思い切って叫んだ。
「血統書開示!」
--------------------------------------
◆血統書《ステータス》
◇柴田三郎
柴犬
生年月日:20××年5月17日
毛色・性別:赤・牡《オス》
主な病気:なし
所有者:柴田犬司
父親:次郎号
母親:七海号
・
・
--------------------------------------
目の前に半透明な窓のようなものが現れ、そこにサブローさんの名前や出身地、犬種、飼い主、両親の名前などが書かれている。
その形式はJKCや日本犬保存会の発行する血統証明書に少し似ている。
サブローさんは捨て犬の保護シェルターから貰ってきた犬だから血統書なんて無いんだけど、このスキルを使うとまるで血統書付きの犬のように見える。
なんて素晴らしいスキルなんだ!
「ほらここ、柴犬って書いてある!」
開示された血統書を必死で指差す。
だが――
「さっきから何をゴチャゴチャと訳の分からんことを」
トゥリンは怪訝そうな顔をする。
へっ?
もしかしてこの血統書開示、俺にしか見えてない?
クソッ、何の役に立つんだよこのスキル。
「くらえ!」
激昴したトゥリンは、ついに矢をサブローさんに向けて放った。
「サブローさん!」
まずい、サブローさんが撃たれてしまう!
俺は渾身の力で走ると、ガバリとサブローさんに覆い被さった。
ヒュン!
風を切る鋭い音。
空を裂き、矢が飛んでくる。
「……ぐっ!」
右肩に鋭い痛み。矢を受けたようだ。
チラリと傷口を見る。
血は出ているが、大した傷ではない。
ホッと息を吐き出す。
「クーン……」
サブローさんが尻尾を下げ、心配そうな声を出す。
「大丈夫だよ、大したことない」
だがトゥリンはズカズカと俺に近づいてくる。
「お前、なんて事を!」
「大した傷じゃないから大丈夫だよ」
実際、大して痛くなかったのだが、トゥリンは顔を真っ青にして震え出す。
「アホ。この矢には毒が塗ってある。早く解毒剤を飲まないと、お前死ぬぞ」
「えっ」
そう言われると、何か頭がクラクラしてきたような。
「ついてこい! エルフの村に解毒剤がある」
クイとあごで森の向こうを指し示すトゥリン。
どうやらエルフの村とやらへ案内してくれるらしい。
◇◆◇
「こっちだ、ついてこい」
急勾配の道を小さな体でひょこひょこと走っていくトゥリン。
やっぱりトゥリンは――ダックスフンドに似てる。俺は頭の中に耳の垂れた胴長短足の小さな犬を思い浮かべた。
昔うちの近所でクリーム色のミニチュアダックスを飼ってた家があったなあ。
よくうちの先代犬にワンワン吠えてケンカを仕掛けてたっけ。
思わず思い出し笑いがこぼれる。
「何がおかしい」
ミニチュア・ダックス――じゃなくてトゥリンが怪訝そうな顔をして振り返る。
「いや、何でもない」
頭を振って誤魔化す。
俺には女性を見るとつい犬に例えてしまう癖がある。
中学時代にも、クラスメイトの女子をブルドッグに例えて泣かせたことがある。
ブルドッグは素晴らしい犬だし、なんで泣くのかよく分からなかったが……。
だが周囲の反応から察するに、どうやら俺のそういった癖はあまり一般的ではないらしいことは分かったので、それ以降は極力口には出さないようにしている。
そんなことを考えながら、川沿いにしばらく森の中を歩くと、ボロボロで今にも落ちそうな吊り橋が見えてくる。
「ここを渡った先が私たちの村だ」
この先がエルフの村――
俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
異種族の村とは、一体どんな所なんだろう。
「おいお前、その獣は吊り橋の外に置いていけ」
吊り橋を渡ろうとすると、トゥリンが振り返ってサブローさんを指さす。
「クーン」
悲しそうな顔をするサブローさん。
