37 / 88
異世界放浪篇
第32話 器の成就
しおりを挟む
「じゃあ、あの人は…」
シノアの問いに静かに頷くヴァルハザク。
「そうだ。正真正銘の妖刀、紅桜。意志を持つ刀だ」
その言葉と共にヴァルハザクは目でシノアに問いかける。
即ち─強かっただろう─と。
「…正直遊ばれているとしか思えなかった。あの強さは…異常だ」
「おそらく、フィリア様に匹敵…いや、下手をするとそれ以上かも知れん」
ヴァルハザクの言葉に前々から気になっていたことを口にする。
「あの…気になっていたんですけどヴァルハザクさんとフィリアさんの関係って…」
「ククッ…お前さんがワシの弟弟子と言えばわかるか?」
かなり正確な答えなのだが、逆にシノアは混乱する。
フィリアはどう頑張っても20ギリギリといったところだ。
対するヴァルハザクは65。どう考えても年齢が合わない。
フィリアが師事したならわかるのだが、逆となると時系列がおかしいのでは?と思ってしまうのだ。
シノアの混乱を他所にヴァルハザクは勝手に話を進める。
「─つまり、あれを手にするには勝つしかないということだ」
「…僕が勝てると思ったんですか?」
シノアの言葉に思わず吹き出してしまうヴァルハザク。
「ガッハッハッ!まさか。勝てるわけないだろう」
そして、シノアと紅桜をぶつけた狙いを話す。
「強者との戦いは勝とうが負けようが自身を成長させる。あれ程の強者と戦える機会は滅多にないからな」
「そうですか…」
かなり脳筋的思考だが理にはかなっているため、何も言い返せないシノア。
そんなシノアを無視してヴァルハザクはこれからのことを尋ねる。
「シノアよ、これからどうするつもりだ?」
突然、今後のことを尋ねられ戸惑うシノアだったが、ある程度フィリアと話し合って決めていたためそれを話す。
「ふむ…なるほど。これまで通り世界をか…」
「はい、勉強にもなりますし、色々な文化を見るのは面白いですから」
「フフッ…それはいい。せいぜい楽しめ。たまには顔を見せに来るのだぞ?」
その後ヴァルハザクから刀の手入れの手解きを少し受け、シノアはフィリアが休んでいる宿屋へと向かった。
◇◇◇
宿屋の扉を開けるとテーブルで牛(のような魔物)肉の炒め物チーズ和えを頬張るフィリアがいた。
「フィリアさん、二日酔いは治りましたか?」
「もふろんだぉよ。ほふなことよふ、ふごふふごふ」
「えっと…人間の言葉で話してください…」
シノアに掌を突き出し、“ちょっと待った!”のポーズを取ると一生懸命口をもぐもぐさせ、ゴクリと心地の良い音を出し飲み込む。
「ふぅ…もちろんだよ!そんなことより、この料理美味しいから食べてみて!」
その言葉に苦笑いしながらも席につき口にするシノア。
「はむっ…んっ、お、おいしい…」
「でしょ!いやーシノアなら絶対好きだと思ったよ」
くすくすと笑うフィリアにつられてシノアもついつい笑ってしまう。
それから2人はしばらく、雑談に明け暮れた。
「お~とうとうシノアも冒険者か…ていうか、一日でBランクって早すぎじゃない?」
「ヴァルハザクさんが無理な依頼をかなり押し付けてくれたので…」
「相変わらずか~」
ワインが入ったグラスをテイスティングするようにくるくると弄ぶフィリアは少し表情に影を落とす。
だが、シノアが気付く前にすぐに笑顔が戻り思い出したようにあるものを取り出す。
「そういえば、これお祝いだよ!」
「なんですか…?これ…」
包に覆われたそれは、触った感じから本のようなものであることがわかる。
まさかと思い、少し焦りながら包を外すと、果てしてそこにはシノアの望むとおりのものがあった。
「中級混沌魔法指南書!!」
シノアが驚いている横では“ドヤっ”と音がしそうなほど見事なドヤ顔を披露するフィリアがいた。
「ふっふっふっ。街を散策してたらたまたま見つけてしまってね…これはもう買うしかないと思ったの!」
「すごすぎる…まさか本当に手に入るなんて…」
「前の約束と冒険者登録のお祝いだよ。大切にするんだよ~?」
「はい!もちろんです!!」
本に頬ずりしながら誓うシノアに思わず笑みをこぼしてしまうフィリア。
しばらく2人に幸福な時間が訪れた。
◇◇◇
「邪魔だ邪魔だ!どけどけー!次期国王のお通りだー!!」
