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運命構築篇
第52話 媚薬の効果
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「落ち着きましたか?」
シノアは腕の中で泣き続けていたリサの涙が止まったことを確認すると、優しい口調で尋ねた。
「ん…でも…つかれた…一緒に寝よ?」
リサは語尾すら忘れ、甘えん坊状態だ。
その破壊力たるや、普段の彼女を知る男達ならば、喀血しその場を血で染めることだろう。
リサに手を引かれ部屋に入るとそこは、なんとも可愛らしいThe女の子といった感じの部屋だった。お察しの通り彼女の部屋である。
シノアがリサの意外な一面に驚いていると、近くにあった薬箱から小瓶を取り出した彼女は中の液体を一気に飲み干し、再びシノアに抱き着いた。
「ケフッ…これで…よく…ねむれ─」
「睡眠薬…かな?僕に抱き着いたまま寝ないでくださいよ…」
やれやれといった感じでリサをベッドに運び、布団をかけるシノア。
離れる訳にもいかないのでそのままベッドに腰掛ると、いつの間にか眠りに落ちてしまった。
◇◇◇
(う、うーん…くすぐったい…)
耳に走る生暖かい感触で目を覚ましたシノアは、自分が横になっていることを感じ取りゆっくりと目を開く。
すると目の前には、妖艶な雰囲気を纏った猫耳美少女…リサがいた。
シノアに馬乗りになり、ピンク色の舌で自らの唇を濡らして誘惑している。
「リ、リリリサさん?!これはいったい─」
「はぁ…はぁ…起きた?もう…だめ…我慢できない…」
荒い吐息と共に舌をシノアの首筋に這わせる彼女は暴力的な程の色気を放っていた。
男ならば─いや、性別に関係なく彼女の魅力に抗うことができるものなどいないだろう。
「り、リサさん?!す、すこし落ち着きましょう。すこ─ふぐっ?!」
「ちゅっ…んっ…んちゅ…はむっ…んぁ…」
官能的な声を出しながらシノアの口内に舌を侵入させ絡ませるリサ。
女性経験皆無の上、性教育もまともに受けていないシノアにはどうしたらいいか分からず、リサのされるがままだ。
「プハァ…り、リサさん頼むからおちつ─んむっ?!」
「はむっ…ちゅ…はぁっ…んっ…」
一度シノアの口から離れるもまたすぐにシノアに密着し、糸を引く唾液纏わせた舌を侵入させる。
何度かそれを繰り返すと満足したのか、シノアから身体を離した。
しかし、キスをやめたかと思うとシノアの上に乗ったまま、とうとう服を脱ぎ始めた。
「り、リサさん?!なにして─」
「おねがい…みて…はぁ…したい…したいよぉ…」
普段のいたずらっ子のような彼女はすっかりなりを潜め、暴力的なほど性的な魅力を放つ少女になっていた。
リサはぶかぶかだったTシャツを脱ぎ捨て、華奢な上半身をシノアに晒す。
一方シノアは両手で目をしっかりと覆い、見ないようにしていた。
お約束を無視して指の隙間も作っていない。
「り、リサさん!落ち着いて、落ち着くのです!」
「だめっ…もう…む…り…」
しかし、制止を無視しリサは暴走する。
シノアの右手を顔から引き剥がし、自分の胸に当てさせたのだ。
彼の手に小さくもしっかりとした柔らかい感触が伝わる。
「り、リリリサさん?!な、なにしてるんですか?!」
「はぁ…ちっちゃいけど…ちゃんと…あるの…はぁ…どう…?」
普通の男であればこの時点で理性は大気圏を突破して宇宙の彼方へ消え去っているのだろうが、あいにく彼は普通ではない。
こんな状態でさえ、どうやってリサを止めるかしか頭になかった。
(ど、どうしよう…リサさん、どう考えても様子がおかしい…もしかして寝る前に飲んだあの液体…)
ひとつの可能性にいきついたシノアは、ゆっくりと目を開け机の上に注目した。
そこにはリサが眠る前に飲んだ小瓶が置いてあったが、残念ながら薬品の名前までは見えなかった。
シノアが歯噛みしていると再びリサによって口を塞がれる。
リサはいつの間にか部屋着のショートパンツも脱いでおり、可愛らしいリボンの付いたショーツをシノアの腰辺りに密着させていた。