「連れて行っちゃ駄目か? 森にいたらまたお前みたいなのに撃たれるかもしれないし」
それに森の中にはどんなモンスターが居るか分かったものでは無い。一度はぐれてしまったらまた会える保証もないし。
トゥリンは渋い顔をした。
「仕方ない。その獣はお前に慣れているようだし。抱き上げて離すなよ?」
「ああ。ありがとう」
サブローさんを抱き上げると、今にも壊れそうな吊り橋をそろそろと渡る。
いよいよこの橋の向こうがエルフの村だ。
--------------------------
◇柴田のわんわんメモ🐾
◼血統書
・血統書(血統証明書)とは、簡単に言うと犬の戸籍のようなもの。JKCや日本犬保存会などが発行している。祖先犬の情報を知ることで他の犬種との混血を防ぎ、犬種の保存に役立ったり、繁殖の際の近親交配で血が濃くなりすぎることを防ぐといった目的がある
※JKC(一般社団法人ジャパンケンネルクラブ)
:犬の血統書の約90%を発行している畜犬団体
◼ダックスフンド
・短い足と垂れた耳が特徴的なドイツ原産の小型犬。狭いアナグマやウサギの巣穴に入って狩りをするため胴長で短足となった。
・胴回りのサイズによってスタンダード、ミニチュア、カニンヘンの3サイズに分けられる。日本ではミニチュアが人気。陽気で活発、人懐こい性格。人気犬種3位
弓を構えるエルフの少女、トゥリン。
透き通るような肌。絹糸のような金髪。線の細い華奢な美少女だが、その緑の瞳からはは燃えるような意志の強さを感じる。
まるで見た目の愛らしさとは裏腹に、負けん気が強く、勇敢にアナグマの巣に飛び込む猟犬・ダックスフンドのようだ。
「ちょっと待て。この犬は俺の飼い犬だ」
「カイイヌ?」
怪訝そうな顔をするトゥリン。
「そうだ。サブローさんは俺のペットで友達なんだ」
「嘘つけ、野の獣がヒトに懐くものか!」
「いや、サブローさんは野犬じゃなくて」
俺は必死で説得するも、このダックスフンド……じゃなくてトゥリンは弓を構えたまま動かない。
参ったな。マジでサブローさんを仕留める気だ。どうしよう。
その時、俺の頭の中にあるアイディアが浮かんだ。
そういえばミアキスのやつ、俺には魔法が使えるとか言ってたな。血統書みたいな魔法。それを見せれば、サブローさんが犬だって分かってくれるんじゃないかな。
一か八か。俺は思い切って叫んだ。
「血統書開示!」
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◆血統書《ステータス》
◇柴田三郎
柴犬
生年月日:20××年5月17日
毛色・性別:赤・牡《オス》
主な病気:なし
所有者:柴田犬司
父親:次郎号
母親:七海号
・
・
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目の前に半透明な窓のようなものが現れ、そこにサブローさんの名前や出身地、犬種、飼い主、両親の名前などが書かれている。
その形式はJKCや日本犬保存会の発行する血統証明書に少し似ている。
サブローさんは捨て犬の保護シェルターから貰ってきた犬だから血統書なんて無いんだけど、このスキルを使うとまるで血統書付きの犬のように見える。
なんて素晴らしいスキルなんだ!
「ほらここ、柴犬って書いてある!」
開示された血統書を必死で指差す。
だが――
「さっきから何をゴチャゴチャと訳の分からんことを」
トゥリンは怪訝そうな顔をする。
へっ?
もしかしてこの血統書開示、俺にしか見えてない?
クソッ、何の役に立つんだよこのスキル。
「くらえ!」
激昴したトゥリンは、ついに矢をサブローさんに向けて放った。
「サブローさん!」
まずい、サブローさんが撃たれてしまう!
俺は渾身の力で走ると、ガバリとサブローさんに覆い被さった。
ヒュン!