閑静な通りに男の怒声が響き渡る。
ここは絶対君主制のアウトクラシア皇国。
900年前に建国され、以来世襲制の貴族至上国家だ。
重い税と貢物に国民は苦しめられており、逆らえば殺されるため今では誰一人として家から出ようとはしない。
だが、それでも日々の買い出しや生活必需品は買わざるを得ないため、街頭を歩くものは少なくない。
「ひっ…」
「邪魔だってのが聞こえねぇのかぁ?!轢き殺すぞオラァ!」
老婆が馬車に轢かれかけるが既の所で路地に入り、大惨事は免れた。
もっとも馬車をひいていた男は残念そうな顔をしていたが。
「これこれ、やめないか。国民が怯えるだろう」
一切止める気はないであろう顔でそう宣うのは、アウトクラシア皇国次期天皇、イディオータ=アンベシル・ドゥラーク。今年で齢27だが、正妻はいない。
「陛下、失礼ながらそろそろ妃を取られないのですかな?」
同乗していた大臣のような男がニヤニヤと笑いながら尋ねる。
それをまた、心底気持ちの悪い笑みで返す次期天皇。
「そうよなぁ…そろそろ私も歳だし、娶らねばな」
「しかし、陛下に似合う女人となるとそうそうおりませんぞ」
大臣風の男の煽てに調子に乗るイディオータ。
「そうよな。私に似合う女となると、相当上玉でないとな!」
「ええ、ええ、そうですとも。ここは他の国の王族を娶るなどは?」
「ひっひっひっ、それも悪くは無いかもしれんな」
愚か者達は静かな街道を呵呵大笑しながら悠々と馬車に揺られる。
自分に、いや、自分達の国そのものに滅びが訪れることを未だ知らずに…
シノアの問いに静かに頷くヴァルハザク。
「そうだ。正真正銘の妖刀、紅桜。意志を持つ刀だ」
その言葉と共にヴァルハザクは目でシノアに問いかける。
即ち─強かっただろう─と。
「…正直遊ばれているとしか思えなかった。あの強さは…異常だ」
「おそらく、フィリア様に匹敵…いや、下手をするとそれ以上かも知れん」
ヴァルハザクの言葉に前々から気になっていたことを口にする。
「あの…気になっていたんですけどヴァルハザクさんとフィリアさんの関係って…」
「ククッ…お前さんがワシの弟弟子と言えばわかるか?」
かなり正確な答えなのだが、逆にシノアは混乱する。
フィリアはどう頑張っても20ギリギリといったところだ。
対するヴァルハザクは65。どう考えても年齢が合わない。
フィリアが師事したならわかるのだが、逆となると時系列がおかしいのでは?と思ってしまうのだ。
シノアの混乱を他所にヴァルハザクは勝手に話を進める。
「─つまり、あれを手にするには勝つしかないということだ」
「…僕が勝てると思ったんですか?」
シノアの言葉に思わず吹き出してしまうヴァルハザク。
「ガッハッハッ!まさか。勝てるわけないだろう」
そして、シノアと紅桜をぶつけた狙いを話す。
「強者との戦いは勝とうが負けようが自身を成長させる。あれ程の強者と戦える機会は滅多にないからな」
「そうですか…」
かなり脳筋的思考だが理にはかなっているため、何も言い返せないシノア。
そんなシノアを無視してヴァルハザクはこれからのことを尋ねる。
「シノアよ、これからどうするつもりだ?」
突然、今後のことを尋ねられ戸惑うシノアだったが、ある程度フィリアと話し合って決めていたためそれを話す。
「ふむ…なるほど。これまで通り世界をか…」
「はい、勉強にもなりますし、色々な文化を見るのは面白いですから」
「フフッ…それはいい。せいぜい楽しめ。たまには顔を見せに来るのだぞ?」
その後ヴァルハザクから刀の手入れの手解きを少し受け、シノアはフィリアが休んでいる宿屋へと向かった。
◇◇◇
宿屋の扉を開けるとテーブルで牛(のような魔物)肉の炒め物チーズ和えを頬張るフィリアがいた。
「フィリアさん、二日酔いは治りましたか?」
「もふろんだぉよ。ほふなことよふ、ふごふふごふ」
「えっと…人間の言葉で話してください…」
シノアに掌を突き出し、“ちょっと待った!”のポーズを取ると一生懸命口をもぐもぐさせ、ゴクリと心地の良い音を出し飲み込む。
「ふぅ…もちろんだよ!そんなことより、この料理美味しいから食べてみて!」
その言葉に苦笑いしながらも席につき口にするシノア。
「はむっ…んっ、お、おいしい…」