そして、シノアと目が合うと妖艶な笑みを浮かべその手をシノアの顔、胸、腰へと這わせる。
どこへ手を伸ばそうとしているかは明白だ。
シノアはリサの暴走にもう手段は選んでいられないと魔法を行使する。
「“雷電麻痺!”」
シノアの手から放たれた電撃を受け、リサは体を弓ぞりに反らせるとそのままシノアの上にパタリと倒れ込んだ。
もちろん気絶しているだけである。
「はぁ…はぁ…あ、あぶなかった…」
リサを上から下ろすと一息ついて、シノアは机の上にある小瓶の中身を確認する。
「なっ…こ、これ…超強力な媚薬じゃないか…」
そう、リサが飲んだのは媚薬だったのだ。
しかもドクロマーク付きの。
その薬は人体に入ると脳の下垂体に作用して、ステロイドホルモンの一種である性ホルモンを大量に分泌させ人を興奮状態にさせる、ある意味毒とも言えるものだ。
意識が曖昧だった彼女はそれを睡眠薬と間違えて飲んでしまったのだ。
あれだけの興奮状態に陥ったのも頷ける。
「ふぅ…とりあえず…身体洗おう…」
シノアは身体についたリサの唾液や愛液を洗い流すためもう一度風呂に入るため部屋をあとにした。
◇◇◇
「うにゅ…んんっ…」
静寂な部屋に少女の甘美な声色が響く。
疲れ果て眠っていたリサがようやく目を覚ましたのだ。
上半身を起こし寝ぼけ眼を手でこする彼女はかつてないほど魅力的だ。
そんな彼女に優しく声をかける少年が1人─シノアだ。
「おはようございます。体は大丈夫ですか?」
その声に気付いたリサは、目を擦るのをやめ手を下ろした。
そして、自分の格好に気付くと顔を青ざめさせ、机に目を向け小瓶を凝視する。
そこには寝る前に飲んだ睡眠薬の小瓶─ではなく、劇薬指定しておいた媚薬が空の状態で置かれていた。
自分がほぼ全裸状態でシノアの外套を着ていること、媚薬の瓶が空になっていること、自分の下着が汗以外の何かで濡れていること、これらのことからリサは全てを察し、恥ずかしさのあまり布団に潜った。
「あ、あのリサさん?」
「お願いだからやめてほしいっす…何も言わずにそっとしておいてほしいっす…」
シノアはシーツを被りベッドの上でいじける彼女を慰めながらベットに腰掛けた。
ゆっくりとシーツ越しに彼女の頭に手を乗せ、そっと撫でた。
「大丈夫ですよ。薬のせいってのもありますし僕は全然気にしてませんから。それに、その…可愛かった…ですよ?」
最後の一言は余計だったかもしれないと若干後悔しなから、リサの頭を撫でるシノア。
するとリサはシーツ越しに手を口元まで持っていくと甘噛みした。
「いてっ」
「変なこと言った罰っす。女の子を変に期待させるようなこと言っちゃダメっすよ」
その言葉と共にシーツから頭を出すと、微かに染めた頬にシノアの手を当て噛んだ部分を優しく舐める。
シーツの間から小さな膨らみをのぞかせ、頭の上の猫耳をペタンとさせている彼女の姿は殺人的に魅力的だ。
普段の彼女を知るものが今の姿を見たとしたら、集中豪雨的な血の雨を降らせることだろう。
その姿にシノアも少しだけ緊張を覚え胸を高鳴らせた。
シノアの緊張を悟ったリサは指を舐めるのをやめると、シノアをベッドに座らせシーツを肩まで下ろし迫る。
「…きょーちゃんがしたいなら…私はいいんすよ?」
「きょ、きょーちゃん?」
いつの間にか付けられていたあだ名に戸惑いながら、リサの言葉の意味を考えるシノア。
そう、彼はリサが一体何を望んでいるのかわかっていない。
鈍感を通り越しもはやバカの域に達しているのではなかろうか。
どう答えるべきかシノアが考えていると待ちきれなくなったのかリサが動いた。
シノアの額に軽いキスをし、目を合わせて少し恥ずかしそうに言葉を発する。
「やっぱりダメっすね。弟の面影を感じて甘えたと思ったら、突然男女の仲になろうなんて都合よすぎっすね」
その言葉はシノアをさらに混乱させ考え込ませた。そんなシノアを無視してリサは言葉を続ける。
「それに弟と似てるきょーちゃんとやっちゃったら擬似的な近親相姦になっちゃうっす」
いつものいたずらっ子のような笑みを浮かべるとリサはシノアの外套を羽織ったまま風呂場へと向かっていった。
一人残されたシノアはリサの言葉の意味を考えベッドの上で胡座をかく。