風を切る鋭い音。
空を裂き、矢が飛んでくる。
「……ぐっ!」
右肩に鋭い痛み。矢を受けたようだ。
チラリと傷口を見る。
血は出ているが、大した傷ではない。
ホッと息を吐き出す。
「クーン……」
サブローさんが尻尾を下げ、心配そうな声を出す。
「大丈夫だよ、大したことない」
だがトゥリンはズカズカと俺に近づいてくる。
「お前、なんて事を!」
「大した傷じゃないから大丈夫だよ」
実際、大して痛くなかったのだが、トゥリンは顔を真っ青にして震え出す。
「アホ。この矢には毒が塗ってある。早く解毒剤を飲まないと、お前死ぬぞ」
「えっ」
そう言われると、何か頭がクラクラしてきたような。
「ついてこい! エルフの村に解毒剤がある」
クイとあごで森の向こうを指し示すトゥリン。
どうやらエルフの村とやらへ案内してくれるらしい。
◇◆◇
「こっちだ、ついてこい」
急勾配の道を小さな体でひょこひょこと走っていくトゥリン。
やっぱりトゥリンは――ダックスフンドに似てる。俺は頭の中に耳の垂れた胴長短足の小さな犬を思い浮かべた。
昔うちの近所でクリーム色のミニチュアダックスを飼ってた家があったなあ。
よくうちの先代犬にワンワン吠えてケンカを仕掛けてたっけ。
思わず思い出し笑いがこぼれる。
「何がおかしい」
ミニチュア・ダックス――じゃなくてトゥリンが怪訝そうな顔をして振り返る。
「いや、何でもない」
頭を振って誤魔化す。
俺には女性を見るとつい犬に例えてしまう癖がある。
中学時代にも、クラスメイトの女子をブルドッグに例えて泣かせたことがある。
ブルドッグは素晴らしい犬だし、なんで泣くのかよく分からなかったが……。
だが周囲の反応から察するに、どうやら俺のそういった癖はあまり一般的ではないらしいことは分かったので、それ以降は極力口には出さないようにしている。
そんなことを考えながら、川沿いにしばらく森の中を歩くと、ボロボロで今にも落ちそうな吊り橋が見えてくる。
「ここを渡った先が私たちの村だ」
この先がエルフの村――
俺はゴクリと唾を飲み込んだ。
異種族の村とは、一体どんな所なんだろう。
「おいお前、その獣は吊り橋の外に置いていけ」
吊り橋を渡ろうとすると、トゥリンが振り返ってサブローさんを指さす。
「クーン」
悲しそうな顔をするサブローさん。
「連れて行っちゃ駄目か? 森にいたらまたお前みたいなのに撃たれるかもしれないし」
それに森の中にはどんなモンスターが居るか分かったものでは無い。一度はぐれてしまったらまた会える保証もないし。
トゥリンは渋い顔をした。
「仕方ない。その獣はお前に慣れているようだし。抱き上げて離すなよ?」
「ああ。ありがとう」
サブローさんを抱き上げると、今にも壊れそうな吊り橋をそろそろと渡る。
いよいよこの橋の向こうがエルフの村だ。
--------------------------
◇柴田のわんわんメモ🐾
◼血統書
・血統書(血統証明書)とは、簡単に言うと犬の戸籍のようなもの。JKCや日本犬保存会などが発行している。祖先犬の情報を知ることで他の犬種との混血を防ぎ、犬種の保存に役立ったり、繁殖の際の近親交配で血が濃くなりすぎることを防ぐといった目的がある
※JKC(一般社団法人ジャパンケンネルクラブ)
:犬の血統書の約90%を発行している畜犬団体
◼ダックスフンド
・短い足と垂れた耳が特徴的なドイツ原産の小型犬。狭いアナグマやウサギの巣穴に入って狩りをするため胴長で短足となった。
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