「でしょ!いやーシノアなら絶対好きだと思ったよ」
くすくすと笑うフィリアにつられてシノアもついつい笑ってしまう。
それから2人はしばらく、雑談に明け暮れた。
「お~とうとうシノアも冒険者か…ていうか、一日でBランクって早すぎじゃない?」
「ヴァルハザクさんが無理な依頼をかなり押し付けてくれたので…」
「相変わらずか~」
ワインが入ったグラスをテイスティングするようにくるくると弄ぶフィリアは少し表情に影を落とす。
だが、シノアが気付く前にすぐに笑顔が戻り思い出したようにあるものを取り出す。
「そういえば、これお祝いだよ!」
「なんですか…?これ…」
包に覆われたそれは、触った感じから本のようなものであることがわかる。
まさかと思い、少し焦りながら包を外すと、果てしてそこにはシノアの望むとおりのものがあった。
「中級混沌魔法指南書!!」
シノアが驚いている横では“ドヤっ”と音がしそうなほど見事なドヤ顔を披露するフィリアがいた。
「ふっふっふっ。街を散策してたらたまたま見つけてしまってね…これはもう買うしかないと思ったの!」
「すごすぎる…まさか本当に手に入るなんて…」
「前の約束と冒険者登録のお祝いだよ。大切にするんだよ~?」
「はい!もちろんです!!」
本に頬ずりしながら誓うシノアに思わず笑みをこぼしてしまうフィリア。
しばらく2人に幸福な時間が訪れた。
◇◇◇
「邪魔だ邪魔だ!どけどけー!次期国王のお通りだー!!」
閑静な通りに男の怒声が響き渡る。
ここは絶対君主制のアウトクラシア皇国。
900年前に建国され、以来世襲制の貴族至上国家だ。
重い税と貢物に国民は苦しめられており、逆らえば殺されるため今では誰一人として家から出ようとはしない。
だが、それでも日々の買い出しや生活必需品は買わざるを得ないため、街頭を歩くものは少なくない。
「ひっ…」
「邪魔だってのが聞こえねぇのかぁ?!轢き殺すぞオラァ!」
老婆が馬車に轢かれかけるが既の所で路地に入り、大惨事は免れた。
もっとも馬車をひいていた男は残念そうな顔をしていたが。
「これこれ、やめないか。国民が怯えるだろう」
一切止める気はないであろう顔でそう宣うのは、アウトクラシア皇国次期天皇、イディオータ=アンベシル・ドゥラーク。今年で齢27だが、正妻はいない。
「陛下、失礼ながらそろそろ妃を取られないのですかな?」
同乗していた大臣のような男がニヤニヤと笑いながら尋ねる。
それをまた、心底気持ちの悪い笑みで返す次期天皇。
「そうよなぁ…そろそろ私も歳だし、娶らねばな」
「しかし、陛下に似合う女人となるとそうそうおりませんぞ」
大臣風の男の煽てに調子に乗るイディオータ。
「そうよな。私に似合う女となると、相当上玉でないとな!」
「ええ、ええ、そうですとも。ここは他の国の王族を娶るなどは?」
「ひっひっひっ、それも悪くは無いかもしれんな」
愚か者達は静かな街道を呵呵大笑しながら悠々と馬車に揺られる。
自分に、いや、自分達の国そのものに滅びが訪れることを未だ知らずに…
0
あなたにおすすめの小説
僻地に追放されたうつけ領主、鑑定スキルで最強の配下たちと共に超大国を創る
瀬戸夏樹
ファンタジー
時は乱世。
ユーベル大公国領主フリードには4人の息子がいた。
長男アルベルトは武勇に優れ、次男イアンは学識豊か、3男ルドルフは才覚持ち。
4男ノアのみ何の取り柄もなく奇矯な行動ばかり起こす「うつけ」として名が通っていた。
3人の優秀な息子達はそれぞれその評判に見合う当たりギフトを授かるが、ノアはギフト判定においてもハズレギフト【鑑定士】を授かってしまう。
「このうつけが!」
そう言ってノアに失望した大公は、ノアを僻地へと追放する。
しかし、人々は知らない。
ノアがうつけではなく王の器であることを。
ノアには自身の戦闘能力は無くとも、鑑定スキルによって他者の才を見出し活かす力があったのである。
ノアは女騎士オフィーリアをはじめ、大公領で埋もれていた才や僻地に眠る才を掘り起こし富国強兵の道を歩む。
有能な武将達を率いる彼は、やがて大陸を席巻する超大国を創り出す。
旧タイトル「僻地に追放されたうつけ領主、鑑定スキルで最強武将と共に超大国を創る」
なろう、カクヨムにも掲載中。
狼になっちゃった!