「男女の仲…とはいったい…」
…このままでは彼は一生童貞のままだろう。
シノアは腕の中で泣き続けていたリサの涙が止まったことを確認すると、優しい口調で尋ねた。
「ん…でも…つかれた…一緒に寝よ?」
リサは語尾すら忘れ、甘えん坊状態だ。
その破壊力たるや、普段の彼女を知る男達ならば、喀血しその場を血で染めることだろう。
リサに手を引かれ部屋に入るとそこは、なんとも可愛らしいThe女の子といった感じの部屋だった。お察しの通り彼女の部屋である。
シノアがリサの意外な一面に驚いていると、近くにあった薬箱から小瓶を取り出した彼女は中の液体を一気に飲み干し、再びシノアに抱き着いた。
「ケフッ…これで…よく…ねむれ─」
「睡眠薬…かな?僕に抱き着いたまま寝ないでくださいよ…」
やれやれといった感じでリサをベッドに運び、布団をかけるシノア。
離れる訳にもいかないのでそのままベッドに腰掛ると、いつの間にか眠りに落ちてしまった。
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(う、うーん…くすぐったい…)
耳に走る生暖かい感触で目を覚ましたシノアは、自分が横になっていることを感じ取りゆっくりと目を開く。
すると目の前には、妖艶な雰囲気を纏った猫耳美少女…リサがいた。
シノアに馬乗りになり、ピンク色の舌で自らの唇を濡らして誘惑している。
「リ、リリリサさん?!これはいったい─」
「はぁ…はぁ…起きた?もう…だめ…我慢できない…」
荒い吐息と共に舌をシノアの首筋に這わせる彼女は暴力的な程の色気を放っていた。
男ならば─いや、性別に関係なく彼女の魅力に抗うことができるものなどいないだろう。
「り、リサさん?!す、すこし落ち着きましょう。すこ─ふぐっ?!」
「ちゅっ…んっ…んちゅ…はむっ…んぁ…」
官能的な声を出しながらシノアの口内に舌を侵入させ絡ませるリサ。
女性経験皆無の上、性教育もまともに受けていないシノアにはどうしたらいいか分からず、リサのされるがままだ。
「プハァ…り、リサさん頼むからおちつ─んむっ?!」
「はむっ…ちゅ…はぁっ…んっ…」
一度シノアの口から離れるもまたすぐにシノアに密着し、糸を引く唾液纏わせた舌を侵入させる。
何度かそれを繰り返すと満足したのか、シノアから身体を離した。
しかし、キスをやめたかと思うとシノアの上に乗ったまま、とうとう服を脱ぎ始めた。
「り、リサさん?!なにして─」
「おねがい…みて…はぁ…したい…したいよぉ…」
普段のいたずらっ子のような彼女はすっかりなりを潜め、暴力的なほど性的な魅力を放つ少女になっていた。
リサはぶかぶかだったTシャツを脱ぎ捨て、華奢な上半身をシノアに晒す。
一方シノアは両手で目をしっかりと覆い、見ないようにしていた。
お約束を無視して指の隙間も作っていない。
「り、リサさん!落ち着いて、落ち着くのです!」
「だめっ…もう…む…り…」
しかし、制止を無視しリサは暴走する。
シノアの右手を顔から引き剥がし、自分の胸に当てさせたのだ。
彼の手に小さくもしっかりとした柔らかい感触が伝わる。
「り、リリリサさん?!な、なにしてるんですか?!」
「はぁ…ちっちゃいけど…ちゃんと…あるの…はぁ…どう…?」
普通の男であればこの時点で理性は大気圏を突破して宇宙の彼方へ消え去っているのだろうが、あいにく彼は普通ではない。
こんな状態でさえ、どうやってリサを止めるかしか頭になかった。
(ど、どうしよう…リサさん、どう考えても様子がおかしい…もしかして寝る前に飲んだあの液体…)
ひとつの可能性にいきついたシノアは、ゆっくりと目を開け机の上に注目した。
そこにはリサが眠る前に飲んだ小瓶が置いてあったが、残念ながら薬品の名前までは見えなかった。
シノアが歯噛みしていると再びリサによって口を塞がれる。
リサはいつの間にか部屋着のショートパンツも脱いでおり、可愛らしいリボンの付いたショーツをシノアの腰辺りに密着させていた。
そして、シノアと目が合うと妖艶な笑みを浮かべその手をシノアの顔、胸、腰へと這わせる。
どこへ手を伸ばそうとしているかは明白だ。
シノアはリサの暴走にもう手段は選んでいられないと魔法を行使する。
「“雷電麻痺!”」
シノアの手から放たれた電撃を受け、リサは体を弓ぞりに反らせるとそのままシノアの上にパタリと倒れ込んだ。
もちろん気絶しているだけである。
「はぁ…はぁ…あ、あぶなかった…」
リサを上から下ろすと一息ついて、シノアは机の上にある小瓶の中身を確認する。
「なっ…こ、これ…超強力な媚薬じゃないか…」
そう、リサが飲んだのは媚薬だったのだ。
しかもドクロマーク付きの。
その薬は人体に入ると脳の下垂体に作用して、ステロイドホルモンの一種である性ホルモンを大量に分泌させ人を興奮状態にさせる、ある意味毒とも言えるものだ。
意識が曖昧だった彼女はそれを睡眠薬と間違えて飲んでしまったのだ。
あれだけの興奮状態に陥ったのも頷ける。
「ふぅ…とりあえず…身体洗おう…」
シノアは身体についたリサの唾液や愛液を洗い流すためもう一度風呂に入るため部屋をあとにした。
◇◇◇
「うにゅ…んんっ…」
静寂な部屋に少女の甘美な声色が響く。
疲れ果て眠っていたリサがようやく目を覚ましたのだ。
上半身を起こし寝ぼけ眼を手でこする彼女はかつてないほど魅力的だ。
そんな彼女に優しく声をかける少年が1人─シノアだ。
「おはようございます。体は大丈夫ですか?」
その声に気付いたリサは、目を擦るのをやめ手を下ろした。
そして、自分の格好に気付くと顔を青ざめさせ、机に目を向け小瓶を凝視する。
そこには寝る前に飲んだ睡眠薬の小瓶─ではなく、劇薬指定しておいた媚薬が空の状態で置かれていた。
自分がほぼ全裸状態でシノアの外套を着ていること、媚薬の瓶が空になっていること、自分の下着が汗以外の何かで濡れていること、これらのことからリサは全てを察し、恥ずかしさのあまり布団に潜った。
「あ、あのリサさん?」
「お願いだからやめてほしいっす…何も言わずにそっとしておいてほしいっす…」
シノアはシーツを被りベッドの上でいじける彼女を慰めながらベットに腰掛けた。
ゆっくりとシーツ越しに彼女の頭に手を乗せ、そっと撫でた。
「大丈夫ですよ。薬のせいってのもありますし僕は全然気にしてませんから。それに、その…可愛かった…ですよ?」
最後の一言は余計だったかもしれないと若干後悔しなから、リサの頭を撫でるシノア。
するとリサはシーツ越しに手を口元まで持っていくと甘噛みした。
「いてっ」
「変なこと言った罰っす。女の子を変に期待させるようなこと言っちゃダメっすよ」
その言葉と共にシーツから頭を出すと、微かに染めた頬にシノアの手を当て噛んだ部分を優しく舐める。
シーツの間から小さな膨らみをのぞかせ、頭の上の猫耳をペタンとさせている彼女の姿は殺人的に魅力的だ。
普段の彼女を知るものが今の姿を見たとしたら、集中豪雨的な血の雨を降らせることだろう。
その姿にシノアも少しだけ緊張を覚え胸を高鳴らせた。
シノアの緊張を悟ったリサは指を舐めるのをやめると、シノアをベッドに座らせシーツを肩まで下ろし迫る。
「…きょーちゃんがしたいなら…私はいいんすよ?」
「きょ、きょーちゃん?」
いつの間にか付けられていたあだ名に戸惑いながら、リサの言葉の意味を考えるシノア。
そう、彼はリサが一体何を望んでいるのかわかっていない。
鈍感を通り越しもはやバカの域に達しているのではなかろうか。
どう答えるべきかシノアが考えていると待ちきれなくなったのかリサが動いた。
シノアの額に軽いキスをし、目を合わせて少し恥ずかしそうに言葉を発する。
「やっぱりダメっすね。弟の面影を感じて甘えたと思ったら、突然男女の仲になろうなんて都合よすぎっすね」
その言葉はシノアをさらに混乱させ考え込ませた。そんなシノアを無視してリサは言葉を続ける。
「それに弟と似てるきょーちゃんとやっちゃったら擬似的な近親相姦になっちゃうっす」
いつものいたずらっ子のような笑みを浮かべるとリサはシノアの外套を羽織ったまま風呂場へと向かっていった。
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