家具屋ふふみに
ファンタジー
登山中に足を滑らせて滑落した私。気が付けば何処かの洞窟に倒れていた。……しかも狼の姿となって。うん、なんで?
色々と試していたらなんか魔法みたいな力も使えたし、此処ってもしや異世界!?
……なら、なんで私の目の前を通る人間の手にはスマホがあるんでしょう?
これはなんやかんやあって狼になってしまった私が、気まぐれに人間を助けたりして勝手にワッショイされるお話である。
私は5歳で4人の許嫁になりました【完結】
Lynx🐈⬛
恋愛
ナターシャは公爵家の令嬢として産まれ、5歳の誕生日に、顔も名前も知らない、爵位も不明な男の許嫁にさせられた。
それからというものの、公爵令嬢として恥ずかしくないように育てられる。
14歳になった頃、お行儀見習いと称し、王宮に上がる事になったナターシャは、そこで4人の皇子と出会う。
皇太子リュカリオン【リュカ】、第二皇子トーマス、第三皇子タイタス、第四皇子コリン。
この4人の誰かと結婚をする事になったナターシャは誰と結婚するのか………。
※Hシーンは終盤しかありません。
※この話は4部作で予定しています。
【私が欲しいのはこの皇子】
【誰が叔父様の側室になんてなるもんか!】
【放浪の花嫁】
本編は99話迄です。
番外編1話アリ。
※全ての話を公開後、【私を奪いに来るんじゃない!】を一気公開する予定です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
無能と追放された俺の【システム解析】スキル、実は神々すら知らない世界のバグを修正できる唯一のチートでした
夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業SEの相馬海斗は、勇者として異世界に召喚された。だが、授かったのは地味な【システム解析】スキル。役立たずと罵られ、無一文でパーティーから追放されてしまう。
死の淵で覚醒したその能力は、世界の法則(システム)の欠陥(バグ)を読み解き、修正(デバッグ)できる唯一無二の神技だった!
呪われたエルフを救い、不遇な獣人剣士の才能を開花させ、心強い仲間と成り上がるカイト。そんな彼の元に、今さら「戻ってこい」と元パーティーが現れるが――。
「もう手遅れだ」
これは、理不尽に追放された男が、神の領域の力で全てを覆す、痛快無双の逆転譚!
没落ルートの悪役貴族に転生した俺が【鑑定】と【人心掌握】のWスキルで順風満帆な勝ち組ハーレムルートを歩むまで
六志麻あさ
ファンタジー
才能Sランクの逸材たちよ、俺のもとに集え――。
乙女ゲーム『花乙女の誓約』の悪役令息ディオンに転生した俺。
ゲーム内では必ず没落する運命のディオンだが、俺はゲーム知識に加え二つのスキル【鑑定】と【人心掌握】を駆使して領地改革に乗り出す。
有能な人材を発掘・登用し、ヒロインたちとの絆を深めてハーレムを築きつつ領主としても有能ムーブを連発して、領地をみるみる発展させていく。
前世ではロクな思い出がない俺だけど、これからは全てが報われる勝ち組人生が待っている――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる